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米国ETF実績比較『VOO・VIG・VONG』【30ヶ月間の運用実績公開】

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米国ETF
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こんにちは!
グングン資産が増えている
『ここ屋』よ!

今年の米国市場は昨年とは打って変わり大きく上昇しています。

それでもグロース株とバリュー株ではパフォーマンスに大きな差が出ているようです。

とはいえ、上がり続ける相場などありませんので、どこかで調整局面が来るはずです。

そんな状況ではバリュー株とグロース株のどちらを保有するのが正解なのでしょうか?

そこで今回の記事では筆者の実際の資産運用を参考にして、30ヶ月間の米国市場の推移と今後の展望を解説していきたいと思います。

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【30ヶ月間運用実績公開】米国ETF『VOO・VIG・VONG』

今回、運用実績を公開するのは米国の代表的なETF大きく特徴が異なる3銘柄です。

3銘柄の値動きを把握することで、現在の米国市場のトレンドを感じることができると思います。

その3銘柄とはVOOVIGVONGです。

これから、この3銘柄の基本的な概要と特徴を把握した上で、実際の運用状況を見て今後の米国市場の予想を解説していきたいと思います。

米国ETF『VOO・VIG・VONG』の概要

米国ETF『VOOVIGVONG』の概要(2023.6.24現在)です。

ちなみにこの3銘柄は、実際に筆者本人と家族の2020年度にNISA口座で購入した銘柄です。

ティッカーVOOVIGVONG
名称Vanguard
S&P500
ETF
Vanguard
Dividend
Appreciation ETF
Vanguard
ussell1000
Growth
運用会社バンガードバンガードバンガード
設立日2010/09/092006/04/272010/09/22
ベンチマークS&P500
指数
ナスダック
米国ディビデンド
アチーバーズ
セレクト指数
ラッセル1000
グロース
インデックス
純資産総額$313.183B$68.248B$12.765B
経費率0.03%0.06%0.08%
配当利回り1.48%1.87%0.75%
引用:Bloomberg (2023.6)

VOOがダントツ純資産総額が大きく経費率も最安値ですね。

リッヒ
リッヒ

時価総額がまた増えたな

VOO・VIG・VONGのベンチマークと特徴

それぞれのベンチマークと特徴を、簡単に解説していきます。

VOO

ベンチマークは【S&P500】
米国の株式市場に上場している大型株500銘柄の時価総額加重平均指数。
およそ500銘柄で、時価総額は米国に上場している約4,000株の8割を占める。
構成銘柄上位は、AppleMicrosoftAmazonTeslaAlphabet(Google)
米国全体の株価指数と言っても過言ではない。
SPYとIVVは同じS&P500がベンチマーク。
米国株式全体をベンチマークとするVTIとはほぼ同等の値動きをする。
VTIについて詳しくはこちらの記事

ここ
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ベーシックかつ
世界最高峰のベンチマークよ!

VIG

ベンチマークは【ETF tracks the S&P US Dividend Growers指数】
10年以上連続増配実績を持つ銘柄で構成される。(REITは除く)
連続増配株を集めているわりに、近年の分配金率は低くVOOとそれほど変わらない。
増配株を集めているだけあって、比較的大型バリュー株が中心
比較的ディフェンシブ銘柄が多め。
NASDAQと名前についているが、NASDAQ市場に限った銘柄ではない。
構成銘柄上位は、UnitedHealthJ&JMicrosoftJPMorganP&GHome DepotVISA

リッヒ
リッヒ

地味やけど底堅い
バリュー株寄りのETFやな

バリューETFについて詳しくはこちらの記事

VONG

ベンチマークは【ラッセル1000グロース・インデックス】
ラッセル1000(大型株)のうちのグロース株で構成される。
グロース銘柄中心のため、上昇相場ではリターンはS&P500を凌ぐ
景気敏感株を多く含むので、下落局面ではディフェンス力は低め
構成銘柄上位は、AppleMicrosoftAmazonteslaAlphabet(Google)NVIDIA

ここ
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個人投資家が好きそうな
グロース株ETFよ!

グロースETFについて詳しくはこちらの記事

VOO・VIG・VONGの過去リターン

前項の特徴を踏まえた上で、過去リターンを見ていきましょう。

まずは、Bloombergから引用した直近のリターンです。(がワーストがベスト)

リターンVOOVIGVONG
年初来+14.48%+5.80%+26.76%
3ヶ月+9.50%+6.39%+13.60%
1年+17.88%+15.31%+25.20%
3年+13.85%+13.01%+13.19%
5年+11.57%+11.27%+14.10%
引用:Bloomberg (2023.6)

