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最強米国ETFを探せ!『VOO・VIG・VONG』【55ヶ月間の運用実績公開】

米国ETF
こんな人におすすめな記事

・米国ETFの運用実績を見たい
・米国ETFの特徴を知りたい
・米国市場の今後の予想を知りたい

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こんにちは!
資産が高値を更新したここ屋よ!

2025年7月の米国市場はS&P500+2.17%、ダウ+0.08%、Nasdaq100+2.38%の上昇となりました。

トランプ関税は出口が見えはじめてきましたが、インフレや景気への影響はこれからといったところでしょうか。

市場には楽観が拡がってきましたが、今後はバリュー株とグロース株のどちらを保有するのが正解なのでしょうか?

そこで今回の記事では筆者の実際の資産運用を参考にして、55ヶ月間の米国市場の推移と今後の展望を解説していきたいと思います。

【55ヶ月間運用実績公開】米国ETF『VOO・VIG・VONG』

運用実績を公開するのは、米国の代表的なETF大きく特徴が異なる3銘柄VOOVIGVONGです。

3銘柄の値動きを把握することで、現在の米国市場のトレンドを感じることができます。

まずは、3銘柄の基本的な概要と特徴を把握した上で、実際の運用状況を見て今後の米国市場の予想を解説していきたいと思います。

米国ETF『VOO・VIG・VONG』の概要

米国ETF『VOOVIGVONG』の概要(2025.7.31現在)です。

ちなみにこの3銘柄は、実際に筆者本人と家族の2020年度にNISA口座で購入した銘柄です。

ティッカーVOOVIGVONG
名称Vanguard
S&P500
ETF
Vanguard
Dividend
Appreciation ETF
Vanguard
ussell1000
Growth
運用会社バンガードバンガードバンガード
設立日2010/09/092006/04/272010/09/22
ベンチマークS&P500
指数
ナスダック
米国ディビデンド
アチーバーズ
セレクト指数
ラッセル1000
グロース
インデックス
純資産総額$710.556B$93.077B$30.506B
経費率0.03%0.05%0.07%
配当利回り1.20%1.69%0.47%
引用:Bloomberg (2025.7)

VOOがダントツ純資産総額が大きく経費率も最安値ですね。VIGが経費率を0.06%から0.05%、VONGが0.08%から0.07%に下げました。

リッヒ
リッヒ

経費率が下がるのは助かるな

VOO・VIG・VONGのベンチマークと特徴

それぞれのベンチマークと特徴を、簡単に解説していきます。

VOOの概要

VOO

ベンチマークは【S&P500】
米国の株式市場に上場している大型株500銘柄の時価総額加重平均指数。
およそ500銘柄で、時価総額は米国に上場している約4,000株の8割を占める。
構成銘柄上位は、AppleMicrosoftAmazonTeslaAlphabet(Google)NVIDIA
米国全体の株価指数と言っても過言ではない。
SPYとIVVは同じS&P500がベンチマーク。
米国株式全体をベンチマークとするVTIとはほぼ同等の値動きをする。
VTIについて詳しくはこちらの記事

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ベーシックかつ
世界最高峰のベンチマークよ!

VIGの概要

VIG

ベンチマークは【ETF tracks the S&P US Dividend Growers指数】
10年以上連続増配実績を持つ銘柄で構成される。(REITは除く)
連続増配株を集めているわりに、近年の分配金率は低くVOOとそれほど変わらない。
増配株を集めているだけあって、比較的大型バリュー株が中心
比較的ディフェンシブ銘柄が多め。
NASDAQと名前についているが、NASDAQ市場に限った銘柄ではない。
構成銘柄上位は、MicrosoftAppleUnitedHealthJPMorganJ&JP&GHome DepotVISA

リッヒ
リッヒ

地味やけど底堅い
バリュー株寄りのETFやな

バリューETFについて詳しくはこちらの記事

VONGの概要

VONG

ベンチマークは【ラッセル1000グロース・インデックス】
ラッセル1000(大型株)のうちのグロース株で構成される。
グロース銘柄中心のため、上昇相場ではリターンはS&P500を凌ぐ
景気敏感株を多く含むので、下落局面ではディフェンス力は低め
構成銘柄上位は、AppleMicrosoftAmazonteslaAlphabet(Google)NVIDIA

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個人投資家が好きそうな
グロース株ETFよ!

