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『2024年をけん引するセクターはどれ?』2023年12月米国株セクター別パフォーマンス

市場分析
この記事でわかること

・米国株を大きく分類する11のセクター
・期間ごとのセクター別パフォーマンス
・おすすめのセクターETF
・2024年に上昇が予想されるセクター

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こんにちは!
セクターETFを買い増したい
『ここ屋』よ!

2023年12月の米国市場は前月に続けて大きく上昇しました。

11月からの2ヶ月間で夏枯れ相場を一気に取り戻しましたね。

株式市場の上昇の影には大きく貢献したセクターと、そうでもなかったセクターに分かれています。

2024年を占う意味でも重要な変化がありますので、個人投資家もトレンドを把握しておきたいところです。

そこで今回の記事では、『2024年をけん引するセクターはどれ?』2023年12月米国株セクター別パフォーマンスを解説していきたいと思います。

【2023年12月】米国株セクター別パフォーマンス

米国に上場する5,000以上の株を大きく分類すると、11セクターに分かれます。

それぞれのセクターが、どのようなパフォーマンスを出しているのかを確認していきましょう。

【1ヶ月】セクター別パフォーマンス

直近1ヶ月(2023年12月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近1ヶ月は11セクターすべてがプラスとなった相場でした。

順位セクター騰落率
1位不動産+9.12%
2位資本財+8.83%
3位素材+7.5%
4位金融+6.7%
5位ヘルスケア+6.46%
6位一般消費財+5.6%
7位情報技術+4.7%
8位通信+3.73%
9位生活必需品+3.3%
10位公益事業+3.02%
11位エネルギー+0.28%
直近1ヶ月のパフォーマンス
順位セクター騰落率
1位情報技術+13.26%
2位不動産+11.77%
3位一般消費財+10.68%
4位金融+10.03%
5位資本財+8.96%
6位素材+8.67%
7位通信+7.72%
8位公益事業+5.89%
9位ヘルスケア+5.46%
10位生活必需品+3.64%
11位エネルギー+0.05%
前月1ヶ月のパフォーマンス
リッヒ
リッヒ

S&P500は+4.42%の上昇やったな

11月の上昇相場からセクター別パフォーマンスにガラッと変化が起きています。上半期には劣後していた不動産資本財素材といったセクターのリターンが急激に上昇しています。

2024年から利下げが意識される相場において、これらセクターの活躍が期待できそうです。

2023年をけん引してきた情報技術通信一般消費財といったセクターは割高感から売られているようです。

一方で、エネルギー生活必需品公益事業は低迷が続いています。

特にエネルギーセクターに関しては、今年の夏から軟調な相場が続いていますが中国経済などの景気が回復してこない限り厳しいでしょうね。

ここ
ここ

2024年は不動産の年になるわよ!

先月との大きな違い

・不動産セクターが2ヶ月連続でハイパフォーマンス
・ディフェンシブセクターは相変わらず弱い
・エネルギーセクターは今後も軟調が予想される

セクターのパフォーマンスは個別株の業績に大きく左右されますので、決算内容や市場のニュースなどは把握しておきたいですね。

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【3ヶ月】セクター別パフォーマンス

次に直近3ヶ月(2023年10月~2023年12月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近3ヶ月では11セクターのうち10セクターがプラス1セクターのみがマイナスとなった相場でした。

順位セクター騰落率
1位情報技術+17.07%
2位不動産+14.6%
3位資本財+12.73%
4位金融+12.5%
5位素材+11.95%
6位一般消費財+11.15%
7位通信+9.55%
8位公益事業+8.32%
9位ヘルスケア+6.4%
10位生活必需品+4.6%
11位エネルギー▲4.03%
直近3ヶ月のパフォーマンス
順位セクター騰落率
1位情報技術+4.06%
2位金融+3.4%
3位通信+0.81%
4位素材▲0.32%
5位公益事業▲0.9%
6位一般消費財▲1.05%
7位資本財▲1.29%
8位エネルギー▲1.42%
9位不動産▲2.52%
10位ヘルスケア▲2.55%
11位生活必需品▲2.8%
前月3ヶ月のパフォーマンス
リッヒ
リッヒ

S&P500は+11.24%の上昇やったな

まだ10月の下落の影響が残ってはいますが、11月からの相場がどれだけ好調だったのかがわかります。

特に半導体の急騰によって情報技術セクターがトップパフォーマンスをキープしています。

ここでも不動産セクターが一気に台頭してきましたね。

素材や資本財セクターもヒタヒタとパフォーマンスを上げていますので、いつまでもハイテク寄りのポートフォリオを組んでいると、高パフォーマンスのセクターの上昇を取り逃してしまいそうです。

一方で、再びエネルギーセクターのみがマイナスリターン。原油価格も下落が続いていますので、世界経済が回復しない限り需要は低迷しそうです。

先月との大きな違い

・不動産セクターが一気にランクアップ
・情報技術セクターはまだ底堅く続伸
・エネルギーセクターが再び軟調

【6ヶ月】セクター別パフォーマンス

もう少し期間を延ばして、直近6ヶ月(2023年7月~2023年12月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近6ヶ月では9セクターがプラス2セクターがマイナスとなった相場でした。

順位セクター騰落率
1位通信+12.75%
2位金融+11.83%
3位情報技術+9.56%
4位一般消費財+7.42%
5位素材+7.16%
6位資本財+6.42%
7位エネルギー+5.86%
8位不動産+4.31%
9位ヘルスケア+2.44%
10位生活必需品▲1.79%
11位公益事業▲3.65%
直近6ヶ月のパフォーマンス
順位セクター騰落率
1位エネルギー+12.12%
2位一般消費財+11.64%
3位金融+11.4%
4位情報技術+9.79%
5位資本財+8.69%
6位通信+8.27%
7位素材+6.97%
8位不動産+1.24%
9位ヘルスケア+0.38%
10位生活必需品▲0.83%
11位公益事業▲4.17%
前月6ヶ月のパフォーマンス
ここ
ここ

S&P500は+7.18%の上昇だったわ!

