昨日の米国市場はわずかに下落しました。
投資家の間では株価の過熱感に対する懸念も出ているようです。
FRB議長候補やら理事の後任やらが話題になっていますが、利下げがいつになるのかにも注目ですね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky8/7 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
相変わらずトランプ氏の動向が注目されていますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.08%
・ダウ平均 …▲0.51%
・NASDAQ100…+0.32%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。
その後も下げ続けていきましたが、引けにかけて少し買い戻されました。

ガッカリの寄り天だったわね!

ハイパーグロース株はまずまずやな
・AFRM(アファーム) …+2.17%
・COIN(コインベース) …+2.37%
・CRWD(クラウドストライク)…▲5.91%
・DDOG(データドッグ) …▲0.42%
・DOCS(ドキシミティ ) …+0.72%
・MQ(マルケタ) …+20.25%
・U(ユニティ) …+5.17%
MQは好決算により爆上げしていますね。
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.232から4.248に上昇しました。
為替は円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄が半々といったように見えます。

AAPLが強かったわね!

マグニフィセント7は5銘柄が上昇して2銘柄が下落しました。AAPLが+3.18%と続伸していますが、METAが▲1.32%と続落しています。
金融株が売り込まれていますが、大きく上昇した銘柄もあったようです。
・PODD(インシュレット)…+9.47%
・BDX(ベクトン・ディッキンソン)…+8.86%
・ZBH(ジンマー・バイオメット)…+7.99%
・APA(アパッチ)…+7.75%
・VTRS(ビアトリス)…+7.31%
・STE(ステリス)…+6.79%
・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)…+5.69%
・ENPH(エンフェーズエナジー)…+5.58%
一方で、急激に下落した銘柄もありました。
・FTNT(フォーティネット)…▲22.03%
・LLY(イーライリリー)…▲14.14%
・TPL(テキサス・パシフィック)…▲8.75%
・ABNB(エアビーアンドビー)…▲8.02%
・CF(シーエフ・インダストリーズ)…▲7.80%
・WBD(ワーナーブラザース)…▲7.27%
・RL(ラルフローレン)…▲6.48%
やはり決算発表により業績見通しが不安視されると一気に売り込まれますね。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは7セクターが上昇、4セクターが下落した1日となりました。

・素材 …+0.92%
・公益事業 …+0.92%
・生活必需品…+0.65%
・情報技術 …+0.54%
・不動産 …+0.26%
・一般消費財…+0.15%
・通信 …+0.02%
・資本財 …▲0.30%
・エネルギー…▲0.42%
・ヘルスケア…▲0.60%
・金融 …▲0.68%
素材や公益事業といったセクターが買われましたが、日中の上げ幅は縮小しています。
売られた中でも、素材や一般消費財は買われた1日となりました。
一方で、金融やヘルスケアが下げており、金融は全般的に下げていますが、ヘルスケアはLLY1社の下げの影響が大きかったようです。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.08%下落して、終値では6,339に下げました。
昨日はわずかに下げてしまったS&P500ですが、それでもまだ高値水準にあることが分かります。
先週金曜日の窓埋めは終わっていますので、ここから上げていくにはもうひと材料欲しいところです。
年初来でも7.7%ほど上昇していますが、調整ひとつで吹き飛んでしまう可能性もありますね。

夏枯れ相場なんて来なければいいわね!
FEAR&GREEDインデックスは55と変わらずNEUTRALのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ウォラー理事が次期FRB議長の最有力候補に
FRBのウォラー理事がトランプ大統領側近らの間で次期FRB議長の最有力候補に浮上しています。
ウォラー理事は足元のデータではなく予測に基づいて政策判断を下そうとする姿勢や、FRB制度全体に関して深い知識を有していることが評価されているようです。
これまで『遅すぎる』と酷評されることが多かったFRBですが、ウォラー理事が議長になればもう少し早い判断をしてくれそうですね。

手遅れにならなければいいわね!
年内1回の利下げ予想アトランタ連銀総裁
アトランタ連銀のボスティック総裁は、年内1回の利下げ見通しに意見変更はないと表明しました。
関税によるインフレへの影響は長引くと予想しているようです。
関税の影響は一過性と考えているウォラー理事とは真逆の考えのようです。


市場はまだ3回予想やな
NY連銀消費者インフレ期待上昇
ニューヨーク連銀の月次調査によると、消費者の1年先インフレ期待は前月の3.02%から3.09%に上昇したようです。
今後1年間にガソリン価格は3.88%、食品が5.49%、医療費は9.15%、大学の学費は8.68%、家賃は6.97%の上昇が予想されています。
関税の影響が大きいと推測されますが、このままだとインフレが再燃して利下げどころではなくなるかも知れませんね。

もう少し様子見するのかしらね!
8月の注目イベントについて
8月になりましたので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*8/12 消費者物価指数(CPI)
・8/14 生産者物価指数(PPI)
・8/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・8/15 小売売上高
・8/15 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
*8/21~23 ジャクソンホール会合
・8/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・8/29 PCEデフレーター
・8/29 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【8/7 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.08%
・ダウ平均 …▲0.51%
・NASDAQ100…+0.32%
【経済トピックス】
・ウォラー理事が次期FRB議長の最有力候補に
・年内1回の利下げ予想アトランタ連銀総裁
・NY連銀消費者インフレ期待上昇
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
これまで市場の注目はトランプ関税でしたが、企業業績や政策金利、雇用や景気も大きな影響を与えるようになってきました。
本来の株式市場に戻りつつあることが示されていますが、やはりその根源は関税にありそうです。
まずは足元の関税率を確定させ、その影響が雇用と景気やインフレ率にどう影響するかを見定め、それを政策金利に反映する。
このプロセスが完了するまでには、少なくとも1年以上はかかりそうです。
それまで不安定な相場が続くと予想されますが、大きな買い場を待っているといつまでも待ちぼうけになってしまう可能性もありますね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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