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【米株式市場は全面高】アップルのひとり勝ちとなったGAFAMの決算

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市場分析
こんなことがわかる記事

・10/28米国市場の値動き
・昨日発表された重要な経済指標
・米国経済に関するトピックス
・昨日の注目決算

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こんにちは!
保有している個別株の下落がヒドい
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!

昨日の米国市場は大きく上昇しました。

ブラックアウト期間(FOMCが近付きFRBメンバーが発言できない期間)に入り、市場の注目は企業決算に集まる中で、GAFAMの決算発表が終わりました。

今後の見通しは決して明るくない米国市場ですが、少しづつインフレの低下を感じる中で下落トレンドが和らいできたようです。

来週にはFOMCが控えていますが11月の利上げは0.75%が確定的となり、投資家の視線は利下げ時期に移行しました。

果たして来年にはインフレが終息して政策金利は利下げに転じているのでしょうか?

それでは10/28の米国市場を振り返り【米株式市場は全面高】アップルのひとり勝ちとなったGAFAMの決算について解説していきます。

リッヒ
リッヒ

記事の後半では重要な経済ニュースや
注目の決算発表について解説してるで

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10/28米国市場の値動き

昨日の米国市場は大きく反発したことで、投資家には安堵感が広まっています。

とはいえ、GAFAMの決算ミスは今後の米国市場の見通しを不透明なものにしました。

経済の見通しとインフレに関わる経済指標が発表されていますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

大きく反発した米主要3指数

昨日の米国市場は3指数そろって大きく上昇しました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…+2.40%
・ダウ…+2.59%
・NASDAQ…+2.85%

マーケットオープンと同時に急騰した相場は、右肩上がりで引けに向かって上昇を続けました。

今週はGAFAMの決算によって不安定な相場が続いていましたが、週間ベースでもプラスで終えることができました。

リッヒ
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ダウは1週間で4.5%も上昇したな

バリュー、グロースともに上昇していますが、中型株の買い圧力は限定的でした。

ここ
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ハイパーグロース株はまちまちね!

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…▲1.45%
・COIN(コインベース)…▲0.55%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.66%
・DDOG(データドッグ)…▲1.25%
・DOCS(ドクシミティー)…+2.06%
・MQ(マルケタ)…+1.83%
・U(ユニティ)…+4.84%

リッヒ
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他にも追いかけて欲しい銘柄があれば
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再び4%を超えてきた長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日終値の3.921から4.010と上昇しました。

これまでジリジリと低下を続けてきた長期金利ですが、昨日はマーケットがオープンすると上昇していきました。

このまま下げていくのかと考えていましたが、やはり債券投資家にも4%というのが意識されているようで、長期金利が安定する相場はまだ先のようです。

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利下げがはじまらなきゃ無理ね!

2年債と10年債を比較することが一般的な逆イールドカーブですが、いよいよ10年債よりも3ヶ月債の利回りの方が高くなるといった現象が起きました。

ここまで金利が上昇した状況でも米国市場というのは成長を続けられるのでしょうか?

リッヒ
リッヒ

日本はゼロ金利でも成長せんのにな

急落したVIX

昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日の27.39から25.75に急落しました。

大型株の決算発表を終えて市場の見通しがハッキリしたことでVIXは低下しています。

長期金利はまだ高水準にありますが、株式市場はまだ上昇できる余地を残しているようです。

リッヒ
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20まで下がれば安泰やな

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、GAFAM決算が出そろう前までと雰囲気がガラッと変わったことがわかります。

ここ
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久しぶりの全面緑ね!

