・米国株を大きく分類する11のセクター
・期間ごとのセクター別パフォーマンス
・おすすめのセクターETF
・2025年に上昇が予想されるセクター
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こんにちは!
セクターETFの購入を検討している
『ここ屋』よ!
2025年10月の米国市場はS&P500が+2.27%、ダウは+2.51%、NASDAQ100は+4.47%の上昇となりました。
上昇が続く相場でも、セクターによっては指数を大きくアウトパフォームしているものもあります。
今後を予測するのに重要な変化がありますので、個人投資家もトレンドを把握しておきたいところですね。
そこで今回の記事では、『2025年に強いセクターはこれだ!』2025年10月米国株セクター別パフォーマンスを解説していきたいと思います。
【2025年10月】米国株セクター別パフォーマンス

米国に上場する5,000以上の株を大きく分類すると、11セクターに分かれます。
それぞれのセクターが、どのようなパフォーマンスを出しているのかを確認していきましょう。
【1ヶ月】セクター別パフォーマンス
まずは直近1ヶ月(2025年10月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近1ヶ月は11セクターのうち7セクターがプラス、4セクターがマイナスとなった相場でした。
2025年10月のパフォーマンス
| 順位 | セクター | 騰落率 |
|---|---|---|
| 1位 | 情報技術 | +4.00% |
| 2位 | 公益事業 | +1.97% |
| 3位 | 資本財 | +1.24% |
| 4位 | 通信 | +0.87% |
| 5位 | ヘルスケア | +0.84% |
| 6位 | エネルギー | +0.44% |
| 7位 | 一般消費財 | +0.24% |
| 8位 | 金融 | ▲1.05% |
| 9位 | 生活必需品 | ▲1.78% |
| 10位 | 不動産 | ▲2.36% |
| 11位 | 素材 | ▲2.48% |
2025年9月のパフォーマンス
| 順位 | セクター | 騰落率 |
|---|---|---|
| 1位 | 情報技術 | +7.96% |
| 2位 | 通信 | +6.04% |
| 3位 | 素材 | +4.61% |
| 4位 | 公益事業 | +4.20% |
| 5位 | 一般消費財 | +3.31% |
| 6位 | 資本財 | +1.73% |
| 7位 | ヘルスケア | +1.36% |
| 8位 | 金融 | +0.77% |
| 9位 | エネルギー | ▲0.48% |
| 10位 | 不動産 | ▲0.51% |
| 11位 | 生活必需品 | ▲1.79% |

S&P500は+2.27%の上昇やったな
10月も続伸の1ヶ月となりましたが、指数をアウトパフォームしたのは1セクターのみ。
情報技術セクターが前月に続き1位をキープ。
公益事業は4位から2位に、資本財が6位から3位にランクアップ。
一方で、10セクターは指数をアンダーパフォームしており、素材は3位から11位にランクダウン。
不動産は先月に続けて10位と低迷しています。

テックが強い相場が帰ってきたわ!
・1セクターのみが指数をアウトパフォーム
・情報技術が前月に続けて1位をキープ
・公益事業と資本財がランクアップ
・素材が一気に最下位までランクダウン
・不動産は低迷が続く
セクターのパフォーマンスは個別株の業績に大きく左右されますので、決算内容や市場のニュースなどは把握しておきたいですね。
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【3ヶ月】セクター別パフォーマンス
次に直近3ヶ月(2025年8月~2025年10月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近3ヶ月では11セクターのうち9セクターがプラス、2セクターがマイナスとなった相場でした。
2025年8月~2025年10月のパフォーマンス
| 順位 | セクター | 騰落率 |
|---|---|---|
| 1位 | 情報技術 | +14.36% |
| 2位 | 一般消費財 | +11.01% |
| 3位 | 素材 | +10.28% |
| 4位 | ヘルスケア | +9.77% |
| 5位 | 通信 | +9.37% |
| 6位 | 公益事業 | +3.84% |
| 7位 | 資本財 | +3.60% |
| 8位 | エネルギー | +3.24% |
| 9位 | 金融 | +3.12% |
| 10位 | 不動産 | ▲0.85% |
| 11位 | 生活必需品 | ▲3.51% |
2025年7月~2025年9月のパフォーマンス
| 順位 | セクター | 騰落率 |
|---|---|---|
| 1位 | 通信 | +14.22% |
| 2位 | 情報技術 | +13.52% |
| 3位 | 素材 | +13.13% |
| 4位 | 一般消費財 | +9.90% |
| 5位 | 公益事業 | +6.74% |
| 6位 | 資本財 | +4.66% |
| 7位 | 金融 | +4.54% |
| 8位 | エネルギー | +4.11% |
| 9位 | ヘルスケア | +2.56% |
| 10位 | 不動産 | +2.31% |
| 11位 | 生活必需品 | ▲2.97% |

