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最強の米国ETFはどれ?『VOO・VIG・VONG』【25ヶ月間の運用実績公開】

米国ETF
こんな人におすすめな記事

・米国ETFの運用実績を見たい
・米国ETFの特徴を知りたい
・どの米国ETFがいいか知りたい
・米国市場の今後の予想を知りたい

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こんにちは!
含み益がなくなる寸前の
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!

2022年は下落が止まらない米国市場でしたが、12月も引き続き下げたことでS&P500は年初来で▲20%の下落となってしまいました。

下落した年の翌年は上昇することの多い米国市場ですから、長期投資家にとっては下落している今が『買い時』なのかも知れませんね。

今回の記事では、筆者の実際の資産運用を参考にして、25ヶ月間の米国市場の推移と今後の展望を解説していきたいと思います。

【25ヶ月間運用実績公開】米国ETF『VOO・VIG・VONG』

今回、運用実績を公開するのは米国の代表的なETFで、大きく特徴が異なる3銘柄です。

3銘柄の値動きを把握することで、現在の米国市場のトレンドを感じることができると思います。

その3銘柄とはVOOVIGVONGです。

これから、この3銘柄の基本的な概要と特徴を把握した上で、実際の運用状況を見て今後の米国市場の予想を解説していきたいと思います。

米国ETF『VOO・VIG・VONG』の概要

米国ETF『VOOVIGVONG』の概要(2023.1.26現在)です。

ちなみにこの3銘柄は、実際に筆者本人と家族の2020年度にNISA口座で購入した銘柄です。

ティッカーVOOVIGVONG
名称Vanguard
S&P500
ETF
Vanguard
Dividend
Appreciation ETF
Vanguard
ussell1000
Growth
運用会社バンガードバンガードバンガード
設立日2010/09/092006/04/272010/09/22
ベンチマークS&P500
指数
ナスダック
米国ディビデンド
アチーバーズ
セレクト指数
ラッセル1000
グロース
インデックス
純資産総額$278.253B$65.944B$10.174B
経費率0.03%0.06%0.08%
配当利回り1.80%2.24%0.99%
引用:Bloomberg (2023.2)

VOOがダントツ純資産総額が大きく経費率も最安値ですね。

リッヒ
リッヒ

直近の株価下落で配当利回りが上昇して来とる

VOO・VIG・VONGのベンチマークと特徴

それぞれのベンチマークと特徴を、簡単に解説していきます。

VOO

ベンチマークは【S&P500】
米国の株式市場に上場している大型株500銘柄の時価総額加重平均指数。
およそ500銘柄で、時価総額は米国に上場している約4,000株の8割を占める。
構成銘柄上位は、AppleMicrosoftAmazonTeslaAlphabet(Google)
米国全体の株価指数と言っても過言ではない。
SPYとIVVは同じS&P500がベンチマーク。
実際に米国株式全体をベンチマークとするVTIとは、ほぼ同等の値動きをする。
VTIについて詳しくはこちらの記事

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ベーシックかつ
世界最高峰のベンチマークよ!

VIG

ベンチマークは【ナスダック米国ディビデンド・アチーバーズ・セレクト指数】
10年以上連続増配実績を持つ銘柄で構成される。(REITは除く)
連続増配株を集めているわりに、近年の分配金率は低くVOOとそれほど変わらない。
増配株を集めているだけあって、比較的大型バリュー株が中心
比較的ディフェンシブ銘柄が多め。
NASDAQと名前についているが、NASDAQ市場に限った銘柄ではない。
構成銘柄上位は、UnitedHealthJ&JMicrosoftJPMorganP&GHome DepotVISA

リッヒ
リッヒ

地味やけど底堅い
バリュー株寄りのETFやな

バリューETFについて詳しくはこちらの記事

VONG

ベンチマークは【ラッセル1000グロース・インデックス】
ラッセル1000(大型株)のうちのグロース株で構成される。
グロース銘柄中心のため、上昇相場ではリターンはS&P500を凌ぐ
景気敏感株を多く含むので、下落局面ではディフェンス力は低め
構成銘柄上位は、AppleMicrosoftAmazonteslaAlphabet(Google)NVIDIA

ここ
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個人投資家が好きそうな
グロース株ETFよ!

