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【予想通りのCPIに上昇した米国市場】来週FOMCでFRBは難しいかじ取り

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市場分析
こんなことがわかる記事

・3/14米国市場の値動き
・S&P500指数の展望
・米国経済に関するトピックス

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昨日の米国市場は久しぶりに大きく上昇しました。

消費者物価指数(CPI)の発表があり、おおむね予想通りの結果に市場は好感したようです。

とはいえ、根強いインフレに対して政策金利を上げたいFRBですが、SVB破綻で揺れ動く市場に対して難しいかじ取りを強いられる状況となりました。

それでは3/14の米国市場を振り返り【予想通りのCPIに上昇した米国市場】来週FOMCでFRBは難しいかじ取りについて解説していきます。

リッヒ
リッヒ

記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで

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3/14 米国市場の値動き

昨日の米国市場は7営業日ぶりに大きな上昇となりました。

市場がSVBの破綻騒動で揺れ動く中で消費者物価指数(CPI)の発表がありましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

大きく上昇した米主要3指数

昨日の米国市場は3指数ともに大きく上昇しました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…+1.65%
・ダウ…+1.06%
・NASDAQ…+2.14%

プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。

さすがに買われすぎたのか日中には売りが入る場面もありましたが、引けにかけて再び上昇していきました。

ここ
ここ

まだ2日分を取り戻しただけよ!

全体的に上昇していますが、バリュー株よりグロース株の買い圧力が強かったようです。

ここ
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ハイパーグロース株はまちまちよ!

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…▲3.10%
・COIN(コインベース)…+5.88%
・CRWD(クラウドストライク)…+5.44%
・DDOG(データドッグ)…▲0.42%
・DOCS(ドキシミティ)…+2.17%
・MQ(マルケタ)…▲1.43%
・U(ユニティ)…▲1.47%

上昇した長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.545から3.685に上昇しました。

前日までは急激に低下していた長期金利ですが、さすがに下げ過ぎていたようで昨日はリバウンドしています。

それでも直近では4%を超える場面もありましたので、安定した水準にまで下げたことで株式にとっては上昇余地のある水準ですね。

リッヒ
リッヒ

利回りはもう少し下げって欲しいな

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、久しぶりに全面高といった1日となったようです。

ここ
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金融にも買戻しが入ったわ!

多くの大型株が2%以上の上昇をしており、ほとんどの銘柄が上昇するといったリスクオン相場でした。

日中にはもっと多くの銘柄が上昇していたのですが、引けにかけてふるいにかけられた銘柄は売られていきましたね。

メガテックの上昇が顕著でしたが、意外にも急落していた金融銘柄が早くもリバウンドしています。

3/14大きく上昇した銘柄

・META(メタ)…+7.25%
・NVDA(エヌビディア)…+4.78%
・TSLA(テスラ)…+5.03%
・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)…+6.63%
・CRM(セールスフォース)…+4.21%
・WFC(ウェルズファーゴ)…+4.58%
・C(シティ)…+5.95%
・SCHW(チャールズ・シュワブ)…+9.19%

先日のWBCにおいて、東京ドームでセールスフォースの看板に自信がCMキャラクターを務める大谷選手がホームランをぶち込んだのは大きな宣伝効果になったでしょうね。(笑)

一方で、前日上昇していたヘルスケアや生活必需品の中には下落した銘柄も散見されました。

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、久しぶりに11セクター全てが上昇した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・通信…+2.5%
・情報技術…+2.19%
・金融…+1.8%
・一般消費財…+1.49%
・公益事業…+1.46%
・素材…+1.23%
・資本財…+1.16%
・ヘルスケア…+1.05%
・生活必需品…+0.91%
・不動産…+0.84%
・エネルギー…+0.44%

特に通信と情報技術は2%以上の上昇を見せており、上げ相場に強い特性を活かしています。

意外にも連日急落していた金融が早くもリバウンドしており、その下げ幅をわずかに回復させています。

その他にもほとんどのセクターが1%以上の上昇を見せていますが、エネルギー、不動産、生活必需品は限定的な上げ幅に留めています。

今年が上げ相場となるのであれば、昨日のようなセクターパフォーマンスが続くのかも知れません。

リッヒ
リッヒ

テック、通信は年初来から強いな

上値が重い展開が続きそうなS&P500

昨日のS&P500は大きく上昇したことで、終値では3,919まで上げています。

昨日の上昇によって、この先のS&P500は続伸すると考えている投資家も多いかと思いますが、思ったよりも上値が重い展開が予想されます。

昨日は1.65%の上昇を見せたS&P500ですが、日中には一時2%を超えた場面もありました。

しかし、200日移動平均線に押さえつけられて株価を戻していましたから、テクニカル的には簡単に上昇できる環境にはないようです。

200日の後には50日移動平均線も控えており、トレンドラインもありますから全てをブレイクアウトするためには相当のパワーが必要となりそうです。

ここ
ここ

パウエルちゃん次第ね!

