2023年最新版【VOX・XLC・IXP】おすすめの通信セクターETFを徹底比較!

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米国ETF
こんな人におすすめな記事

・おすすめの米国ETFを知りたい
・2023年の注目ETFを知りたい
・通信セクターETFについて知りたい
・通信セクターETFの比較をしたい

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こんにちは!
上昇セクターを探している
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!

大きく下落してきた2022年の米国市場ですが、1年以上下落を続けている大型の広告・放送銘柄などは、いつかくる反転が期待されています。

そこで今回の記事では、通信セクターETFの比較と今後の展望について解説していきたいと思います。

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テーマ型ETFとは

テーマ型ETFとは、広いセクターに分散された一般的なインデックスファンド(VTIやVOOなど)とは異なり、偏ったセクターに投資をするETFのことです。

テーマ型ETFは多様に渡り、近年ではロボットや宇宙、バイオやドローンのような最新技術へのETFなども人気があります。

リッヒ
リッヒ

ハイリスクなキラキラ銘柄やな

その中でも大きく『セクター』と呼ばれる区分された分野に投資するETFをセクターETFと呼びます。

米国株におけるセクターとは

米国株におけるセクターとは、大きく11セクターほどに分けられています。

ここ
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それぞれに解説記事の
リンクを貼ってあるわ!

全11セクターまとめ記事はこちら

今回注目するのは、この中の『通信セクター』に連動するETFです。

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通信セクターETFとは

通信セクターETFとは、通信関連銘柄を集めたETFです。

通信セクターとは

通信事業やコンテンツ事業に関する銘柄で、メディア、広告、放送、出版、映画、通信事業、ケーブル・衛星テレビなどの関連銘柄を指す。

リッヒ
リッヒ

通信と言えども幅広い
分野に渡ったセクターやな

ちなみに通信セクターは、S&P500の時価総額での占める割合10%程度です。

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おすすめの通信セクターETF比較

おすすめの通信セクターETFを比較していきますが、今回解説する通信セクターETFは、以下の3銘柄です。

おすすめの通信セクターETFは『VOX』『XLC』『IXP』

おすすめの通信セクターETF3銘柄『VOX』『XLC』『IXP』について比較解説していきます。

ここ
ここ

近年人気のSNSや配信サービスなどよ!

通信セクターETF概要比較

通信セクターETFの概要を比較していきます。

ティッカーVOXXLCIXP
銘柄名Vanguard
communication
Services
ETF
Communication
Services
Select Sector
SPDR Fund
iShares
Global Comm
Services
ETF
運用会社バンガードステート
ストリート
ブラックロック
設立日2004/09/292018/06/182000/05/19
純資産額23.97億ドル79.04億ドル2.10億ドル
ベンチマークMSCIインベスタブル
マーケット
電気通信サービス
インデックス
Communication
Services
Select Sector
Index
S&Pグローバル1200
コミュニケーション
サービス・セクター
キャップド指数
経費率0.10%0.10%0.40%
分配金0.95%0.98%0.70%
引用:Bloomberg(2023.1)

XLCは設立して4年半と若いETFながら、純資産額が大きく経費率も最小です。また、3銘柄とも分配金は比較的少ないと言えそうです。

リッヒ
リッヒ

これならXLCがええように感じるな

通信セクターETF過去リターン比較

通信セクターETFの過去リターンを比較してみます。

ティッカーVOXXLCIXP
1年リターン-38.85%-37.63%-32.94%
3年リターン-3.50%-2.82%-2.61%
5年リターン-0.86%-0.03%
引用:Bloomberg(2023.1)

XLCは設定より5年経っていないためリターンは確定していませんが、おおよそ3銘柄は相関しているので予測は付きます。

特に2022年の通信セクターは大きく下落したため、直近5年のリターンですらマイナスとなってしまいました。

リッヒ
リッヒ

悲惨な相場やな

通信セクターETF上位組入れ銘柄比較

通信セクターETFの上位組入れ銘柄の比較をしてみます。

VOXXLCIXP
GOOGL
(アルファベットA)
META
(メタ・プラットフォームズ)
GOOGL
(アルファベットA)
GOOG
(アルファベットC)
GOOGL
(アルファベットA)
GOOG
(アルファベットC)
META
(メタ・プラットフォームズ)
GOOG
(アルファベットC)
META
(メタ・プラットフォームズ)
DIS
(ウォルト・ディズニー)
DIS
(ウォルト・ディズニー)
700:HK
(テンセント)
VZ
(ベライゾン)
VZ
(ベライゾン)
DIS
(ウォルト・ディズニー)
CMCSA
(コムキャスト)
TMUS
(Tモバイル)
VZ
(ベライゾン)
NFLX
(ネットフリックス)
ATVI
(アクティビジョン・ブリザード)
CMCSA
(コムキャスト)
T
(AT&T)
CMCSA
(コムキャスト)
NFLX
(ネットフリックス)
TMUS
(Tモバイル)
T
(AT&T)
T
(AT&T)
ATVI
(アクティビジョン・ブリザード)
NFLX
(ネットフリックス)
TMUS
(Tモバイル)
引用:Bloomberg(2023.1)

