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【米国株はショートカバーにより急騰】高まる利上げ観測は織り込み済み

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市場分析
こんなことがわかる記事

・8/25米国市場の値動き
・米国経済に関するトピックス
・FFレートの利上げ予想
・逆イールドカーブの状況

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こんにちは!
早くFIRE計画を立てたい
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!

昨日の米国市場は、今週の下げてきた分を埋めに行く上昇となりました。

とはいえ、出来高は小さくショートカバーの入っただけのようにも見えます。

やはり、これからはじまるジャクソンホール会議でのパウエル議長の講演を待っているようです。

一方で、FFレートの引き上げについては徐々にタカ派寄りの意見が目に付くようになり、利上げ観測も引き上げられているようです。

それでは8/25の米国市場を振り返り【米国株はショートカバーにより急騰】高まる利上げ観測は織り込み済みについて解説していきます。

リッヒ
リッヒ

記事の後半では重要な経済ニュースと
利上げ観測について解説してるで

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8/25米国市場の値動き

昨日の米国市場は大きく上昇したことで先週からの下げ幅を取り戻そうとしていますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

2週間ぶりに大きく上昇した米主要3指数

昨日の米国市場は、最終的に上昇したことで先週末からの下落を止める1日となりました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…+1.36%
・ダウ…+1.02%
・NASDAQ…+1.66%

マーケットがオープンすると上昇をはじめた相場は午後にかけて一度は下落しましたが、引けにかけて買い戻される展開となりました。

ナスダックを中心に3指数ともに1%以上も上げたことで、およそ2週間ぶりの大幅上昇となりました。

リッヒ
リッヒ

明日につながってくれるとええな

バリュー、グロース共に+1.5%前後と大きく上昇しており、株式市場はリスクオンとなりました。

ここ
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ハイパーグロース株も悪くなかったわ!

堅調だったハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…+3.31%
・COIN(コインベース)…▲0.15%
・CRWD(クラウドストライク)…+4.27%
・DDOG(データドッグ)…+4.82%
・DOCS(ドクシミティー)…+1.39%
・MQ(マルケタ)…▲1.42%
・U(ユニティ)…+6.84%

一旦押し戻された長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日までに上げてきたところから一旦押し戻されました。

今週に入り3.1%を上回るまで上げてきた長期金利でしたが、昨日は債権が買われたことで金利は低下しました。

逆相関の関係にある株式も価格上昇をしていますので正常な変動と言えそうですが、ジャクソンホール会議次第では上にも下にも大きく変動しそうです。

リスクオンで続落したVIX

昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日に続き大きく低下しました。

今週月曜日には24.5にまで上昇していたVIXでしたが、連日の下落により21.78にまで低下しています。

ジャクソンホール会議を前にここまで恐怖指数が低下するとは、株式市場が過度に楽観視されているようで少し違和感を感じます。

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、全面的に上昇を示す緑で占められており相場が大きく上昇したことがわかります。

ここ
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こんな日が続くといいわね!

META(メタ・プラットホーム)が+3.38%、AMZN(アマゾン)が+2.6%など、大型株も堅調に上昇していますが、昨日は半導体が高騰したことにサプライズがありました。

前日にNVDA(エヌビディア)が決算ミスをしたことで、アフターマーケットでは▲4.56%と急落していたにもかかわらず、終わってみれば大きな上昇となりました。

8/25上昇した半導体銘柄

・NVDA(エヌビディア)…+4.01%
・AVGO(ブロードコム)…+3.63%
・INTC(インテル)…+3.04%
・QCOM(クアルコム)…+3.50%
・AMD(アドバンスドマイクロデバイセズ)…+4.80%
・MU(マイクロン)…+4.96%

リッヒ
リッヒ

SOXも+3.66%上昇や

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、2日連続で11セクターすべてが上昇した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・素材…+2.39%
・一般消費財…+2.21%
・通信…+2.18%
・情報技術…+1.9%
・資本財…+1.53%
・不動産…+1.53%
・金融…+1.45%
・ヘルスケア…+0.97%
・エネルギー…+0.77%
・公益事業…+0.6%
・生活必需品…+0.44%

全体的に大幅な上昇をしていますが素材、一般消費財、通信セクターは2%以上の上げ幅となり、今週売られてきた分のショートカバーが入ったようです。

米国市場に影響がありそうなトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

米GDP上昇修正されるもマイナス変わらず

先月発表された第2四半期の米GDP(速報値)が上方修正されました。

速報値では▲0.9%だったGDPは▲0.6%と修正されたものの、依然としてマイナス水準でした。

第1四半期の▲1.6%に続き2四半期連続のGDPマイナス成長だったことで、テクニカルリセッションが確定しました。

リッヒ
リッヒ

正式にはNBER(全米経済研究所)
発表するんやで

ここ
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それも随分と後に発表するのよ!

