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こんにちは!ポートフォリオに
コモディティは必要だと考える
『ここ屋』よ!
2023年は株式市場にとって素晴らしい年になりましたが、2024年にはその反動で下落相場が来るとも考えられています。
前例として2022年は株式が大きく打撃を受けた米国市場ですが、そんな市場の中でも高騰していた相場がありました。
それがコモディティです。
金利が下がり株式や債券などのリスクプレミアムが減少することで、投資家の資金はコモディティに集まります。
これを投資のチャンスと捉えたいところですが、原油や穀物は中東の不安定な情勢によって期待はできません。
また、金(ゴールド)に関しては、着実に価格を切り上げており良いリスクヘッジとなっているようです。
さらに最近では金(ゴールド)よりも、銀(シルバー)の方が投資妙味がありそうに見えます。
そこで今回の記事では、【SLV】銀(シルバー)に投資できるETFについて解説していきたいと思います。
【SLV】銀(シルバー)に投資できるETF徹底解説
銀(シルバー)に投資をする場合、現物や先物、CFDなどで取引することもできますが、ETFで投資をするといった方法があります。
今回は銀(シルバー)に投資できる米国ETFのSLVについて解説していきます。
【SLV】銀(シルバー)に投資できるETF
SLVの概要については以下の通りです。
ティッカー | SLV |
---|---|
運用会社 | ブラックロック |
設定日 | 2006/04/28 |
時価総額 | 99.81億ドル |
ベンチマーク | 銀価格 |
経費率 | 0.50% |
分配金 | ー |
金(ゴールド)同様にコモディティには分配金がありませんので、保有しているだけでマイナスになってしまうんですね。
経費率も少し高めで、相場のうねりをとるといった短期投資に向いているようです。
銀(シルバー)の変動率は金(ゴールド)より大きい
昔から『有事の金』と言われるように、インフレ時には金(ゴールド)の価格が上昇します。同様にコモディティの銀(シルバー)の変動率は、金(ゴールド)より大きいとされています。
こちらはコロナショックの大底からの銀(シルバー)と金(ゴールド)のチャート比較です。
金(ゴールド)が+35%上げているのに対して、銀(シルバー)が+82%と大きく上昇しています。
伸びしろは銀(シルバー)の方が大きい
コモディティへの投資と言えば、銀(シルバー)よりも金(ゴールド)の方がメジャーですが、現在の金と銀の価格を眺めると、銀(シルバー)の方が伸びしろが大きいと言えます。
直近1年で金(ゴールド)は11%ほどの上昇をしていますが、銀(シルバー)はほぼリターン0の水準にあります。
今後もコモディティの上昇が続くようなら、銀(シルバー)の方が伸びしろが大きいと考えられます。
銀(シルバー)価格の変動要因
銀(シルバー)価格は今後の上昇が期待できるかについて検証するにあたり、銀(シルバー)価格の変動の要因について見ていきます。
銀(シルバー)価格は今後も上昇が期待できるか
現在の市場と照らし合わせてみると、インフレによりドルの価値が低下し、各国の債券は超低金利時代、政治・経済は不安定、原油を含んだエネルギー価格は上昇と、銀(シルバー)が上昇する条件は揃っています。
銀(シルバー)は株式市場と逆相関
銀(シルバー)だけでなく金(ゴールド)を含んだコモディティは、株式市場と逆相関の関係にある場合が多くあります。
株式市場に不安材料が多い場合に、リスクヘッジのためにコモディティに投資資金が流れることが要因です。
銀(シルバー)とS&P500のチャートを切り取ってみると、概ね逆相関にあることがわかります。
今後、株式市場の下落を予想するのであれば2024年には、銀(シルバー)の上昇にも期待が持てそうです。
銀(シルバー)に投資するデメリット
銀(シルバー)に投資するデメリットについても言及しておきます。
・価格が安定していて高騰しにくい
・短期で利益になりにくい
・配当や利子がない
・保有しているだけで経費がかかる
銀(シルバー)には、資産を生み出すインカムゲインはありません。また、保有しているだけで経費がかかることから、資産ではなく負債と考える傾向すらあります。
価格変動に関しては、2011年から2020年ころまでは銀価格は大きな上昇をしていませんでしたから、銀へ投資するにはこれらのデメリットも抑えた上で保有を検討する必要がありそうです。
【SLV】銀(シルバー)に投資できるETFまとめ
【SLV】銀(シルバー)に投資できるETFをまとめます。
大きく上昇する株式市場ですが、いつかは下落する時がやってきます。
資産を守るためにも株式だけではなく、銀(シルバー)のようなコモディティを保有すべきだと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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