昨日の米国市場はナスダックを中心に上昇しました。
メガテックの決算発表を控えて軟調な相場を予想したのですが、思いのほか市場は楽観的に捉えているようです。
ビッグテックの決算発表第1弾はGoogleでしたが、アフターで株価を爆上げさせていますね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky10/29 米国市場の値動き
昨日の米国市場はナスダックが大きく上昇した1日となりました。
メガテックの決算が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500…+0.16%
・ダウ…▲0.36%
・NASDAQ100…+0.98%
プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットがオープンするとナスダックを中心に上昇していきました。
その後はダウが下落する場面もありましたが、ナスダックは順調に伸ばしていき、大引けにはわずかに売り戻されています。

ナスダックが強かったわ!

ハイパーグロース株もいい感じやな
・AFRM(アファーム)…+1.78%
・COIN(コインベース)…+1.65%
・CRWD(クラウドストライク)…+3.19%
・DDOG(データドッグ)…+1.89%
・DOCS(ドキシミティ )…+1.11%
・MQ(マルケタ)…▲2.60%
・U(ユニティ)…+1.02%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.282から4.256に低下しました。
ドル円は徐々に円安方向に向かっていますね。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄の方が多かったように見えます。

マグニフィセント7は6銘柄が上昇、METAが+2.62%ともっとも大きな上げ。GOOG,AMZN、MSFTも1%超えの上昇。一方でTSLAは▲1.14の下落でした。
メガテックと半導体以外には下落が目立ちますが、上昇銘柄をピックアップしておきます。
・CDNS(ケイデンス・デザイン)…+12.53%
・INCY(インサイト)…+12.04%
・FFIV(F5ネットワークス)…+10.06%
・SNPS(シノプシス)…+6.66%
・MPWR(モノリシック・パワー)…+4.80%
・AVGO(ブロードコム)…+4.20%
・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)…+3.96%
・LRCX(ラムリサーチ)…+3.79%
一方で、大きく下落した銘柄も多くSWK(スタンレー・ブラック)▲8.77%、F(フォード)▲8.44%、DHI(ディーアール・ホートン)▲7.24%、BLDR(ビルダーズ・ファーストソース)▲7.14%、FSX(フィリップス66)▲4.36%、AMT(アメリカン・タワー)▲4.19%などが下げています。
昨日からいよいよメガテックの決算発表がはじまりました。
29(火)
・GOOG(アルファベット)
・V(ビザ)
・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)
・MCD(マクドナルド)
・PFE(ファイザー)
アフターで決算発表のあったGOOGは好決算で、時間外に株価を跳ね上げています。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち3セクターが上昇、8セクターが下落した1日となりました。

・情報技術…+4.29%
・金融…+2.61%
・通信…+2.25%
・エネルギー…▲0.16%
・資本財…▲0.39%
・一般消費財…▲0.46%
・公益事業…▲1.24%
・素材…▲1.41%
・不動産…▲2.15%
・生活必需品…▲2.55%
・ヘルスケア…▲3.45%
情報技術や金融、通信は2%を超える大きな上げとなりましたが、その他8セクターは下げているという極端な1日となりました。
中でもヘルスケアは▲3%、生活必需品と不動産は▲2%を超える大きな下落となりました。
最近はまたディフェンシブセクターが弱い相場が続いていますね。
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S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.16%上昇して、終値では5,832まで上げています。
前日にもわずかに上昇していたS&P500ですが、昨日も少しですが続伸しています。
上ヒゲも下ヒゲも付けていますので変動幅の大きな日となったようです。
陽線で引けたことはポジティブなことで、出来高も少し増えていますので大口投資家も参入をはじめたのかも知れません。
今週はメガテックの決算発表が続きますので、警戒感が高まっているようです。

大きく動きそうね!
FEAR&GREEDインデックスは、62から60に下がりましたがGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
グーグル予想を上回る決算で株価急騰
アフターで決算発表のあったGoogleの親会社アルファベットは、市場予想を上回ったことが好感され時間外で株価を6%近く急騰させています。

売上高やEPSをクリアしたのみならず、クラウド部門の顧客獲得や生成AIモデル「Gemini」の規模拡大などが寄与したようです。
将来的な負荷に対応するため原子力を含む新しいエネルギー源に大きく投資していることも投資家を安心させた要因。
検索とデジタル広告分野での反トラスト法違反の懸念はありますが、米国のテクノロジー業界リーダーとしては不動の地位を築いています。

まだまだ伸びしろはあるわよ!
予想を超えて大幅上昇した消費者信頼感指数
昨日発表された10月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は、大幅に上昇となり3年ぶりの大幅な伸びを記録しました。
前月の99.2から108.7に上昇し、市場予想の99.5も超えています。
雇用は十分にあるとの回答も増え、雇用の改善も垣間見えました。

利下げ後押しやな
AI半導体見通し期待に届かずAMD株価急落
アフターで決算発表のあったAMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)の売上高見通しは、アナリスト予想を下回ったことで時間外で株価を急落させました。

エヌビディアに対する遅れを取り戻そうとしているAMDでしたが、大きな伸びを期待していた投資家の失望を呼ぶ結果となりました。
エヌビディア製チップと競合するアクセラレーター「MI300」は、AMDの売上高をけん引してはいますが、供給の都合で成長は妨げられているとのこと。

少し足踏みしそうね!
10月の注目イベントについて
10月も残り数日となりましたが経済指標の発表は残っています。
・10/31 PCEデフレーター
・10/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
11月の注目イベントについて
今週から11月になりますので、重要な経済指標のスケジュールを確認しておきましょう。
・11/ 1 ISM製造業景気指数
*11/ 1 雇用統計
・11/ 6 ISM非製造業景気指数
*11/6・7 FOMC
・11/ 9 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
*11/13 消費者物価指数(CPI)
・11/14 生産者物価指数(PPI)
・11/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・11/15 小売売上高
・11/22 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・11/28 PCEデフレーター
・11/29 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【10/29米国市場の値動き】
・S&P500…+0.16%
・ダウ…▲0.36%
・NASDAQ100…+0.98%
【経済トピックス】
・グーグル予想を上回る決算で株価急騰
・予想を超えて大幅上昇した消費者信頼感指数
・AI半導体見通し期待に届かずAMD株価急落
昨日の米国市場はナスダックを中心に上昇しました。
メガテックの一角であるアルファベットは好決算を発表したことで株価を急騰させていますが、今夜には更なる試練が待っています。
今日から1週間は、大型決算やFOMC、大統領選挙とイベント盛りだくさんですね。
今週は大注目の決算発表が目白押しですので、スケジュールを確認しておきましょう。
30(水)
・MSFT(マイクロソフト)
・META(メタ)
・LLY(イーライリリー)
・CAT(キャタピラー)
・AMGN(アムジェン)
31(木)
・AAPL(アップル)
・AMZN(アマゾン)
・MRK(メルク)
・LIN(リンデ)
・UBER(ウーバー)
1(金)
・XOM(エクソンモービル)
・CVX(シェブロン)
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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