グロースETFについて詳しくはこちらの記事

VOO・VIG・VONGの過去リターン

前項の特徴を踏まえた上で、過去リターンを見ていきましょう。

まずは、Bloombergから引用した直近のリターンです。(がワーストがベスト)

リターンVOOVIGVONG
年初来+5.83%+2.38%+7.55%
3ヶ月+4.49%+7.23%+4.49%
1年▲6.38%▲0.62%▲11.91%
3年+8.51%+8.60%+8.85%
5年+9.05%+9.54%+10.67%
引用:Bloomberg (2023.2)

3銘柄ともに1年リターンがマイナスとなっていますが、年初来、直近3ヶ月では上昇しています。

特にバリュー株を多く含むVIGは3ヶ月のリターンが最大となっていますが、直近1ヶ月ではグロース株を多く含むVONGのパフォーマンスがもっともすぐれています。

また、VOOのパフォーマンスはバリューのVIGとグロースのVONGの中間といったところですが、3年,5年のリターンがバリュー株にもグロース株にも劣後するといった不思議な現象が起こっています。

リッヒ
リッヒ

グロースの巻き返しがはじまったな

VOO・VIG・VONGの運用実績【25ヶ月間】

筆者本人と奥さんの2020年度のNISA口座、こどものジュニアNISA口座での運用実績です。

それぞれ、2020年の12月中旬から下旬の購入ですので、実質25ヶ月間程度の運用利回りとなります。

この間、分配金も出ていますが、ETFは分配金自動再投資ができないので、キャピタルゲインのみの実績です。

VOO運用実績(25ヶ月間)

25ヶ月間の運用実績は、ドルベースで+10.0%、円ベースで+35.81%の上昇でした。

1月には大きく回復しており、先月比ではドルベースで+6.36%の上昇となりました。

リッヒ
リッヒ

ドル高の恩恵で円ベースは
大きな含み益で助かっとる

ここ
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為替リスクはプラスにも働くのよ!

VIG運用実績(25ヶ月間)

25ヶ月間での運用実績はドルベースで+11.03%の上昇、円ベースで+39.11%の上昇でした。

先月比ではドルベースで+2.44%の上昇となりました。

リッヒ
リッヒ

円ベースではそれなりのリターンや

昨年まで好調だったバリュー株は、1月にはその上昇幅を縮小しました。

VONG運用実績(25ヶ月間)

25ヶ月間での運用実績はドルベースで▲1.00%の下落、円ベースで+22.23%の上昇でした。

先月比ではドルベースで+7.44%の上昇でした。

リッヒ
リッヒ

1月はグロースが1番上昇したな

ここ
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もう少しでプラ転ね!

為替によるリターン

円ベースでのリターンが大きいのは、2020年の年末が円高($1=105円前後)だったため、比較的円安の現在は為替リターンも受け取ることができます。

こちらの日本円表示は、購入時の為替に手数料を加えた単価(日本円)が反映されています。

しかし、実際には事前に『お得なドル転方法』でドル転していますので、もう少しリターンは大きいはずです。

SBI証券は米国ETFの定期買付ができ米国株の取扱数も豊富ですので、米国株投資をはじめる人におすすめなネット証券です。

VOO・VIG・VONGのリターン推移

VOOVIGVONGのリターン推移を見てみます。

筆者がこちらの3銘柄の比較記事を書いたのが、2021年4月(4ヶ月間実績)からですので、直近21ヶ月の比較となります。

リターン
(ドルベース)
VOOVIGVONG
4ヶ月
(2021年4月末)
12.44%8.82%10.47%
5ヶ月(5月末)12.36%10.40%7.10%
6ヶ月(6月末)15.48%9.32%14.42%
7ヵ月(7月末)19.11%13.86%20.87%
8ヶ月(8月末)21.54%15.89%22.39%
9ヶ月(9月末)20.61%13.03%22.38%
10ヶ月(10月末)22.71%17.11%23.60%
11ヶ月(11月末)26.86%19.75%29.23%
12ヶ月(12月末)26.65%19.93%28.77%
13ヶ月
(2022年1月末)
17.40%13.13%12.40%
14ヶ月(2月末)14.23%10.25%8.19%
15ヶ月(3月末)22.57%15.78%17.38%
16ヶ月(4月末)12.68%10.74%4.53%
17ヶ月(5月末)12.46%10.56%1.84%
18ヶ月(6月末)2.17%2.47%▲6.85%
19ヶ月(7月末)9.96%8.80%2.30%
20ヶ月(8月末)9.72%7.94%2.33%
21ヶ月(9月末)0.04%▲0.69%▲7.70%
22ヶ月(10月末)2.87%4.26%▲6.72%
23ヶ月(11月末)8.92%12.26%▲2.73%
24ヶ月(12月末)3.64%8.59%▲8.44%
25ヶ月
(2023年1月末)
10.0%11.03%▲1.0%

