昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
大型ハイテク株は売られていますが、S&P500とNasdaq100は高値更新をしています。
金利据え置きを維持するFRBに対して、トランプ政権の利下げ要求が続いています。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky8/13 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
政策金利の引き下げ観測が注目されていますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.32%
・ダウ平均 …+1.04%
・NASDAQ100…+0.04%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンするとダウが上昇する中でS&P500とナスダックは下落していきました。
その後はジリジリと下落する場面もありましたが、引けにかけては買い戻されていきました。

ダウが強かったわね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+0.14%
・COIN(コインベース) …+1.36%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.84%
・DDOG(データドッグ) …▲0.19%
・DOCS(ドキシミティ ) …+3.56%
・MQ(マルケタ) …+1.17%
・U(ユニティ) …+1.74%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.289から4.236に低下しました。
為替はもう一度円安に向かいそうです。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇したことが分かります。

大型株が弱かったわね!

マグニフィセント7は2銘柄が上昇、5銘柄が下落しました。AAPLが+1.60%、AMZNが+1.40%と上げましたが、MSFTが▲1.64%、METAが▲1.26%と大きく下げています。
ハイテク株以外では、大きく上昇した銘柄も多かったようです。
・PSKY(パラマウント・スカイダンス)…+36.74%
・WBD(ワーナーブラザース)…+7.40%
・MTCH(マッチ・グループ)…+6.37%
・SWK(スタンレー・ブラック)…+6.37%
・IT(ガートナー)…+5.78%
・POOL(プール)…+5.72%
・DOW(ダウ)…+5.57%
・MHK(モホーク)…+5.45%
一方で、テクノロジーを中心に大きく下げた銘柄もありました。
・JBL(ジェイビル)…▲4.88%
・KR(クローガー)…▲4.38%
・GE(GEエアロスペース)…▲3.85%
・DASH(ドアダッシュ)…▲3.83%
・ORCL(オラクル)…▲3.81%
・GEV(GEベルノバ)…▲3.52%
・CEG(コンステレーション・エナジー)…▲3.23%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは8セクターが上昇、3セクターが下落した1日となりました。

・ヘルスケア…+1.98%
・一般消費財…+1.35%
・素材 …+1.28%
・不動産 …+0.98%
・エネルギー…+0.84%
・金融 …+0.58%
・資本財 …+0.57%
・公益事業 …+0.18%
・情報技術 …▲0.11%
・通信 …▲0.24%
・生活必需品…▲0.45%
このところ軟調だったヘルスケアが大きくリバウンドしています。
一般消費財や素材も1%を超える大きな上げ幅で、多くのセクターが買われた1日となりました。
一方で、ウォルマートの急落によって生活必需品が反落しており、通信や情報技術も売られています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.32%上昇して、終値では6,466に上げました。
前日にも大きく上げていたS&P500ですが、昨日の上昇で今年17回目の高値更新となりました。
年初来リターンを+9.95%にまで伸ばしているので、3年連続の2桁上昇まであと一息ですね。
とはいえ、上ヒゲと下ヒゲを付けた十字線が出現しましたので、トレンド転換してしまう可能性もあります。

方向感に迷いがあるわね!
FEAR&GREEDインデックスは63から64に上げGREEDを深めました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ベッセント氏FRBに1.5%の利下げを注文
ベッセント財務長官は政策金利は1.5%低くあるべきだとの考えを示し、FRBに利下げに踏み切るよう訴えかけました。
同氏は『9月の0.5ポイント利下げを皮切りに、そこから一連の利下げを実施できるだろうと考えている』と述べています。
7月のFOMCでも政策金利を4.25-4.5%に維持したFRBですが、9月までに利下げに踏み切る材料が欲しいところですね。

下げざるを得ない状況になりそうね!
アマゾン食料品の当日配送サービスを拡大
アマゾンは年末までに米国内の2300都市で食料品の当日配送サービスを提供する計画とのこと。
提供都市数が現在の2倍超となる大規模な拡張で、従来の食料品小売業者に対する競争力を強化するようです。
この発表を受けアマゾンの株価は上昇、競合他社のインスタカート、クローガー、ウォルマートの株価は軒並み下落しています。

プライム会員が増えそうやな
FRB議長を早めに指名する可能性も
トランプ大統領は次期FRB議長候補を3、4人に絞り、早めに指名する可能性もあると述べました。
ベッセント財務長官は後任候補として最大11人を検討していると述べていますので、大統領はFRBを煽っているだけに思えます。
大統領はFRBに圧力をかけ続け、少しでも早く利下げさせたいようですね。

手を緩める様子はないわね!
8月の注目イベントについて
8月になりましたので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・8/14 生産者物価指数(PPI)
・8/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・8/15 小売売上高
・8/15 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
*8/21~23 ジャクソンホール会合
・8/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・8/29 PCEデフレーター
・8/29 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【8/13 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.32%
・ダウ平均 …+1.04%
・NASDAQ100…+0.04%
【経済トピックス】
・ベッセント氏FRBに1.5%の利下げを注文
・アマゾン食料品の当日配送サービスを拡大
・FRB議長を早めに指名する可能性も
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
関税のニュースが影をひそめる中、市場の注目は政策金利に向かっているようです。
雇用者数は下方修正されサービス業の景気は落ち込みを見せ始めていますから、トランプ政権も少しでも景気にテコ入れしたいようです。
9月のFOMCまでは少し時間がありますが、当分は利下げ観測によって株価は上昇していきそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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