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バリュー、グロースどっちが上がる?『VOO・VIG・VONG』【28ヶ月間の運用実績公開】

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米国ETF
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こんにちは!
円ベースでは資産が増えている
『ここ屋』よ!

2023年に入りそれなりのパフォーマンスを見せる米国市場ですが、4月はそれほど大きな上昇とはいきませんでした。

年初来ではグロース株が大きな上昇をしていましたが、4月はバリュー株がアウトパフォームしたようです。

バリュー株とグロース株のどちらを保有するのが正解なんでしょうね?

そこで今回の記事では筆者の実際の資産運用を参考にして、28ヶ月間の米国市場の推移と今後の展望を解説していきたいと思います。

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【28ヶ月間運用実績公開】米国ETF『VOO・VIG・VONG』

今回、運用実績を公開するのは米国の代表的なETFで、大きく特徴が異なる3銘柄です。

3銘柄の値動きを把握することで、現在の米国市場のトレンドを感じることができると思います。

その3銘柄とはVOOVIGVONGです。

これから、この3銘柄の基本的な概要と特徴を把握した上で、実際の運用状況を見て今後の米国市場の予想を解説していきたいと思います。

米国ETF『VOO・VIG・VONG』の概要

米国ETF『VOOVIGVONG』の概要(2023.4.28現在)です。

ちなみにこの3銘柄は、実際に筆者本人と家族の2020年度にNISA口座で購入した銘柄です。

ティッカーVOOVIGVONG
名称Vanguard
S&P500
ETF
Vanguard
Dividend
Appreciation ETF
Vanguard
ussell1000
Growth
運用会社バンガードバンガードバンガード
設立日2010/09/092006/04/272010/09/22
ベンチマークS&P500
指数
ナスダック
米国ディビデンド
アチーバーズ
セレクト指数
ラッセル1000
グロース
インデックス
純資産総額$292.956B$66.924B$11.491B
経費率0.03%0.06%0.08%
配当利回り1.56%1.90%0.81%
引用:Bloomberg (2023.5)

VOOがダントツ純資産総額が大きく経費率も最安値ですね。

リッヒ
リッヒ

時価総額がまた増えたな

VOO・VIG・VONGのベンチマークと特徴

それぞれのベンチマークと特徴を、簡単に解説していきます。

VOO

ベンチマークは【S&P500】
米国の株式市場に上場している大型株500銘柄の時価総額加重平均指数。
およそ500銘柄で、時価総額は米国に上場している約4,000株の8割を占める。
構成銘柄上位は、AppleMicrosoftAmazonTeslaAlphabet(Google)
米国全体の株価指数と言っても過言ではない。
SPYとIVVは同じS&P500がベンチマーク。
実際に米国株式全体をベンチマークとするVTIとは、ほぼ同等の値動きをする。
VTIについて詳しくはこちらの記事

ここ
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ベーシックかつ
世界最高峰のベンチマークよ!

VIG

ベンチマークは【ナスダック米国ディビデンド・アチーバーズ・セレクト指数】
10年以上連続増配実績を持つ銘柄で構成される。(REITは除く)
連続増配株を集めているわりに、近年の分配金率は低くVOOとそれほど変わらない。
増配株を集めているだけあって、比較的大型バリュー株が中心
比較的ディフェンシブ銘柄が多め。
NASDAQと名前についているが、NASDAQ市場に限った銘柄ではない。
構成銘柄上位は、UnitedHealthJ&JMicrosoftJPMorganP&GHome DepotVISA

リッヒ
リッヒ

地味やけど底堅い
バリュー株寄りのETFやな

バリューETFについて詳しくはこちらの記事

VONG

ベンチマークは【ラッセル1000グロース・インデックス】
ラッセル1000(大型株)のうちのグロース株で構成される。
グロース銘柄中心のため、上昇相場ではリターンはS&P500を凌ぐ
景気敏感株を多く含むので、下落局面ではディフェンス力は低め
構成銘柄上位は、AppleMicrosoftAmazonteslaAlphabet(Google)NVIDIA

ここ
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個人投資家が好きそうな
グロース株ETFよ!

