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こんにちは!
ITセクターが最強と考えている
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
2000年代の米国市場をけん引してきた情報技術セクターは、2022年には大きく下落しました。
S&P500の中でも時価総額が大きく成長著しい企業が多く含まれる情報技術セクターは、この先も上昇できないのでしょうか?
そこで今回の記事では、情報技術セクターETFの比較と今後の展望について解説していきたいと思います。
テーマ型ETFとは

テーマ型ETFとは、広いセクターに分散された一般的なインデックスファンド(VTIやVOOなど)とは異なり、偏ったセクターに投資をするETFのことです。
テーマ型ETFは多様に渡り、近年ではロボットや宇宙、バイオやドローンのような最新技術へのETFなども人気があります。

ハイリスクなキラキラ銘柄やな
その中でも大きく『セクター』と呼ばれる区分された分野に投資するETFをセクターETFと呼びます。
米国株におけるセクターとは
米国株におけるセクターとは、大きく11セクターほどに分けられています。

それぞれに解説記事の
リンクを貼ってあるわ!
今回注目するのは、この中の『情報技術セクター』に連動するETFです。
情報技術セクターETFとは

情報技術セクターETFとは、名前の通り情報技術関連銘柄を集めたETFです。
コンピュータやネットワークといった情報処理関連の技術の総称。Information Technologyの頭文字をとってITと呼ばれることも多い。

近年の爆上げ銘柄は
ほとんどIT系やな
ちなみに情報技術セクターはS&P500の時価総額での占める割合は、11セクターの中ダントツの最多です。
おすすめの情報技術セクターETF比較

おすすめの情報技術セクターETFを比較していきますが、今回解説する情報技術セクターETFは以下の3銘柄です。
おすすめの情報技術セクターETFは『VGT』『XLK』『IYW』
おすすめの情報技術セクターETF3銘柄『VGT』『XLK』『IYW』について比較解説していきます。

情報技術は英語で
インフォメーションテクノロジー
略してITよ!
情報技術セクターETF概要比較
情報技術セクターETFの概要を比較していきます。
ティッカー | VGT | XLK | IYW |
---|---|---|---|
銘柄名 | Vanguard Information Technology ETF | Technology Select Sector SPDR Fund | iShares U.S. Technology ETF |
運用会社 | バンガード | ステート ストリート | ブラックロック |
設立日 | 2004/01/30 | 1998/12/22 | 2000/05/19 |
純資産額 | 394.11億ドル | 380.82億ドル | 78.24億ドル |
ベンチマーク | MSCI US Investable Market Information Technology指数 | テクノロジー セレクト セクター指数 | ダウ・ジョーンズ 米国テクノロジー キャップト指数 |
経費率 | 0.10% | 0.10% | 0.39% |
分配金 | 1.09% | 1.16% | 0.79% |
テクノロジー株は分配金が低いので、3銘柄ともに分配金が1%程度なのが特徴的です。経費率はVGTとXLKが0.1%と最安ですね。

時価総額もセクターETFの中でも最大やな
情報技術セクターETF過去リターン比較
情報技術セクターETFの過去リターンを比較してみます。
ティッカー | VGT | XLK | IYW |
---|---|---|---|
1年リターン | -29.70% | -27.73% | -34.83% |
3年リターン | 10.22% | 11.83% | 9.19% |
5年リターン | 15.29% | 15.54% | 13.58% |
3銘柄ともそこまで違いはありませんが、直近1年では大きく下落しています。

5年ではまだ大きな上昇をしとるな
情報技術セクターETF上位組入れ銘柄比較
情報技術セクターETFの上位組入れ銘柄の比較をしてみます。
VGT | XLK | IYW |
---|---|---|
AAPL (アップル) | MSFT (マイクロソフト) | AAPL (アップル) |
MSFT (マイクロソフト) | AAPL (アップル) | MSFT (マイクロソフト) |
NVDA (エヌビディア) | NVDA (エヌビディア) | GOOGL (アルファベット) |
V (ビザ) | V (ビザ) | GOOG (アルファベット) |
MA (マスターカード) | MA (マスターカード) | NVDA (エヌビディア) |
AVGO (ブロードコム) | AVGO (ブロードコム) | META (メタ・プラットフォームズ) |
CSCO (シスコシステムズ) | CSCO (シスコシステムズ) | AVGO (ブロードコム) |
ACN (アクセンチュア) | ACN (アクセンチュア) | ADBE (アドビ) |
TXN (テキサス・インスツルメンツ) | ADBE (アドビ) | TXN (テキサス・インスツルメンツ) |
ADBE (アドビ) | TXN (テキサス・インスツルメンツ) | CRM (セールスフォース) |
IYWだけがグーグルやメタが含まれていて、決済サービス銘柄が見当たらないことが特徴的です。

