・米国株を大きく分類する11のセクター
・期間ごとのセクター別パフォーマンス
・おすすめのセクターETF
・2025年に上昇が予想されるセクター
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こんにちは!
セクターETFの購入を検討している
『ここ屋』よ!
2025年8月の米国市場はS&P500は+1.91%、ダウは+3.20%、Nasdaq100は+0.85%の上昇となりました。
上昇が続く相場でも、セクターによっては指数を大きくアウトパフォームしているものもあります。
今後を予測するのに重要な変化がありますので、個人投資家もトレンドを把握しておきたいところですね。
そこで今回の記事では、『2025年に強いセクターはこれだ!』2025年8月米国株セクター別パフォーマンスを解説していきたいと思います。

【2025年8月】米国株セクター別パフォーマンス

米国に上場する5,000以上の株を大きく分類すると、11セクターに分かれます。
それぞれのセクターが、どのようなパフォーマンスを出しているのかを確認していきましょう。
【1ヶ月】セクター別パフォーマンス
まずは直近1ヶ月(2025年8月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近1ヶ月は11セクターのうち9セクターがプラス、2セクターがマイナスとなった相場でした。
2025年8月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 素材 | +9.05% |
2位 | ヘルスケア | +6.40% |
3位 | 通信 | +4.41% |
4位 | 一般消費財 | +4.13% |
5位 | 金融 | +3.48% |
6位 | 不動産 | +3.36% |
7位 | エネルギー | +2.83% |
8位 | 生活必需品 | +1.76% |
9位 | 情報技術 | +0.17% |
10位 | 資本財 | ▲0.07% |
11位 | 公益事業 | ▲1.17% |
2025年7月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 情報技術 | +4.96% |
2位 | 公益事業 | +3.71% |
3位 | 通信 | +3.27% |
4位 | 資本財 | +2.99% |
5位 | 一般消費財 | +2.16% |
6位 | エネルギー | +1.71% |
7位 | 金融 | +0.19% |
8位 | 不動産 | ▲0.51% |
9位 | 素材 | ▲0.94% |
10位 | 生活必需品 | ▲2.88% |
11位 | ヘルスケア | ▲4.32% |

S&P500は+1.91%の上昇やったな
8月も続伸の1ヶ月となりましたが、7セクターが指数をアウトパフォームしました。
特に素材セクターは前月9位から1位に、ヘルスケアは最下位から2位にランクアップ。
3位の通信は前月も3位で好調をキープ。
一方で、4セクターは指数をアンダーパフォームしており、公益事業や資本財セクターはマイナスリターン。
情報技術は前月1位から9位、公益事業は2位から11位、資本財は4位から10位にランクダウンしました。

テックの元気がなくなったわね!
・7セクターが指数をアウトパフォーム
・素材とヘルスケアが一気にランクアップ
・通信が上位をキープ
・情報技術と公益事業、資本財がランクダウン
セクターのパフォーマンスは個別株の業績に大きく左右されますので、決算内容や市場のニュースなどは把握しておきたいですね。
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【3ヶ月】セクター別パフォーマンス
次に直近3ヶ月(2025年6月~2025年8月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近3ヶ月では11セクターのうち10セクターがプラス、1セクターがマイナスとなった相場でした。
2025年6月~2025年8月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 情報技術 | +14.12% |
2位 | 通信 | +13.61% |
3位 | 素材 | +12.76% |
4位 | エネルギー | +9.88% |
5位 | 一般消費財 | +8.48% |
6位 | 資本財 | +7.33% |
7位 | 金融 | +7.27% |
8位 | 不動産 | +3.39% |
9位 | 公益事業 | +3.33% |
10位 | ヘルスケア | +3.03% |
11位 | 生活必需品 | ▲2.50% |
2025年5月~2025年7月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 情報技術 | +25.74% |
2位 | 通信 | +19.66% |
3位 | 資本財 | +16.91% |
4位 | 一般消費財 | +12.88% |
5位 | 金融 | +9.72% |
6位 | エネルギー | +9.33% |
7位 | 公益事業 | +7.94% |
8位 | 素材 | +5.27% |
9位 | 不動産 | +0.69% |
10位 | 生活必需品 | ▲2.43% |
11位 | ヘルスケア | ▲5.50% |

