当サイトは広告費で運営費をまかなっており、個人サイトが公平なレビューをする収入源の確保のため、ご理解いただけたら幸いです。

『爆上げしているセクターはどれ?』2023年5月米国株セクター別パフォーマンス

スポンサーリンク
市場分析
この記事でわかること

・米国株を大きく分類する11のセクター
・期間ごとのセクター別パフォーマンス
・おすすめのセクターETF
・2023年5月に大きく上昇したセクター

⇩クリックでブログランキングの応援をしてください。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

(応援してくれるみなさん、いつもありがとうございます。)

ここ
ここ

こんにちは!
セクターETFを乗り換えたい
『ここ屋』よ!

2023年も5ヶ月が経過しましたが、5月のS&P500のパフォーマンスはほぼ横ばいとなりました。

一方のナスダックは大きな上昇を続けていますが、いつ急落に転じるかわからないと考えています。

セクター別のパフォーマンスにも変化が起きていますから、われわれ個人投資家もトレンドを把握できていないと、市場の上昇を取り逃がしていまうことになりそうです。

そこで今回の記事では、『爆上げしているセクターはどれ?』2023年5月米国株セクター別パフォーマンスを解説していきたいと思います。

スポンサーリンク

【2023年5月】米国株セクター別パフォーマンス

米国に上場する5,000以上の株を大きく分類すると、11セクターに分かれます。

11種類のセクター

・情報技術(Information Technology)
・ヘルスケア(Healthcare)
・一般消費財(Consumer Cyclical)
・通信(Communication Services)
・金融(Financial)
・資本財(Industrials)
・生活必需品(Consumer Defensive)
・公益事業(Utilities)
・素材(Materials)
・不動産(Real Estate)
・エネルギー(Energy)

それぞれのセクターが、どのようなパフォーマンスを出しているのかを確認していきましょう。

【1ヶ月(5月)】セクター別パフォーマンス

直近1ヶ月(2023年5月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近1ヶ月は11セクターのうち3セクターがプラス8セクターがマイナスとなった相場でした。

順位セクター騰落率前月騰落率
1位情報技術+9.12%+1.22%
2位通信+6.25%+4.87%
3位一般消費財+1.18%+0.34%
4位不動産▲3.27%+3.25%
5位金融▲3.62%+3.77%
6位資本財▲3.70%+0.76%
7位ヘルスケア▲4.37%+4.87%
8位公益事業▲5.08%+3.01%
9位生活必需品▲6.64%+4.19%
10位素材▲7.2%+0.4%
11位エネルギー▲8.2%+3.84%
直近1ヶ月のパフォーマンス
リッヒ
リッヒ

S&P500は+0.25%の上昇やったな

直近1ヶ月では多くのセクターが下落していますが、ハイテクセクターは急騰しています。

情報技術セクターは半導体銘柄を筆頭に急騰したことで、1ヶ月では記録的な上昇をしました。

一方で、引き続きディフェンシブセクターが軟調なパフォーマンスでしたね。

特にエネルギー、素材といったコモディティ関連が下落しており、生活必需品やヘルスケアも弱かったですね。

ここ
ここ

もう少しハイテクが上がりそうね!

【3ヶ月(3月~5月)】セクター別パフォーマンス

次に直近3ヶ月(2023年3月~2023年5月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

年初来では11セクターのうち6セクターがプラス5セクターがマイナスとなった相場でした。

順位セクター騰落率前月騰落率
1位通信+19.84%+5.7%
2位情報技術+18.88%+7.34%
3位公益事業+2.19%▲0.63%
4位ヘルスケア+1.89%+1.38%
5位一般消費財+1.27%▲4.14%
6位生活必需品+0.11%+5.19%
7位資本財▲4.71%▲1.08%
8位不動産▲5.89%▲8.18%
9位金融▲7.36%▲1.69%
10位エネルギー▲10.04%▲5.27%
11位素材▲10.18%▲6.65%
直近3ヶ月のパフォーマンス
リッヒ
リッヒ

S&P500は+5.28%の上昇やったな

通信と情報技術が飛びぬけて良いパフォーマンスを出しています。

完全に特定の大型株の影響ですね。

通信であればメタ、グーグル、ネットフリックス。

情報技術は半導体全般とマイクロソフトですね。

このあたりからAI関連銘柄が台頭をはじめましたが、まだもう少し上昇余地はありそうですね。

一方で、地銀破綻の影響で金融セクターが下げています。エネルギーも相変わらずの軟調相場でした。

【年初来】セクター別パフォーマンス

2023年に入ってからの年初来(2023年1月~2023年5月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

