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【銀行破綻騒動にピリオド】静かにはじまった5月の米国市場

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市場分析
こんなことがわかる記事

・5/1米国市場の値動き
・S&P500指数の展望
・米国経済に関するトピックス
・今週の注目決算銘柄

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月の明けた昨日の米国市場はわずかな下落となりました。

今週にはアップルの決算発表があり、相場全体を揺るがす可能性がありますから市場に警戒感が広がっているようです。

また、FOMCの開催も予定されていますので、政策金利を中心に米経済の今後を占う意味で重要な生命があると考えられます。

それでは5/1の米国市場を振り返り【銀行破綻騒動にピリオド】静かにはじまった5月の米国市場について解説していきます。

リッヒ
リッヒ

記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで

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5/1 米国市場の値動き

月の明けた昨日の米国市場は、先週末の急上昇から一転して変動の少ない1日となりました。

今週に控えるアップルの決算発表やFOMCの開催を前に警戒感が高まっているようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

僅かに下落した米主要3指数

昨日の米国市場は3指数そろってわずかに下落しました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…▲0.04%
・ダウ…▲0.14%
・NASDAQ…▲0.11%

マーケットがオープンすると上昇していった3指数ですが、売り買いをくり返していきながらも引けには前日終値とほとんど変わることはありませんでした。

予想することが困難な5月の相場を象徴することとなった初日となりました。

ここ
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グーグルの表記が間違っているけど
S&P500もマイナスだったわ!

リッヒ
リッヒ

ハイパーグロース株もイマイチや

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…+1.32%
・COIN(コインベース)…▲6.79%
・CRWD(クラウドストライク)…▲1.05%
・DDOG(データドッグ)…▲2.94%
・DOCS(ドキシミティ)…▲2.59%
・MQ(マルケタ)…▲0.99%
・U(ユニティ)…▲0.63%

急騰した長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.433から3.559に急騰しました。

おおむねレンジ内で推移している長期金利ですが、昨日は一気に上昇しています。

それでもまだ2ヶ月間の抵抗線で押し戻されていますが、3.6を超えてくるようだと警戒する必要がありそうです。

リッヒ
リッヒ

ふたたび4.0に向かうようだと
株式もヤバいことになりそうや

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、大きな変動をしていない銘柄が多いことが分かります。

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アマゾンは続落ね!

大型株を中心に1%以上の変動がなかった銘柄が多く、相場全体が『様子見』しているように感じました。

今週にはAAPL(アップル)の決算発表やFOMCが控えているため、大きく下落する可能性のある銘柄からは資金が抜かれている印象です。

一方で、大きく上昇している銘柄もありますが、こちらはこれまで少し下げていた銘柄が買い戻されたと推測されます。

5/1大きく上昇した銘柄

・NVDA(エヌビディア)…+4.18%
・ON(オンセミコンダクター)…+8.85%
・MCHP(マイクロチップ・テクノロジー)…+3.27%
・LLY(イーライリリー)…+2.73%
・BMY(ブリストルマイヤーズ)…+2.57%
・GE(ゼネラルエレクトリック)…+4.02%
・JPM(JPモルガン)…+3.97%

半導体を中心に大きくリバウンドしていますが、ヘルスケアや資本財の上昇が目立ちました。

一方で、大きな下落をした銘柄としてAMZN(アマゾン)▲3.22%、XOM(エクソンモービル)▲3.10%、TSLA(テスラ)▲1.51%、COST(コストコ)▲1.91%などがあげられます。

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テスラは2月の高値から
▲25%も下落してるわね!

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち5セクターが上昇6セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・ヘルスケア…+0.6%
・資本財…+0.42%
・公益事業…+0.17%
・情報技術…+0.13%
・生活必需品…+0.06%
・通信…▲0.07%
・金融…▲0.33%
・素材…▲0.37%
・一般消費財…▲0.74%
・不動産…▲0.85%
・エネルギー…▲0.99%

全てのセクターが1%以内の変動に留まっており、もっとも下落したエネルギーセクターでさえ0.99%の下げとなりました。

一方で、上昇したセクターはヘルスケアを中心に資本財や公益事業、生活必需品などのディフェンシブセクターとなりました。

リッヒ
リッヒ

市場の警戒感が高まってる証拠や

年初来高値を試すS&P500

昨日のS&P500はわずかに下落して、終値では4,167でした。

少し長めのチャートを表示すると、S&P500は4,100あたりを何度かトライしては跳ね返されていることが分かります。

今回の上昇は少しイレギュラーのため、すぐに下落に転じてしまう可能性もありますが、これをブレイクアウトできれば、次は昨年8月の高値4,300を目指す展開となります。

ここ
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今年のうちに突破したいわね!

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

JPモルガンがFリパブリックを買収

米銀大手のJPモルガン・チェースは、米地銀ファースト・リパブリック・バンクを買収することになりました。

公的管理下に置かれていた同行は、米連邦預金保険公社が実施した緊急入札にかけられており、JPモルガンがこれを落札しています。

ファースト・リパブリック・バンクのバランスシートの悪化は、一時大手銀行によって穴埋めされたかのように見えましたが、顧客預金の流出を止めることができませんでした。

株価は金融騒動前と比較すると▲97%も暴落していましたが、JPモルガンによって金融不安を解消することにつながるのでしょうか。

リッヒ
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個別株は紙切れになる可能性があるんやな

わずかに上昇したISM製造業景気指数

昨日発表された4月のISM製造業景気指数は、先月よりもわずかに上昇して市場予想を上回りました。

ISM製造業景気指数

4月景気指数
結果…47.1(予想…46.8)
・前回…46.3

とはいえ、6ヶ月連続で50を割っていることから、米国の製造業の景気はまだ縮小が続いているようです。

・新規受注指数45.7(前月44.3)
・雇用指数50.2(前月46.9)
・価格指数53.2(前月49.2)
・石油・石炭製品と輸送機器が拡大

ISM製造業景気指数とは、全米供給管理協会が算出する製造業の景況感を示す指数のひとつ。50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気縮小とされています。
毎月発表される米国の主要指標の中で最も早い毎月第1営業日に発表され、製造業(300社以上)の購買責任者を対象にンケート調査を実施して、新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫の5つの指数をもとに算出する。

5年で30%の職はAIに取って代わる?