いずれも上位はGoogleとメタ・プラットフォームズです。他にもディズニーやネットフリックスなどの映像サービスや、AT&TやTモバイルなどの通信会社がランクインしています。

VOXが124銘柄に分散されているのに対して、XLCは27銘柄とかなり集中投資型です。

リッヒ
リッヒ

5倍近くも組入れ数が違うんか

Google豆知識

Googleの親会社はAlphabetという会社です。Googleのティッカーシンボルは『GOOG』と『GOOGL』のふたつ存在しています。Googleが2004年にIPOした時のティッカーは『GOOG』でしたが、その後2014年に『GOOG』(アルファベットCクラス)と『GOOGL』(アルファベットAクラス)に分割されました。2つの違いは『議決権』にあり『GOOG』には議決権がなく『GOOGL』には議決権があります。Aクラス『GOOGL』の株主には議決権が与えられています。

通信セクターETFチャート比較

通信セクターETFの直近5年のチャート比較をしていきます。

3銘柄ともにおおよそ相関していますが、VOX(赤)XLC(青)よりもIXP(緑)の値動きがややマイルドですね。どちらにせよ大きく上昇していた株価は2021年8月をピークに大幅に下落しています。

ここ
ここ

110%上昇して45%下落しているから
おおよそ5年前の株価に戻っているわ!

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通信セクターETFの今後の展望

通信セクターETFの今後の展望を語る上では、グーグルとメタ・プラットフォームズに注目せざるを得ません。

通信セクターの運命はグーグルとメタが握っている

グーグルとメタの通信セクターETFに占める割合は、VOXとIXPでは30%以上もの割合を占めています。通信セクターの運命はグーグルとメタが握っているといっても過言ではありません。

それではこれまでのグーグルとメタの株価推移と、今後の展望を検証していきましょう。

グーグルとメタの株価は急落中

GAFAMの中でもグーグルとメタの株価は、2022年に大きく下落してきました。

リッヒ
リッヒ

アップルとマイクロソフトは
そこまで下落しとらんな

こちらはGOOG(赤)META(青)の直近1年チャートに、S&P500(緑)を重ねてみます。

META(メタ)が▲63%、GOOG(アルファベット)は▲38%下落しているのに対して、S&P500は▲19%に踏みとどまっています。

この急落が止まらない限り、通信セクターETFが上昇に転じることはありません。

通信セクター上昇のカギは政策金利の引き下げ

これまでに通信セクターの株価が急落してきた理由は、政策金利の引き上げにあります。米国は歴史的なインフレを抑制するために、FRB(米中央銀行)によって政策金利を引き上げてきました。

利上げによって下落してきた通信株が反転するためには、政策金利の引き下げが必要になります。2023年末には利下げがはじまると市場は予想していますから、安くなっている今の株価は割安と言ってもよいかも知れません。

もはや通信事業は必需インフラ

通信事業の中には、ベライゾンやコムキャストのようにインタネットプロバイダーの事業も含まれます。その他にもデータ通信電話など、すでに生活に浸透した必需インフラと呼んでもおかしくない事業です。

この先も無くなることなど考えられないサービスに対して、事業が衰退化を続けることは考えにくいですから、通信企業の業績は必ず反転してくれるはずです。

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おすすめの通信セクターETFまとめ

おすすめの通信セクターETFをまとめます。

まとめ

◎米国の代表的なセクターは11種類
◎通信セクターとは通信関連銘柄の集合体
・S&P500の時価総額での占める割合は10%強
・メディア、通信、広告、映画、テレビなど
◎おすすめの通信セクターETFは『VOX・XLC・IXP』
・XLCがもっとも純資産額が大きい
・XLCとVOXがもっとも経費が安い
◎通信セクターETFの今後の展望は
・GoogleとMetaがカギを握っている
・通信セクターが上昇するためには政策金利の引き下げが必要

VOX・XLC・IXPは、ほとんどリターンが変わりません。

経費率がもっとも安く流動性が大きいXLCがおすすめです。

投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。

米国株セクター別パフォーマンスについて詳しくはこちら

米国ETFに興味がある人は、まとめ記事がありますので参考にしてみて下さい。

ここ
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