年初来では11セクターのうち3セクターがプラス8セクターがマイナスとなった相場でした。

順位セクター騰落率前月騰落率
1位情報技術+30.8%+19.63%
2位通信+27.82%+20.5%
3位一般消費財+12.43%+11.64%
4位資本財▲0.07%+3.51%
5位生活必需品▲2.57%+4.29%
6位金融▲2.71%+1.01%
7位ヘルスケア▲2.86%+0.91%
8位不動産▲3.42%+0.77%
9位素材▲4.27%+3.32%
10位公益事業▲6.32%▲1.47%
11位エネルギー▲10.31%▲1.35%
年初来のパフォーマンス
リッヒ
リッヒ

S&P500は+8.86%の上昇やったな

先月までは年初来で大きく下げているセクターはありませんでしたが、5月の1ヶ月では大きな差が生じはじめています。

特に2022年爆益を出していたエネルギーセクターは、完全な負け組となってしまいましたね。

ここでもやはり情報技術と通信、一般消費財といったセクターが上昇しており、ナスダックをけん引しています。

2023年好調のナスダックですが、今後も3セクターにけん引されていくのでしょうか。

【6ヶ月】セクター別パフォーマンス

もう少し期間を延ばして、直近6ヶ月(2022年12月~2023年5月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近6ヶ月は3セクターがプラス8セクターがマイナスとなった相場でした。

順位セクター騰落率前月騰落率
1位情報技術+24.6%+18.35%
2位通信+22.01%+15.84%
3位一般消費財+5.41%+4.16%
4位資本財▲1.91%+8.87%
5位ヘルスケア▲1.92%+5.47%
6位生活必需品▲4.53%+8.72%
7位素材▲4.68%+11.0%
8位金融▲5.06%+4.75%
9位不動産▲5.67%+2.85%
10位公益事業▲6.34%+4.68%
11位エネルギー▲11.78%▲2.19%
直近6ヶ月のパフォーマンス
ここ
ここ

S&P500は+5.62%の上昇だったわ!

こちらも情報技術と通信の2強です。

昨年まで『GAFAMはオワコン』と言われていましたが、結局は上昇相場は大型株がけん引する世の中のようです。

一方で、エネルギーセクターはとうとう2桁マイナスとなってしまいました。

筆者のように去年からエネルギーセクターを握りしめている人は、含み益が減り続けているでしょうね。

リッヒ
リッヒ

もう一度上昇できる気がしとるんやけどな

【1年】セクター別パフォーマンス

さらに遡って、直近1年間(2022年6月~2023年5月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近1年では11セクターのうち3セクターがプラス8セクターがマイナスとなっています。

順位セクター騰落率前月騰落率
1位情報技術+13.42%+2.08%
2位通信+1.55%▲2.92%
3位資本財+0.79%+2.79%
4位生活必需品▲2.43%▲1.26%
5位ヘルスケア▲2.51%+0.97%
6位一般消費財▲3.94%▲11.32%
7位金融▲7.63%▲5.39%
8位公益事業▲12.65%▲5.13%
9位エネルギー▲13.22%+8.22%
10位素材▲14.87%▲3.81%
11位不動産▲20.14%▲21.43%
直近1年のパフォーマンス
リッヒ
リッヒ

S&P500は+0.69%ほど上昇しとるな

完全に情報技術セクターが独走しています。

ハイテクオワコンと言われレバナス勢はなりを潜めていましたが、最近になってまた『レバナスがプラ転した~』といった声も聞かれるようになりましたね。

一方で、不動産、素材、エネルギー、公益事業といったセクターは2桁のマイナスとなっています。

スポンサーリンク

おすすめのセクターETF11銘柄とチャート比較

セクター別のパフォーマンス比較するのに、各セクターの代表的なETFで比較したいと思います。

筆者の独断と偏見でおすすめのセクターETFを紹介していきます。

おすすめのセクターETF11銘柄

おすすめのセクターETFは以下の11銘柄ですが、直近1ヶ月と1年のリターンと共に紹介していきます。

ここ
ここ

購入を推奨するものではないから
投資するなら自己責任よ!