S&P500は+7.90%の上昇やったな
直近3ヶ月で見ると5セクターが指数を上回っており、6セクターは指数をアンダーパフォーム。
情報技術が2位から1位にアップして、一般消費財と素材も上位を継続しています。
ヘルスケアが9位から4位にランクアップしています。
一方で、前回1位だった通信は5位にランクダウンしています。
また生活必需品と不動産は下位継続です。
・5セクターが指数をアウトパフォーム
・情報技術が1位にアップ、一般消費財と素材は上位キープ
・ヘルスケアが大きくランクアップ
・通信が大きくランクダウン
・生活必需品と不動産が下位継続
【6ヶ月】セクター別パフォーマンス
もう少し期間を延ばして、直近6ヶ月(2025年5月~2025年10月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近6ヶ月では11セクターのうち9セクターがプラス、2セクターがマイナスとなった相場でした。
2025年5月~2025年10月のパフォーマンス
| 順位 | セクター | 騰落率 |
|---|---|---|
| 1位 | 情報技術 | +38.68% |
| 2位 | 通信 | +27.30% |
| 3位 | 一般消費財 | +19.66% |
| 4位 | 素材 | +17.34% |
| 5位 | 資本財 | +17.01% |
| 6位 | 公益事業 | +13.27% |
| 7位 | エネルギー | +9.20% |
| 8位 | 金融 | +8.92% |
| 9位 | ヘルスケア | +3.96% |
| 10位 | 不動産 | ▲0.80% |
| 11位 | 生活必需品 | ▲5.02% |
2025年4月~2025年9月のパフォーマンス
| 順位 | セクター | 騰落率 |
|---|---|---|
| 1位 | 情報技術 | +38.34% |
| 2位 | 通信 | +32.80% |
| 3位 | 一般消費財 | +20.75% |
| 4位 | 素材 | +19.83% |
| 5位 | 資本財 | +19.55% |
| 6位 | 金融 | +12.51% |
| 7位 | 公益事業 | +12.30% |
| 8位 | 不動産 | +0.80% |
| 9位 | 生活必需品 | ▲0.22% |
| 10位 | エネルギー | ▲1.54% |
| 11位 | ヘルスケア | ▲1.82% |

S&P500は+22.82%の上昇だったわ!
指数を上回ったのは2セクター。下回ったのは9セクター。
情報技術セクターが4ヶ月連続で1位、通信と一般消費財が上位をキープしてします。
エネルギーが10位から7位にヘルスケアが11位から9位にランクアップ。
一方で、生活必需品が9位から11位に、不動産は8位から10位にランクダウン。

やっぱりメガキャップが強いな
・S&P500を超えたのは2セクター
・情報技術が連続の1位
・通信と一般消費財が上位をキープ
・生活必需品と不動産がランクダウン
【年初来】セクター別パフォーマンス
年初来(2025年1月~10月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

年初来では11セクターがプラス、1セクターのみがマイナスとなった相場でした。
2025年1月~10月のパフォーマンス
| 順位 | セクター | 騰落率 |
|---|---|---|
| 1位 | 情報技術 | +28.55% |
| 2位 | 通信 | +25.77% |
| 3位 | 素材 | +23.46% |
| 4位 | 公益事業 | +20.53% |
| 5位 | 資本財 | +16.58% |
| 6位 | 金融 | +14.18% |
| 7位 | 一般消費財 | +8.99% |
| 8位 | エネルギー | +5.20% |
| 9位 | ヘルスケア | +4.32% |
| 10位 | 生活必需品 | +1.13% |
| 11位 | 不動産 | ▲0.24% |
2025年1月~9月のパフォーマンス
| 順位 | セクター | 騰落率 |
|---|---|---|
| 1位 | 素材 | +25.94% |
| 2位 | 通信 | +25.54% |
| 3位 | 情報技術 | +21.87% |
| 4位 | 公益事業 | +17.24% |
| 5位 | 金融 | +16.84% |
| 6位 | 資本財 | +15.49% |
| 7位 | 一般消費財 | +8.05% |
| 8位 | エネルギー | +5.63% |
| 9位 | 生活必需品 | +3.73% |
| 10位 | 不動産 | +2.67% |
| 11位 | ヘルスケア | +0.66% |