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

予想通りのインフレ率に減速する利上げ予想

2月の米消費者物価指数(CPI)の発表がありました。

コア、総合ともに前年同月比は市場予想通りの結果となりましたが、粘着性の高いインフレに対してFRBとしては頭の痛い状況が続いています。

2月消費者物価指数(CPI)

【総合CPI】
〈前年比〉
・結果…6.0%(予想…6.0%)
・前回…6.4%
〈前月比〉
・結果…0.4%(予想…0.4%)
・前回…0.5%
【コアCPI】
〈前年比〉
・結果…5.5%(予想…5.5%)
・前回…5.6%
〈前月比〉
・結果…0.5%(予想…0.4%)
・前回…0.4%

上昇を続けるコアCPI(MoM)

先週の雇用統計と含めて大きな経済指標が出そろいましたが、地銀の相次ぐ破綻により来週のFOMCでは急速な利上げができない状況となりました。

つい1週間前までは3月FOMCでの利上げ幅は0.5%となる市場予想だったのに対して、現在は0.25%利上げが織り込まれています。

さらに驚きなのがターミナルレートの市場予想は5.0-5.25にまで低下しており、6月からは利下げに転じることを市場が織り込みはじめました。

リッヒ
リッヒ

いくらなんでもこれじゃ
インフレ抑制できんやろ

ここ
ここ

来週のFOMCは大注目ね!

メタさらに1万人の追加人員削減へ

メタ・プラットフォームズは昨年11月の1.1万人のレイオフに続いて、今後さらに1万人の人員削減を計画していることを明らかにしました。

マーク・ザッカーバーグCEOは管理職層をカットすることで、組織のフラット化を目指していると説明しています。

この発表を受けてメタの株価は6%以上の上昇となりました。

ビットコイン年初来で60%上昇

ビットコインが直近の4日間で+26%の高騰をしています。

SVBの破綻を受けてなお、ビットコイン市場は金融システムの混乱を切る抜けるとの楽観が強まっています。

年初来で+60%の上昇をしているビットコインですが、一昨年11月の高値までは+125%のアップサイドがあります。

近年では株式市場の先行指数ともいえるビットコインですから、今後も上昇するようであれば株式市場も堅調となる可能性が高まります。

リッヒ
リッヒ

最高値はいつ更新するんやろうな

3月の注目イベントについて

3月も重要な経済指標の発表が続きますので、相場に大きな影響を与えそうなイベントをピックアップしておきます。

今後注目のイベント

・3/15 小売売上高
・3/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・3/15 生産者物価指数(PPI)
・3/16 フィラデルフィア連銀景気指数
・3/17 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・3/22 FRB政策金利(FOMC)
・3/31 PCEデフレーター
・3/31 シカゴ購買部協会景気指数(PMI)

リッヒ
リッヒ

来週はいよいよFOMCやな

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まとめ

【予想通りのCPIに上昇した米国市場】来週FOMCでFRBは難しいかじ取りをまとめます。

まとめ

【3/14の米国市場の値動き】
・S&P500…+1.65%
・ダウ…+1.06%
・NASDAQ…+2.14%
・長期金利は3.685に上昇
【経済トピックス】
・予想通りのインフレ率に減速する利上げ予想
・メタさらに1万人の追加人員削減へ
・ビットコイン年初来で60%上昇

昨日の米国市場は消費者物価指数(CPI)の発表を受けて大きく上昇しました。

結果はおおむね予想通りだったとはいえ、コアCPIの前月比が予想を超えていたなど不安要素は十分あります。

次回FOMCではSVBの破綻も含めて、FRBは難しい判断を強いられる場面となりそうです。

急激な下落がすぐに訪れるといった危機は回避したように見えますが、いつまた突発的なニュースが飛び込んでくるかわかりませんので、平常心を保ている程度の投資を継続させていきましょう。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

ここ
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