・投資に興味がある
・これから投資を始めたい
・米国株に興味がある
・米国個別株は恐い
・米国ETFに興味がある
・今後伸びそうな米国ETFを知りたい
*今年はバリュー株が来ると思っている!
↓クリックでブログランキングの応援をしてください。

2020年に始まった、新型コロナウイルスによるパンデミックでしたが、2021年に入り全米には急速にワクチンが渡り始めました。
日本の国民に行き渡るのは、まだまだ先と言われていますが、米国民へのワクチン接種は急速に進行しています。

そんな米国に巻き起ころうとしているのは、『リア充の逆襲』です。
今まで散々ガマンしてきた『リアル』を、ここにきて爆発的に晴らそうとしているのです。
この状況下で、米国株式市場には、どのような変化がもたらされるのでしょうか?
そう、『バリュー株』の高騰への期待です。
今回は、そのバリュー株をまとめた『バリューETF』のおすすめ3選の紹介と解説をしていきたいと思います。
2021年値上がり期待のおすすめバリュー株ETF

2021年値上がり期待のおすすめバリュー株ETFは以下の3銘柄です。
『VTV』・『SPYV』・『IUSV』
これら3銘柄の概要を見ていきましょう。
2021年おすすめバリュー株ETF概要比較
バリュー株ETF概要比較をします。
ティッカー | VTV | SPYV | IUSV |
---|---|---|---|
運用会社 | バンガード | ステート・ストリート | ブラックロック |
設定日 | 2004/01/26 | 2010/09/29 | 2000/07/24 |
純資産額 | $62.17B | $8.743B | $8.506B |
経費率 | 0.04% | 0.04% | 0.04% |
ベンチマーク | CRSP US Large Cap Value Index | S&P 500 Value Index | S&P 900 Value Index |
バリュー株ETFの上位構成セクター比較
上位構成セクター比較をしてみます。
VTV | SPYV | IUSV |
---|---|---|
金融 | ヘルスケア | 金融 |
ヘルスケア | 金融 | ヘルスケア |
資本財 | 生活必需品 | 資本財 |
生活必需品 | 資本財 | 消費財 |
消費財 | 通信 | テクノロジー |
バリュー株ETFチャート比較
直近1年のバリュー株ETFのチャートですが、3銘柄とも、ほぼ同一の値動きをしています。
これは、5年チャートでも同じことが言えます。

ちなみに、この比較チャートは『Yahooファイナンス』を使用していますが、無料で色々な機能があり非常に便利です。
使い方はこちらの記事で詳しく解説しています。
なぜ2021年米国バリュー株がおすすめなの?

なぜ2021年は米国バリュー株がおすすめなのかを解説していきます。
2020年を代表的に、ハイパーグロース株は歴史的な高騰を見せています。

GAFAを筆頭に爆上げしとるな
しかし、テスラのような『実体を伴わない高騰』はいずれ終息に向かうことでしょう。
EPSやPERが、それを物語っています。
では、なぜ今バリュー株が注目されるのでしょうか?
それは、株価の変動は『期待値』によるものだからです。
株価への期待値とは?
実際の企業の業績よりも重視されるファクターのひとつに『期待値』があります。
新しい事業がスタートする時よりも、事前に発表された時の方が株価は高騰しますよね?
これは、『期待値』が先行するからです。
誰もが、いち早くその値上がりをキャッチしたいがゆえに、情報に飛びつくんでしょうね。
そして、新規事業がスタートした頃には『おりこみ済み』のため、そこまで株価は上がりません。
2021年バリュー株(リア充銘柄)への期待値
このバブル相場とも言われる現在において、本当に『バリュー株への期待値』は高まっているのでしょうか?
コロナ禍で、さまざまなリアルをガマンしてきた国民は、こぞってワクチンへの期待を示し、コロナ終息後の世界を夢見ています。
旅行、外食、テーマパーク、ショッピング、遊技場、スポーツ観戦など。
きっと、リア充たちは必要以上にお出掛けしたくなってしまいますよね?
これが、期待せずにいられるでしょうか?
ハイパーグロース株の終息
2021年2月の決算をもとに、GAFAを筆頭とするハイパーグロース株の株価変動はどのようなものだったでしょうか?
『売上高・ガイダンス・EPS』どれもコンセンサス予想を上回ったのにもかかわらず、株価はのきなみ下落をしています。
以下は、2021/2/25現在の3ケ月チャートですが、50日平均線を割り込んでいるものもあります。