グロースETFについて詳しくはこちらの記事

VOO・VIG・VONGの過去リターン

前項の特徴を踏まえた上で、過去リターンを見ていきましょう。

まずは、Bloombergから引用した直近のリターンです。(がワーストがベスト)

リターンVOOVIGVONG
年初来+9.19%+4.29%+15.47%
3ヶ月+2.72%+1.34%+6.59%
1年+2.64%+4.54%+2.20%
3年+14.51%+13.66%+13.56%
5年+11.41%+11.60%+13.72%
引用:Bloomberg (2023.4)

3銘柄ともに全ての期間でリターンがプラスとなりました。

1年リターンを眺めると、昨年の下落相場のあおりを大きく受けたVONGがもっとも劣後していますが、今年に入ってからのグロース株の上昇を受けてVONGのパフォーマンスがもっとも優れています。

バリュー株を多く含むVIGは1年のリターンはもっとも大きいのですが、今年に入ってからの上昇は鈍化しています。

また、VOOのパフォーマンスはバリューのVIGとグロースのVONGの中間といったところですが、5年のリターンがバリュー株にもグロース株にも優っているといった不思議な現象が起こっています。

リッヒ
リッヒ

今年はグロースの上昇がスゴいな

VOO・VIG・VONGの運用実績【28ヶ月間】

筆者本人と奥さんの2020年度のNISA口座、こどものジュニアNISA口座での運用実績です。

それぞれ2020年の12月の購入ですので、実質28ヶ月間程度の運用利回りとなります。

この間、分配金も出ていますが、ETFは分配金自動再投資ができないので、キャピタルゲインのみの実績です。

VOO運用実績(28ヶ月間)

28ヶ月間の運用実績はドルベースで+12.53%、円ベースで+44.23%の上昇でした。

4月にもS&P500は上昇していますので、先月比ではドルベースで+5.44%の上昇となりました。

リッヒ
リッヒ

ドル高の恩恵で円ベースでは
大きな含み益になっとるな

ここ
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為替リスクはプラスにも働くのよ!

VIG運用実績(28ヶ月間)

28ヶ月間での運用実績はドルベースで+12.54%の上昇、円ベースで+46.37%の上昇でした。

4月はバリュー株が強く、先月比ではドルベースで+5.95%の上昇となりました。

リッヒ
リッヒ

円ベースでのリターンも増えとるな

ここ
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今後もバリューには期待ね!

VONG運用実績(28ヶ月間)

28ヶ月間での運用実績はドルベースで+5.11%の上昇、円ベースで+34.73%の上昇でした。

4月もグロース株は続伸したので、先月比ではドルベースで+4.35%の上昇でした。

リッヒ
リッヒ

グロースが1番伸びが少なかったな

ここ
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グロース株の逆襲はこれからよ!

為替によるリターン

円ベースでのリターンが大きいのは、2020年の年末が円高($1=105円前後)だったため、比較的円安の現在は為替リターンも受け取ることができます。

こちらの日本円表示は、購入時の為替に手数料を加えた単価(日本円)が反映されています。

しかし、実際には事前に『お得なドル転方法』でドル転していますので、もう少しリターンは大きいはずです。

SBI証券は米国ETFの定期買付ができ米国株の取扱数も豊富ですので、米国株投資をはじめる人におすすめなネット証券です。

VOO・VIG・VONGのリターン推移

VOOVIGVONGのリターン推移を見てみます。

筆者がこちらの3銘柄の比較記事を書いたのが、2021年4月(4ヶ月間実績)からですので、直近25ヶ月の比較となります。

リターン
(ドルベース)
VOOVIGVONG
4ヶ月
(2021年4月末)
12.44%8.82%10.47%
5ヶ月(5月末)12.36%10.40%7.10%
6ヶ月(6月末)15.48%9.32%14.42%
7ヵ月(7月末)19.11%13.86%20.87%
8ヶ月(8月末)21.54%15.89%22.39%
9ヶ月(9月末)20.61%13.03%22.38%
10ヶ月(10月末)22.71%17.11%23.60%
11ヶ月(11月末)26.86%19.75%29.23%
12ヶ月(12月末)26.65%19.93%28.77%
13ヶ月
(2022年1月末)
17.40%13.13%12.40%
14ヶ月(2月末)14.23%10.25%8.19%
15ヶ月(3月末)22.57%15.78%17.38%
16ヶ月(4月末)12.68%10.74%4.53%
17ヶ月(5月末)12.46%10.56%1.84%
18ヶ月(6月末)2.17%2.47%▲6.85%
19ヶ月(7月末)9.96%8.80%2.30%
20ヶ月(8月末)9.72%7.94%2.33%
21ヶ月(9月末)0.04%▲0.69%▲7.70%
22ヶ月(10月末)2.87%4.26%▲6.72%
23ヶ月(11月末)8.92%12.26%▲2.73%
24ヶ月(12月末)3.64%8.59%▲8.44%
25ヶ月
(2023年1月末)
10.0%11.03%▲1.0%
26ヶ月(2月末)7.28%8.69%▲1.75%
27ヶ月(3月末)7.09%6.59%0.76%
28ヶ月(4月末)12.53%12.54%5.11%

