当サイトは広告費で運営費をまかなっており、個人サイトが公平なレビューをする収入源の確保のため、ご理解いただけたら幸いです。

『上昇セクターはこれだ!』2024年3月米国株セクター別パフォーマンス

市場分析
この記事でわかること

・米国株を大きく分類する11のセクター
・期間ごとのセクター別パフォーマンス
・おすすめのセクターETF
・2024年に上昇が予想されるセクター

クリックでブログランキングの応援をしてください!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

応援してくれるみなさんいつもありがとうございます。

ここ
ここ

こんにちは!
セクターETFの入れ替えを検討している
『ここ屋』よ!

2024年3月の米国市場も大きく上昇しましたが、昨年11月からの上昇相場はいつまで続くのでしょうか。

S&P500は過去最高値を更新していますが、セクターによっては指数を大きくアウトパフォームしています。

2024年の今後を予測するのに重要な変化がありますので、個人投資家もトレンドを把握しておきたいところです。

そこで今回の記事では、『上昇セクターを狙え!』2024年3月米国株セクター別パフォーマンスを解説していきたいと思います。

【2024年3月】米国株セクター別パフォーマンス

米国に上場する5,000以上の株を大きく分類すると、11セクターに分かれます。

それぞれのセクターが、どのようなパフォーマンスを出しているのかを確認していきましょう。

【1ヶ月】セクター別パフォーマンス

直近1ヶ月(2024年3月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近1ヶ月は11セクターすべてがプラスとなった相場でした。

順位セクター騰落率
1位エネルギー+8.7%
2位素材+7.79%
3位公益事業+6.03%
4位通信+5.83%
5位資本財+5.15%
6位金融+4.68%
7位情報技術+2.88%
8位不動産+2.44%
9位生活必需品+2.18%
10位一般消費財+1.39%
11位ヘルスケア+1.17%
直近1ヶ月のパフォーマンス
順位セクター騰落率
1位一般消費財+7.08%
2位資本財+5.03%
3位情報技術+4.66%
4位ヘルスケア+3.36%
5位金融+2.79%
6位生活必需品+1.95%
7位素材+1.25%
8位不動産+0.59%
9位公益事業+0.11%
10位エネルギー▲0.4%
11位通信▲1.58%
前月1ヶ月のパフォーマンス
リッヒ
リッヒ

S&P500は+3.10%の上昇やったな

先月までの相場から大きく変動したのはエネルギー通信公益事業素材セクターです。特にエネルギーセクターは前月のマイナスから大きくジャンプアップしています。

一方で、ヘルスケア一般消費財セクターが一気にランクを下げていますね。

また、金融資本財は前月に続き3月も堅調なパフォーマンスを見せています。

ここ
ここ

テックは元気なかったわね!

先月との大きな違い

・エネルギーと素材、公益事業と通信のパフォーマンスが好転
・金融や資本財が引き続き堅調
・ヘルスケアと一般消費財がパフォーマンス鈍化

セクターのパフォーマンスは個別株の業績に大きく左右されますので、決算内容や市場のニュースなどは把握しておきたいですね。

米国株アプリmoomooなら株価変動の要因を詳しく知ることができます。

moomoo証券

今なら無料で口座開設すると人気の米国株がもらえるキャンペーンをやっています。

ここ
ここ

取引口座を開けば
24時間取引も可能なの!

【年初来】セクター別パフォーマンス

年初来(2024年1月~3月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

年初来では10セクターがプラス1セクターのみがマイナスとなった相場でした。

順位セクター騰落率
1位情報技術+12.54%
2位通信+10.67%
3位金融+10.39%
4位資本財+9.76%
5位エネルギー+8.65%
6位ヘルスケア+8.06%
7位生活必需品+6.08%
8位一般消費財+5.04%
9位素材+2.95%
10位公益事業+2.78%
11位不動産▲2.08%
年初来のパフォーマンス
順位セクター騰落率
1位情報技術+10.63%
2位ヘルスケア+5.86%
3位通信+5.81%
4位金融+5.55%
5位資本財+4.78%
6位一般消費財+4.46%
7位生活必需品+3.49%
8位エネルギー+0.42%
9位公益事業▲2.81%
10位素材▲3.39%
11位不動産▲3.48%
前月年初来のパフォーマンス
リッヒ
リッヒ

S&P500は+10.16%の上昇やったな

ヘルスケアがランクを落とし、エネルギーがランクアップしていますが、前月からそこまで大きな変動はありませんでした。

セクター別パフォーマンスの差が大きくなってきましたが、不動産公益事業といったセクターが鈍化しているのに対して、情報技術通信金融はすでに2桁リターンを叩き出しています。

