7月の米国市場は下落でスタートしました。
メタが+8.81%と急騰する中で、半導体やメモリー株の大幅安が重しになったようです。
FRBのウォーシュ新議長が、利上げを示唆する発言をしたことでハイテク株が売られています。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
7/1 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
FRB新議長の発言が相場に影響したようですが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.22%
・ダウ平均 …▲0.03%
・Nasdaq100…▲1.54%
FEAR&GREEDインデックスは31から32に上げましたがFEARのままです。
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は4.483%に上昇しました。
為替(ドル円)
為替は1ドル162円569銭に上昇しました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、半導体に大きな売りが入ったことが分かります。

マグニフィセント7は6銘柄が上昇。META+8.81%、MSFT+3.02%、AAPL+1.74%と大きく上げていますが、NVDAは▲1.25%と下げています。
半導体やメモリー株が売られる中で、通信や金融が買われた1日となりました。
・APP(アップラビン)…+9.58%
・COIN(コインベース)…+8.93%
・GIS(ゼネラルミルズ)…+8.81%
・HOOD(ロビンフッド)…+8.35%
・PLTR(パランティア)…+7.77%
・SPGI(S&Pグローバル)…+7.73%
・ELV(エレバンスヘルス)…+7.62%
・ALGN(アライン・テクノロジー)…+7.61%
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは5セクターが上昇、6セクターが下落した1日となりました。

・通信 …+2.60%
・金融 …+1.61%
・一般消費財…+0.87%
・不動産 …+0.36%
・ヘルスケア…+0.22%
・生活必需品…▲0.50%
・素材 …▲0.59%
・エネルギー…▲0.98%
・公益事業 …▲1.38%
・資本財 …▲2.29%
・情報技術 …▲2.36%
メタの急騰で通信セクターが大きく上げています。
これまで奮わなかった金融にも資金が回ってきたようです。
一方で、半導体とメモリー株の急落で情報技術が大きく下げています。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.22%下落して、終値では7,483に下げました。
2日続伸していたS&P500ですが、昨日は反落しました。
直近1ヶ月で三角持ち合いのチャートが確認できますが、これをどちらかに抜けた時点でトレンドが形成されそうです。
6月は月間で▲1%のマイナスリターンとなりましたが、7月はどうなるんでしょうね。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
FRB新議長『金融緩和は期待するな』
FRBのウォーシュ議長は、金融緩和を期待する人々は「失望することになる」と述べました。
利上げに関しては次回FOMCで議論をはじめると強調しています。
FRBは依然としてインフレ目標の2%を目指しており、それより高い水準で満足することはないと考えているようです。
米・イランの間接協議進展見られず
米国とイランはドーハで行われた間接協議は、恒久的な和平に向けた前進は見られないまま終えました。
2週間前の覚書合意で解決したはずの問題に再び焦点が当てられているようです。
核開発問題を中心とした意見の相違は、当分の間解決できそうにありませんね。
マイクロンとGMが長期供給契約
半導体大手マイクロンと自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は、自動車生産に使用されるメモリーとストレージプラットフォームに関する長期供給契約を結んだと発表しました。
GMはメモリーとストレージ用半導体の供給を確保する一方、両社は将来の技術開発で協力するとのこと。
マイクロンは今後も大手企業との提携が続きそうですね。
7月の注目イベントについて
7月に入りましたので、重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
【7月の注目イベント】
・7/ 3 ISM非製造業景気指数
*7/ 5 雇用統計
*7/10 消費者物価指数(CPI)
・7/11 生産者物価指数(PPI)
・7/12 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・7/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
*7/16~17 FOMC
・7/17 小売売上高
・7/25 PCEデフレーター
・7/30 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・7/30シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【7/1 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.22%
・ダウ平均 …▲0.03%
・Nasdaq100…▲1.54%
【経済トピックス】
・FRB新議長『金融緩和は期待するな』
・米・イランの間接協議進展見られず
・マイクロンとGMが長期供給契約
昨日の米国市場は下落しました。
FRBのウォーシュ議長が利上げに関して慎重な姿勢を見せる中で、金融緩和はないと発言しました。
2026年に利下げを期待していた投資家にとっては、強い逆風となりそうです。
一方で、イランとの協議は進まず、インフレの脅威はまだ去ったワケではなさそうです。
秋には中間選挙が迫る中で、夏枯れ相場となってしまうのでしょうか。
ちなみに今週金曜日の3日は、独立記念日の祝日を控え休場となります。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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