どれも聞いたことある銘柄ばかりや
情報技術セクターETFチャート比較
情報技術セクターETFの直近5年のチャート比較をしていきます。
VGT(赤)、XLK(青)、IYW(緑)3銘柄ともに、同様な値動きをしています。2021年12月までは爆上げしていましたが、その後1年かけて下落を続けています。
5年で70~80%の上昇してはいますが、今回の下落がどこまで続くのかは検討が付きません。

コロナショックからの回復が
少し異常すぎたのよ!
情報技術セクターETFの今後の展望

情報技術セクターETFの今後の展望を推測するうえで、FRBによる利下げ開始がいつになるのかとリセッションが起こるのかどうかに注目する必要があります。
利下げ開始が上昇のシグナル
FRB(米中央銀行)はコロナショックからの経済政策として、ゼロ金利政策を実施してきました。政策金利をゼロにして経済の活性化を図ったことで、米国には歴史的インフレが起こりました。
今度はインフレを鎮静化するために、FRBは2022年3月から政策金利を急激に上げはじめましたが、これが2022年株安のはじまりでした。
情報技術セクターのようにボラティリティの高い銘柄が多いセクターに関しては、政策金利が下がることで株価を上昇させるシグナルとなります。
リセッションが起これば一段安もあり得る
これまで大きく下落してきた情報技術セクターは、米国市場にリセッションが起こるとさらに株安となる公算が高まります。
ハイテク株は成長著しいグロース株が多く、景気後退局面ではバリュー株と比較しても大きく株価を下げます。
現在の株価が安いからといって、飛びついてしまうと資産を減らしてしまう可能性があることも覚えておきましょう。
常にS&P500をアウトパフォーム
情報技術セクターETFは、S&P500指数との相関性は非常に高く、直近20年を眺めても同様の騰落を見せています。
それもそのはず情報技術セクターがS&P500に占める割合は25%を超えているためです。
また、時価総額が世界でもトップクラスのアップルやマイクロソフト、ビザやマスターカードなどがが含まれる情報技術セクターは、世界経済をけん引しているといっても過言ではありません。
特に直近10年を切り取ってみると、情報技術セクターはS&P500を大きくアウトパフォームしています。
S&P500(青)も5年で110%のリターンと凄まじい上昇率ですが、情報技術セクターETFのVGT(赤)はS&P500を2.5倍のリターンを叩き出しています。
古くは1990年代のITバブルから始まったITの波は、今後も留まることを知らない破竹の勢いです。
おすすめの情報技術セクターETFまとめ

おすすめの情報技術セクターETFをまとめます。
◎米国の代表的なセクターは11種類
◎情報技術セクターとはIT関連銘柄の集合体
・S&P500の時価総額での占める割合が最多
・世界経済をけん引する大型株を含んでいる
◎おすすめの情報技術セクターETFは『VGT・XLK・IYW』
・3銘柄とも配当金は少ない
・3銘柄とも過去リターンも変わらない
・VGTがもっとも経費が安い
◎情報技術セクターETFの今後の展望は
・利下げ開始が上昇のシグナル
・リセッションが起これば一段安もあり得る
・直近5年はS&P500を大きくアウトパフォーム
VGT・XLK・IYWは、ほとんどリターンが変わりません。経費率がもっとも安いVGTがおすすめですが、グーグルやメタを含みたいのであればIYMも視野に入るかと思います。
投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。
米国ETFに興味がある人は、まとめ記事がありますので参考にしてみて下さい。

最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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