S&P500は+9.28%の上昇やったな
直近3ヶ月で見ると4セクターが指数を上回っており、7セクターは指数をアンダーパフォーム。
中でも情報技術は連続の1位で、通信も上位を継続しています。
素材が8位から3位に、エネルギーが6位から4位にランクアップ。
一方で、前回3位だった資本財は6位に、生活必需品は10位から最下位にランクダウンしています。
・4セクターが指数をアウトパフォーム
・情報技術が1位を継続
・通信が上位をキープ
・素材とエネルギーがランクアップ
・資本財と生活必需品がランクダウン
【6ヶ月】セクター別パフォーマンス
もう少し期間を延ばして、直近6ヶ月(2025年3月~2025年8月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近6ヶ月では11セクターのうち8セクターがプラス、3セクターがマイナスとなった相場でした。
2025年3月~2025年8月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 情報技術 | +16.83% |
2位 | 通信 | +15.39% |
3位 | 素材 | +14.14% |
4位 | 資本財 | +11.95% |
5位 | 公益事業 | +8.17% |
6位 | 金融 | +7.93% |
7位 | 一般消費財 | +7.38% |
8位 | エネルギー | +2.23% |
9位 | 生活必需品 | ▲0.39% |
10位 | 不動産 | ▲2.06% |
11位 | ヘルスケア | ▲7.25% |
2025年2月~2025年7月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 情報技術 | +12.82% |
2位 | 公益事業 | +12.50% |
3位 | 資本財 | +9.21% |
4位 | 通信 | +6.29% |
5位 | 金融 | +5.79% |
6位 | 素材 | +4.95% |
7位 | 生活必需品 | +1.95% |
8位 | 不動産 | ▲0.41% |
9位 | エネルギー | ▲0.99% |
10位 | 一般消費財 | ▲3.42% |
11位 | ヘルスケア | ▲9.34% |

S&P500は+8.49%の上昇だったわ!
指数を上回ったのは4セクター。
情報技術セクターが1位をキープ。
通信が4位から2位に、素材は6位から3位にランクアップしています。
一方で、公益事業は2位から5位にランクダウン。ヘルスケアは連続の最下位となりました。

やっぱりテックが強いな
・S&P500を超えたのは4セクター
・情報技術が1位をキープ
・通信と素材がランクアップ
・公益事業がランクダウン
・ヘルスケアが連続の最下位

【年初来】セクター別パフォーマンス
年初来(2025年1月~8月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

年初来では10セクターがプラス、1セクターがマイナスとなった相場でした。
2025年1月~8月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 素材 | +19.39% |
2位 | 通信 | +18.34% |
3位 | 金融 | +15.90% |
4位 | 資本財 | +13.38% |
5位 | 情報技術 | +12.87% |
6位 | 公益事業 | +12.57% |
7位 | エネルギー | +6.13% |
8位 | 生活必需品 | +5.74% |
9位 | 一般消費財 | +4.57% |
10位 | 不動産 | +3.20% |
11位 | ヘルスケア | ▲0.72% |
2025年1月~7月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 通信 | +13.99% |
2位 | 公益事業 | +13.92% |
3位 | 資本財 | +13.66% |
4位 | 情報技術 | +12.65% |
5位 | 金融 | +12.18% |
6位 | 素材 | +10.43% |
7位 | 生活必需品 | +3.91% |
8位 | エネルギー | +3.25% |
9位 | 一般消費財 | +0.52% |
10位 | 不動産 | ▲0.15% |
11位 | ヘルスケア | ▲4.63% |

