【年内の利下げは2回に減少か】強い雇用でも株価は1日で下げ止まり

クリックでランキングの応援してください！

最初か最後にポチってくれると嬉しいです。

昨日の米国市場は大きく上昇しました。

強い雇用統計が発表されたので、利下げ観測が遠のき株価は下げると思われたのですが、前日の下げで織り込まれていたようです。

もう少し連日で下げてくれた方が健全な調整となり、いい押し目買いのチャンスになると思ったのですけどね。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

4/5 米国市場の値動き

昨日の米国市場は大きく上昇しました。

雇用統計が発表されたのですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

米主要3指数の値動き

プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。

日中にピークを付けた後は少し戻り売りが入りましたが、引けにかけても大きく値を崩すことはありませんでした。

今週は火曜日と木曜日の下げが大きすぎて週間ベースではS&P500は▲0.95%、ダウ▲2.27%、NASDAQ100▲0.80%と下落で終わりました。

長期金利（米10年債利回り）

昨日の長期金利（米10年債利回り）は、前日の4.332から4.400に上昇しました。

今週には少し水準を下げていた長期金利ですが、昨日は一気に上昇しました。

雇用統計の発表が影響しているようですが、利下げ観測が遠のいたことが要因のようです。

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇していることが分かります。

マグニフィセント7は6銘柄が上昇しており、特にメタ+3.21%、アマゾン+2.82%、エヌビディア+2.45%と大きく上げていますが、テスラは▲3.63%と売られています。これだけ地合が良い相場で唯一の急落って、やはりテスラはオワコンなのかも知れませんね。

メガテック以外にも大きな上昇をした銘柄をピックアップしていきます。

一方で、大きく下げている銘柄は少なかったのですが、ENPH（エンフェーズ・エナジー）▲7.05%、PARA（パラマウント・グローバル）▲3.23%、INTC（インテル）▲2.57%、DAY（デイフォース）▲4.94%などが売られました。

米国株アプリmoomooなら株価変動の要因を詳しく知ることができます。

今なら無料で口座開設すると、人気の米国株がもらえるキャンペーンをやっています。

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち10セクターが上昇、1セクターのみが下落した1日となりました。

昨日のようなリスクオン相場ではやはり通信や情報技術のようなセクターが強いですね。

最近では資本財の上昇率も高く、米経済の底堅さが示されています。

一方で、公益事業はマイナス、生活必需品や不動産も限定的な上昇でした。

S&P500チャート分析

昨日のS&P500は+1.11%上昇して、終値では5,204まで上げました。

前日には大きく下落していたS&P500ですが、昨日は半分以上戻しています。

一目均衡表を表示させてみるとキレイな右肩上がりで、雲のはるか上で推移していることが安心材料ですね。

とはいえ、2週間でマイナスのリターンですから少し上昇は鈍化しています。

FEAR&GREEDインデックスは54から61に上昇して、GREEDに上げました。

米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

3月雇用統計は雇用大幅増で失業率低下

3月の雇用者数が発表されましたが、1年ぶりの大幅増により失業率は低下しました。労働市場の底堅さが示唆されたことで利下げ観測が遠のきました。

もう少し失業率が上昇してくれると利下げ観測が高まってくれるんですけど、高金利下でも米経済は強いですね。

・ヘルスケアや娯楽・ホスピタリティーがけん引
・就業者数は50万人近く増加
・労働参加率は62.7％に上昇
・黒人の失業率は22年８月以来の高水準

テスラ人気SUVで大幅値下げ

テスラはもっとも売れているSUV『モデルY』で大幅な値引きを実施するとのこと。

モデルYの高機能バージョンは5000ドル以上の割り引気を実施して、過去最大に積み上がった在庫を一掃する狙いのようです。

生産台数は過去最大に膨らんでいますので、販売が滞ると不良在庫が増える一方ですからね。

年内の利下げ観測は2回が有力に

経済学者兼実業家のモハメド・エラリアンは、年内2回の利下げを予想しています。

米経済の底堅さによって、ウォール街で予想されているほど早期利下げとははならないと考えているようです。

また金融当局が過度なデータ依存の姿勢を続ければ、年内の利下げはないかも知れないと付け加えています。

FEDWATCHでの年内利下げ予想は3回が有力ですが、2回の予想も確率が上がってきましたね。

4月の注目イベントについて

4月も重要な経済指標についてスケジュールを確認しておきます。

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

経済ニュースを確認するならmoomooアプリが便利です。

まとめ

昨日の米国市場は大きく上昇しました。

雇用統計は予想を上回り失業率も低下しているため、利下げ観測は遠のきました。

株価には前日の下げで織り込まれていたようですが、どうやら年内の利下げも3回はなさそうですね。

利下げがないということは経済が強いということですから、株価はまだまだ上を目指すことができそうです。

やはり木曜日のような下げが唯一の押し目買いのチャンスなんでしょうね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。

新NISAに関するおすすめの書籍はこちら