昨日の米国市場は大きく下落しました。
米20年債の入札が不調だったことで長期金利が急騰しています。
ムーディーズによる格下げの影響はまだ残っているようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky5/21 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく下落しました。
長期金利が急騰しているようですが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲1.61%
・ダウ平均 …▲1.91%
・NASDAQ100…▲1.34%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
その後長期金利上昇によって急落すると、引けにかけても買い戻されることはありませんでした。

先週の上げ分がなくなるわ!

ハイパーグロース株もボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲5.03%
・COIN(コインベース) …▲0.91%
・CRWD(クラウドストライク)…▲1.70%
・DDOG(データドッグ) …▲2.24%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲4.25%
・MQ(マルケタ) …▲0.19%
・U(ユニティ) …▲6.39%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.485から4.597に上昇しました。
為替はジリジリ円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほぼすべての銘柄が下落したことがわかります。

グーグルだけが上昇ね!

マグニフィセント7はGOOGだけが+2.87%と急騰していますが他6銘柄は下落。TSLA▲2.68%、AAPL▲2.31%、NVDA▲1.92%と大きく下げています。
ほとんどの銘柄が売られる中で、GOOG以外に1%以上上げた銘柄はわずかでした。
・CF(CF・インダストリーズ)…+1.63%
・CME(CMEグループ)…+1.39%
一方で、大きく下げた銘柄はたくさんありました。
・FICO(フェア・アイザック)…▲15.74%
・AES(AES)…▲9.88%
・MRNA(モデルナ)…▲7.82%
・PSX(フィリップス66)…▲7.54%
・PANW(パロアルト・ネットワークス)…▲6.80%
・EFX(エキファックス)…▲6.68%
・APO(アポロ・グローバル)…▲6.18%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは1セクターのみが上昇、他10セクターが下落した1日となりました。

・通信 …+0.38%
・素材 …▲0.70%
・生活必需品…▲0.92%
・エネルギー…▲1.40%
・公益事業 …▲1.70%
・情報技術 …▲1.76%
・資本財 …▲1.77%
・金融 …▲1.81%
・一般消費財…▲1.82%
・ヘルスケア…▲2.05%
・不動産 …▲2.78%
グーグルにけん引されて通信のみが何とかプラスとなりましたが、他センターはすべて下落。
特に不動産やヘルスケアは2%を超える急落となりました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲1.61%下落して、終値では5,844に下げています。
前日の下落で6日続伸をストップさせていたS&P500ですが、昨日の下落によって先週月曜日の終値付近まで下げてしまいました。
年初来のリターンも再びマイナス圏に戻され、4月初旬の安値からのリバウンドも17.3%に縮小しています。
200日移動平均線も迫っていますので、このあたりで踏みとどまって欲しいところですね。

好材料が欲しいわね!
FEAR&GREEDインデックスは69から66に下げましたがGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
長期債入札不調で長期金利が上昇
米経済への不安やムーディーズの格下げを受けて、米20年国債入札が不調で終わったことにより長期金利が急騰しました。
米10年債利回りが4.5%を超えるのは3か月ぶりのことで、振り返れば米国株の下落はそこから始まりました。
長期金利が高水準に留まるようなことがあれば、再び株式の下落を誘導する可能性があります。

特に急騰は良くないわね!
トランプ税制改革法案は強硬派に受け入れらえず
トランプ氏が大統領選の公約に掲げていた減税を盛り込んだ『税制改革法案』は、共和党の保守強硬派の同意は得られませんでした。
同法案を通すには数兆ドル規模のコストが必要になることから、強硬派議員の反対は根強いようです。
減税はトランプ政権の目玉ですから、共和党の同意を得られないようだと足元をすくわれかねませんね。

10年で4兆ドルの減税やからな
オープンAIが元アップル幹部の企業を買収
オープンAIはアップルの元幹部ジョナサン・アイブ氏が共同設立したスタートアップ企業を約65億ドルで買収することを発表。
オープンAIにとっては過去最大規模の買収となりますが、ハードウエア領域への進出が本格化することが予想されます。
アイブ氏はアップルでも伝説的なデザイナーでジョブズにとっても精神的パートナー的な存在でしたから、アルトマンにとっても最良のパートナーとなってくれそうですね。

アップルにとってはライバルになったわね!
5月の注目イベントについて
5月の重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・5/27 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・5/30 PCEデフレーター
・5/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【5/21 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲1.61%
・ダウ平均 …▲1.91%
・NASDAQ100…▲1.34%
【経済トピックス】
・長期債入札不調で長期金利が上昇
・トランプ税制改革法案は強硬派に受け入れらえず
・オープンAIが元アップル幹部の企業を買収
昨日の米国市場は大きく下落しました。
長期債の入札が不調ということは米国の長期的な成長が不安視されていることになります。
とはいえ、目先の経済はまだ強い状況にありますので、これで株式を売るような状況ではないと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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