IBMのクリシュナCEOは、AIで代替可能と考えられる職務について今後数年にわたり新規採用を一時停止する予定だと表明しました。

顧客に接しない業務に携わる従業員、いわゆるバックオフィス部門は『向こう5年でその30%がAIや自動化に取って代わられることが容易に想像できる』と述べています。

今後は世界的にこのような動きがみられるようだと、AIによって職を失う人も少なくなさそうですね。

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AIに勝てる人などいないのよ!

5月の注目イベントについて

5月にも重要な経済指標が続きますので、スケジュールを確認しておきましょう。

5月の注目イベント

・5/ 1 ISM製造業景気指数
・5/ 3 ISM非製造業景気指数
*5/3~4 FOMC
・5/ 5 雇用統計

*5/10 消費者物価指数(CPI)
・5/11 生産者物価指数(PPI)
・5/12 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・5/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・5/16 小売売上高
・5/18 フィラデルフィア連銀景気指数
・5/26 PCEデフレーター
・5/30 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・5/31 シカゴ購買部協会景気指数(PMI)

今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。

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注目の決算発表

昨日も市場に影響のありそうな企業決算がありました。

5/1(月)
・NXPI(NXPセミコンダクターズ)
・ON(オンセミコンダクター)

NXPI(NXPセミコンダクターズ)のQ1決算

オランダの半導体メーカーのNXPI(NXPセミコンダクターズ)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。

NXPIのQ1決算

Q1結果
〇売上高…$3.12B(予想$3B)
〇EPS…$3.19(予想$3.02)

プレで決算発表のあったNXPセミコンダクターズの株価は+1.39%の上昇をしています。

リッヒ
リッヒ

アフターでは+4.66%の爆上やな

直近6ヶ月の株価チャートを見ると、今年の2月をピークに株価が下落していることがわかります。

昨年10月をボトムに株価を42%上昇させていたNXPセミコンダクターズですが、今年に入り苦戦していました。

年初来では+5.05%の上昇をしていますが、他の半導体銘柄と比較すると上げ幅は限定的でした。

現在の株価は200日移動平均線の下にありますが、出来高を伴なった上昇が続いていますので今後のパフォーマンスに期待できそうです。

ここ
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明るいニュースも多いの!

ON(オンセミコンダクター)のQ1決算

米国の大手半導体メーカーのON(オンセミコンダクター)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。

ONのQ1決算

Q1結果
〇売上高…$1.96B(予想$1.92B)
〇EPS…$1.19(予想$1.08)

プレで決算発表のあったオンセミコンダクターの株価は+8.85%の上昇をしています。

リッヒ
リッヒ

何とかクリアはしたな

直近6ヶ月の株価チャートを見ると、年初から2月までは株価を急上昇させていたことがわかります。

年初から一時は+39%の上昇を見せていたオンセミコンダクターでしたが、その後はズルズルと下落を続けていました。

それまで急激に買われ過ぎていたことが原因でしたが、今回の決算発表によって再び上昇トレンドに転じる可能性が出てきました。

昨日の上昇で50日移動平均線にタッチしたオンセミコンダクターですから、ブレイクアウトできれば2月の高値にトライする展開となります。

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期待の半導体銘柄ね!

今週の注目決算

今週にも注目決算の発表があります。市場に大きな影響を与えそうな企業決算をピックアップしておきます。

今週の注目決算

5/2(火)
・PFE(ファイザー)
・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)
・SBUX(スターバックス)
・F(フォード)
5/3(水)
・QCOM(クアルコム)
・GOLD(バリックゴールド)
5/4(木)
・AAPL(アップル)
・COP(コノコフィリップス)
・SQ(ブロック)
5/5(金)
・WBD(ワーナーブラザース)

それぞれの決算発表については、また当ブログでも追いかけていきたいと考えています。

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企業決算を確認するのに
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まとめ

【銀行破綻騒動にピリオド】静かにはじまった5月の米国市場をまとめます。

まとめ

【5/1の米国市場の値動き】
・S&P500…▲0.04%
・ダウ…▲0.14%
・NASDAQ…▲0.11%
・長期金利は3.559に急騰
【経済トピックス】
・JPモルガンがFリパブリックを買収
・わずかに上昇したISM製造業景気指数
・5年で30%の職はAIに取って代わる?

わずかな下落でスタートした米国市場ですが、今週にはアップルの決算発表とFOMCといったビッグイベントが控えています。

今年の相場を占う意味でも重要な局面を迎えている米国市場は、『セルインメイ』となってしまうのでしょうか?

日本ではゴールデンウィークがはじまり、長期の休暇によって旅行などを楽しんでいる人も多いかと思います。

筆者もキャンプに出掛けますので、相場の振り返り記事を投稿するのはお休みする予定です。

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最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!

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