リッヒ
リッヒ

セクターによって
こんなにリターンの差があるんやな

セクター名おすすめETF1ヶ月リターン1年リターン
情報技術セクターVGT+9.35%+16.51%
ヘルスケアセクターVHT▲5.33%▲3.17%
一般消費財セクターVCR+3.01%▲0.11%
通信セクターXLC+3.96%+3.46%
金融セクターVFH▲2.26%▲10.81%
資本財セクターXLI▲2.34%+3.69%
生活必需品セクターVDC▲5.71%▲1.17%
公益事業セクターVPU▲6.60%▲13.38%
素材セクターXLB▲5.81%▲11.86%
不動産セクターXLRE▲4.25%▲19.02%
エネルギーセクターXLE▲7.38%▲10.60%
引用:Google

1年リターンを眺めると11セクターのうち8セクターが下落しており、その中でも5セクターは2桁マイナスでした。

何やら米国株が盛り上がっているように見えますが、多くの株式は大きな下落をしているんですね。

一方で、情報技術セクターが5月の爆益で断トツのパフォーマンスを見せています。

『今年もバリュー株が強い』って言ってたアナリスト、出てこいやっ!って感じです。

ここ
ここ

投資は自己責任よ!

ちなみにVOOの1年リターンは+1.66%でしたね。

リッヒ
リッヒ

S&P500の1年リターンを超えたのは
3セクターのみやな

こちらのセクター別おすすめETFは『まとめ記事』がありますので、リンクを貼っておきます。

米国株セクターETFまとめ記事はこちら

セクターETF比較チャート

おすすめのセクターETFの直近1ヶ月の比較チャートを見ていきます。

リッヒ
リッヒ

わかりにくいわ!

ここ
ここ

ちょっと比べるのは無理があったわね!

5月のS&P500はそれほど大きな変動はありませんでしたが、セクター別でみると案外動いているんですね。

特に情報技術セクターETFのVGTは、2桁近い高騰をしています。

一方で、エネルギーセクターETFのXLEや公益事業セクターETFのVPUあたりは厳しい相場が続いています。

素材や不動産セクターあたりも報われない年になりそうですね。

リッヒ
リッヒ

結局上げる時もハイテク中心やな

スポンサーリンク

米国株5月のセクター別パフォーマンス まとめ

米国株5月のセクター別パフォーマンスをまとめます。

まとめ

◎米国株は大きく11セクターに分類される
・切り取る時期によって上昇セクターが異なる
・セクターによってボラティリティの大きさが異なる
・経済状況によって上昇セクターが変わる
◎2023年期待できるセクターは
・AI期待から情報技術、通信セクターに注目
・不動産、素材、公益事業あたりは厳しい年

2023年5月にはわずかに上昇した米国市場ですが、6月にも上昇できるとは限りません。

債務上限問題が解決したとしても、景気後退がなくなったワケではありません。

足元の経済指標はまだ強い気がしますが、FRBがまだ利上げのかじ取りを継続するようなら、株式市場に血の雨が降るかも知れませんね。

本記事の予想は、過去に見る一般論と筆者の独断によるものですので、投資は自己責任、自己判断でお願いします。

当ブログの『米国ETFまとめ記事』はこちら

ここ
ここ

最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!

これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。

記事が良かったと思ったら⇩クリックしてもらえると励みになります

ブログランキングに登録しています。よかったら1日1回『ポチっと』応援していただくとブログを頑張る励みになります!他のブロガーさんの投稿も見れます。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

米国市場の情報収集はこちらのアプリがおすすめです。
⇩無料でダウンロードはこちら

moomoo
Moomoo Technologies

米株・日本株 デモ取引
無料 posted with アプリーチ

SBI証券の新サービス『クレカ積立』でお得にポイントがもらえるサービスです。
SBI証券『クレカ積立』について詳しくはこちら
通常の申し込みページよりもお得な『+15%の紹介特典』がもらえるURLはこちら

売りから入れるCFD取引をはじめるなら取扱銘柄数がダントツに多いIG証券がおすすめです。

高騰中のコモディティに投資できるチャンスです。

配当株のうち優良な米国株を紹介しています。

他にも投資に役立つニュースレターが届きます。

ビットコインと言えば500円から仮想通貨が買えるコインチェック

Create Account
Coincheck is a Bitcoin exchange. We support Bitcoin (BTC), Ethereum (ETH), Ripple (XRP), NEM (XEM) and many other crypto...

このリンクから会員登録すると、もれなく1,000円プレゼントされます!
*紹介URLをクリックして表示されたページから、別のページに移動してしまうと、報酬対象外になります。

米国投資をはじめるなら、手数料が安くて取扱銘柄も多いSBI証券がおすすめです。

今年のうちに読んでおきたい新NISAに関するおすすめの書籍はこちら

コメント

  1. yoshi より:

    ランキング押しておきました。応援しています。

    • ここ屋 より:

      yoshiさん
      いつも応援ありがとうございます!
      すでにモチベーションを保つのが難しい状況の中で、その声は励みになります(^^♪

通常の申込みよりもお得な紹介特典がもらえる!
SBI証券でクレカ積立するなら    三井住友カード(NL)