グロースETFについて詳しくはこちらの記事

VOO・VIG・VONGの過去リターン

前項の特徴を踏まえた上で、過去リターンを見ていきましょう。

まずは、Bloombergから引用した直近のリターンです。(がワーストがベスト)

リターンVOOVIGVONG
年初来+8.54%+6.18%+10.08%
3ヶ月+14.76%+9.17%+20.35%
1年+18.60%+12.29%+26.91%
3年+17.17%+12.79%+22.46%
5年+16.10%+13.04%+17.54%
引用:Bloomberg (2025.7)

どの期間を切り取ってもグロース株を多く含むVONGの上昇幅が大きいことがわかります。

一方で、バリュー株ETFのVIGのリターンはどの期間でもパフォーマンスは他2銘柄にアンダーパフォームしていますが、それだけ今は米国市場が好調だということですね。

また、VOOのパフォーマンスはバリューのVIGとグロースのVONGの中間といったところで、安定したパフォーマンスを見せています。

リッヒ
リッヒ

強い米国市場の復活やな

VOO・VIG・VONGの運用実績【55ヶ月間】

それぞれ2020年の12月の購入ですので55ヶ月間程度の運用利回りとなります。

保有期間中にも分配金を受け取っていますが、ETFは分配金自動再投資ができないのでキャピタルゲインのみの実績です。

(VOOとVONGは旧一般NISAで購入していたので、非課税期間が終了して特定口座に移管されています。)

VOO運用実績(55ヶ月間)

(非課税期間が終了して平均取得単価の表示が変わっていますが、リターンは当初の取得単価$339.5で比較しています。)

55ヶ月間の運用実績はドルベースで+71.14%の上昇でした。

7月のS&P500は上げていますので、先月比ではドルベースで+4.14%の上昇をしています。

リッヒ
リッヒ

年初来でもプラ転してくれたな

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もっと上げて欲しいわね!

VIG運用実績(55ヶ月間)

55ヶ月間での運用実績はドルベースで+47.18%の上昇でした。

7月はバリュー株の上げ幅が小さく、先月比ではドルベースで+1.55%の上昇となりました。

リッヒ
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バリューは堅実やけどな

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下落相場でもマイルドなのがメリットよ!

VONG運用実績(55ヶ月間)

VONGはもともと特定口座でも保有していた分もあるので、平均取得単価やリターンが合算されてしまいました。(当時の取得単価$60.42に割り戻して運用実績を計算しています。)

55ヶ月間での運用実績はドルベースで+87.70%の上昇でした。

7月のグロース株は大きく上げていますので、先月比ではドルベースで+8.12%の上昇となっています。

リッヒ
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グロースの戻しは強かったな

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メガキャップが上げはじめたわね!

