・米国株を大きく分類する11のセクター
・期間ごとのセクター別パフォーマンス
・おすすめのセクターETF
・2025年に上昇が予想されるセクター
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こんにちは!
セクターETFの購入を検討している
『ここ屋』よ!
2025年7月の米国市場はS&P500+2.17%、ダウ+0.08%、Nasdaq100+2.38%の上昇となりました。
上昇が続く相場でも、セクターによっては指数を大きくアウトパフォームしているものもあります。
今後を予測するのに重要な変化がありますので、個人投資家もトレンドを把握しておきたいところですね。
そこで今回の記事では、『2025年に強いセクターはこれだ!』2025年7月米国株セクター別パフォーマンスを解説していきたいと思います。

【2025年7月】米国株セクター別パフォーマンス

米国に上場する5,000以上の株を大きく分類すると、11セクターに分かれます。
それぞれのセクターが、どのようなパフォーマンスを出しているのかを確認していきましょう。
【1ヶ月】セクター別パフォーマンス
まずは直近1ヶ月(2025年7月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近1ヶ月は11セクターのうち7セクターがプラス、4セクターがマイナスとなった相場でした。
2025年7月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 情報技術 | +4.96% |
2位 | 公益事業 | +3.71% |
3位 | 通信 | +3.27% |
4位 | 資本財 | +2.99% |
5位 | 一般消費財 | +2.16% |
6位 | エネルギー | +1.71% |
7位 | 金融 | +0.19% |
8位 | 不動産 | ▲0.51% |
9位 | 素材 | ▲0.94% |
10位 | 生活必需品 | ▲2.88% |
11位 | ヘルスケア | ▲4.32% |
2025年6月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 情報技術 | +9.22% |
2位 | 通信 | +7.19% |
3位 | 資本財 | +4.04% |
4位 | エネルギー | +3.98% |
5位 | 金融 | +3.69% |
6位 | 素材 | +2.62% |
7位 | ヘルスケア | +2.10% |
8位 | 公益事業 | +1.55% |
9位 | 一般消費財 | +1.18% |
10位 | 不動産 | ▲0.02% |
11位 | 生活必需品 | ▲1.07% |

S&P500は+2.17%の上昇やったな
7月は続伸の1ヶ月となりましたが、4セクターが指数をアウトパフォームしました。
特に情報技術セクターは3か月連続でトップパフォーマンスで、大きなリターンを叩き出しています。
続いて2位は公益事業で、前月8位からランクアップ。3位の通信は前月も2位で好調をキープ。
一般消費財は9位から5位に大きくランクアップしています。
一方で、7セクターは指数をアンダーパフォームしており、ヘルスケアや生活必需品など4セクターはマイナスリターンとなりました。
ヘルスケアは前月7位から11位、素材は6位から9位にランクダウンしました。

テックが市場を押し上げてるわ!
・4セクターが指数をアウトパフォーム
・情報技術と通信は好調をキープ
・公益事業と一般消費財がランクアップ
・ヘルスケアと素材がランクダウン
・生活必需品は低迷中
セクターのパフォーマンスは個別株の業績に大きく左右されますので、決算内容や市場のニュースなどは把握しておきたいですね。
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【3ヶ月】セクター別パフォーマンス
次に直近3ヶ月(2025年5月~2025年7月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近3ヶ月では11セクターのうち9セクターがプラス、2セクターがマイナスとなった相場でした。
2025年5月~2025年7月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 情報技術 | +25.74% |
2位 | 通信 | +19.66% |
3位 | 資本財 | +16.91% |
4位 | 一般消費財 | +12.88% |
5位 | 金融 | +9.72% |
6位 | エネルギー | +9.33% |
7位 | 公益事業 | +7.94% |
8位 | 素材 | +5.27% |
9位 | 不動産 | +0.69% |
10位 | 生活必需品 | ▲2.43% |
11位 | ヘルスケア | ▲5.50% |
2025年4月~2025年6月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 情報技術 | +18.95% |
2位 | 通信 | +13.11% |
3位 | 資本財 | +11.23% |
4位 | 一般消費財 | +6.45% |
5位 | 公益事業 | +6.33% |
6位 | 金融 | +5.82% |
7位 | 生活必需品 | +2.80% |
8位 | 素材 | +2.76% |
9位 | 不動産 | ▲1.86% |
10位 | ヘルスケア | ▲5.06% |
11位 | エネルギー | ▲5.38% |

