・おすすめの米国ETFを知りたい
・2023年の注目ETFを知りたい
・生活必需品セクターETFについて知りたい
・生活必需品セクターETFの比較をしたい
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こんにちは!
上昇セクターを探している
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
2022年には大きく下落した米国市場ですが、2023年にも高水準な政策金利によって景気後退懸念が高まっています。
特にリスクの高いハイテク株やグロース株などは、更なる株安が予測されています。
現在のような逆金融相場においてハイリスクなセクターは人気がなくなり、人々の生活に必要とされるヘルスケアセクターや生活必需品セクターに注目が集まるようです。
そこで今回の記事では、生活必需品セクターETFについて解説していきたいと思います。
テーマ型ETFとは

テーマ型ETFとは、広いセクターに分散された一般的なインデックスファンド(VTIやVOOなど)とは異なり、偏ったセクターに投資をするETFのことです。
テーマ型ETFは多様に渡り、近年ではロボットや宇宙、バイオやドローンのような最新技術へのETFなども人気があります。

ハイリスクなキラキラ銘柄やな
その中でも大きく『セクター』と呼ばれる区分された分野に投資するETFをセクターETFと呼びます。
米国株におけるセクターとは
米国株におけるセクターとは、大きく11セクターほどに分けられています。

それぞれに解説記事の
リンクを貼ってあるわ!
今回注目するのは、この中の『生活必需品セクター』に連動するETFです。
生活必需品セクターETFとは

生活必需品セクターETFとは、名前の通り生活必需品関連銘柄を集めたETFです。
生活していく上で欠かすことのできない品。具体的には、食品・衣類・洗剤・燃料など。

人の生活に密着した
企業の株ってことやな
一般消費財との区別が少し難しいところですが、消費財よりもっと必要に迫られる分野の商品を扱っている企業のことです。
おすすめの生活必需品セクターETF比較

おすすめの生活必需品セクターETFを比較していきますが、今回解説する生活必需品セクターETFは以下の3銘柄です。
おすすめの生活必需品セクターETFは『VDC』『XLP』『KXI』
おすすめの生活必需品セクターETF3銘柄『VDC』『XLP』『KXI』について比較解説していきます。
生活必需品セクターETF概要比較
生活必需品セクターETFの概要を比較していきます。
ティッカー | VDC | XLP | KXI |
---|---|---|---|
銘柄名 | Vanguard Consume Staples ETF | Consumer Staples Select Sector SPDR Fund | iShares Global Consumer Staples ETF |
運用会社 | バンガード | ステート ストリート | ブラックロック |
設立日 | 2004/01/30 | 1998/12/22 | 2006/09/21 |
純資産額 | 67.47億ドル | 173.81億ドル | 15.28億ドル |
ベンチマーク | MSCI US インベスタブル マーケット 一般消費財 インデックス | コンシューマー ステープルズ セレクト セクター指数 | S&Pグローバル1200 生活必需品セクター キャップト インデックス |
経費率 | 0.10% | 0.10% | 0.40% |
分配金 | 3.01% | 2.86% | 1.96% |
XLPがもっとも古く純資産額も大きいですが、経費率はXLPとVDCが最安値です。

分配金はVDCが多いな
生活必需品セクターETF過去リターン比較
生活必需品セクターETFの過去リターンを比較してみます。
ティッカー | VDC | XLP | KXI |
---|---|---|---|
1年リターン | -2.23% | -1.47% | -6.22% |
3年リターン | 8.96% | 8.92% | 5.09% |
5年リターン | 8.35% | 8.52% | 5.01% |
2022年はS&P500が▲19%下落したなかで、生活必需品セクターはわずかなマイナスで耐えています。コロナショックを受けた3年のリターンも8%を超えてしっかりと上昇できていますね。

直近5年も悪くないリターンや
生活必需品セクターETF上位組入れ銘柄比較
生活必需品セクターETFの上位組入れ銘柄の比較をしてみます。
VDC | XLP | KXI |
---|---|---|
PG (P&G) | PG (P&G) | PG (P&G) |
KO (コカ・コーラ) | PEP (ペプシコ) | NESN (ネスレ) |
PEP (ペプシコ) | KO (コカ・コーラ) | PEP (ペプシコ) |
COST (コストコ) | COST (コストコ) | KO (コカ・コーラ) |
WMT (ウォルマート) | MDLZ (モンデリーズ) | WMT (ウォルマート) |
PM (フィリップ・モリス) | PM (フィリップ・モリス) | PM (フィリップ・モリス) |
MDLZ (モンデリーズ) | WMT (ウォルマート) | COST (コストコ) |
MO (アルトリア) | MO (アルトリア) | ULVR (ユニリーバ) |
CL (コルゲート) | CL (コルゲート) | DGE (ディアジオ) |
ADM (アーチャー・ダニエルズ ミッドランド) | EL (エスティローダー) | MDLZ (モンデリーズ) |
VDCとXLPはほぼ変わりませんね。上位には世界的にも有名な銘柄が多く、バリュー株が中心でディフェンシブ銘柄で構成されていることがわかります。

連続増配株がズラリや
生活必需品セクターETFチャート比較
生活必需品セクターETFの直近5年のチャート比較をしていきます。
VDC(赤)とXLP(青)はほぼ同様の値動きをしていますが、KXI(緑)は若干異なったチャートを見せています。
生活必需品セクターETFの今後の展望

生活必需品セクターETFの今後の展望を語る前に、生活必需品セクターがどのような相場で威力を発するのかを見ていきたいと思います。
生活必需品セクターとS&P500の比較
こちらは生活必需品セクターETFのVDC(赤)の設定来(2004年)からのS&P500(青)との比較チャートです。
なんと驚くことに生活必需品セクターのVDCは、長期に渡りS&P500をアウトパフォームしています。コロナバブル相場では一旦S&P500が上回っていますが、その後の下落相場でも底堅い値動きをしています。

地味やけど底堅い
生活必需品セクターは暴落に強い
生活必需品セクターはディフェンシブ銘柄が多いことから、暴落に強いと同時に経済の停滞期にも底堅く上昇を続けることがわかります。
こちらが2008年のリーマンショック前後を切り取った比較チャートですが、生活必需品セクターETFのVDCは+30%とS&P500の▲4%をアウトパフォームしていることが見て取れます。
ディフェンシブな生活必需品セクターは暴落に強い実績があります。
米国の市場は鈍化していく
2022年は大きく株価を下げた米国市場ですが、2023年も引き続き軟調相場が予想されます。インフレを抑え込むために政策金利は高水準を維持することで、米国の市場は鈍化せざるを得ません。
軟調な相場が続くことが予想される状況下では、生活必需品セクターの底堅い特性が発揮されることが期待されています。
おすすめの生活必需品セクターETFまとめ

おすすめの生活必需品セクターETFをまとめます。
◎米国の代表的なセクターは11種類
・生活必需品セクターはディフェンシブなバリュー株が多い
◎おすすめの生活必需品セクターETFは3銘柄
・VDC・XLP・KXI
・VDCの経費が最安値
・KXIは経費率が高め
◎生活必需品セクターは暴落に強い
・生活必需品セクターは業績相場に強い
◎2023年以降も米国市場は成長鈍化する
◎これからは生活必需品セクターは延びる可能性がある

やっぱり経費が最安値の
VDCが良く見えるな
セクターETFは、広く分散されたVTIやVOOと比較すると、ボラティリティの高い銘柄になります。急成長することもあれば、株価が停滞することもあります。
投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。
米国ETFに興味がある人は、まとめ記事がありますので参考にしてみて下さい。

最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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