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【増税かインフレか】2021年以降アフターコロナの投資戦略を考える

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市場分析
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こんにちは!先のことを考えるのは
嫌いじゃない『ここ屋』よ!

2020年に世界を恐怖のドン底に突き落とした新型コロナウイルスでしたが、今ではワクチンの普及が進み、米国を初めとする先進国では集団免疫が達成されるまでに近づいています。

専門家の間でも、数年の間にはコロナ前の生活に戻れるだろうと予想されています。

そんな状況下で2021年も好調な株式市場ですが、今後はどのような方向に向かうのでしょうか?

多くのアナリストの中でも意見が割れており、今後の見通しは不透明であることは間違いなさそうです。

今回の記事では、アフターコロナの投資戦略として、わたしたち個人投資家はどのような対策をとれば良いのかを検証していきたいと思います。

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アフターコロナの投資戦略

アフターコロナの投資戦略を考えるためには、世界のコロナ事情はどのように変化していくのかを考える必要があります。

すでに米国を初めとする先進国の間では、集団免疫の達成は間近と言われています。

コロナワクチンの普及が進行すれば、いつの日か世界各国でコロナ騒動は終息を迎えるでしょう。

経済的には以前の水準に戻るかというと、そうとも限りません。

米国市場は、ほとんどがコロナ前の価格に戻り、それ以上の成長を遂げている銘柄も少なくはありません。

ただ、その株価上昇の要因は業績ではなく、金融政策や金利操作の賜物なのです。

コロナショックの爪痕は、マーケットにも確実に残ります。

株式市場を襲ったコロナショックから、景気回復させるために、米国を初めとした各国政府は莫大なお金を投じてきました。

このバラまいた紙幣は、国が代わりに立て替えていますが、最終的にはどのように回収するのでしょうか?

この問題を解決させるためには、大きく2つの方法があると考えられます。

ひとつは『増税』、もうひとつは『インフレ』です。

少し言いかえると『増税する』か『増税しないか』です。

政府が増税法案を通せば、財政赤字は解消されます。

しかし、国民の反感を買うことはもちろんのこと、経済の成長は鈍化し、金利は低いまま物価も上がらずデフレが起きます。

一方、増税をしない場合は、経済活動が活発化し、金利とともに物価の上昇が進みインフレが起きます。

国家が、このふたつの選択肢のどちらをとるかでアフターコロナの投資戦略は変わってきます

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増税社会の投資戦略

増税で財政赤字を賄う場合は、その国の経済は鈍化します。

これによりインフレは起きず、引き続き低金利が持続されることが予想されます。

この場合の市場は、再びハイテク株が強いフェーズになると予測されます。

しかし、恐らく政府は党や選挙のことを考えるため、国民の大反感を買うような大掛かりな増税はできないと考えられています。

ですから、こちらのパターンは考えにくいかも知れません。

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インフレ社会の投資戦略

インフレで財政赤字を賄う場合というのは、いわるゆ増税をせずにバラまいたお金は世に『金余り』を作り、インフレを起こすこととなります。

お金の価値が下がれば、財政赤字の負担が減ることと同じになります。

この場合の市場は、インフレが加速すれば金や貴金属などのコモディティ全般に資金が流れると予想されます。

同時にインフレを抑制するために政策金利を上昇させるので、ハイテク株などに逆風のフェーズになると考えられます。

また、FRBによる量的緩和の縮小(テーパリング)もインフレを抑制する動きですが、長期金利の上昇は、やはりハイテク株には逆風です。

この場合も、コモディティ関連は強いフェーズです。

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結局どのような戦略にすればよいのか

増税』か『インフレ』かの状況により、投資家の戦略は真逆と言っていいほどの状況です。

ゆえに、アナリストの意見も割れているのでしょう。

こんな状況下で、結局どのような戦略にすればいいのかといえば、

状況を見守ってどちらに振れても良い状態にしておく

ことが正解なのかと考えられます。

かと言って、状況がハッキリするまで市場から資金を引き上げてしまうのかと言えば、それもまた違います。

どちらにでも動ける状況とは、具体的に以下のような状況にしておくことです。

アフターコロナの対策

・VT、VTIS&P500などを多めのポジションにする
・普段よりキャッシュポジションを大きめにとる
・ハイテク株のポジションを落としておく
・どちらに振れても良いようにコモディティにも投資する
・現在上昇トレンドのゴールドも保有しておく

ゴールドは現在ダブルボトムをつけた後、上昇トレンドに転換しています。

こちらはゴールドETFのGLDMの直近6ヶ月のチャートです。

引用:Yahooファイナンス

おそらくもう少しでゴールデンクロスを発生させ、昨年夏の高値を更新すると言われています。

ゴールドETFについて詳しくはこち

ただし、ゴールドは株式に比べて成長率が低く、分配金も出ません。

よりリスクのとれる人は成長も見込めるコモディティETFや、大きい分配金も期待できるエネルギーETFに投資しておくことも良い戦略と言えそうです。


コモディティETFのGSG
は、年初来リターン25%以上と、S&P500を2倍以上アウトパフォームしています。

引用:Yahooファイナンス

次に、エネルギーETFのVDEの直近5年のチャートですが、トレンドの転換から2021年は爆上げを見せています。

引用:Yahooファイナンス

エネルギーETFについて詳しくはこちら

ちなみに、この比較チャートは『Yahooファイナンス』を使用していますが、無料で色々な機能があり非常に便利です。
詳しい使い方は、こちらの記事で解説しています。

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アフターコロナの投資戦略まとめ

アフターコロナの投資戦略をまとめます。

まとめ

・アフターコロナでは経済政策の爪痕が残る
・増税をするかしないかでフェーズが変わる
・増税をするなら経済鈍化でインフレは起きない
・その場合は引き続きハイテクトレンド
・増税をしなければインフレが起き経済は成長
・過度なインフレはコモディティのターンがくる
・どちらに動くかはまだわからない
・どちらに振れても良いように準備をしておく
・ハイテクのポジションを落としキャッシュを厚めにする
・準備としてコモディティ株を保有しておく
・ゴールドの他、エネルギーやコモディティにもETFがある
・どれも現在は上昇トレンド

投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。

リスク許容度に関しては、こちらの記事で解説しています。

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