3銘柄ともに全ての期間でプラスリターンとなりましたが、グロース株ETFのVONGのリターンが全ての期間で優れたパフォーマンスを見せています。

一方で、昨年の下落相場ではグロース株をアウトパフォームしたバリュー株を多く含むVIGは、直近のパフォーマンスが鈍化していることから全ての期間で劣後しています。

また、VOOのパフォーマンスはバリューのVIGとグロースのVONGの中間といったところですが、3年のリターンはもっとも優れたパフォーマンスを見せています。

リッヒ
リッヒ

直近のグロースはスゴい上昇やな

VOO・VIG・VONGの運用実績【30ヶ月間】

筆者本人と奥さんの2020年度のNISA口座、こどものジュニアNISA口座での運用実績です。

それぞれ2020年の12月の購入ですので、実質30ヶ月間程度の運用利回りとなります。

この間も分配金も出ていますが、ETFは分配金自動再投資ができないのでキャピタルゲインのみの実績です。

VOO運用実績(30ヶ月間)

30ヶ月間の運用実績はドルベースで+17.71%、円ベースで+60.13%の上昇でした。

6月にはS&P500は大きく上昇していますので、先月比ではドルベースで+4.05%の上昇となりました。

リッヒ
リッヒ

ドル高の恩恵で円ベースでは
大きな含み益になっとるな

ここ
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為替リスクはプラスにも働くのよ!

VIG運用実績(30ヶ月間)

30ヶ月間での運用実績はドルベースで+13.56%の上昇、円ベースで+56.77%の上昇でした。

6月はバリュー株が弱く、先月比ではドルベースで+3.24%の上昇となりました。

リッヒ
リッヒ

前月は下げたけど今月は反転したな

ここ
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年後半にはバリューに期待ね!

VONG運用実績(30ヶ月間)

30ヶ月間での運用実績はドルベースで+14.73%の上昇、円ベースで+56.09%の上昇でした。

6月のグロース株は非常に強かったため、先月比ではドルベースで+4.42%の上昇でした。

リッヒ
リッヒ

グロースの伸びが1番大きかったな

ここ
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グロース株はまだまだ上昇しそうね!

為替によるリターン

円ベースでのリターンが大きいのは、ETFを購入した2020年年末が円高($1=105円前後)だったため、円安の現在は為替リターンも受け取ることができます。

こちらの日本円表示は、購入時の為替に手数料を加えた単価(日本円)が反映されています。

しかし、実際には事前に『お得なドル転方法』でドル転していますので、もう少しリターンは大きいはずです。

SBI証券は米国ETFの定期買付ができ米国株の取扱数も豊富ですので、米国株投資をはじめる人におすすめなネット証券です。

VOO・VIG・VONGのリターン推移

VOOVIGVONGのリターン推移を見てみます。

筆者がこちらの3銘柄の比較記事を書いたのが、2021年4月(4ヶ月間実績)からですので、直近27ヶ月の比較となります。

リターン
(ドルベース)
VOOVIGVONG
4ヶ月
(2021年4月末)
12.44%8.82%10.47%
5ヶ月(5月末)12.36%10.40%7.10%
6ヶ月(6月末)15.48%9.32%14.42%
7ヵ月(7月末)19.11%13.86%20.87%
8ヶ月(8月末)21.54%15.89%22.39%
9ヶ月(9月末)20.61%13.03%22.38%
10ヶ月(10月末)22.71%17.11%23.60%
11ヶ月(11月末)26.86%19.75%29.23%
12ヶ月(12月末)26.65%19.93%28.77%
13ヶ月
(2022年1月末)
17.40%13.13%12.40%
14ヶ月(2月末)14.23%10.25%8.19%
15ヶ月(3月末)22.57%15.78%17.38%
16ヶ月(4月末)12.68%10.74%4.53%
17ヶ月(5月末)12.46%10.56%1.84%
18ヶ月(6月末)2.17%2.47%▲6.85%
19ヶ月(7月末)9.96%8.80%2.30%
20ヶ月(8月末)9.72%7.94%2.33%
21ヶ月(9月末)0.04%▲0.69%▲7.70%
22ヶ月(10月末)2.87%4.26%▲6.72%
23ヶ月(11月末)8.92%12.26%▲2.73%
24ヶ月(12月末)3.64%8.59%▲8.44%
25ヶ月
(2023年1月末)
10.0%11.03%▲1.0%
26ヶ月(2月末)7.28%8.69%▲1.75%
27ヶ月(3月末)7.09%6.59%0.76%
28ヶ月(4月末)12.53%12.54%5.11%
29ヶ月(5月末)13.66%10.32%10.31%
30ヶ月(6月末)17.71%13.56%14.73%

30ヶ月間リターンを眺めると、S&P500指数VOOがベストのパフォーマンスを見せています。30ヶ月間1度もマイナスに転じていないことも心強いですね。

バリュー株中心のVIGは前月より再び株価が上昇していますが、3銘柄のうちもっともリターンが劣後しています。

一方で、グロース株ETFのVONGは今年に入りもっとも急激に上昇していますが、まだVOOのパフォーマンスを超えることはできていません。

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VOO・VIG・VONGの値動きに見える米国市場の展望

VOOVIGVONGの値動きに注視することで、今後の米国市場の展望を見ていきます。

VOOを市場全体の平均と考えるであれば、VONGはオフェンシブ銘柄(ハイリスク・ハイリターン)、VIGはディフェンシブ銘柄(ローリスク・ローリターン)と捉えることができます。

