昨日の米国市場は3指数が反発してダウが高値を更新しています。
最近売りを浴びていたハイテク関連株に買い戻しが入ったようです。
スペースXは7月7日にナスダック100指数に採用されることが確認されて+7.15%の上昇。
グーグルの親会社アルファベットは、ダウに採用された初日は+4.82%と買われています。
一方で、今週末に予定されていた米イラン交渉について、イランは会談は予定されていないと発言しています。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
6/29 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+1.18%
・ダウ平均 …+0.59%
・Nasdaq100…+2.25%
FEAR&GREEDインデックスは25から27に上げ、EXTREME FEARからFEARに変わりました。
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は4.376%と変わりませんでした。
為替(ドル円)
為替は1ドル161円928銭と一年ぶりの高水準。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、メガテックにも買い戻しが入ったことが分かります。

マグニフィセント7は5銘柄が上昇。2銘柄が下落。TSLA+8.46%、GOOGL+4.82%、AMZN+3.20%と大きく上げていますが、MSFTは▲1.18%と下げが止まりません。
昨日は半導体やメモリー株にも大きな買戻しがありました。
・GLW(コーニング)…+15.67%
・KLAC(ケーエルエー)…+11.97%
・WDC(ウェスタン・デジタル)…+11.16%
・AMAT(アプライド・マテリアルズ)…+10.82%
・AXON(アクソン)…+9.85%
・CHTR(チャーター・コミュニケーションズ)…+9.38%
・PANW(パロアルトネットワークス)…+9.14%
・FLEX(フレックス)…+8.77%
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは6セクターが上昇、5セクターが下落した1日となりました。

・通信 …+2.92%
・一般消費財…+2.15%
・情報技術 …+2.13%
・資本財 …+1.65%
・ヘルスケア…+0.50%
・金融 …+0.19%
・エネルギー…▲0.33%
・公益事業 …▲0.39%
・生活必需品…▲0.41%
・不動産 …▲0.45%
・素材 …▲1.33%
メガテックが買われたことで、通信や一般消費財、情報技術が大きく上げています。
一方で、素材が大きく売られており、昨年まで買われてきた分の反落が続いています。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+1.18%上昇して、終値では7,440に上げました。
5日連続で下落していたS&P500ですが、昨日は6日ぶりに反発。
50日移動平均線を下回ったのは1日で、再び上に戻ってきました。
下ヒゲを付けて陽線で引けているので、買い圧力が強かったことが確認できます。
とはいえ、6月は現状で▲1.84%下げていますので、マイナスで終える可能性が高まりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
米イラン今週末の協議は不透明
米国とイランの交渉団は今週カタールに入る予定ですが、イランは会談の予定はないと表明し協議の見通しが不透明になっています。
両国が協議の予定でさえ食い違っていることは、合意の署名はどれだけ効果が薄かったのかが分かります。
ホルムズ海峡を巡る対立に関する協議は続いていますが、解決の糸口が見えませんね。
PCE物価指数が統計手法変更で下方改定
5月のPCEコア指数が下方改定される可能性がありますが、政府が今後実施する統計手法を変更するようです。
ソフトウエアの価格算出については、従来のCPIに依拠するやり方から、CPIとPPIの合成指数に基づく方法に移行するとのこと。
改定は2021年までさかのぼって適用されるようですが、市場に混乱が起きなければいいですね。
コムキャストが通信とメディアを分社化
米通信大手のコムキャストは、NBCユニバーサルと英有料テレビ大手スカイの分社化により、2社の上場企業に分割すると発表しました。
収益性の高いブロードバンド事業を、メディア・エンターテインメント事業から分離する狙いです。
短期的には面白い株価変動を見せるかも知れませんね。
7月の注目イベントについて
今週には7月になりますので、重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
【7月の注目イベント】
・7/ 1 ISM製造業景気指数
・7/ 3 ISM非製造業景気指数
*7/ 5 雇用統計
*7/10 消費者物価指数(CPI)
・7/11 生産者物価指数(PPI)
・7/12 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・7/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
*7/16~17 FOMC
・7/17 小売売上高
・7/25 PCEデフレーター
・7/30 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・7/30シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【6/29 米国市場の値動き】
・S&P500 …+1.18%
・ダウ平均 …+0.59%
・Nasdaq100…+2.25%
【経済トピックス】
・米イラン今週末の協議は不透明
・PCE物価指数が統計手法変更で下方改定
・コムキャストが通信とメディアを分社化
昨日の米国市場は上昇しました。
6月はハイテク株を中心に下落してきましたが、ダウが高値を更新することとなりました。
4月から大きく上げてきた分の調整と考えられますが、7月からもこのまま夏枯れ相場となるのか、サマーラリーとなって反発するのかに注目ですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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