為替によるリターン

円ベースでのリターンが大きいのは、ETFを購入した2020年年末が円高($1≒105円前後)だったため、円安の現在は為替リターンも受け取ることができます。

さらに『お得なドル転方法』でドル転していますので、無駄な経費もかかっていません。

SBI証券は米国ETFの定期買付ができ米国株の取扱数も豊富ですので、米国株投資をはじめる人におすすめなネット証券です。

また、円安が止まらない為替相場ですが変動も大きいのでFXでリターンを狙うこともできます。ここ屋もFXでお小遣い稼ぎ頑張っています。

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VOO・VIG・VONGのリターン推移

VOOVIGVONGのリターン推移を見てみます。

リターン
(ドルベース)
55ヶ月
(7月末)
54ヶ月
(6月末)
53ヶ月
(5月末)
52ヶ月
(4月末)
51ヶ月
3月末)
50ヶ月
(2月末)
49ヶ月
(1月末)
48ヶ月
(12月末)
47ヶ月
(11月末)
46ヶ月
(10月末)
45ヶ月
(9月末)
44ヶ月
(8月末)
43ヶ月
(7月末)
42ヶ月
(6月末)
41ヶ月
(5月末)
40ヶ月
(4月末)
39ヶ月
(3月末)
38ヶ月
(2月末)
37ヶ月
(2024年1月末)
36ヶ月
(12月末)
35ヶ月
(11月末)
34ヶ月
(10月末)
33ヶ月
(9月末)
32ヶ月
(8月末)
31ヶ月
(7月末)
30ヶ月
(6月末)
29ヶ月
(5月末)
28ヶ月
(4月末)
27ヶ月
(3月末)
26ヶ月
(2月末)
25ヶ月
(2023年1月末)
24ヶ月
(12月末)
23ヶ月
(11月末)
22ヶ月
(10月末)
21ヶ月
(9月末)
20ヶ月
(8月末)
19ヶ月
(7月末)
18ヶ月
(6月末)
17ヶ月
(5月末)
16ヶ月
(4月末)
15ヶ月
(3月末)
14ヶ月
(2月末)
13ヶ月
(2022年1月末)
12ヶ月
(12月末)
11ヶ月
(11月末)
10ヶ月
(10月末)
9ヶ月
(9月末)
8ヶ月
(8月末)
7ヶ月
(7月末)
6ヶ月
(6月末)
5ヶ月
(5月末)
4ヶ月
(2021年4月末)
VOO71.14%67.00%56.82%50.14%51.37%60.92%64.66%62.83%62.16%56.78%54.75%52.59%47.37%47.31%43.37%37.62%41.59%37.53%32.99%28.22%23.06%11.14%15.95%22.15%22.41%17.71%13.66%12.53%7.09%7.28%10.0%3.64%8.92%2.87%0.04%9.72%9.96%2.17%12.46%12.68%22.57%14.23%17.40%26.65%26.86%22.71%20.61%21.54%19.11%15.48%12.36%12.44%
VIG47.18%45.63%38.80%36.44%38.55%45.08%44.47%42.23%45.62%40.63%40.90%40.05%34.56%30.38%29.72%26.23%30.43%27.41%24.26%21.08%16.56%7.25%11.49%16.87%18.43%13.56%10.32%12.54%6.59%8.69%11.03%8.59%12.26%4.26%▲0.69%7.94%8.80%2.47%10.56%10.74%15.78%10.25%13.13%19.93%19.75%17.11%13.03%15.89%13.86%9.32%10.40%8.82%
VONG87.70%79.58%66.40%56.02%53.57%67.96%77.04%77.41%68.45%63.21%59.10%55.72%50.38%55.26%47.40%39.64%43.45%41.24%35.72%28.96%23.87%9.72%13.34%20.03%18.97%14.73%10.31%5.11%0.76%▲1.75%▲1.0%▲8.44%▲2.73%▲6.72%▲7.70%2.33%2.30%▲6.85%1.84%4.53%17.38%8.19%12.40%28.77%29.23%23.60%22.38%22.39%20.87%14.42%7.10%10.47%
右にスクロールできます

55ヶ月間リターンを眺めるとグロース株ETFのVONGのパフォーマンスがトップですが、3銘柄とも高値を更新しています。

S&P500指数VOOも大きくリバウンドして、先月の高値をさらに更新。

一方で、バリュー株中心のVIGは値動きが小さい分上昇幅も大きくありませんが、こちらも先月の高値をわずかに上回りました。

VOO・VIG・VONGの値動きに見える米国市場の展望

VOOVIGVONGの値動きに注視することで、今後の米国市場の展望を見ていきます。

VOOを市場全体の平均と考えるであれば、VONGはオフェンシブ銘柄(ハイリスク・ハイリターン)、VIGはディフェンシブ銘柄(ローリスク・ローリターン)と捉えることができます。