そして、その特徴がもたらす相関性は以下のようになります。

・上昇相場ではVONG(グロース株)がもっともリターンが大きい

・利上げ局面ではVIG(バリュー株)がもっともリターンが大きい

・市場平均のVOOは常に値動きが安定している

2023年はAIブームもあってグロース株のターンが続いています。

とはいえ、まだリセッション懸念が後退したわけではありませんので、いつバリュー株のターンに転じるかわかりませんね。

VOO・VIG・VONGのチャート比較

VOOVIGVONGのチャートを比較することで、昨年までの下落相場と2023年の回復状況を確認してみましょう。

こちらが、直近1年のチャート比較です。

昨年10月の安値をボトムに3銘柄共にリバウンドしていますが、当初はバリュー株中心のVIG(緑)がもっとも大きく回復していました。

その後、2023年に入るとグロースETFのVONG(青)がアウトパフォームすると、直近では急激な上昇を見せています。

また、昨年1年間で▲19%ほど下落したVOO(赤)のでしたが、少しずつ回復しており高値まで10%ほどのところまで上昇しています。

3銘柄の株価が年初来でどのように変動しているのか、もう少し詳しく見ていきましょう。

バリュー株ETFのVIGはわずか4.7%の上昇に対して、グロース株ETFのVONGは26.7%以上の高騰を見せています。

このままグロースが上昇し続けるシナリオは考えていませんが、AIブームはまだもう少し続くと考えています。

リッヒ
リッヒ

半導体を中心にグロースが強いな

ここ
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AIブームはまだ続きそうね!

1ヶ月リターンの推移による今後の米国市場予想

2023年も早くも6ヶ月が経過しましたが、直近の1ヶ月のS&P500のヒートマップを見て今後の米国市場を想像してみましょう。

ここ
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個人的見解よ!

多くの銘柄が上昇していますが、特にAI関連銘柄の高騰が目立ちます。

半導体やソフトウェアを中心にテック系が大きく上昇しており、引き続きAI関連銘柄が強い値動きをしています。

大きく上昇した銘柄

・TSLA(テスラ)…+38.13%
・NVDA(エヌビディア)…+37.54%
・AVGO(ブロードコム)…+19.76%
・ADBE(アドビ)…+30.86%
・ORCL(オラクル)…+20.40%
・NFLX(ネットフリックス)…+19.11%
・META(メタ)…+17.02%

半導体指数のSOXは1ヶ月で12%の上昇をしており、3倍レバETFのSOXLは30%の爆上げをしています。

一方で、バリュー株を中心に下落している銘柄もありました。

下落した銘柄

・TMUS(Tモバイル)…▲6.06%
・T(AT&T)…▲4.04%
・TGT(ターゲット)…▲10.42%
・DG(ダラージェネラル)…▲17.79%
・ABBV(アッヴィ)…▲4.63%
・MRNA(モデルナ)…▲13.97%
・XOM(エクソンモービル)…▲3.76%
・CVX(シェブロン)…▲3.51%

通信や生活必需品、ヘルスケアやエネルギーといったバリュー株は比較的に軟調な相場でしたね。

リッヒ
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投資家の資金がAI株に流れたな

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一方で、3月の急騰から3ヶ月間ヨコヨコ相場が続いていた暗号資産市場ですが、6月には高騰が待っていました。

ビットコインは年初来で100%以上も上昇しています。

昨年は大きく下落していたビットコインですが、長期的には株式よりも大きなリターンをもたらしてくれると考えています。

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VOO・VIG・VONG 30ヶ月間運用実績公開:まとめ

VOO・VIG・VONGの 30ヶ月間運用実績を公開して、今後の米国市場の見通しをまとめます。

VOO・VIG・VONGの運用実績

・VOO(S&P500)は安定している
・VIG(バリュー株)は波が小さい
・VONG(グロース株)はボラティリティーが高い

運用実績から見える今後の米国株相場

・市場は利上げの打ち止めを織り済みはじめた
・年初来ではバリュー株よりグロース株が優勢
・暗号資産への上昇圧力が高まっている

6月のFOMCでは利上げが見送られましたが、年内にあと2回の利上げがあると予想されています。

2023年上半期はリスクを取らなかった投資家が機会損失をしているようですが、後半にかけてもグロース株が上昇するとは限りませんね。

AIブームがいつまで続くのかがカギになりそうですが、過度な信用は大ケガにつながるかも知れませんね。

投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。

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最後まで読んでくれてありがとう!
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