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こんにちは!
グロース株ばかり持っている
『ここ屋』よ!
2022年に入り下落が止まらない米国市場ですが、ほとんどの人が損失を出しているのではないでしょうか?2021年に大きな含み益を出した筆者も、そのほとんどが溶けかけている状況です。保有している銘柄によってはパフォーマンスが異なるといえども、『全部安』の現在では、現金化する以外は逃げ場がない相場となっています。
特にグロース株を中心に投資をしている人にとっては、毎朝のポートフォリオを確認する作業がツライ状況だと思います。
このままグロース株中心のポートフォリオで良いのか、バリュー株に乗り換えるべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、グロース株からバリュー株に乗り換える時のメリットとデメリットについて解説していきたいと思います。
グロース株からバリュー株に乗り換える時のメリットとデメリットは?
グロース株からバリュー株に乗り換えるようと考えている人は、実際に行動に移す前にもう一度メリットとデメリットを確認してみましょう。
本当に乗り換えるべきかどうかが見えてくるはずです。
これ以上グロースの下落に耐えられへんで
バリュー株に乗り換えるメリット
ではまず、グロース株からバリュー株に乗り換えることで、メリットとなり得る要素についてまとめてみましょう。
グロース株の下落を緩和(回避)することができる
現在の米国市場は、強いインフレ圧力を受けテーパリングや利上げ、QT(バランスシートの縮小)など、グロース株にとっては非常に厳しい相場となっています。
グロース株からバリュー株に乗り換えることで、グロース株の下落を緩和(回避)することができると予測できます。
少なくとも急落を免れることはできるわ!
上昇の可能性が高いバリュー株のリターンをとれる
『2022年はバリュー株の年』と言われています。
2021年の年末からのバリュー株とグロース株の推移を眺めると、トレンド転換が起きているように見えます。
バリュー株ETFのVTVと、グロース株ETFのVUGの直近3ヶ月チャート比較を見てみましょう。
バリュー株ETFのVTVのパフォーマンスは12月初旬から上昇しているに対し、グロース株ETFのVUGは11月の高値を更新することなく年末より大きな下落をしています。
今後もバリュー株が上昇するのであれば、上昇によるリターンを受け取ることができるでしょう。
また、バリュー株のパフォーマンスが振るわなかったとしても(グロース株の下落と比較して)、下落幅をマイルドにすることができる公算が高いです。
落ちてもグロースよりはマシや
含み損が発生している人は損益通算できる
現在グロース株投資による含み損を抱えている場合は、損切りすることで今年の損益を通算することができます。
損益通算とは、同一年度内の利益(売却益、配当金など)に対して、現在含み損を抱えている銘柄を売却して、確定損にすることで利益に対して支払った税金を取り戻すといった手法です。
損益通算は、売却益(キャピタルゲイン)だけではなく配当金(インカムゲイン)についても適応します。
また、本年度中に通算できなかった損失についても、今年から3年間繰り越して損益通算することができます。(特定口座(源泉徴収あり)であれば、自動で損益通算してくれる。繰り越しの場合は確定申告が必要。)
バリュー株に乗り換えるデメリット
次に、グロース株からバリュー株に乗り換える場合のデメリットについても解説していきます。
グロース株でプラスリターンが出てる人は税の繰り延べ効果がなくなる
グロース株への投資で、すでに含み益を出している人にとってみれば、バリュー株に乗り換えることで税の繰り延べ効果がなくなるといったデメリットがあります。
税の繰り延べ効果とは、本来投資の利益に対しては20%程度の税金がかかりますが、この税金は利益確定するまでは発生しないといったことによる効果です。
$1,000の投資額に対して$100の含み益が発生してる場合、利確した時点で20%の税金がかかります。(米国株の場合、厳密には現地税の10%が発生した後に国内税の20%がかかるため、手元には72%程度の利益しか残りません)
この場合、売却することで$1,080が手元に戻ります。
この後に$1,080を別の投資先で10%の利益を出すと、$1,080+$108=$1,188となります。
一方で、$1,100をそのまま保有し、10%の上昇をした場合は$1,210となります。
グロース株が反発(上昇)した時のリターンが取れなくなる
現在のグロース株が大きな下落をしていたとしても、今後の株価が上昇しないとは限りません。
当たり前のことですが、グロース株からバリュー株に乗り換えた時点で、グロース株が反発(上昇)した時のリターンは取れなくなることはあきらめることとなります。
グロースの反発を信じるならホールドね!
余計な売買手数料がかかる
グロース株だろうがバリュー株だろうが、株式を売買するにあたっては売買手数料がかかります。
手数料の額は証券会社によって異なりますが、最安のネット証券ですら約定代金の0.495%の手数料(上限22ドル)がかかります。
10万円分のグロース株を売却して10万円分のバリュー株を購入すると、合わせて990円の手数料が発生します。
この時点でおよそ1%の損失が出たと同じ効果が発生してしまいます。
手数料はバカにできひんで
どんなバリュー株に投資をすればいいの?
グロース株からバリュー株に乗り換えるメリットとデメリットを再認識してもなお、バリュー株に乗り換えるべきと考えた人にとっては、どのようなバリュー株に乗り換えるべきかを決める必要があります。
ここからは、乗り換えるバリュー株の候補について少し触れていきます。
今後の上昇を確約するモノでも何でもないから
ひとつの意見として参考程度に聞くのよ!
個別株でバリュー株に投資をする
個別株でバリュー株に投資をすることで、大きなリターンを狙うことができます。
もちろんリスクも伴いますが、バリュー優勢の相場であれば多少のリスクを取ってでもパフォーマンスは期待できそうですね。
高インフレや金利上昇局面でも強い業績をもとに上昇が期待できるような銘柄は、低PERで純利益を出せているような企業でしょう。
例えばPEP(ペプシコ)、KO(コカ・コーラ)、MCD(マクドナルド)、PG(プロクター&ギャンブル)、MO(アルトリアグループ)、PM(フィリップモリス)、XOM(エクソンモービル)、CVX(シェブロン)、COST(コストコ)、HD(ホームデポ)あたりが候補になるでしょう。
特に高配当株銘柄であれば、値動きはさらにマイルドになるでしょう。
ETFでバリュー株に投資をする
バリュー株のパフォーマンスが良くなると言えども、個別株のリスクを取りたくない人であればETFがおすすめです。
バリュー株ETFの代表と言えばVTV(バンガード・バリューETF)があります。
その他は、エネルギーセクターにまとめて投資できるXLE(エナジー・セレクト・セクターSPDRファンド)、金融セクターにまとめて投資できるVFH(バンガード・ファイナンシャルズETF)、生活必需品セクターにまとめて投資できるVDC(バンガード・コンシューマー・ステープルズETF)などがあげられます。(それぞれのETFについて詳しく解説しているリンクを貼ってあります)
グロース株からバリュー株に乗り換える時のメリットとデメリットまとめ
グロース株からバリュー株に乗り換える時のメリットとデメリットをまとめます。
グロース株の下落に耐えられないのであれば、バリュー株にシフトする以外の手段として、株式を現金化してキャッシュポジションを高めておくことが、最も有効的な手段であると言えます。
『休むも相場』と言いますからね。
じっくりと市場を眺めて、落ち着いたころに相場に戻るほうが安心できそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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