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こんにちは!
エネルギーETFの上昇を期待する
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
2022年には大きく下落した米国市場ですが、思うような資金運用ができていない投資家さんはハイテク株の比率が高すぎるのかも知れません。
ハイテク株を多く含んだNASDAQは暴落し、S&P500も歴史的な下落をしています。そんな相場で爆上げしているセクターETFがあるって知っていますか?
2022年にもっとも大きく上昇したのはエネルギーセクターです。
そこで今回の記事では、おすすめのエネルギーセクターETFの徹底比較と、エネルギーセクターが値上がりする理由について解説をしていきたいと思います。
【2023年】おすすめエネルギーセクターETF徹底比較

【値上がり期待】おすすめエネルギーセクターETFは『VDE・XLE・XOP・IYE』の4銘柄です。
それぞれの特徴を【概要】【過去リターン】【組入銘柄】【チャート比較】に分けて比較解説していきます。
おすすめエネルギーETF【概要】比較
おすすめエネルギーETFの概要比較を一覧表にしました。
ティッカー | VDE | XLE | XOP | IYE |
---|---|---|---|---|
名称 | バンガード 米国エネルギー セクターETF | エネルギーセレクト セクターSPDR ファンド | SPDR S&P 石油・ガス 探査・生産ETF | iシェアーズ U.S. エネルギーETF |
運用会社 | バンガード | ステートストリート | ステートストリート | ブラックロック |
設定日 | 2004/09/23 | 1998/12/16 | 2006/06/19 | 2000/06/12 |
純資産額 | 80.58億ドル | 390.45億ドル | 44.24億ドル | 21.76億ドル |
経費率 | 0.10% | 0.10% | 0.35% | 0.39% |
分配率 | 4.67% | 4.07% | 2.98% | 3.68% |
ベンチマーク | MSCI US インベスタブル マーケット・エネルギー 25/50インデックス | エネルギー セレクト セクター指数 | S&P石油ガス 探査生産 セレクト・インデックス | ダウジョーンズ U.S. 石油ガス インデックス |
経費率はVDEとXLEが安いですね。分配金はVDEやXLEは4%を超えており、高配当と言えるでしょう。

もはや高配当ETFのVYMを超えとる
エネルギーETF【過去リターン】比較
おすすめエネルギーETFの過去リターンを確認してみます。
ティッカー | VDE | XLE | XOP | IYE |
---|---|---|---|---|
1年リターン | 46.69% | 48.49% | 26.04% | 45.38% |
3年リターン | 17.60% | 17.63% | 12.96% | 16.11% |
5年リターン | 6.64% | 7.61% | -1.81% | 6.13% |
4銘柄ともに1年リターンは凄まじいものがありますね。少し前までは1年で+80%の上昇をしていました。
直近5年にまでさかのぼるとリターンはイマイチだったことがわかります。これについては、後ほど触れていきます。
エネルギーETF【組入銘柄】比較
おすすめエネルギーETFの上位組入銘柄には、どのような違いがあるのでしょうか?
VDE | XLE | XOP | IYE |
---|---|---|---|
XOM (エクソン・モービル) | XOM (エクソン・モービル) | PBF (PBFエナジー) | XOM (エクソン・モービル) |
CVX (シェブロン) | CVX (シェブロン) | HES (ヘス) | CVX (シェブロン) |
COP (コノコ・フィリップス) | SLB (シュルンベルジュ) | VLO (バレロ・エナジー) | COP (コノコ・フィリップス) |
EOG (EOGリソーシズ) | COP (コノコ・フィリップス) | PXD (パイオニア・ナチュラル・リソーシズ) | EOG (EOGリソーシズ) |
SLB (シュルンベルジュ) | EOG (EOGリソーシズ) | MPC (マラソン・ペトロリアム) | SLB (シュルンベルジュ) |
VDE、XLE、IYEの上位はエクソンモービルとシェブロンで、そのシェアは40%程度です。

XOPだけが特徴的やね
組入銘柄数も多いんやな
エネルギーETF【チャート】比較
おすすめエネルギーETFの直近2年(2021年1月~2022年12月)のチャート比較です。
VDE(赤)+128%、XLE(青)+126%、XOP(緑)+121%、IYE(黄)+124%です。4銘柄とも同様の値動きをしていますが、4銘柄ともに+100%超えのリターンを叩き出しています。
2年でほぼ変わらずのS&P500と比較しても、どれも大きくアウトパフォームしているのがわかります。

地べたを這っているように見えるのが
S&P500の2年チャートよ!
次に、直近5年の比較チャートを見てみましょう。
こうしてみるとS&P500がエネルギーセクターをアウトパフォームしていますが、2022年に入ってからS&P500が下落しているのに対して、エネルギーセクターの上昇が凄まじいのがわかりますね。
ではなぜ、エネルギーセクターがトレンド転換したのでしょうか?
【2023年】値上がりの期待できるエネルギーETF