S&P500は+9.84%の上昇やったな
指数を上回ったのは6セクター、5セクターはアンダーパフォーム。
素材セクターが一気に6位から1位にランクアップ。
通信は2位にダウンしたけど好調をキープ。
事業が5位から2位に、情報技術が6位から4位にランクアップ。
公益事業は2位から6位にランクダウンしています。
ヘルスケア、不動産、一般消費財はワースト3変わらず。
・指数を上回ったのは6セクター
・素材がランクアップして1位
・通信は2位で好調をキープ
・公益事業がランクダウン
・ヘルスケア、不動産、一般消費財はワースト3

【1年】セクター別パフォーマンス
さらに遡って、直近1年間(2024年9月~2025年8月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近1年では9セクターがプラス、2セクターがマイナスとなった相場でした。
2024年9月~2025年8月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 通信 | +33.85% |
2位 | 金融 | +23.71% |
3位 | 一般消費財 | +23.31% |
4位 | 情報技術 | +21.32% |
5位 | 資本財 | +16.27% |
6位 | 公益事業 | +12.69% |
7位 | 素材 | +7.20% |
8位 | 生活必需品 | +3.08% |
9位 | エネルギー | +0.88% |
10位 | 不動産 | ▲2.76% |
11位 | ヘルスケア | ▲12.04% |
2024年8月~2025年7月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 通信 | +32.85% |
2位 | 情報技術 | +25.45% |
3位 | 金融 | +23.28% |
4位 | 公益事業 | +19.57% |
5位 | 一般消費財 | +18.17% |
6位 | 資本財 | +17.29% |
7位 | 生活必需品 | +6.22% |
8位 | 素材 | +0.77% |
9位 | 不動産 | ▲1.30% |
10位 | エネルギー | ▲2.02% |
11位 | ヘルスケア | ▲13.35% |

S&P500は+14.37%の上昇やった
直近1年のリターンはS&P500を上回ったのは5セクターで、通信、金融、一般消費財、情報技術、資本財でした。
一方で、6セクターが指数をアンダーパフォームしており、ヘルスケアと不動産はマイナスリターン。
盲目に指数を買い続けるのでも良いですが、S&P500全体を買うというのはこのようにパフォーマンスの悪いセクターも含んでいることも覚えておきましょう。
・通信、金融、一般消費財、情報技術は20%を超えるリターン
・5セクターが指数を上回る
・トレンドを把握すれば指数を上回るリターンが狙える

おすすめのセクターETF11銘柄とリターン比較

セクター別のパフォーマンス比較するのに、各セクターの代表的なETFで比較したいと思います。
筆者の独断と偏見でおすすめのセクターETFを紹介していきます。
おすすめのセクターETF11銘柄
おすすめのセクターETFを各セクターにつき1銘柄を紹介していますが、その下に比較記事のリンクを貼っておきます。

購入を推奨するものではないから
投資するなら自己責任よ!
セクター | おすすめETF |
---|---|
情報技術 | VGT |
ヘルスケア | VHT |
一般消費財 | VCR |
通信 | XLC |
金融 | VFH |
資本財 | XLI |
生活必需品 | VDC |
公益事業 | VPU |
素材 | XLB |
不動産 | XLRE |
エネルギー | XLE |
こちらのセクター別おすすめETFは『まとめ記事』がありますので、リンクを貼っておきます。

米国株8月のセクター別パフォーマンス まとめ
◎米国株は大きく11セクターに分類される
・切り取る時期によって上昇セクターが異なる
・セクターによってボラティリティの大きさが異なる
・経済状況によって上昇セクターが変わる
◎2025年に上昇が期待されるセクターは
・8月は素材とヘルスケアが相場をけん引
・情報技術の上げ幅は限定的に
・トレンドを把握すれば指数を上回るリターンが狙える
2025年8月は続伸を見せた米国市場ですが、セクター内を見るとトレンド転換が起きています。
4月からはハイテク株が相場をけん引してきましたが、8月には上昇セクターが一変しています。
セクターローテーションが起きていますので、資金の一部は好調なセクターに置いておくという選択肢もありますね。
各セクターのパフォーマンスを把握するためにもmoomooアプリをダウンロードしておきましょう。
本記事の予想は、過去に見る一般論と筆者の独断によるものですので、投資は自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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