28ヶ月間リターンを眺めると、わずかにバリュー株中心のVIGがベストパフォーマンスを見せています。

一方で、もっとも劣後しているグロース株ETFのVONGですが、年初来では急上昇しています。

S&P500指数VOOは28ヶ月間、1度もマイナスに転じていないことは心強いですね。

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VOO・VIG・VONGの値動きに見える米国市場の展望

VOOVIGVONGの値動きに注視することで、今後の米国市場の展望を見ていきます。

VOOを市場全体の平均と考えるであれば、VONGはオフェンシブ銘柄(ハイリスク・ハイリターン)、VIGはディフェンシブ銘柄(ローリスク・ローリターン)と捉えることができます。

そして、その特徴がもたらす相関性は以下のようになります。

・上昇相場ではVONG(グロース株)がもっともリターンが大きい

・高金利下ではVIG(バリュー株)がもっともリターンが大きい

・市場平均のVOOは常に値動きが安定している

2023年は今のところグロース株のターンが来ているようです。

とはいえ、リセッション懸念が後退したわけではありませんので、いつバリュー株のターンに転じるかわかりませんね。

VOO・VIG・VONGのチャート比較

VOOVIGVONGのチャートを比較することで、昨年までの下落相場と2023年の回復状況を確認してみましょう。

こちらが、直近1年のチャート比較です。

昨年10月のリバウンドはバリュー株中心のVIG(緑)がもっとも大きかったようですが、その後5ヶ月ほど高値を更新できていません。

一方で、グロースETFのVONG(青)は2023年に入ってからの上昇はもっとも大きく、他2銘柄に追いつく勢いです。

また、昨年1年間で▲19%ほど下落したVOO(赤)のでしたが、少しずつ回復が見えはじめていますね。

3銘柄の株価が年初来でどのように変動しているのか、もう少し詳しく見ていきましょう。

バリュー株ETFのVIGがなんとか3%の上昇をしているのに対して、グロース株ETFのVONGは2桁のプラスリターンを叩き出しています。

このままグロースが上昇し続けるシナリオは考えていませんが、投資家の注目を集めていることに変わりありません。

リッヒ
リッヒ

5月も続伸してくれるといいな

ここ
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年間通して上がってくれればいいの!

1ヶ月リターンの推移による今後の米国市場予想

2023年も早くも4ヶ月が経過しましたが、直近の1ヶ月のS&P500のヒートマップを見て今後の米国市場を想像してみましょう。

ここ
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個人的見解よ!

ほとんどの銘柄が上昇していることがわかります。

メガテックが大きく上昇している反面、半導体やソフトウェアが売られています。

一方で、これまで軟調だった金融、ヘルスケア、生活必需品といったディフェンシブ銘柄に上昇が見えはじめました。

大きく上昇した銘柄

・META(メタ)…+17.03%
・LLY(イーライリリー)…+17.86%
・CMG(チポトレ)…+24.80%
・SBUX(スターバックス)…+13.59%
・CMCSA(コムキャスト)…+11.96%
・MRK(メルク)…+10.05%
・ABT(アボット・ラボラトリーズ)…+12.02%

他にもヘルスケアを中心に2桁リターンを出している銘柄も多く、4月の指数があまり上昇していないのが不思議なくらいです。

それだけ下落した銘柄の影響力が大きかったのでしょうか。

大きく下落した銘柄

・TSLA(テスラ)…▲15.25%
・T(AT&T)…▲7.0%
・ON(オンセミコンダクター)…▲9.90%
・MRNA(モデルナ)…▲10.69%
・GM(ゼネラルモーターズ)…▲7.45%
・MCHP(マイクロチップ・テクノロジー)…▲9.74%
・FRC(ファースト・リパブリック・バンク)…▲75.39%

ファースト・リパブリック・バンクは、もはや手の施しようのないところまで暴落してしまいました。

リッヒ
リッヒ

他の地銀も心配やな

一方で、インフレによって現金価値が目減りして銀行の信用も下落する中で、暗号資産が爆上げしています。

ビットコインは年初来で86%も上昇しています。

昨年は大きく下落していたビットコインですが、長期的には株式よりも大きなリターンをもたらしてくれると考えています。

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VOO・VIG・VONG 28ヶ月間運用実績公開:まとめ

VOO・VIG・VONGの 28ヶ月間運用実績を公開して、今後の米国市場の見通しをまとめます。

VOO・VIG・VONGの運用実績

・VOO(S&P500)は安定している
・VIG(バリュー株)は波が小さい
・VONG(グロース株)はボラティリティーが高い

運用実績から見える今後の米国株相場

・市場は利下げを織り済み
・年初来ではバリュー株よりグロース株が優勢
・暗号資産への上昇圧力が高まっている

5月のFOMCでは0.25%の利上げが有力視されていますが、その後の利上げはないと考えられています。

年内には利下げに転じる予想が高まっていますから、株式にとっては追い風の相場となりそうです。

連動して長期金利も下げるような展開になれば、バリューよりもグロース優位の相場になるかも知れませんね。

投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。

ここ
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最後まで読んでくれてありがとう!
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当ブログの『米国ETFまとめ記事』はこちら

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