米国ETF『VOO・VIG・VONG』【11ヶ月間の運用実績公開】2021年米国市場は年末に向けて上昇するのか?

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こんにちは!
含み益が最大の『ここ屋』よ!

2021年も残すところ1ヶ月となった米国市場ですが、11月も小幅値上げをしました。

上昇の期待がされていた11月でしたが、ヨコヨコしながらもS&P500は最高値を更新しました。

下落の不安材料がなくなったわけではない状況で、市場の行く先はどちらを向いているのでしょうか。

そこで今回の記事では、筆者の実際の資産運用を参考にして、2021年11ヶ月間の米国市場の推移と今後の予想を解説していきたいと思います。

また、4月から10月の時点でも記事にしていますので、合わせて参考にしてみて下さい。

米国ETF『VOO・VIG・VONG』4ヶ月間の運用実績

米国ETF『VOO・VIG・VONG』5ヶ月間の運用実績

米国ETF『VOO・VIG・VONG』6ヶ月間の運用実績

米国ETF『VOO・VIG・VONG』7ヶ月間の運用実績

米国ETF『VOO・VIG・VONG』8ヶ月間の運用実績

米国ETF『VOO・VIG・VONG』9ヶ月間の運用実績

米国ETF『VOO・VIG・VONG』10ヶ月間の運用実績

【11ヶ月間運用実績公開】米国ETF『VOO・VIG・VONG』

今回、運用実績を公開するのは米国の代表的なETFで、大きく特徴が異なる3銘柄です。

3銘柄の値動きを把握することで、現在の米国市場のトレンドを感じることができると思います。

その3銘柄とはVOOVIGVONGです。

これから、この3銘柄の基本的な概要と特徴を把握した上で、実際の運用状況を見て今後の米国市場の予想を解説していきたいと思います。

米国ETF『VOO・VIG・VONG』の概要

米国ETF『VOOVIGVONG』の概要(2021.11.23現在)です。

ちなみにこの3銘柄は、実際に筆者本人と家族の2020年度にNISA口座で購入した銘柄です。

ティッカーVOOVIGVONG
名称Vanguard
S&P500
ETF
Vanguard
Dividend
Appreciation ETF
Vanguard
ussell1000
Growth
運用会社バンガードバンガードバンガード
設立日2010/09/092006/04/272010/09/22
ベンチマークS&P500
指数
ナスダック
米国ディビデンド
アチーバーズ
セレクト指数
ラッセル1000
グロース
インデックス
純資産総額$277.663B$66.522B$8.273B
経費率0.03%0.06%0.08%
配当利回り1.21%1.67%0.61%
引用:Bloomberg

全てバンガードのファンドですので、経費率は格安です。

VOOはみなさんもご存知のS&P500をベンチマークにしていますが、VIGVONGの認知度は高くないかも知れませんね。

バリュー株中心のVIGは、高配当ETFとして発売されたのですが、現在の配当率は2%にも満たないため、とても高配当とは言えないですね。(厳密には連続増配株を集めたETF)

VOO・VIG・VONGのベンチマークと特徴

それぞれのベンチマークと特徴を、簡単に解説していきます。

VOO

ベンチマークは【S&P500】
米国の株式市場に上場している大型株500銘柄の時価総額加重平均指数。
およそ500銘柄で、米国に上場している約3,700株の8割を占める。
構成銘柄上位は、AppleMicrosoftAmazonFacebookAlphabet(Google)
米国全体の株価指数と言っても過言ではない。
SPYとIVVは同じS&P500がベンチマーク。
実際に米国株式全体をベンチマークとするVTIとは、ほぼ同等の値動きをする。
VTIについて詳しくはこちらの記事

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ベーシックかつ
世界最高峰のベンチマークよ!

VIG

ベンチマークは【ナスダック米国ディビデンド・アチーバーズ・セレクト指数】
10年以上連続増配実績を持つ銘柄で構成される。(REITは除く)
連続増配株を集めているわりに、近年の分配金率は低くVOOとそれほど変わらない。
増配株を集めているだけあって、比較的大型バリュー株が中心
比較的ディフェンシブ銘柄が多め。
NASDAQと名前についているが、NASDAQ市場に限った銘柄ではない。
構成銘柄上位は、JPMorganJ&JP&GMicrosoftWalmartVISA

リッヒ
リッヒ

地味やけど底堅い
バリュー株寄りのETFやな

バリューETFについて詳しくはこちらの記事

VONG

ベンチマークは【ラッセル1000グロース・インデックス】
ラッセル1000(大型株)のうちのグロース株で構成される。
グロース銘柄中心のため、上昇相場ではリターンはS&P500を凌ぐ
景気敏感株を多く含むので、下落局面ではディフェンス力は低め
構成銘柄上位は、AppleMicrosoftAmazonFacebooktesla

ここ
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個人投資家が好きそうな
ハイグロなベンチマークよ!

