・コモディティの種類
・おすすめのコモディティETF
・コモディティETFの比較
・コモディティ価格上昇の理由
・コモディティ投資のデメリット
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こんにちは!
米国のインフレに危機感を感じる
『ここ屋』よ!
2022年の米国市場は大きく下落しました。上昇するインフレにウクライナ情勢が追い打ちを掛け、歴史的に高水準な価格上昇が続きました。
インフレ抑制のためにFRBは政策金利を急激に引き上げたことが、株式市場に大きな打撃を与えました。
このような不安定な状況下で、底堅い値上がりをしているのがコモディティです。
そこで今回の記事では、2023年米国株注目のコモディティETFにスポットを当て、おすすめETFの比較解説をしていきたいと思います。
コモディティとは

コモディティとは、日常生活では聞きなれない言葉だと思います。投資をしていれば耳にすることもあるかと思いますが、知らない人のために簡単に解説しておきましょう。
コモディティとは一般に商品のことを指す言葉です。コモディティ投資とは、商品先物市場で取引される商品に投資することです。
ではそのコモディティ(商品)には、どのような種類のものがあるのでしょうか?
コモディティの種類
コモディティの種類とは、一般には以下のようなものがあります。
・エネルギー(原油・ガソリン・天然ガスなど)
・貴金属(金・プラチナ・銀など)
・穀物(大豆・トウモロコシ・小麦など)
貴金属への投資は、金への投資がもっともポピュラーです。金に投資できるゴールドETFは、以前にこちらで解説しています。
では、金以外のコモディティへ投資できるETFには、どのようなものがあるのでしょうか?
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米国株おすすめコモディティETFは『GSG・DBC・DBA』

おすすめコモディティETFは『GSG・DBC・DBA』の3銘柄です。それぞれの特徴を【概要】【過去リターン】【構成セクター】【チャート比較】に分けて比較解説していきます。

こちらの3銘柄については
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2023年おすすめコモディティETF【概要】比較
おすすめコモディティETFの概要比較を確認してみましょう。
ティッカー | GSG | DBC | DBA |
---|---|---|---|
名称 | iシェアーズS&P GSCIコモディティ インデックス・トラスト | インベスコDB コモディティ・インデックス トラッキング・ファンド | インベスコDB アグリカルチャー ファンド |
運用会社 | ブラックロック | インベスコ | インベスコ |
設定日 | 2006/07/21 | 2006/02/03 | 2007/01/05 |
純資産額 | 11.44億ドル | 24.94億ドル | 10.45億ドル |
経費率 | 0.75% | 0.87% | 0.91% |
分配率 | 0% | 0.62% | 0.49% |
ベンチマーク | S&P GSCI トータルリターン インデックス | DBIQ Optimum Yield Diversified コモディティ インデックス | DBIQ 分散型 農業指数 |
コモディティETFは、分配金が少ないことが特徴のひとつです。また、インデックスファンドに比べると経費率は少し高めですね。
おすすめコモディティETF【過去リターン】比較
おすすめコモディティETFの過去リターンを確認してみましょう。
ティッカー | GSG | DBC | DBA |
---|---|---|---|
1年リターン | 14.68% | 12.61% | 4.62% |
3年リターン | 6.45% | 13.70% | 8.39% |
5年リターン | 3.79% | 7.85% | 1.25% |
S&P500が▲19%下落、ナスダックが▲30%以上も下落している期間で、コモディティETFは大きなプラスリターンを叩き出しています。
おすすめコモディティETF【チャート】比較
直近2年(2021年1月~2022年12月)のチャート比較を確認してみましょう。
2022年の開始と共に下落しているS&P500(黄色)を横目に、GSG(赤)とDBC(青)、DBA(緑)が爆上げしているのがわかります。
・GSG…+61%
・DBC…+60%
・DBA…+21%
・SPY…+1%
2023年なぜコモディティ価格が上昇するのか?

2023年なぜコモディティ価格が上昇するのかと言うと、理由はいくつかあります。また、これらの理由が重なることで急激な上昇が期待されています。
・インフレの高止まりへの懸念
・地政学リスク
・購買意欲の上昇による消費拡大
インフレの高止まりへの懸念
インフレ懸念が、コモディティ価格上昇の最大の要因です。ではなぜ、インフレがコモディティ価格を押し上げるのでしょうか?
理由は単純で、インフレ(物価上昇)時には実物資産の価格も上昇するからです。一方で、現金の価値は下落すると言っていいので、投資家の資金は自然とコモディティへ流れ込みます。
人件費の高止まりや住宅価格の上昇は根強く残る性質がありますから、すぐにはインフレ沈下にはつながらない可能性があります。高インフレが抑制されない限り、コモディティ価格が続伸する公算は高いです。
終わらない地政学リスク
長期化が懸念されるウクライナ情勢ですが、西側諸国によるロシアへの経済制裁は強まるばかりです。すでに高騰しているエネルギー価格ですが、今後もロシアからの供給網を絶つ制裁が強化されるようですから、原油や天然ガスの価格は一段と高くなる可能性があります。
当然、ロシア、ウクライナ両国の穀物の輸出も期待できませんから、農作物の需給のひっ迫が更にインフレを助長させています。まだまだコモディティの上昇幅は大きいように感じます。

ロシアへの経済制裁は長引きそうやな
購買意欲の上昇による消費拡大
購買意欲の上昇による消費拡大は、結果的にモノ(コモディティ)の値段を押し上げます。
インフレが続伸する中でも米国民の消費意欲は衰えることなく、ミシガン大学の消費者信頼感指数も予想を超える強い数値を発表しています。

足元の急激なインフレの影響で2022年6月には一旦冷めた消費意欲も、再び上昇に転じています。コロナで押さえつけられてきた消費者による購買意欲は、今後はモノへの消費に転嫁されます。
まだまだ需給バランス的にも、コモディティ価格上昇の余地は残されているようです。
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コモディティ投資のデメリット

コモディティ投資へのデメリットについても紹介しておきます。
・分配金がない(キャピタルゲインのみ)
・政治や為替の影響を受けやすい
・災害・天候に影響を受けやすい
通常のETFですと分配金があります。高配当ETFなどは4%以上のものもありますが、コモディティETFには分配金が出ないというデメリットがあります。

保有しているだけでは赤字やな
また、コモディティの価格は、政治や為替、災害や天候などに影響を受けやすいと言った特徴があります。これを予測するのは非常に困難なため、コモディティ投資のデメリットと言えます。
2023年米国株おすすめコモディティETFまとめ

2023年米国株おすすめコモディティETFのまとめをします。
・コモディティとは物(商品)のこと
・そのカテゴリーはエネルギー・貴金属・穀物に分類される
・おすすめコモディティETFは『GSG・DBC・DBA』
・コモディティ価格は今後上昇の期待が高まる
・コモディティ価格上昇の理由は3つ
・インフレの高止まり、地政学リスク、購買意欲の上昇
・コモディティ投資にはデメリットもある
今回紹介したコモディティETFは、どれも素晴らしいリターンを出しています。中でも、コモディティ全般に分散されていて、経費率も比較的安いGSGがおすすめかと思います。
投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。
*SBI証券では、現在コモディティETFの取引を休止しています。IG証券ならコモディティETFを購入することができます。
米国ETFに興味がある人は、まとめ記事がありますので参考にしてみて下さい。

最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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