バイデン大統領が半導体支援に署名

バイデン大統領が25日に月初に成立した半導体業界支援法の大統領令に署名しました。

この法案には520億ドルもの補助金・奨励金を盛り込んでおり、市場では半導体不足を解消する期待が高まっています。

ここ
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長期的には半導体は成長産業よ!

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高まる利上げ観測

今年に入ってからの株価の急落は、歴史的な高インフレを足元に急激な利上げが要因とされています。

今年の3月からFFレートの引き上げを実施してきたFRBですが、現在は2.25-2.5%にまで上昇しています。

インフレはピークを打ったのか?

昨年の夏ころから急激に上昇してきた米インフレ率ですが、今年に入りウクライナ情勢によってさらなる高騰を見せてきました。

6月には前年比+9.1%と歴史的な高インフレに見舞われた米国でしたが、7月には予想を下回る8.5%に低下しています。

市場では『インフレはピークは越えた』と考える声も多く聞かれるようになりましたが、本当にインフレは収まっていくのでしょうか?

2022年7月6月5月4月3月2月1月
インフレ率8.5%9.1%8.6%8.3%8.5%7.9%7.5%
市場予想8.7%8.8%8.3%8.2%8.4%7.9%7.2%
2022年インフレ率の推移

確かに7月のインフレ率は前月よりも低下して、予想値を下回っています。

これだけでインフレがピークを打ったと判断するには時期早々とも思えますが、原油価格や住宅価格などを考慮すると、これ以上はインフレが上振れするとも考えにくいですね。

利上げに対する市場予想は?

FedWatchによると、市場の利上げ予想は少し高まっているようです。

インフレがピークアウトしたと考えられたことで、9月のFOMCでは0.5%の利上げに留まると考えてきた市場でしたが、ここにきて0.75%の利上げ観測が高まってきました。

先週までは0.5%の利上げ予想が59%にまで上昇しており、0.75%に対しては41%にまで低下していました。

ところが、今週に入りブラード総裁のタカ派発言などを受けて、0.75%の利上げ観測が64%にまで上昇しています。

利上げ観測は織り込み済み

利上げペースが急速になればなるほど市場への影響は大きくなり、株価が急落することにつながります。

今年に入り大きく下落してきたS&P500は、6月中旬にボトムを付けて先週までに+17.4%も上昇してきました。

ところが、8/16を境に下落に転じており200日移動平均線を超えることはできませんでした。

株式市場が利上げ見通しを楽観したことで上昇を続けてきた相場でしたが、9月FOMCでの利上げが0.75%に移行したことで反落しています。

昨日は相場が上昇したことを踏まえると、市場は0.75%の利上げ観測を織り込んだと考えるのが妥当だと言えそうです。

リセッション懸念は残されたまま

米国のGDPが2四半期連続でマイナス成長だったことを受けて、テクニカル的にはリセッション入りした米国市場ですが、実際の景気後退局面とは程遠いことがわかります。

企業決算ではおおむね好決算を発表する企業も多く、足元では米経済はまだ強いことが示唆されています。

ソフトランディングを目指しているFRBですが、リセッション懸念はまだ残されているようです。

逆イールドカーブはリセッションの前兆

リセッション入りの前兆と言われる逆イールドカーブですが、既に発生から1ヶ月以上も経過しています。

特に2年債と10年債の利回り差は、すでに0.3ポイント以上に広がり1ヶ月前の幅を大きく超えています。

過去には逆イールドカーブの発生によりリセッション入りしてきた米国市場ですから、歴史的に見ても景気後退を懸念する声は残されているようです。

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【米国株はショートカバーにより急騰】高まる利上げ観測は織り込み済み まとめ

【米国株はショートカバーにより急騰】高まる利上げ観測は織り込み済みをまとめます。

まとめ

【8/25の米国市場の値動き】
・S&P500…+1.36%
・ダウ…+1.02%
・NASDAQ…+1.66%
・長期金利は3.033に反落
・VIXは21.78に続落
・前日に続き全セクターが上昇
【経済トピックス】
・米GDP上昇修正されるもマイナス変わらず
・バイデン大統領が半導体支援に署名

昨日の米国市場は大幅な上昇を見せましたが、ショートカバーによる反発に過ぎないとの見方が高いようです。

26日の23時ころにはジャクソンホール会議でのパウエル議長の講演が始まるはずです。

利上げやQTに関して、あまり断定的なコメントはないとは思いますが、市場がどう捉えるかに注目が集まっています。

今夜には株価が大きく変動するかもしれませんが、慌てずにジャクソンホール会議が無事に通過できるかを見届けましょう。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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