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【4%を超えた長期金利に株式は急落】景気拡大と雇用増大ってインフレ再熱?

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市場分析
こんなことがわかる記事

・7/6米国市場の値動き
・S&P500指数の展望
・米国経済に関するトピックス

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昨日の米国市場は大きく下落しました。

発表された経済指標では強い雇用とサービス業の景気拡大が示されたことで、長期金利は急上昇しました。

すでにインフレは減速に向かっていると楽観していた市場に対して、少し警戒感を高める必要がありそうです。

それでは7/6の米国市場を振り返り、【4%を超えた長期金利に株式は急落】景気拡大と雇用増大ってインフレ再熱?について解説していきます。

リッヒ
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記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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7/6 米国市場の値動き

昨日の米国市場は大きく下落しました。

ADP雇用統計の発表が株価に影響したようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

大きく下落した米主要3指数

昨日の米国市場は大きく下落しました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…▲0.79%
・ダウ…▲1.07%
・NASDAQ…▲0.82%

プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしても大きく下落していきました。

ADP雇用統計がアメリカの強い雇用を示唆したことで、さらなる利上げ観測が高まりました。

引けにかけてもわずかな買い戻ししか入らず、3指数ともに大きな下落となりました。

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雇用統計にも警戒ね!

リッヒ
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ハイパーグロース株もボロボロやな

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…▲10.57%
・COIN(コインベース)…▲0.32%
・CRWD(クラウドストライク)…▲1.01%
・DDOG(データドッグ)…▲1.22%
・DOCS(ドキシミティ)…▲2.77%
・MQ(マルケタ)…▲2.05%
・U(ユニティ)…▲2.48%

長期金利(米10年債利回り)

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.938から4.035と大きく上昇しました。

連日の急騰となった長期金利ですが、とうとう4%を上抜けました。

インフレ減速の鈍化が懸念され債券が売られる結果となりました。

この流れはすぐに止まるとは考えにくいため、当分は高水準な長期金利がトレンドとなりそうです。

リッヒ
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4ヶ月ぶりの高水準やな

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が売られていることが分かります。

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完全なおはギャー相場ね!

GAFAMの中ではMSFT(マイクロソフト)が+0.92%、AAPL(アップル)+0.25%となんとか上昇していますが、NVDA(エヌビディア)やTSLA(テスラ)も含めて大型株も下げています。

昨日大きく下落した大型株

・TSLA(テスラ)…▲2.10%
・GOOGL(アルファベット)…▲1.39%
・AMZN(アマゾン)…▲1.55%
・XOM(エクソンモービル)…▲3.73%
・HD(ホームデポ)…▲2.83%
・PFE(ファイザー)…▲2.28%
・BAC(バンク・オブ・アメリカ)…▲2.75%

エクソンは来期の決算見通しを下方修正したことを受けて株価が急落しています。天然ガス価格の急落や中国経済の低迷などを理由とのこと。

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個別企業の株価変動について
それぞれ理由が気になるわね!

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターすべてが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・情報技術…▲0.57%
・生活必需品…▲0.61%
・不動産…▲0.82%
・資本財…▲0.99%
・ヘルスケア…▲1.04%
・金融…▲1.17%
・通信…▲1.23%
・公益事業…▲1.41%
・素材…▲1.55%
・一般消費財…▲1.67%
・エネルギー…▲2.29%

久しぶりに全てのセクターが下落するといったリスクオフ相場となりました。

うち7セクターは1%以上の大きな下落をしており、エネルギーセクターは2%を超える急落です。

特別固有の要因があったというよりも、やはり経済指標の発表で長期金利が上昇したことによる影響でしょう。

リッヒ
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利上げ観測の高まりやな

S&P500チャート分析

昨日のS&P500は大きく下落して、終値では4,411まで下げました。

昨年8月の高値を更新した後に上値を押さえつけられているS&P500ですが、ダブルトップのようなチャートとなってしまいました。

このまま4,300でサポートされずに下落してしまうと、下値が見えない展開となってしまいそうなので注意が必要です。

逆にサポートが確認できれば、さらに上を目指す展開となりそうです。

7月には決算発表がはじまりますので、企業業績次第といった側面はありますけどね。

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とりあえず今夜の雇用統計ね!

