昨日の米国市場は上昇しました。
ハイテク株の買い需要が高く、S&P500とNasdaq100は高値更新となりました。
7月の消費者物価指数がほぼ予想通りだったことを受けて、9月の利下げ観測が高まったようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky8/12 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
インフレ指標はほぼ予想通りでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+1.13%
・ダウ平均 …+1.10%
・NASDAQ100…+1.33%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンすると一旦押されるもダウを中心に上昇していきました。
その後はジリジリとナスダックが買われはじめ、引けにかけてはハイテク株優勢となりました。

最近また強いわね!

ハイパーグロース株もいい感じやな
・AFRM(アファーム) …+5.37%
・COIN(コインベース) …+0.94%
・CRWD(クラウドストライク)…+2.20%
・DDOG(データドッグ) …+0.10%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲0.02%
・MQ(マルケタ) …+0.71%
・U(ユニティ) …+12.35%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.279から4.289に上昇しました。
為替はもう一度円安に向かいそうです。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇したことが分かります。

こんな日が続いて欲しいわね!

マグニフィセント7はすべてが上昇。METAが+3.15%、MSFTが+1.43%、GOOGが+1.25%と大きく上げています。
ほとんどの銘柄が買われましたが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・UAL(ユナイテッド・エアラインズ)…+10.23%
・DAL(デルタ航空)…+9.23%
・PSKY(パラマウント・スカイダンス)…+8.40%
・APTV(アプティブ)…+7.37%
・NXPI(NXPセミコンダクターズ)…+7.26%
・BLDR(ビルダーズ・ファーストソース)…+6.75%
・TER(テラダイン)…+6.64%
・ON(オン・セミコンダクター)…+6.18%
一方で、大きく下げた銘柄もあったようです。
・CAH(カーディナル・ヘルス)…▲7.21%
・AXON(アクソン)…▲6.12%
・CSGP(コスター)…▲4.37%
・MOS(モザイク)…▲4.03%
・TYL(タイラー)…▲3.47%
・CME(シーエムイー)…▲3.45%
・ALB(アルビマール)…▲3.44%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは久しぶりに11セクターすべてが上昇した1日となりました。

・通信 …+1.63%
・素材 …+1.48%
・資本財 …+1.47%
・一般消費財…+1.43%
・金融 …+1.39%
・情報技術 …+1.35%
・ヘルスケア…+0.97%
・不動産 …+0.65%
・エネルギー…+0.63%
・公益事業 …+0.56%
・生活必需品…+0.15%
1%を超えたのが6セクターもあり、特に通信や素材、資本財や一般消費財などが大きく上げています。
一方で、前日上げていた生活必需品の上げ幅は限定的でした。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+1.13%上昇して、終値では6,445に上げました。
前日には下落していたS&P500ですが、昨日の上昇で今年16回目の高値更新となりました。
終値で6,400を超えたのは史上初のことです。
陽線と陰線を繰り返していることから昨日は上げるような気がしていましたが、一気に高値をブレイクアウトしましたね。
4月の安値からは30%近く急騰しており、年初来リターンも10%近くにまで伸ばしています。

強すぎて少し怖いわね!
FEAR&GREEDインデックスは58から63に上げGREEDを深めました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
コアの伸びが加速した7月のCPI
7月の消費者物価指数が発表されましたが、コアCPIの伸びが加速して1月以来の大幅上昇となりました。
一方で財の価格は緩やかな伸びにとどまり、関税による物価上昇圧力への懸念は和らいだようです。
【総合CPI】
〈前年比〉
・結果…2.7%(予想…2.8%)
・前回…2.7%
〈前月比〉
・結果…0.2%(予想…0.2%)
・前回…0.3%
【コアCPI】
〈前年比〉
・結果…3.1%(予想…3.0%)
・前回…2.9%
〈前月比〉
・結果…0.3%(予想…0.3%)
・前回…0.2%
・航空運賃が3年ぶりの大幅上昇
・医療サービスと娯楽も値上がり
・財の価格は伸びが鈍化
今回のCPIの結果を受けて利下げ観測が高まっていますね。


年間3回の利下げが最有力になったわね!
トランプ氏がパウエル議長の訴訟を検討
トランプ大統領はFRB本部の改修工事の費用が超過していることを問題として、パウエルFRB議長を相手取った訴訟を検討していると明らかにしました。
トランプ氏はパウエル議長を解任することはないと言いながらも、利下げ圧力をかけ続けていますね。
FRBは恐らく大統領の圧力によって利下げに舵を切ることはないと思いますが、米経済はそろそろ高金利に耐えられなくなってくるかも知れませんね。

そろそろ1回は下げて欲しいな
月次の雇用統計を四半期ベースに切り替えか
労働省の次期労働統計局のE・J・アントニ局長は、毎月の雇用統計発表を停止してデータ収集の問題が是正されるまで四半期ベースに切り替えることを提案しました。
同氏は月次の統計が信頼性を欠き、過大に報告されることが多く、結果として誤解を招くと指摘しています。
確かに直近3ヶ月の雇用統計は大幅な修正がされており、正確性にかけていますのでその方がいいのかも知れませんね。

イベントが減っちゃうわね!
8月の注目イベントについて
8月になりましたので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・8/14 生産者物価指数(PPI)
・8/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・8/15 小売売上高
・8/15 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
*8/21~23 ジャクソンホール会合
・8/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・8/29 PCEデフレーター
・8/29 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【8/12 米国市場の値動き】
・S&P500 …+1.13%
・ダウ平均 …+1.10%
・NASDAQ100…+1.33%
【経済トピックス】
・コアの伸びが加速した7月のCPI
・トランプ氏がパウエル議長の訴訟を検討
・月次の雇用統計を四半期ベースに切り替えか
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
S&P500もナスダックも市場高値を更新していますが、そこまで株価上昇するような要因が揃っているわねではありません。
暴落を煽るワケではありませんが、そのうち適正な調整が来るかもしれませんね。
資産が増えることは嬉しいことですが、いつ下げてもいいように身構えておくことは、最低限の投資戦略とておきたいところですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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