・資産形成の一部に金を検討している
・金の現物に投資することに抵抗がある
・ゴールドETFについて詳しく知りたい
・ゴールドETFに投資する意味を知りたい
・どのゴールドETFがいいか知りたい
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こんにちは!
ゴールドの将来を信じている
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
2023年も米国市場にとって、厳しい1年になることが予想されています。昨年は大きく下落した相場に、資産を減らした投資家も多かったことでしょう。
今年に入りポートフォリオの見直しを考えている人も多いのではないでしょうか?
そんな人におすすめなのが『金』です。ゴールドへの投資は昔から重要視されていますが、株式が好調な時期ではその重要性に気付くことはありません。
そこで今回の記事では、なぜ金に投資をするのか?ポートフォリオにおける金の役割とは?今後価格は上昇するのか?金に投資をするにはどうすればよいのか?と考えている人に向けておすすめのゴールドETF『GLDM』について解説していきたいと思います。
投資における金【ゴールド】の役割

金に投資することを検討する際に『有事の金』という言葉を耳にします。金は『無国籍通貨』とも言われていますが、基軸通貨としての米ドルの代替とも言われています。
金【ゴールド】の特徴
金の特徴として、株式の価格と逆相関の関係にあると言われています。株式市場が下落している時には、金価格が上昇することが多いと考えられています。
こちらが2008年リーマンショックからの10年あまりを切り取った期間の、ゴールド(赤)とS&P500(青)の比較チャートです。
おおむね逆相関の値動きをしていることが見て取れます。
これは、金独自の特性ともとれますが、インフレ懸念が高まったり経済への不安が膨らむことで、金価格は上昇するといった現象もみられる傾向にあります。
金価格の値動きの特徴
金はそれ自体に価値があるため、世界中で換金が可能です。有事の金と言われるほど、政治・経済・インフレなどによる通貨や株価の変動にも強い資産として投資家に好まれてきました。
では、そんな金はそのような要因で価格が変動するのでしょうか?
・基軸通貨の米ドルの価格変動
・需要と供給のバランス
・各国の政治・経済の動向
・各国の金利変動
・その他の資源価格の変動
上記の要因などが複雑に入り交じり金価格は変動しているので、どちらに振れるかは予測ができないと言われています。
また、金は石油などと違って消費により無くなることはないため、地中に埋蔵されている金が枯渇しても金自体が地球上から無くなることはありません。
実際、現在の年間需要のうち約1/3は、市場からのリサイクルによるものです。
ポートフォリオにおける金【ゴールド】の割合

ポートフォリオにおける金【ゴールド】の割合については、投資家のポートフォリオ戦略や、投資目的によって異なります。
金はポートフォリオのバランスを取ってくれる
金にはポートフォリオ全体の資産バランスを保つ目的があります。株式が暴落した際など、上昇した金を売却してリバランスすることで資産の最大化を図ることができます。
逆に株価が高騰している時には、ゴールドの割合を増やすなどして暴落に備えることもできます。
金のポートフォリオにおける割合は
通常、金(コモディティ)の割合は、ポートフォリオの5%~10%とも言われています。これは、資産における金(コモディティ)の役割によって決められます。
金を保有する目的が、株価下落の際に資産全体の評価額を守るためのディフェンシブな役割を果たすのか、株価下落時に金を売却して株式を購入すると言った、オフェンシブな利用の仕方をするのかによっても異なります。
いずれにせよ、金のキャピタルゲインのみで資産形成をすることは難しいと考えられますので、BTCを含むコモディティの割合は、多くても10%以内にとどめることが最適解と考えられます。
2023年の金【ゴールド】の価格はどうなる?

2023年の金【ゴールド】の価格は、今後どうなるのか気になるところです。

下がることが予測されるなら
金には投資したくないわ
金の役割やポートフォリオにおける割合を理解したところで、これから値下がりする商品に投資することには抵抗があります。
金【ゴールド】が値上がりする理由は
今回、金への投資を紹介した理由として、2023年の金価格は上昇する期待があるからです。
・今後も株価の続落が予想される
(逆相関の金価格が上昇する)
・インフレで通貨価値が下がる
(目減りを防ぐため金が購入される)
・金利が下がりはじめる
(債券から資金が戻ってくる)
・直近のチャートが示している
(下落トレンドから上昇トレンドの転換)
2023年1月現在のゴールドのチャートです。
2021年3月には、ウクライナ侵攻による金価格の高騰がありました。その後は8ヶ月ほど下落トレンドが続きましたが、9月と11月にダブルボトムを付けて上昇トレンドに転換しています。
金【ゴールド】投資のデメリットとは?