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

景気拡大を示したISM非製造業景気指数

ISM非製造業景気指数が発表されましたが、サービス業の景気はますます拡大しているようです。

ISM非製造業景気指数

【6月】
結果…53.9(予想…51.2)
前回…50.3

4ヶ月ぶりの高水準となった同指数ですが、1ヶ月で3.6ポイントの改善は景気の急拡大といって良いレベルです。

インフレの減速を目的として景気を引き締めている当局にとっては、喜ばしくない事態と言えそうです。

仕入れ価格は3年ぶりの低水準にまで下がっており、新規受注の指数も上昇していることからサービス業には完全に追い風ですね。

6月は旅行や娯楽、食品サービスなどを中心に15業種が拡大をしていました。

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完全にインフレ減速とは逆の動きね!

ISM非製造業景況感指数とは全米供給管理協会が算出する非製造業の景況感を示す指数のひとつで、毎月第3営業日に発表される。
50を分岐点として50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気後退を示す。

予想を大きく上回った民間雇用

昨日発表されたADP雇用統計では、予想を大きく上回り雇用が増加していることが示されました。

直近の1年では最速の増加ペースとなり、アメリカの労働市場が力強さを増していることが示されました。

ADP雇用者数(前月比)

【6月】
結果…497千人増(予想…225千人増)
前回…278千人増(修正値…267千人増)

職種別で見ると建設や貿易、娯楽やホスピタリティといった幅広いジャンルで増加しています。一方で、製造業やハイテク分野、金融では減少しています。

一方で賃金の伸びは減速して6月賃金は前年同月比で6.4%の増加となり、2021年以来の鈍いペースとなりました。

リッヒ
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総じて強い雇用に利上げ観測が
高まったってことやな

ADP雇用統計とは、米国の給与計算代行サービス大手のオートマティック・データ・プロセッシング(ADP)社のデータを利用して、全米の非農業部門雇用者数の予測をするために開発された統計です。2006年5月から公表が始まったもので、米国雇用統計が発表される2営業日前に発表されます。

スレッズ3,000万人が登録

メタ・プラットフォームズの新アプリ『スレッズ』に3,000万人のユーザーが登録しました。

同アプリは写真共有をメインとするインスタグラムに対してテキストやリンクの投稿が可能で、完全にツイッターの競合となります。

このままツイッターユーザーがスレッズに流れ込むとは限りませんが、すでに株価を急騰させているメタにとっては追い風になることに変わりはありません。

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年初来で+142%の上昇よ!

7月の注目イベントについて

7月も重要な経済指標の発表がありますので、スケジュールを確認しておきましょう。

7月の注目イベント

・7/ 7 雇用統計
*7/12 消費者物価指数(CPI)

・7/13 生産者物価指数(PPI)
・7/14 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・7/17 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・7/18 小売売上高
・7/20 フィラデルフィア連銀景気指数
・7/25 コンファレンスボード消費者信頼感指数
*7/25~26 FOMC
・7/28 PCEデフレーター
・7/31 シカゴ購買部協会景気指数(PMI)

今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。

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経済指標を確認するのに
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まとめ

【4%を超えた長期金利に株式は急落】景気拡大と雇用増大ってインフレ再熱?をまとめます。

まとめ

【7/6の米国市場の値動き】
・S&P500…▲0.79%
・ダウ…▲1.07%
・NASDAQ…▲0.82%
・長期金利は4.035に続伸
【経済トピックス】
・景気拡大を示したISM非製造業景気指数
・予想を大きく上回った民間雇用
・スレッズ3,000万人が登録

昨日の米国市場は大きく下落しました。

相次ぐ経済指標の発表でアメリカの景気や雇用が強いことが示され、インフレ抑制とは逆の効果が見えはじめました。

長期金利は急騰しており株式にとっては厳しい状況となりました。

6月は資産を大きく増やした投資家も多かったと思いますが、あまりリスクを取り過ぎず『夏枯れ相場』でも耐え得るポートフォリオにしたいところですね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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