グロースETFについて詳しくはこちらの記事

VOO・VIG・VONGの過去リターン

前項の特徴を踏まえた上で、過去リターンを見ていきましょう。

まずは、Bloombergから引用したリターン率です。

リターンVOOVIGVONG
年初来26.69%19.82%28.87%
1年33.02%23.90%37.08%
3年22.50%18.54%32.18%
5年18.68%16.88%25.80%
引用:Bloomberg

グロース株の成長率が加速しているため、年初来リターンについてグロース株ETFのVONGVOOをアウトパフォームしました。

過去5年平均リターンもVONGの実績がもっとも良く、5年前に購入していれば2倍以上に成長しているリターン率です。

VIGのリターンが小さいことについて、その特徴が『連続高配当銘柄ETF』であることがあげられます。

これは直近5年はグロース株のリターンがバリュー株をアウトパフォームしていることを示しています。

VOO・VIG・VONGの運用実績【11ヶ月間】

筆者本人と奥さんの2020年度のNISA口座、娘のジュニアNISA口座での運用実績です。

それぞれ、2020年の12月中旬から下旬の購入ですので、実質11ヶ月間程度の運用利回りとなります。

この間、分配金も出ていますが、ETFは分配金自動再投資ができないので、キャピタルゲインのみの実績です。

VOO運用実績(11ヶ月間)

11ヶ月間の運用実績は好調を維持しています。

ドルベースで+26.80%、円ベースで+37.49%の上昇でした。

先月比ではドルベース+4.09%の上昇です。

リッヒ
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ドル高の恩恵で円ベースの
含み益がものすごいな

ここ
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為替リスクはプラスにも働くの!

VIG運用実績(11ヶ月間)

11ヶ月間での運用実績はドルベースで+19.75%、円ベースで+31.76%の上昇でした。

先月比ではドルベースで+2.64%上昇です。

VONG運用実績(11ヶ月間)

11ヶ月間での運用実績は、ドルベースで+29.23%、円ベースで+40.13%の上昇でした。

先月比ではドルベースで+5.63%の上昇です。

為替によるリターン

円ベースでのリターンが大きいのは、2020年の年末が円高だったため円安傾向に進む現在は、為替リターンも受け取ることができます。

こちらの日本円表示は、購入時の為替に手数料を加えた単価(日本円)が反映されています。

しかし、実際には事前に『お得なドル転方法』でドル転していますので、もう少しリターンは大きいはずです。

SBI証券は米国ETFの定期買付ができ米国株の取扱数も豊富ですので、米国株投資をはじめる人におすすめなネット証券です。

VOO・VIG・VONGのリターン推移

VOOVIGVONGのリターン推移を見てみます。

筆者がこちらの3銘柄の比較記事を書いたのが、4月(4ヶ月間実績)からですので、直近8ヶ月の比較となります。

リターン
(ドルベース)
VOOVIGVONG
4ヶ月(4月末)12.44%8.82%10.47%
5ヶ月(5月末)12.36%10.40%7.10%
6ヶ月(6月末)15.48%9.32%14.42%
7ヵ月(7月末)19.11%13.86%20.87%
8ヶ月(8月末)21.54%15.89%22.39%
9ヶ月(9月末)20.61%13.03%22.38%
10ヶ月(10月末)22.71%17.11%23.60%
11ヶ月(11月末)26.86%19.75%29.23%

11ヶ月間リターンを眺めると3銘柄とも今月は大きく上昇し、例年と比較すると市場は堅調であると判断できそうです。

S&P500のVOOは、11月も高値を更新しました。

バリュー株中心のVIGは、3銘柄の中ではもっとも小幅ですが、順調に上昇しています。

上半期はVOOにアウトパフォームされていたグロース株のVONGでしたが、現在は3銘柄でもっとも上昇しています。

VOO・VIG・VONGの値動きに見える米国市場の見通し

VOOVIGVONGの値動きに注視することで、今後の米国市場の予想をしていきます。

VOOを市場全体の平均と考えるであれば、VONGはオフェンシブ銘柄(ハイリスク・ハイリターン)、VIGはディフェンシブ銘柄(ローリスク・ローリターン)と捉えることができます。