S&P500は+13.83%の上昇やったな
直近3ヶ月で見ると3セクターが指数を上回っていますが、2セクターはマイナスでした。
中でも情報技術は連続の1位で、通信と資本財、一般消費財は上位を継続しています。
前回の11位から6位にランクアップしています。
一方で、前回7位だった生活必需品は10位に、ヘルスケアは10位から最下位にランクダウンしています。
・3セクターが指数をアウトパフォーム
・情報技術が1位を継続
・通信、資本財、一般消費財も上位をキープ
・生活必需品とヘルスケアがランクダウン
【6ヶ月】セクター別パフォーマンス
もう少し期間を延ばして、直近6ヶ月(2025年2月~2025年7月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近6ヶ月では11セクターのうち7セクターがプラス、4セクターがマイナスとなった相場でした。
2025年2月~2025年7月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 情報技術 | +12.82% |
2位 | 公益事業 | +12.50% |
3位 | 資本財 | +9.21% |
4位 | 通信 | +6.29% |
5位 | 金融 | +5.79% |
6位 | 素材 | +4.95% |
7位 | 生活必需品 | +1.95% |
8位 | 不動産 | ▲0.41% |
9位 | エネルギー | ▲0.99% |
10位 | 一般消費財 | ▲3.42% |
11位 | ヘルスケア | ▲9.34% |
2025年1月~2025年6月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 金融 | +10.20% |
2位 | 公益事業 | +8.82% |
3位 | 資本財 | +8.58% |
4位 | 素材 | +8.49% |
5位 | 通信 | +8.31% |
6位 | 生活必需品 | +5.07% |
7位 | 情報技術 | +4.81% |
8位 | エネルギー | +3.59% |
9位 | 不動産 | ▲0.39% |
10位 | ヘルスケア | ▲2.85% |
11位 | 一般消費財 | ▲3.13% |

S&P500は+4.95%の上昇だったわ!
指数を上回ったのは5セクター。
情報技術セクターが7位から一気に1位にランクアップしています。
公益事業と資本財は上位をキープ。
一方で、金融は1位から5位にランクダウン。ヘルスケアはとうとう最下位に転落しています。

やっぱりテックが強いな
・情報技術が一気にランクアップで1位
・公益事業と資本財が上位をキープ
・S&P500を超えたのは5セクター
・金融とヘルスケアがランクダウン

【年初来】セクター別パフォーマンス
年初来(2025年1月~7月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

年初来では9セクターがプラス、2セクターがマイナスとなった相場でした。
2025年1月~7月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 通信 | +13.99% |
2位 | 公益事業 | +13.92% |
3位 | 資本財 | +13.66% |
4位 | 情報技術 | +12.65% |
5位 | 金融 | +12.18% |
6位 | 素材 | +10.43% |
7位 | 生活必需品 | +3.91% |
8位 | エネルギー | +3.25% |
9位 | 一般消費財 | +0.52% |
10位 | 不動産 | ▲0.15% |
11位 | ヘルスケア | ▲4.63% |
2025年1月~6月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 通信 | +10.58% |
2位 | 金融 | +10.42% |
3位 | 素材 | +9.67% |
4位 | 資本財 | +9.56% |
5位 | 公益事業 | +9.24% |
6位 | 情報技術 | +7.52% |
7位 | 生活必需品 | +5.78% |
8位 | エネルギー | +1.57% |
9位 | 不動産 | ▲0.43% |
10位 | 一般消費財 | ▲1.14% |
11位 | ヘルスケア | ▲1.79% |