ついでに、『マイクロソフト』と『テスラ』も見ておきましょう。


これらのチャートはハイパーグロース株の終息を意味しているのでしょうか?
仮想現実から脱却し、リアルへの移住が始まったサインなのかもしれません。
2021年米国バリュー株(リア充銘柄)が期待されるワケ

2021年米国バリュー株(リア充銘柄)が期待されるワケを解説していきます。
グロース株と比較されることの多いバリュー株ですが、実は長期で見ると逆相関トレンドにあるのがわかります。
これは、ITバブルやコロナバブルにも当てはまることですが、グロース株が伸びている時は、バリュー株は終息する。『逆もまた然り』です。
もちろん、投資家のお金には限りがありますよね?
限りのあるお金を投資をする際に、あなたならどこに投資しますか?
答えは『トレンドに乗る』ですね。
上がらない銘柄を、ずっとホールドすることができる人は多くはないでしょう。
時代の流れに合わせて、銘柄を組み替えることは自然の摂理なんでしょうね。
これにより、グロース株とバリュー株は『逆相関の関係』にあるのです。
しかも興味深いことに、だいたい10年周期にトレンドが入れ替わるのです。
【変換点】トレンドの入れ替わり?
これは、バリュー株(VTV)とグロース株(VUG)のチャート比較です。
2004年からの10年間チャートですが、2008年に始まったリーマンショックを境に、バリュー株とグロース株が逆転していることが分かります。
以降、2009年から10年間はグロース株のトレンドでした。

しかし、直近3カ月チャートで比較すると、2021年2月の決算を皮切りにバリュー株がグロース株をアウトパフォームしたことが見て取れます。

この先の10年は、今までのグロース株のような値上がりは、バリュー株に移行するのではないかと予測されています。
実際に、ウォーレン・バフェット率いるバークシャーハサウェイ社のポートフォリオの入れ替えが、それを物語っているかも知れません。
それでもグロース株に興味がある人は、こちらの記事で詳しく解説しています。
バークシャー・ハサウェイ社のポートフォリオ入れ替え

2021年2月にバークシャーハサウェイ社は、Apple株の一部を売って、ベライゾンとシェブロンを購入しています。
(ベライゾンは通信事業、シェブロンは石油関連企業)
これが何を意味しているのかは、バフェット本人にしかわからないのかも知れませんが、株式市場が大きく変わる分岐点なのかも知れません。
2021年おすすめバリュー株ETF(リア充銘柄)まとめ

2021年初頭にかけて、GAFAを筆頭にハイパーグロース株の高騰は凄まじいものがありました。
しかし、コロナワクチンへの期待が、世界の投資家たちの目線を変え始めていることも確かです。
われわれ個人投資家は、大きなトレンドの変化に、いち早く反応すべき局面に立たされている可能性があります。
2021年の今、その一歩を踏み出すのであれば、今回紹介したバリューETFなのかも知れません。
その中でも、純資産総額の大きいVTVがおすすめです。

今回の記事は個人の意見やから
実際の投資は自己責任でお願いやで

最後まで読んでくれてありがとう!
他にもお得情報がたくさんあるので
別の記事も読んでみてね!
米国ETFに興味がある人は、まとめ記事がありますので参考にしてみて下さい。
2021年6月30日よりSBI証券が新サービス『クレカ積立』を開始しました。
積立投資をクレカ決済にすることで、お得にポイントがもらえるサービスです。
通常の申し込みページよりもお得な『紹介特典2,000ポイント』がもらえるURLを貼っておきます。
コメント