先月との大きな違い

・情報技術や通信、金融がすでに2桁リターン
・ヘルスケアが失速でエネルギーが急騰
・不動産と公益事業は相変わらず軟調

【3ヶ月】セクター別パフォーマンス

次に直近3ヶ月(2024年1月~2024年3月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。基本的には年初来のパフォーマンスと同様ですが、3ヶ月の切り取りでの比較をしておきます。

直近3ヶ月では11セクターのうち10セクターがプラス1セクターのみがマイナスとなった相場でした。

順位セクター騰落率
1位情報技術+12.1%
2位通信+10.36%
3位金融+10.13%
4位資本財+9.38%
5位ヘルスケア+8.08%
6位エネルギー+7.02%
7位生活必需品+6.17%
8位一般消費財+4.27%
9位公益事業+3.08%
10位素材+1.65%
11位不動産▲2.97%
直近3ヶ月のパフォーマンス
順位セクター騰落率
1位情報技術+16.22%
2位資本財+14.32%
3位金融+13.4%
4位ヘルスケア+12.74%
5位一般消費財+10.12%
6位通信+8.54%
7位不動産+6.03%
8位生活必需品+5.98%
9位素材+3.85%
10位エネルギー+0.13%
11位公益事業▲0.52%
前月3ヶ月のパフォーマンス
リッヒ
リッヒ

S&P500は+10.16%の上昇やったな

今年に入ってからも上昇相場が続いているため、ほとんどのセクターが上昇しています。

なかでも情報技術と通信、金融は2桁を超えるリターンを出しており、堅調な米国市場を支えています。

また、通信とエネルギーが急伸しているのに対して不動産と一般消費財が失速しました。

先月との大きな違い

・情報技術と金融セクターは相変わらず堅調
・通信とエネルギーがパフォーマンス向上
・不動産と一般消費財が鈍化

【6ヶ月】セクター別パフォーマンス

もう少し期間を延ばして、直近6ヶ月(2023年10月~2024年3月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近6ヶ月では11セクターすべてがプラスとなった相場でした。

順位セクター騰落率
1位情報技術+33.3%
2位金融+24.05%
3位資本財+23.94%
4位通信+21.91%
5位一般消費財+18.42%
6位素材+16.53%
7位不動産+14.87%
8位ヘルスケア+14.46%
9位生活必需品+11.1%
10位公益事業+9.51%
11位エネルギー+2.78%
直近6ヶ月のパフォーマンス
順位セクター騰落率
1位情報技術+22.06%
2位金融+15.29%
3位通信+12.54%
4位資本財+11.6%
5位一般消費財+9.36%
6位ヘルスケア+7.16%
7位素材+2.71%
8位生活必需品+2.6%
9位不動産+1.7%
10位エネルギー▲1.15%
11位公益事業▲2.24%
前月6ヶ月のパフォーマンス
ここ
ここ

S&P500は+22.53%の上昇だったわ!

2023年の下半期から情報技術金融資本財セクターがS&P500をアウトパフォームしています。

通信セクターも20%を超えるリターンを叩き出しており、堅調な米国市場を象徴しています。

一方で、マイナスセクターはなくなったものの、公益事業エネルギーセクターはまだまだ冴えないパフォーマンスです。

リッヒ
リッヒ

今年もやっぱり情報技術やな

先月との大きな違い

・情報技術はさらにパフォーマンスが向上
・金融と資本財、通信も20%を超えるリターン
・公益事業とエネルギーセクターはまだ軟調が続く

【1年】セクター別パフォーマンス

さらに遡って、直近1年間(2023年4月~2024年3月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近1年では11セクターのうち10セクターがプラス1セクターのみがマイナスとなっています。

順位セクター騰落率
1位情報技術+48.13%
2位通信+43.18%
3位金融+33.41%
4位一般消費財+29.07%
5位資本財+28.16%
6位エネルギー+17.9%
7位ヘルスケア+16.13%
8位素材+13.01%
9位不動産+10.39%
10位生活必需品+5.74%
11位公益事業▲0.51%
直近1年のパフォーマンス
順位セクター騰落率
1位情報技術+52.0%
2位通信+46.06%
3位一般消費財+24.86%
4位資本財+19.27%
5位金融+16.41%
6位ヘルスケア+14.17%
7位生活必需品+4.72%
8位エネルギー+3.86%
9位素材+3.3%
10位不動産▲1.32%
11位公益事業▲4.14%
前月1年のパフォーマンス
リッヒ
リッヒ