S&P500は+7.78%の上昇やったな
指数を上回ったのは6セクター、5セクターはアンダーパフォーム。
通信セクターが1位をキープ。
公益事業が5位から2位に、情報技術が6位から4位にランクアップ。
金融と素材がランクダウンしています。
・通信が1位をキープ
・公益事業と情報技術がランクアップ
・指数を上回ったのは6セクター
・金融と素材がランクダウン
・ヘルスケアは軟調が続く

【1年】セクター別パフォーマンス
さらに遡って、直近1年間(2024年8月~2025年7月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近1年では8セクターがプラス、3セクターがマイナスとなった相場でした。
2024年8月~2025年7月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 通信 | +32.85% |
2位 | 情報技術 | +25.45% |
3位 | 金融 | +23.28% |
4位 | 公益事業 | +19.57% |
5位 | 一般消費財 | +18.17% |
6位 | 資本財 | +17.29% |
7位 | 生活必需品 | +6.22% |
8位 | 素材 | +0.77% |
9位 | 不動産 | ▲1.30% |
10位 | エネルギー | ▲2.02% |
11位 | ヘルスケア | ▲13.35% |
2024年7月~2025年6月のパフォーマンス
順位 | セクター | 騰落率 |
---|---|---|
1位 | 金融 | +27.62% |
2位 | 通信 | +22.28% |
3位 | 公益事業 | +19.19% |
4位 | 一般消費財 | +17.49% |
5位 | 資本財 | +16.99% |
6位 | 情報技術 | +15.80% |
7位 | 生活必需品 | +10.45% |
8位 | 不動産 | +7.02% |
9位 | 素材 | +3.16% |
10位 | エネルギー | ▲3.76% |
11位 | ヘルスケア | ▲9.16% |

S&P500は+15.14%の上昇やった
直近1年のリターンはS&P500を上回ったのは6セクターで、通信、情報技術、金融、公益事業、一般消費財、資本財でした。
一方で、5セクターが指数をアンダーパフォームしており、ヘルスケアとエネルギー、不動産はマイナスリターン。
盲目に指数を買い続けるのでも良いですが、S&P500全体を買うというのはこのようにパフォーマンスの悪いセクターも含んでいることも覚えておきましょう。
・通信、情報技術、金融が20%を超えるリターン
・6セクターが指数を上回る
・トレンドを把握すれば指数を上回るリターンが狙える

おすすめのセクターETF11銘柄とリターン比較

セクター別のパフォーマンス比較するのに、各セクターの代表的なETFで比較したいと思います。
筆者の独断と偏見でおすすめのセクターETFを紹介していきます。
おすすめのセクターETF11銘柄
おすすめのセクターETFを各セクターにつき1銘柄を紹介していますが、その下に比較記事のリンクを貼っておきます。

購入を推奨するものではないから
投資するなら自己責任よ!
セクター | おすすめETF |
---|---|
情報技術 | VGT |
ヘルスケア | VHT |
一般消費財 | VCR |
通信 | XLC |
金融 | VFH |
資本財 | XLI |
生活必需品 | VDC |
公益事業 | VPU |
素材 | XLB |
不動産 | XLRE |
エネルギー | XLE |
こちらのセクター別おすすめETFは『まとめ記事』がありますので、リンクを貼っておきます。

米国株7月のセクター別パフォーマンス まとめ
◎米国株は大きく11セクターに分類される
・切り取る時期によって上昇セクターが異なる
・セクターによってボラティリティの大きさが異なる
・経済状況によって上昇セクターが変わる
◎2025年に上昇が期待されるセクターは
・7月も情報技術が好調をキープ
・公益事業が上昇をはじめた
・トレンドを把握すれば指数を上回るリターンが狙える
2025年7月は続伸を見せた米国市場ですが、セクター内を見るとトレンド転換が起きています。
今年はハイテク株が大きく下落してきましたが、相場が回復に向かうにつれてビッグテックを含むセクターが強いようです。
セクターローテーションも起きていますので、資金の一部は好調なセクターに置いておくという選択肢もありますね。
各セクターのパフォーマンスを把握するためにもmoomooアプリをダウンロードしておきましょう。
本記事の予想は、過去に見る一般論と筆者の独断によるものですので、投資は自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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