S&P500は+15.87%の上昇やったな
指数を上回ったのは5セクター、6セクターはアンダーパフォーム。
情報技術セクターが3位から1位にランクアップ。通信は2位をキープしています。
一方で、唯一のマイナスセクターの不動産を含んで、生活必需品、ヘルスケアは下位3セクターと変わらずでした。
・指数を上回ったのは5セクター
・情報技術が1位にランクアップ
・通信と素材が2位3位
・不動産がマイナスで11位
【1年】セクター別パフォーマンス
さらに遡って、直近1年間(2024年11月~2025年10月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近1年では8セクターがプラス、3セクターがマイナスとなった相場でした。
2024年11月~2025年10月のパフォーマンス
| 順位 | セクター | 騰落率 |
|---|---|---|
| 1位 | 通信 | +32.65% |
| 2位 | 情報技術 | +30.06% |
| 3位 | 一般消費財 | +19.38% |
| 4位 | 金融 | +16.90% |
| 5位 | 公益事業 | +15.50% |
| 6位 | 資本財 | +14.86% |
| 7位 | 素材 | +7.96% |
| 8位 | エネルギー | +3.52% |
| 9位 | 生活必需品 | ▲0.02% |
| 10位 | 不動産 | ▲6.93% |
| 11位 | ヘルスケア | ▲7.65% |
2024年10月~2025年9月のパフォーマンス
| 順位 | セクター | 騰落率 |
|---|---|---|
| 1位 | 通信 | +37.49% |
| 2位 | 金融 | +27.79% |
| 3位 | 一般消費財 | +22.96% |
| 4位 | 情報技術 | +17.32% |
| 5位 | 資本財 | +14.10% |
| 6位 | 公益事業 | +11.33% |
| 7位 | 素材 | +7.03% |
| 8位 | 生活必需品 | +5.87% |
| 9位 | エネルギー | +0.13% |
| 10位 | 不動産 | ▲5.54% |
| 11位 | ヘルスケア | ▲8.97% |

S&P500は+18.44%の上昇やった
直近1年のリターンはS&P500を上回ったのは3セクターで、通信、情報技術、一般消費財でした。
一方で、8セクターが指数をアンダーパフォームしており、ヘルスケアと不動産、生活必需品はマイナスリターン。
盲目に指数を買い続けるのでも良いですが、S&P500全体を買うというのはこのようにパフォーマンスの悪いセクターも含んでいることも覚えておきましょう。
・通信、情報技術は30%を超えるリターン
・3セクターが指数を上回る
・トレンドを把握すれば指数を上回るリターンが狙える
おすすめのセクターETF11銘柄とリターン比較

セクター別のパフォーマンス比較するのに、各セクターの代表的なETFで比較したいと思います。
筆者の独断と偏見でおすすめのセクターETFを紹介していきます。
おすすめのセクターETF11銘柄
おすすめのセクターETFを各セクターにつき1銘柄を紹介していますが、その下に比較記事のリンクを貼っておきます。

購入を推奨するものではないから
投資するなら自己責任よ!
| セクター | おすすめETF |
|---|---|
| 情報技術 | VGT |
| ヘルスケア | VHT |
| 一般消費財 | VCR |
| 通信 | XLC |
| 金融 | VFH |
| 資本財 | XLI |
| 生活必需品 | VDC |
| 公益事業 | VPU |
| 素材 | XLB |
| 不動産 | XLRE |
| エネルギー | XLE |
こちらのセクター別おすすめETFは『まとめ記事』がありますので、リンクを貼っておきます。
米国株10月のセクター別パフォーマンス まとめ
◎米国株は大きく11セクターに分類される
・切り取る時期によって上昇セクターが異なる
・セクターによってボラティリティの大きさが異なる
・経済状況によって上昇セクターが変わる
◎2025年に上昇が期待されるセクターは
・10月は情報技術が相場をけん引
・指数を上回ったのは1セクターのみ
・トレンドを把握すれば指数を上回るリターンが狙える
2025年10月も続伸を見せた米国市場ですが、セクターごとにパフォーマンスは大きく異なります。
指数は高値を更新していますが、トレンドを把握すれば指数をも上回るパフォーマンスが狙えます。
とはいえ、このまま相場が続くかわかりませんから、資金の一部は好調なセクターに置いておくという選択肢もありますね。
各セクターのパフォーマンスを把握するためにもmoomooアプリをダウンロードしておきましょう。
本記事の予想は、過去に見る一般論と筆者の独断によるものですので、投資は自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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