25ヶ月間リターンを眺めると3銘柄とも2021年末ころが、もっとも上昇していました。

2022年には3銘柄とも大きく下落しましたが、バリュー株中心のVIGがもっとも早く上昇に転じました。

一方で、グロース株ETFのVONGが底を付けたのはまだ1ヶ月前のことですが、1月には急上昇しています。

S&P500指数VOOは25ヶ月間、1度もマイナスに転じていません。

VOO・VIG・VONGの値動きに見える米国市場の展望

VOOVIGVONGの値動きに注視することで、今後の米国市場の展望を見ていきます。

VOOを市場全体の平均と考えるであれば、VONGはオフェンシブ銘柄(ハイリスク・ハイリターン)、VIGはディフェンシブ銘柄(ローリスク・ローリターン)と捉えることができます。

そして、その特徴がもたらす相関性は以下のようになります。

・上昇相場ではVONG(グロース株)がもっともリターンが大きい

・高金利下ではVIG(バリュー株)がもっともリターンが大きい

・市場平均のVOOは常に値動きが安定している

ここ1ヶ月ではグロース株のターンが来ているようです。

とはいえ、まだ高金利下にありますので、いつバリュー株のターンに転じるかわかりません。

VOO・VIG・VONGのチャート比較

VOOVIGVONGのチャートを比較することで、昨年までの下落相場と2023年の回復状況を確認してみましょう。

こちらが、直近1年のチャート比較です。

3指数とも相関性はあるものの、バリュー株中心のVIG(緑)は昨年10月からのリバウンドがもっとも大きかったことがわかります。

一方で、グロースETFのVONG(青)は2023年に入ってから上昇が他をアウトパフォームしています。

また、昨年1年間で▲19%ほど下落したVOO(赤)のでしたが、直近1年ではその下落幅を▲6%以下にまで縮小しています。

3銘柄の株価が年初来でどのように変動しているのか、もう少し詳しく見ていきましょう。

3銘柄ともに上昇していますが、バリュー株ETFのVIGが横ばいに近いのに対して、グロース株ETFのVONGが急激に上昇をはじめたことがわかります。

2023年はこのままグロース株が突っ走るのかと言うと、今後リセッションが起こるかどうかなどで大きく状況が変わりますから、今はまだ想像がつきませんね。

リッヒ
リッヒ

例年2月は相場が弱いから心配やな

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1月のプラスは打ち消さないで欲しいわ!

1ヶ月リターンの推移による今後の米国市場予想

2023年の相場がはじまり1ヶ月が経過しましたが、直近の1ヶ月のS&P500のヒートマップを見て今後の米国市場を想像してみましょう。

ここ
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個人的見解よ!

2022年には見たことがないような上昇をしています。

TSLA(テスラ)+63%、NVDA(エヌビディア)+44%、META(メタ・プラットフォームズ)+30%、DIS(ディズニー)+27%と大型株の急騰が目立ちます。

特に2022年に大きく下落していた銘柄ほど、大きなリバウンドをしているようです。

一方で、ディフェンシブセクターの生活必需品やヘルスケアは下落している銘柄が目立ちます。

下落しているディフェンシブ銘柄

・PFE(ファイザー)…▲14.36%
・PG(プロクター&ギャンブル)…▲8.69%
・KO(コカ・コーラ)…▲5.79%
・PEP(ペプシコ)…▲7.35%
・ABBV(アッヴィ)…▲10.25%
・UNH(ユナイテッドヘルス)…▲8.64%

昨年12月までは生活必需品やヘルスケアといったディフェンシブ銘柄が上昇していましたが、投資家心理が楽観に変わったと考えられます。

リッヒ
リッヒ

リセッションとなれば急変しそうやな

VOO・VIG・VONG 25ヶ月間運用実績公開:まとめ

VOO・VIG・VONGの 25ヶ月間運用実績を公開して、今後の米国市場の見通しをまとめます。

本日は『5と0のつく日』です。『スーパーDEAL』もやってますのでお忘れなく。

VOO・VIG・VONGの運用実績

・VOO(S&P500)はプラス幅を拡大
・VIG(バリュー株)は安定した上昇
・VONG(グロース株)はマイナスを消しつつある

運用実績から見える今後の米国株相場

・インフレは順調に低下傾向
・利上げの減速が見えると相場は上昇
・投資家は株式市場に強気姿勢
・グロース株が急激に上昇中
・企業決算によって株価が大きく変動

2月のFOMCでの利上げ幅は0.25%に減速することが確定的ですが、市場が予想しているように3月で利上げストップになるかはわかりません。

FRBが『利下げの開始時期は検討もしていない』と発言しているにもかかわらず、市場は年内の利下げ開始を織り込んでいるようです。

なんだか現在のような楽観的な投資家心理が、どこかで崩れ落ちそうな気がして怖いここ屋です。

投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。

ここ
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最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ!

当ブログの『米国ETFまとめ記事』はこちら

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