2023年の下半期は通信セクターが急激なジャンプアップを見せました。グーグルやメタ、ネットフリックスといったメガテックがけん引したようです。

金融情報技術セクターも順調に上昇しています。3月の金融ショックをチャンスと捉えた投資家は大きなリターンを得ることができたことでしょう。

また、エネルギーセクターは一気にランクダウンしましたね。OPECによる原油価格調整もうまくいっていないようなので今後も厳しい展開が予想されます。

一方で、公益事業生活必需品ヘルスケアなどのディフェンシブセクターは軟調ですね。

リッヒ
リッヒ

下半期は通信が良かったな

先月との大きな違い

・通信セクターが急速に上昇
・テック+金融が強い相場
・エネルギーセクターは軟調が続く公算が高い
・ディフェンシブセクターは厳しい下半期

【1年】セクター別パフォーマンス

さらに遡って、直近1年間(2023年1月~2023年12月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近1年では11セクターのうち9セクターがプラス2セクターがマイナスとなっています。

順位セクター騰落率
1位情報技術+56.61%
2位通信+52.24%
3位一般消費財+37.48%
4位資本財+18.61%
5位金融+17.29%
6位素材+12.4%
7位不動産+7.27%
8位ヘルスケア+4.24%
9位エネルギー+2.77%
10位生活必需品▲0.88%
11位公益事業▲8.35%
直近1年のパフォーマンス
順位セクター騰落率
1位情報技術+39.87%
2位通信+35.25%
3位一般消費財+18.85%
4位資本財+7.61%
5位金融+6.35%
6位素材+2.87%
7位ヘルスケア▲0.95%
8位エネルギー▲1.49%
9位生活必需品▲4.99%
10位不動産▲5.64%
11位公益事業▲10.24%
前月1年のパフォーマンス
リッヒ
リッヒ

S&P500は+25.34%の上昇やった

1年のパフォーマンスを眺めると情報技術通信セクターが50%を超える大きな上昇を見せていますが、一般消費財を含んだ3セクター以外のパフォーマンスはS&P500に劣後しています。

特に公益事業セクターを含むディフェンシブセクターは軟調な1年となりました。

盲目に指数を買い続けるのでも良いですが、S&P500全体を買うというのはこのようにパフォーマンスの悪いセクターも含んでいることも覚えておきましょう。

先月との大きな違い

・情報技術と通信セクターが群を抜いたパフォーマンス
・8セクターで指数を下回る

おすすめのセクターETF11銘柄リターン比較

セクター別のパフォーマンス比較するのに、各セクターの代表的なETFで比較したいと思います。

筆者の独断と偏見でおすすめのセクターETFを紹介していきます。

おすすめのセクターETF11銘柄

おすすめのセクターETFは以下の11銘柄ですが、直近1ヶ月と1年のリターンと共に紹介していきます。

ここ
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購入を推奨するものではないから
投資するなら自己責任よ!

セクター名おすすめETF1ヶ月リターン1年リターン
情報技術セクターVGT+4.76%+51.53%
ヘルスケアセクターVHT+5.07%+1.07%
一般消費財セクターVCR+7.02%+39.05%
通信セクターXLC+4.14%+51.41%
金融セクターVFH+6.16%+11.52%
資本財セクターXLI+6.48%+16.07%
生活必需品セクターVDC+2.39%▲0.32%
公益事業セクターVPU+1.42%▲10.62%
素材セクターXLB+3.80%▲10.12%
不動産セクターXLRE+7.60%+8.48%
エネルギーセクターXLE▲0.87%▲4.15%
引用:Google finance
リッヒ
リッヒ

12月も全体的に強かったな

1年リターンを眺めると11セクターのうち4セクターが下落していますが、5セクターは2桁の上昇をしています。

一方で、12月単月で見ると多くのセクターで上昇しており、年次パフォーマンスを引き上げています。

ここ
ここ

エネルギーだけがマイナスね!

ちなみにVOOの同期間の1ヶ月リターンは+4.15%の上昇、1年リターンは+25.19%の上昇でした。

リッヒ
リッヒ

S&P500の1年リターンを
超えたのは3セクターのみやな

こちらのセクター別おすすめETFは『まとめ記事』がありますので、リンクを貼っておきます。

米国株セクターETFまとめ記事はこちら

米国株12月のセクター別パフォーマンス まとめ

米国株12月のセクター別パフォーマンスをまとめます。

まとめ

◎米国株は大きく11セクターに分類される
・切り取る時期によって上昇セクターが異なる
・セクターによってボラティリティの大きさが異なる
・経済状況によって上昇セクターが変わる
◎2024年に上昇が期待されるセクターは
・利下げを背景に不動産セクターに期待大
・情報技術はAIトレンドによって引き続き堅調
・ヘルスケアセクターの上昇がはじまった
・エネルギーセクターはボトムを打てば急騰もある

2023年12月には上昇した米国市場ですが、来年も続伸できるとは限りません。

とはいえ、来年には利下げも見えてきた米国市場ですから、個人的には今後の上昇を期待したいと考えています。

次の決算シーズンがはじまるまでに、moomooアプリをダウンロードしておきましょう。

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本記事の予想は、過去に見る一般論と筆者の独断によるものですので、投資は自己責任、自己判断でお願いします。

当ブログの『米国ETFまとめ記事』はこちら

ここ
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