そして、その特徴がもたらす相関性は以下のようになります。

・上昇相場ではVONG(グロース株)がもっともリターンが大きい

・調整局面ではVIG(バリュー株)がもっともリターンが大きい

・市場平均のVOOは常に値動きが安定している

2024年はAIブームもあってグロース株のターンが続いていましたが、2025年はトランプ政権による関税政策によって市場が混乱しています。

この後さらに大きな調整があるようだと、バリュー株のターンに転じるかも知れませんね。

VOO・VIG・VONGのチャート比較

VOOVIGVONGのチャートを比較することで、今年の相場の状況を確認してみましょう。

こちらが、直近1年のチャート比較です。

3銘柄ともに同様な値動きをしていますが、上昇相場ではグロース株ETFのVONG(青)が高いパフォーマンスを発揮しています。

一方で、バリュー株中心のVIG(緑)は上昇もマイルドですので、下落もそこまで大きくありません。

また、その中間に位置するVOO(赤)ですが、バリューが強い期間でもグロースが強い期間でも平均的なリターンを狙えます。

3銘柄の株価が直近1ヶ月(7月)でどのように変動しているのか、もう少し詳しく見ていきましょう。

基本的に上げ相場でしたが、月末には3銘柄共に下げ始めていることが分かります。

特にVONG(グロース)の上昇がもっとも大きく、VIG(バリュー)の反発がもっとも限定的。VOOはその中間ですね。

ある程度のリスクを受け入れてでも資産の最大化を目指すのであれば、投資対象はグロース株が適しているように思えます。

とはいえ、保有資産を守りながら効率的に資産を増やしたいのであれば、投資対象はバリュー株が適しているようです。

リッヒ
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バランスがとれてるのが
S&P500ってとこやな

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どれがいいかは投資目的と
リスク許容度によるわね!

1ヶ月リターンの推移による今後の米国市場予想

2025年も7か月が経過しました。直近の1ヶ月のS&P500のヒートマップを見て今後の米国市場を予想してみましょう。

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個人的見解よ!

7月のS&P500振り返り

7月も上昇相場となりましたが、下落している銘柄も多かったようです。

マグニフィセント7は6銘柄がプラス。NVDAが+16.03%、GOOGは+9.02%、MSFTは+8.42%の上昇。一方で、AAPLだけが▲0.12%とわずかに下落しています。

テックの中にはAMDやPLTR、ANETやMSCIのように急騰した銘柄もありましたが、ヘルスケアの中には40%、50%と急落した銘柄もありました。

同じセクター内でもパフォーマンスはまちまちで、決算発表が大きく影響した期間とも言えそうです。

リッヒ
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株価が急落する前に
どうしたら気付けるんやろな

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24時間取引もできますから、時間外で株価が大きく変動する時でも売買できるってのがいいですね。

VOO・VIG・VONG 55ヶ月間運用実績公開:まとめ

VOO・VIG・VONGの55ヶ月間運用実績を公開して、今後の米国市場の見通しをまとめます。

VOO・VIG・VONGの運用実績

・VOO(S&P500)は安定している
・VIG(バリュー株)は波が小さい
・VONG(グロース株)はボラティリティーが高い

運用実績から見える今後の米国株相場

・市場は底堅い雇用と利下げ期待で上昇も期待できる
・メガテックの下落は終わったように見える
・トランプ関税の影響は終盤を迎える

2025年は下落ではじまりましたが、現在は高値を更新しています。

今後も政治や地政学リスクなど不確実性の高い相場が続きそうですが、上昇が期待できる要素も残っています。

とはいえ、まだ関税による物価高懸念も残っていますので、投資判断を誤らないように知識という防具を備えておきたいでね。

自分の投資目的とリスク許容度を理解して、投資対象を判断してください。

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最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!

当ブログの『米国ETFまとめ記事』はこちら

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