そして、その特徴がもたらす相関性は以下のようになります。

・米国市場全体が金融相場の時は、VONG(グロース株)がもっともリターン率がいい。

・業績相場がはじまると、VIG(バリュー株)がもっともリターン率がいい。

・市場平均のVOOは常に値動きが安定している

当たり前な理論で単純な相関性ですが、過去実績がハッキリと物語っています。

過去チャートでそれを確認し、2021年から2022年の見通しを予想してみましょう。

VOO・VIG・VONGのチャート比較

VOOVIGVONGのチャートを比較することで、これまでの上昇相場と直近のグロース株の成長度合いを確認してみましょう。

こちらが、年初来のチャート比較です。

グロースETFのVONG(青)VOO(赤)のリターンは、ほとんど変わりません。

相変わらずバリュー株中心のVIG(緑)は出遅れていますね。

また、2022年には利上げが予定されているので、グロース中心のVONGは下落の可能性があるかも知れません

リッヒ
リッヒ

11月も初旬に下落しとったけど
そこが買い場だったんか

ここ
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後から見れば買い時だと感じるけど
下落中の相場で買いに入るのは難しいわね!

次に、直近1ヶ月のチャート比較です。

3銘柄とも最終的には上昇月となりましたが、VONG(青)VOO(赤)VIG(緑)が見て取れます。

ここ
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11月はグロースのターンだったのね!

年初来リターンの推移による今後の米国市場予想

年初来リターンの推移による今後の米国市場を予想をしてみます。

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独断と偏見だから
参考程度にしとくのよ!

2021年これまで堅調だったセクターは、エネルギーセクター情報技術セクターなどで、実際にS&P500のリターンを超える20%~50%もの上昇を見せています。

S&P500銘柄の年初来ヒートマップを見てみます。

基本的には2021年は上昇相場のため、大きく上げている銘柄が目立ちます。

30%以上の上昇銘柄も多い中、100%以上の暴騰している銘柄もあります。

暴騰銘柄

・F(フォード)+129%
・FTNT(フォーティネット)+120%
・NVDA(エヌビディア)+143%
・IT(ガートナー)+102%
・NUE(ニューコア)+124%
・MRNA(モデルナ)+164%
・FANG(ダイヤモンドバック)+127%
・MRO(マラソン・オイル)+147% など

FTNT(フォーティネット)について詳しくはこちら

NVDA(エヌビディア)について詳しくはこちら

2022年の利上げに向けてグロース株には、厳しい相場が訪れるかも知れません。

11月の米国市場

11月の米国市場を切り取ると、今後の相場を占うことができます。

直近1ヶ月のヒートマップを見ていきましょう。

エネルギー、金融、通信セクターがボコボコにされています。

上昇銘柄をピックアップするのであれば、F(フォード)、PFE(ファイザー)と半導体関連銘柄ですね。

半導体関連銘柄では、NVDA(エヌビディア)、AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)、QCOM(クアルコム)が大幅上昇し半導体セクターの上昇をけん引しています。

2021年は大きな下落はもう来ない?

2021年も残すところ1ヶ月あまりとなりましたが、米国市場には大きな下落はもう来ないのでしょうか?

テーパリングは11月に開始になりましたが、今後の焦点は利上げとインフレの長期化ですかね。

エネルギー価格の上昇や人件費の上昇は長期化の様相を呈しています。

とはいえ、どちらも急激な変動につながる可能性はありませんので、大きな下落の心配はなさそうです。

VOO・VIG・VONG 11ヶ月間運用実績公開:まとめ

VOO・VIG・VONGの 11ヶ月間運用実績を公開して、今後の米国市場の予想を立ててみました。

VOO・VIG・VONGの運用実績

・VOO(S&P500)は微増ながらも高値更新
・VIG(バリュー株)は続伸が止まり売り先行
・VONG(グロース株)は再び好調

運用実績から見える今後の米国株相場

・決算を中心に業績の良い銘柄が上昇する
・サプライズなくリスクオン相場でハイグロ上昇
・年末アノマリーの上昇を期待する

テーパリングは開始されましたが、織り込み済みの情報に対しては市場に大きな影響を与えません。

これから年末年始の上昇アノマリーに突入していきますが、フルインベストメントでは足元をすくわれかねません。

強気の時こそ慎重になるべきことを忘れずに相場に取り組みたいところです。

投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。

ここ
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最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ!

当ブログの『米国ETFまとめ記事』はこちら

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