昨日の米国市場は下落しました。
雇用統計の発表を前に、投資家に買い意欲は失せてしまったようです。
今週はその他にも消費者物価指数(CPI)などの経済指標が発表される予定で、年末にむけて材料が集まります。
クリスマスラリーがあるかどうかが懸かっている週なので、注目していきましょう。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky12/15 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
相変わらずAI関連が下落していますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.09%
・ダウ平均 …▲0.16%
・NASDAQ100…▲0.51%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。
その後は買い戻される場面もありましたが、引けにかけてナスダックが売られた1日となりました。

ガッカリ相場が続くわね!

ハイパーグロース株もボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲2.36%
・COIN(コインベース) …▲6.37%
・CRWD(クラウドストライク)…▲3.43%
・DDOG(データドッグ) …▲2.71%
・DOCS(ドキシミティ ) …+1.82%
・MQ(マルケタ) …▲2.43%
・U(ユニティ) …▲2.04%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.186から4.178に上昇しました。
為替は1ドル155円20銭と円高に向かい始めました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄が混在していることがわかります。

AI関連が弱かったわね!

マグニフィセント7は3銘柄が上昇、4銘柄が下落。TSLAが+3.56%と上げた一方で、AMZN
が▲1.61%、AAPLが▲1.50%と大きく下げています。
半導体が続落していますが、大きく上昇した銘柄もありました。
・IT(ガートナー)…+5.33%
・NCLH(ノルウェージャン・クルーズ)…+3.79%
・CMCSA(コムキャスト)…+3.60%
・BMY(ブリストル・マイヤーズ)…+3.59%
・CCL(カーニバル・クルーズ)…+3.55%
・HSY(ハーシー)…+3.45%
・LLY(イーライリリー)…+3.38%
・EXPE(エクスペディア)…+3.37%
一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。
・NOW(サービスナウ)…▲11.54%
・CSGP(コスター)…▲6.57%
・COIN(コインベース)…▲6.37%
・AVGO(ブロードコム)…▲5.59%
・MOS(モザイク)…▲5.15%
・WDAY(ワークデイ)…▲4.27%
・UBER(ウーバー)…▲3.82%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは7セクターが上昇、4セクターが下落した1日となりました。

・ヘルスケア…+0.89%
・公益事業 …+0.76%
・生活必需品…+0.31%
・一般消費財…+0.25%
・金融 …+0.15%
・不動産 …+0.14%
・資本財 …+0.04%
・素材 …▲0.18%
・通信 …▲0.29%
・エネルギー…▲0.68%
・情報技術 …▲1.19%
ヘルスケアや公益事業はそれなりに買われていますが、1%未満といった限定的な上昇。
先週末の下落とセクターの騰落順位はあまり変わらずディフェンシブセクターが買われる中で、AI関連が売られています。
特に半導体を含んだ情報技術は1%を超える下落で、直近1週間では▲4.23%とワーストパフォーマンスでした。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.16%下落して、終値では6,816に下げました。
先週末にも下落していたS&P500ですが、昨日も下げて高値から2日で▲1.22%の下げ。
2日連続で長い陰線をつけて12月のリターンもマイナスになっています。
これから雇用統計をはじめCPIなどの経済指標が発表されますので、クリスマスラリーの起爆剤になってくれるといいですね。

年末ラリーに期待ね!
FEAR&GREEDインデックスは42から50に上げましたが、NEUTRALと変わりません。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
雇用統計が適度に弱ければ株価押し上げか
今夜発表される雇用統計が適度に弱い数字であれば、株式への強気が後押しされるだろうとモルガン・スタンレーは予想しています。
『良いニュースは悪材料、悪いニュースは好材料』といった状況に逆戻りしており、弱い雇用は利下げの後押しとなるようです。
遅れていた11月の雇用統計がやっと発表されますが、エコノミストは失業率が4.5%と予測しています。

これ以上の悪化は危険水域ね!
金利水準は良い位置にあるNY連銀総裁
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、金融政策は来年に向けて良い位置にあるとの見解を示しました。
インフレ抑制と雇用促進に関して現行の金利水準が良い位置となれば、利下げを推進しているわけではなさそうですね。
また、同総裁は2026年の経済成長率が2.25%に加速するとの予想を示していますが、AI関連の投資がどうなるか次第ですね。

かなり楽観視しとるな
来年はマグ7離れ加速で出遅れ組に脚光か
AI相場をけん引していたマグニフィセント7ですが、来年に向けて超大型ハイテク株離れが加速する見解が拡がっています。
バンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーなどのストラテジストは、ヘルスケア・資本財・エネルギーへの投資を推奨しています。
割高なバリュエーションに加え、AIへの巨額投資が回収できるのかといった懸念が拡がっています。

やっぱりAI次第ね!
12月の注目イベントについて
12月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*12/16 雇用統計
・12/17 小売売上高
*12/18 消費者物価指数(CPI)
・12/20ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・12/23 PCEデフレーター
・12/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・12/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【12/15 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.09%
・ダウ平均 …▲0.16%
・NASDAQ100…▲0.51%
【経済トピックス】
・雇用統計が適度に弱ければ株価押し上げか
・金利水準は良い位置にあるNY連銀総裁
・来年はマグ7離れ加速で出遅れ組に脚光か
昨日の米国市場は下落しました。
雇用統計の発表を前に足踏みしている投資家ですが、利下げを後押しする材料が出てくれば株価の上昇につながりそうです。
『悪いニュースは良いニュース』といった状況に逆戻りしていますが、悪すぎる指標は経済を崩壊させかねませんからね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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