これまで、金【ゴールド】への投資のメリットと言えるものの紹介をしてきましたが、金投資は全ての人に有益とは言えません。
ここで、金投資のデメリットについても言及しておきましょう。
・価格が安定していて高騰しにくい
・短期で利益になりにくい
・配当や利子がない
・保有しているだけで経費がかかる
金には資産を生み出すインカムゲインはありません。また、保有しているだけで経費がかかることから、資産ではなく負債と考える傾向すらあります。
価格変動に関しては1980年から2005年ころまでは、金価格は大きな上昇をしていませんでした。
金へ投資するには、これらのデメリットも抑えた上で、保有を検討する必要がありそうです。
金【ゴールド】への投資方法

金【ゴールド】への投資方法はいくつかあります。
・金(現物)の保有
・純金積立
・投資信託
・ETF
・先物取引
それぞれには特徴があり、人によっては最適な投資方法が異なると思います。
各々の投資方法によるメリット・デメリットを簡単に解説します。
投資方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
現物保有 | 現物を保有できる | 盗難リスクあり 保管コストがかかる 売却時に確定申告 |
純金積立 | 盗難リスクなし 少額から開始できる 自動積立可 現物への交換可 | 手数料が高い 業者の破綻リスクあり 売却時に確定申告 |
投資信託 | 盗難リスクなし 少額から開始できる 自動積立可 業者の破綻リスクなし | 手数料が高め 現物の保有ができない |
ETF | 盗難リスクなし 業者の破綻リスクなし 手数料が安い 市場で取引できる | 定額自動積立ができない 現物の保有ができない |
先物取引 | 盗難リスクなし 業者の破綻リスクなし レバレッジをかけられる | 変動リスクが大きい 長期投資には向かない |
(売却時に確定申告が必要になるのは、売却益が一定数量以上になった場合です。ここでは詳しい解説は省きます。)
これら投資方法の中で、個人投資家に圧倒的におすすめなのがETFです。
・業者破綻リスクがない
・保管コストが発生しない
・手数料が安い
・盗難リスクがない
・市場で取引できる
・比較的リスクが小さい
それでは、おすすめ投資方法のETFのなかでも、特に注目のETFを紹介したいと思います。
おすすめの金投資【ゴールドETF】GLDM

2023年現在、金【ゴールド】に投資できるETFはいくつも存在しています。大きくは日本の東証ETFと米国のETFに分けられます。
今回おすすめするのは、米国ETFのGLDMです。そのおすすめする理由を、概要比較で確認していきます。
金【ゴールド】ETFのGLDM概要
今回おすすめするGLDMの概要を解説するにあたって、日本円で投資できる『東証ETFの1326』と『米国ETFのGLD』と比較していきます。
金に連動するETFは基本的には金価格と連動するため、比較するためには経費率がもっとも重要になります。
ティッカー | GLDM | GLD | 1326 |
---|---|---|---|
名称 | SPDR Gold MiniShares Trust | SPDR ゴールド・シェア | SPDR ゴールド・シェア |
取引通貨 | 米ドル | 米ドル | 日本円 |
運用会社 | ステート・ストリート | ステート・ストリート | ワールド・ゴールド |
設定日 | 2018/06/26 | 2004/11/18 | 2008/06/30 |
資産総額 | 53.18億ドル | 540.37億ドル | 540.37億ドル |
ベンチマーク | LBMA午後金価格 | LBMA午後金価格 | LBMA金価格 |
経費率 | 0.10% | 0.40% | 0.40% |
分配金 | なし | なし | なし |
GLDMがもっとも経費率が低いことが確認できますが、ゴールドは株と違って利益を生みませんので分配金はありません。

保有しているだけで赤字か
同じステート・ストリートが同じインデックスのETFを出している理由については、他社のゴールドETF(ブラックロック社のIAU)が経費率0.25%の商品を出したため、ステートストリートは新たに経費率を下げてGLDMを販売開始しました。
これがGLDMをおすすめする、もっとも大きな理由です。
金【ゴールド】ETFのGLDM過去リターン
直近5年までのリターンを確認してみます。
ティッカー | GLDM | GLD | 1326 |
---|---|---|---|
1年リターン | 1.22% | 0.86% | 16.05% |
3年リターン | 5.60 | 5.33% | 13.54% |
5年リターン | ー | 6.35% | 10.05% |
米国市場(S&P500)が1年で▲19%下落していることに対して、2022年の金はプラスのリターンを出しています。(1326のリターンが大きいのは円安が影響しています。)
また、GLDMは設定来4年半しか経過していませんので5年リターンはありませんが、基本的にはGLD同様の値動きとなります。
金【ゴールド】ETF『GLDM』まとめ

金に投資できるゴールドETF『GLDM』をまとめます。
・金への投資は攻守のバランスがとれる
・ポートフォリオへの割合は5~10%
・金価格は2023年上昇の兆しが見える
・金投資にはデメリットもある
・金への投資方法は大きくは5種類
・その中でもETFがおすすめ
・もっとも経費の安いGLDMがおすすめ
有名なYouTuberの高橋ダンさんも、金への投資を強く推奨しています。
こちらの本も非常に面白い切り口で金への投資理由を解説していますので、興味のある人は読んでみて下さい。
金鉱株への投資は、金(ゴールド)以上に値動きの大きいものとなります。金価格の上昇を信じるのであれば、金鉱株ETFへの投資も良いかも知れません。
また、コモディティ全体に投資できる、コモディティETFも解説しています。
米国ETFに興味がある人は、まとめ記事がありますので参考にしてみて下さい。
投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。

最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
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