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【FOMC投票権メンバーの入れ替え】2023年はハト派が株価を押し上げる?

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市場分析
こんなことがわかる記事

・12/21米国市場の値動き
・S&P500指数の展望
・米国経済に関するトピックス

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こんにちは!
プラスで年を越したい
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!

昨日の米国市場は前日に続き上昇しました。機関投資家による売り圧力が抜けて、クリスマスラリーに向かっているように見えます。

来年のFOMCで投票権を持つメンバーが発表されましたが、比較的ハト派になるようですね。

これが吉と出るか凶と出るかは数年後にならないとわかりませんが、少しでも株式市場が回復してくれることを願うばかりです。

それでは12/21の米国市場を振り返り【FOMC投票権メンバーの入れ替え】2023年はハト派が株価を押し上げる?について解説していきます。

リッヒ
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記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで

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12/21米国市場の値動き

昨日の米国市場は大きく上昇したことで2日続伸となりました。

経済指標の発表やFRBで動きがありましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

大きく上昇した米主要3指数

昨日の米国市場は3指数そろって大きく上昇しました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…+1.49%
・ダウ…+1.60%
・NASDAQ…+1.54%

プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。2日連続の上昇となった米国市場ですが、それでも先週の下落分はまだ回復できていません。

まずは12月初旬の高値を目指して欲しいところです。

全体的に上昇していますが、中、小型株の方が買われています。

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ハイパーグロース株もそこそこよ!

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…+0.74%
・COIN(コインベース)…+0.51%
・CRWD(クラウドストライク)…▲2.26%
・DDOG(データドッグ)…+1.57%
・DOCS(ドクシミティー)…+1.97%
・MQ(マルケタ)…+1.15%
・U(ユニティ)…+3.32%

サイバーセキュリティ株はクラウドストライクだけでなく軒並み下落していますね。

わずかに反落した長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の3.692から3.667に下落しました。

月曜日、火曜日と高騰してきた長期金利でしたが、昨日は1日お休みといったところでしょうか。日銀の利上げも米国に影響があるようですが、今のところ長期債が売られる傾向はみられません。

リッヒ
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日米金利差が縮まるいうても
米政策金利が高いのは変わらんからな

さらに急落したVIX

昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日の21.48から20.07に急落しました。

今週に入り続落しているVIXですが、1年のうちでも最も低い水準にまで低下しています。1年を通しても20を切るようなことはあまりないVIXですから、そのうちまた反転上昇すると考えています。

これからVIXが上がると考えるのであれば、CFDでVIXへの投資をすることができます。
長期投資とは別に市場のうねりを取りたいのであれば、お手軽に投資ができるCFD投資がおすすめです。今のうちに口座開設だけでもしておくと便利かと思います。(CFD投資の練習ができるデモ取引口座でも遊べます。)

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リッヒ
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S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇していることがわかります。

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毎日見ていたい緑のマップね!

全体的に上昇していますが、NKE(ナイキ)が好決算を発表したことにより、1日で+12.18%と急騰しています。

その他、決算つながりでいえば、米半導体大手のMU(マイクロン)が決算ミスをしたことでアフターマーケットで株価を▲1.91%と落しています。これにより他の半導体銘柄にも影響があり、今夜の相場では半導体の連れ安が予想されます。

マイクロン売上げ高の見通したたず人員10%削減へ

また、相場全体の地合いがいい中でもTSLA(テスラ)は▲0.17%下落しています。一連のツイッター騒動が収まるまでは、不確実性を嫌う投資家からは嫌気されているようです。

一方で、昨日は多くの銘柄が上昇しており、セクターに偏りのないバランスの良い相場でした。

12/21大きく上昇した銘柄

・AAPL(アップル)…+2.38%
・META(メタ)…+2.28%
・NFLX(ネットフリックス)…+3.39%
・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)…+4.04%
・ETSY(エッツィー)…+5.69%
・MRNA(モデルナ)…+4.41%
・BA(ボーイング)…+4.09%
・BLK(ブラックロック)…+3.09%
・ENPH(エンフェーズエナジー)…+4.98%

中でもBA(ボーイング)の株価は3ヶ月で+62%も上昇しており、年初来高値までもう少しのところまで来ています。週足チャートで見るとダブルボトムをつけて50週移動平均線をブレイクアウトしています。

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、久しぶりに11セクター全てが上昇した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・エネルギー…+2.2%
・資本財…+1.74%
・情報技術…+1.69%
・金融…+1.58%
・一般消費財…+1.55%
・ヘルスケア…+1.3%
・公益事業…+1.25%
・素材…+1.23%
・通信…+1.2%
・生活必需品…0.98%
・不動産…+0.92%

エネルギーセクターがもっとも上昇していますが、1ヶ月前の高値からは▲8%ほど下落している状況です。

他にも1%以上の上昇をしているセクターも多く、クリスマスラリーへとつながる期待を持たせてくれる1日となりました。

ここ
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年末まで毎日上げればいいの!

50日移動平均線に跳ね返されたS&P500

昨日のS&P500は大きく上昇しましたが、50日移動平均線に跳ね返されています。

終値では3,878まで回復しましたが、株価は50日移動平均線の下にあり下落トレンドラインをたどっています。

出来高も少なくMACDもマイナス圏内に突入していますので、これから上を目指せるのかと問われれば厳しいと答えざるを得ません。

ここ
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50日は越えて欲しいわね!