S&P500は+32.21%の上昇やった

1年のパフォーマンスを眺めると、情報技術通信セクターが40%を超える大きな上昇を見せていますが、この2セクター以外では金融セクターだけがS&P500のパフォーマンスを超えています。

一方で、公益事業セクターは未だマイナスリターンで、堅調な米国市場の中でも足を引っ張っていますね。

盲目に指数を買い続けるのでも良いですが、S&P500全体を買うというのはこのようにパフォーマンスの悪いセクターも含んでいることも覚えておきましょう。

先月との大きな違い

・情報技術と通信セクターが群を抜いたパフォーマンス
・8セクターで指数を下回る
・トレンドを把握すれば指数を上回るリターンが狙える

おすすめのセクターETF11銘柄とリターン比較

セクター別のパフォーマンス比較するのに、各セクターの代表的なETFで比較したいと思います。

筆者の独断と偏見でおすすめのセクターETFを紹介していきます。

おすすめのセクターETF11銘柄

おすすめのセクターETFは以下の11銘柄ですが、直近1ヶ月と1年のリターンと共に紹介していきます。

ここ
ここ

購入を推奨するものではないから
投資するなら自己責任よ!

セクター名おすすめETF1ヶ月リターン1年リターン
情報技術セクターVGT+1.26%+39.63%
ヘルスケアセクターVHT+1.93%+15.27%
一般消費財セクターVCR+0.63%+30.03%
通信セクターXLC+2.90%+44.25%
金融セクターVFH+4.55%+32.48%
資本財セクターXLI+4.10%+26.40%
生活必需品セクターVDC+2.93%+6.56%
公益事業セクターVPU+6.11%▲2.19%
素材セクターXLB+6.09%+17.84%
不動産セクターXLRE+1.07%+9.47%
エネルギーセクターXLE+9.60%+15.27%
引用:Google finance
リッヒ
リッヒ

3月もまずまずのリターンやったな

1年リターンを眺めると11セクターのうち下落は1セクターのみで、上昇した10セクターのうち8セクターは2桁の上昇をしています。

また、3月単月で見てもすべてのセクターが上昇しており、5%を超えるリターンを叩き出したセクターまでありました。

ここ
ここ

エネ、素材、公益が強かったわ!

ちなみにVOOの同期間の1ヶ月リターンは+2.95%の上昇、1年リターンは+30.38%の上昇でした。

リッヒ
リッヒ

VOOの1年リターンを
超えたのは3セクターのみやな

こちらのセクター別おすすめETFは『まとめ記事』がありますので、リンクを貼っておきます。

米国株セクターETFまとめ記事はこちら

米国株3月のセクター別パフォーマンス まとめ

まとめ

◎米国株は大きく11セクターに分類される
・切り取る時期によって上昇セクターが異なる
・セクターによってボラティリティの大きさが異なる
・経済状況によって上昇セクターが変わる
◎2024年に上昇が期待されるセクターは
・エネルギーと素材セクターが台頭
・通信と公益事業セクターもアップトレンド
・一般消費財とヘルスケアセクターのパフォーマンスが鈍化
・トレンドを把握すれば指数を上回るリターンが狙える

2024年3月も大きく上昇した米国市場ですが、今後も続伸できるとは限りません。

今年はどこかで大きな調整があるかも知れませんから、資金の一部は好調なセクターに置いておくという選択肢もありますね。

セクターパフォーマンスを把握するためにもmoomooアプリをダウンロードしておきましょう。

moomoo証券

本記事の予想は、過去に見る一般論と筆者の独断によるものですので、投資は自己責任、自己判断でお願いします。

当ブログの『米国ETFまとめ記事』はこちら

ここ
ここ

最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!

これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。

ブログランキングに登録しています。1日1回『ポチっと』応援していただくとブログを頑張る励みになります!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

無料で視聴できるオンライン投資講座

投資の達人になる投資講座

自分のタイミングで見ることができ動画の停止や途中再開もできます。
倍速再生も可能

SBI証券の『クレカ積立』でお得にポイントがもらえるサービス
通常の申し込みページよりもお得な『最大10,000円+10%の紹介特典』がもらえるURL

売りから入れるCFD取引をはじめるなら取扱銘柄数がダントツに多いIG証券がおすすめです。

米国投資をはじめるなら、手数料が安くて取扱銘柄も多いSBI証券がおすすめです。

新NISAに関するおすすめの書籍はこちら

コメント