・9/2米国市場の値動き
・米国経済に関するトピックス
・8月の米雇用統計について
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こんにちは!
久しぶりにノンビリ休日の
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場が下落したことで、S&P500は週間ベースでも▲3%を超えるマイナスリターンとなりました。
昨日のプレマーケットで8月の米雇用統計が発表され、予想を上回る強い雇用に株価は上昇すると思われたのですが、なぜ下落してしまったのでしょうか?
それでは9/2の米国市場を振り返り【レイバーデイを前に利確売り】8月の米雇用統計は株価にプラスについて解説していきます。

記事の後半では重要な経済ニュースと
8月雇用統計について解説してるで
9/2米国市場の値動き

昨日の米国市場は結果的に下落となり、週間ベースでも3週連続の大きな陰線となりました。
雇用統計は良かったはずなのですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
レイバーデイを前に売られた米主要3指数
昨日の米国市場はレイバーデイを前に3指数とも下落となりました。

・S&P500…▲1.23%
・ダウ…▲1.05%
・NASDAQ…▲1.28%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
午前中は3指数ともに1%以上もプラスを出していたのですが、午後から急落した相場は引けにかけ大きく売られました。

久々の上昇相場やと思ったんやけどな
バリューよりグロースが下落しており、特に大型株が売られているようです。


ハイパーグロース株も冴えなかったわ!
・AFRM(アファーム)…▲3.07%
・COIN(コインベース)…▲0.41%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.30%
・DDOG(データドッグ)…▲0.21%
・DOCS(ドクシミティー)…▲0.03%
・MQ(マルケタ)…▲2.45%
・U(ユニティ)…▲1.16%
やや低下傾向にあった長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、少しだけ低下しました。

今週に入り続伸してきた長期金利でしたが、債券市場に資金が流入してきたことを受けて3.195にまで低下しました。
引けにかけて上昇していったVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、一時は23にまで低下していましたが引けにかけて上昇していきました。

雇用統計の結果を受けてプレマーケットから急落していたVIXでしたが、終値では前日と変わらない25.47となりました。
それでもまだ中立水準を保っていますので、来週は株価が上にいくか下にいくか微妙なところですね。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下落しているのがわかります。

エネルギーだけ緑ね!

原油価格の上昇を受けてエネルギー銘柄だけが上昇していますが、全面的に大きく下落しています。
一方で、半導体銘柄に関しては前日に発表された規制(中国への輸出制限)に影響でエヌビディア▲7.67%を中心に急落しています。
注目はヘルスケア銘柄が上昇していることですが、前日から好転しています。
・JNJ(ジョンソン&ジョンソン)…+2.48%
・LLY(イーライ・リリー)…+2.62%
・PFE(ファイザー)…+3.10%
・ABBV(アッヴィ)…+2.97%
・MRK(メルク)…+2.10%
・BMY(ブリストル・マイヤーズ)…+2.49%
・AMGN(アムジェン)…+2.16%

セクターローテーションか?
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、前日に続き11セクターのうち2セクターが上昇、9セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+1.89%
・素材…+0.5%
・金融…▲0.62%
・公益事業…▲0.79%
・一般消費財…▲0.93%
・資本財…▲0.94%
・生活必需品…▲1.13%
・情報技術…▲1.16%
・不動産…▲1.33%
・ヘルスケア…▲1.36%
・通信…▲1.58%
今週大きく下落してきた素材セクターとエネルギーセクターが反発を見せていますが、その他セクターは全面売り相場でした。
特に通信セクターや情報技術、ヘルスケアセクターは、8月から下落トレンドを継続中です。
米国市場に影響がありそうなトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
市場予想を上回った雇用統計
昨日は8月の米雇用統計が発表され、市場予想を上回る堅調な雇用が出ました。
失業率…3.7%
予想…3.5%(前回…3.5%)
非農業部門雇用者数…31.5万人増
予想…29.8万人増(前回…52.6万人)
平均時給(前年同期比)…5.2%増
予想…5.3%増(前回…5.2%増)
労働参加率は6ヶ月ぶりの高水準となり、62.4%に上昇したことで失業率は上昇につながりました。
全体的には強い雇用を維持しながらも賃金は低下していることを受けて、株式市場にとってみるとプラスの印象が強かったようです。

雇用統計が発表された直後は
株価は上昇していったもんな
ロシアのガス供給停止が続く
ロシアの国営天然ガス企業は、欧州向けにガスを供給するパイプライン『ノルドストリーム』を当初の計画通り再開できないことを発表しました。
ロシア側は『新たな技術的問題が見つかった』と説明していますが、西側諸国の経済制裁に対する反発であることは火を見るよりも明らかですね。
このまま長期間ノルドストリームが停止するようなことがあれば、天然ガス価格はさらに上昇し再びインフレが上昇することにもつながりかねません。

お互い意地悪なんてやめればいいのよ!
欧州のバルト海の下をロシアからドイツまで走る海底天然ガスのパイプライン。
『ノルド』は北『ストリーム』は流れという意味を示すロシア語が語源となっている。
天然ガス資源の豊富なロシアから供給率の高い欧州をつなぐパイプラインは、資源国であるロシアの優位性を欧州に対して大きな影響を与える象徴となっている。
【レイバーデイを前に利確売り】8月の米雇用統計は株価にプラス まとめ

【レイバーデイを前に利確売り】8月の米雇用統計は株価にプラスをまとめます。
【9/2の米国市場の値動き】
・S&P500…▲1.23%
・ダウ…▲1.05%
・NASDAQ…▲1.28%
・長期金利は3.195に低下
・VIXは25.47に再浮上
・エネルギー上昇、他全面安
【経済トピックス】
・市場予想を上回った8月の米雇用統計
・ロシアのガス供給停止が続く
昨日の米国市場は、堅調な雇用統計を受けて上昇するかのように見えました。
しかし、来週の月曜日に控えるレイバーデイを前に、売りが集中して株価は急落しました。
レイバーデイ明けには大きくトレンド転換することが多いと言われますので、火曜日からは相場が好転してくれるといいですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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