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

FOMC投票権メンバー4人入れ替えでハト派に

FOMCでの投票権を持つ地区連銀総裁メンバーは毎年入れ替わります。今回は比較的タカ派からハト派に入れ替わるようです。

投票権メンバー入れ替わり

【これまで投票権のあった連銀総裁】
タカ派(インフレ退治優先で大幅利上げを指示)
・セントルイス連銀のブラード総裁
・クリーブランド連銀のメスター総裁
・カンザスシティー連銀のジョージ総裁

中立
・ボストン連銀のコリンズ総裁
【新しく投票権を持つ連銀総裁】
ハト派
・シカゴ連銀のグールズビー新総裁
中立
・フィラデルフィア連銀のハーカー総裁
・ダラス連銀のローガン総裁

タカ派
・ミネアポリス連銀カシュカリ総裁

来年は比較的ハト派よりのFOMCメンバーが投票権を持つこととなりそうです。

しかし、ドットプロットを見てもインフレ抑制のための利上げに関しては、全メンバーが一致して高水準を予想していますから、当分のあいだは高水準な政策金利がキープされそうです。

2023年末で5.1%の政策金利を示すドットプロット

予想を超えて上昇した消費者信頼感指数

昨日はコンファレンスボード消費者信頼感指数が発表されましたが、予想を上回って上昇しました。

コンファレンスボード消費者信頼感指数

12月
結果…108.3(予想…101.5)
前回…100.2(修正値…101.4)

インフレの緩和とガソリン価格の下落を背景に、4月以来の高水準となりました。

  • 1年先のインフレ期待は5.9%に低下
  • 6カ月先見通しの期待指数は82.4に上昇
  • 現況指数は147.2と3カ月ぶり高水準
  • ガソリンは2021年半ばの価格まで下落
  • 自動車の購入計画は横ばい
  • 住宅、大型家電製品の購入意欲は低下
  • 仕事は多い

これまでであれば『良いニュースは悪いニュース』となる相場でしたが、リセッション懸念が高まる今は『良いニュースは良いニュース』となるようです。

イーロン・マスクTwitterのCEO辞任へ

最近話題のツイッターCEO辞任騒動ですが、イーロン・マスクは後任が見つかり次第、CEOを退くとツイートしました。

CEOを辞任したあとは、エンジニアリングチームを統括する予定だと付け加えました。恐らくイーロン・マスクは、ツイッターで自らが辞任すべきかを投票に委ねた時点で、投票者たちは『辞任すべき』と投票することが分かっていたのでしょう。

リッヒ
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そんなことわかってやっとるんやろ

キャシー・ウッドがテスラ株を買い増し

アークイノベーションのキャシー・ウッドは、テスラ株が続落する中でも大量のテスラ株を買い増ししているようです。

アークのETFは10月以降、テスラ株を44.5万株、金額にしておよそ8,800万ドル(116億円)の追加購入をしています。テスラの将来を信じるキャシーにしてみれば下落しているテスラ株はお宝に見えるんでしょうね。

リッヒ
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年初来で▲61%下落しとるけどな

10ヶ月連続で下落した中古住宅販売件数

昨日発表された中古住宅販売件数で、予想を下回り10ヶ月連続で販売件数が下落していることがわかりました。

中古住宅販売件数

11月
結果…409万件(予想…422万件)
前回…443万件

政策金利の上昇に伴い住宅ローン金利も上昇していることが要因ですが、1999年のデータ集計開始以降で最長の減少期間となりました。

とはいえ、販売価格は前年同月比3.5%上昇しており、住宅価格がインフレ率を低下させることは、まだ少し先になりそうです。

ここ
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住宅価格がインフレ率に
影響するのは遅効性があるのよ!

今月の注目イベントについて

今月も重要な経済指標の発表をはじめ、米国市場に大きな影響を与えそうなイベントが目白押しです。

今月の注目イベント

・12/23 PCEデフレータ
・12/24 ミシガン大学消費者信頼感指数
・12/30 シカゴ購買部協会景気指数(PMI)

FOMCなどのビックイベントを終えた米国市場ですが、今後も注目イベントについてはウォッチしていきたいと思います。

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まとめ

【FOMC投票権メンバーの入れ替え】2023年はハト派が株価を押し上げる?をまとめます。

まとめ

【12/21の米国市場の値動き】
・S&P500…+1.49%
・ダウ…+1.60%
・NASDAQ…+1.54%
・長期金利は3.667に反落
・VIXは20.07に急落
【経済トピックス】
・FOMC投票権メンバー4人入れ替えでハト派に
・予想を超えて上昇した消費者信頼感指数
・イーロン・マスクTwitterのCEO辞任へ
・キャシー・ウッドがテスラ株を買い増し
・10ヶ月連続で下落した中古住宅販売件数

昨日の米国市場は大きく上昇したことで、2日続伸となりました。とはいえ、S&P500は年初来で▲18.8%も下落した状況ですから、もう少し戻しておきたいところですね。

米国市場が2年連続でマイナスとなることは稀とのことですが、これまで2年連続で下落した年というのは前年よりも大きな下落が襲ってきているので油断はできませんね。

まあ、株価が上がれば嬉しいし、株価が下がれば買い増しのチャンス。どちらにしても長期投資はどっしり構えて時間が経つのを待つだけです。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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最後まで読んでくれてありがとう!
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