2022年に入っても値上がりを続けたエネルギーETFですが、なぜ上昇トレンドに転換したのか?今後も値上がりを期待できるのでしょうか?
インフレの高騰やウクライナ情勢が関係しているとは思いますが、まだまだ上昇は続くのでしょうか?
エネルギーセクターが値上がりする理由
エネルギーセクターが値上がりする理由はいくつかあげられます。
そのひとつは、エネルギー需給バランスのひっ迫です。
2021年より米国のインフレ率は上昇し、コモディティ価格は上昇してきました。特に原油に関しては需給バランスのひっ迫により価格を上昇させていたところに、ウクライナ情勢が追い打ちをかけました。OPECも増産には協力的ではなく、米国も貯蔵エネルギーを放出するも需要に応えることはできないようです。西側諸国のロシアへの経済制裁により更にエネルギー価格はまだ上昇が予想されています。
もうひとつの理由は、金利上昇への危機感です。
コロナバブルの要因のひとつに、FRBによるゼロ金利政策があげられます。これは、超低金利を背景としたマーケットは、大きなリスクをとって大きなリターンを狙う投資家が増えることを表します。一方で、金利が上昇すると、大きなリスクをとってまでリターンを狙わずに、低リスクで預金をしたり、国債やバリュー株に投資する投資家が増えます。
つまり、金利が上昇するとハイテク株は売られ、下落トレンドに入ることとなります。
多くの投資家は、利上げやQTによるハイテク株の暴落を避けるべく、リスクの小さいオールドエコノミーのバリュー株に資金移動をはじめます。エネルギーセクターは熟成企業が多いため、バリュー株投資家に好まれる傾向にあります。
エネルギーETFをけん引する株価の値動き
エネルギーETFをけん引しているのは、エネルギー株の代表ともいえるエクソンモービルとシェブロンです。
では、この2銘柄の直近1年(2022年)のチャートを見ていましょう。
2022年はS&P500が▲19%下落しているのに対して、エクソンモービル(XOM)は+65%上昇、シェブロン(CVX)は+44%の上昇をしています。

2022年はエネルギーに投資しとったら
大勝ちした年やったな
直近1年のS&P500ヒートマップを見ても、ハイテク株や半導体、一般消費財や金融が大きく売られているのに対して、エネルギー銘柄が大きく上昇していることがわかります。

他にもヘルスケアや資本財、生活必需品といったバリュー株に資金が流入していることがわかります。
2023年おすすめのエネルギーETFはVDEとXLE

ここまではエネルギーETFの比較や、エネルギー株の値上がりする理由を見てきました。では、実際におすすめのエネルギーETFはと言うと、おそらくみなさんと同じ意見です。
筆者のおすすめはVDEとXLEです。理由は単純で、経費が安くてリターンが大きいからです。
また、大型株のエクソンモービルとシェブロンの比率が大きく安定感もあります。同時にインカムゲインも狙えますね。
不労所得の代名詞でもある『高配当株』への投資は、高配当ETFのVYMやHDV、SPYDなどが有名ですが、VDEやXLEの分配金も高配当ETFに負けず劣らずの高配当です。
その他のセクターETF
米国ETFは多岐にわたり数多く存在します。
人気のインデックス投資に適したVT(全世界株式)、VTI(全米株式)、VOO(S&P500)などは広く分散されたボラティリティの低いETFと言えます。
対してテーマ型ETFは多様に渡り、近年ではロボットや宇宙、バイオやドローンのような最新技術へのETFなども人気があります。
その中でも大きく『セクター』と呼ばれる区分された分野に投資するETFをセクターETFと呼びます。
米国株におけるセクターとは
米国株におけるセクターとは、大きく11セクターほどに分けられています。
今回、解説したエネルギーセクターETFの他にも興味があったら、記事を読んでみて下さい。

それぞれに解説記事の
リンクを貼ってあるわ!
2023年おすすめエネルギーセクターETFまとめ

おすすめエネルギーセクターETFをまとめます。
2023年もエネルギーセクターに注目
・2022年の上昇トレンド継続期待
・おすすめのエネルギーETFはVDEとXLE
・VDEとXLEはリターンが大きく経費が最安
・エネルギーETFはインカムゲインも狙える
今エネルギーETFにエントリーすると、インカムゲインとキャピタルゲインの両方を狙うことができ、資産形成をするには非常に効率的かと思われます。
石油サービスETFのOIHも大注目です。
米国ETFに興味がある人は、まとめ記事がありますので参考にしてみて下さい。
投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。

最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
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