AMZN(アマゾン)▲6.80%とABBV(アッヴィ)▲3.84%が大きく下落しているのが目立ちますが、両銘柄とも決算ミスが原因ですね。
アマゾンは前日のアフターマーケットで▲12%以上の下落をしていましたので、これでもだいぶ反発した方ですね。

一方で、それほど良かった決算発表に見えなかったAAPL(アップル)でしたが、昨日は+7.55%と爆上げしました。

これほど大きな時価総額の株価が高騰するって、一体いくらのお金が投資されたんでしょうね。
ちなみに昨日のアップルは出来高を伴なった上昇で50日移動平均線を突破していますので、このまま年初来高値を目指す公算が高まっています。

他にも株価を急騰させた銘柄がありましたが、そのほとんどは好決算が好感されたものでした。

10/28高騰した銘柄

・AAPL(アップル)…+7.55%
・INTC(インテル)…+10.66%
・TMUS(Tモバイル)…+7.37%
・GILD(ギリアドサイエンス)…+12.92%

リッヒ
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結局重要なのは企業業績なんやな

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち10セクターが上昇1セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・情報技術…+3.85%
・通信…+3.04%
・公益事業…+2.33%
・不動産…+2.15%
・金融…+2.08%
・生活必需品…+2.01%
・資本財…+2.01%
・ヘルスケア…+1.8%
・エネルギー…+0.47%
・一般消費財…+0.03%
・素材…▲0.51%

アップルとマイクロソフトの高騰にけん引された情報技術セクターが+3.85%と大きく上昇しています。

また、グーグルの反発により通信セクターも3%を超える上昇でした。

一方で、鋼材価格の急落を受けて素材セクターがマイナスに沈んでいますが、銅の価格が急落しているのが少し気になりますね。

銅は景気の先行指数と考えられています。産業の多くに利用される銅は、その需給により経済活動の景況感を計ることができます。
『ドクターカッパー』と言われることもあり、カッパー(Copper=銅)は景気の先行きを見通せるドクターと言うことです。

ここ
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銅の価格は4ヶ月前より
▲20%以上ダウンしてるわ!

50日移動平均線を突破したS&P500

昨日のS&P500は大きく上昇したことで50日移動平均線を突破しました。

終値では3,901となり3日連続で跳ね返されてきたレジスタンスを突破したことで、上値が軽くなりました。

次に目指すは200日移動平均線で、4,100をターゲットに年初来で続くダウントレンドを突破できるかに注目が集まります。

リッヒ
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超えられなかったらダウントレンド継続や

アップルのひとり勝ちとなったGAFAMの決算

GAFAMの決算が出そろいましたが、結果はアップルのひとり勝ちとなりました。

逆に言えばその他4銘柄は決算ミスにより株価を大きく下げています。

今週1週間の株価推移と見るとアップル以外はマイナスのパフォーマンスとなりました。

1週間のGAFMのリターン

・アップル…+5.66%
・アマゾン…▲13.97%
・アルファベット…▲5.45%
・メタ…▲22.05%
・マイクロソフト…▲3.29%

アップルは1週間で5%の上昇となりましたが、メタは時価総額の4分の1を吹き飛ばすことになりました。

これまで米国市場をけん引してきたGAFMでしたが、これからの相場を引っ張る銘柄は別だと考えた方が良さそうですね。

昨日発表された重要な経済指標

昨日発表された重要な経済指標について簡単に触れていきます。

PCEコアデフレータ(前年比)

PCEコアデフレータ(前年比)が発表され、前回から変わっていないものの予想を下回りました。

PCEコアデフレータ

9(前年比)
結果…6.2%(予想…6.3%)
前回…6.2%

PCEコアデフレータは、個人の消費支出の変動分のうち物価変動によるものを除くための指数で、名目個人消費支出をPCEデフレータで割ることで実質個人消費支出が算出されますが、米国のインフレターゲットの対象として利用され物価見通しを計る指標です。

ここ
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少しだけ利上げの効果が見られたわね!

ミシガン大学消費者信頼感指数

ミシガン大学消費者信頼感指数が発表され、予想を上回り前月よりもわずかに上昇しました。

ミシガン大学消費者信頼感指数

10確速値)
結果…59.9(予想…59.7)
前回…59.8

1年後の期待インフレ率は5.0%に低下(前回5.1%)して、予想の5.1%を下回りました。

ミシガン大学消費者信頼感指数は米国の消費者マインドを表す経済指標。300~500人を対象にアンケート調査を実施し、1966年を100として指数化したものです。
指標が予想より強ければ米国経済は好調とみなされ、逆に弱ければ不調とみなされます。

ここ
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米国の景気はまだ上を向いてるってことね!

米国市場に影響がありそうなトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

ツイッター買収が完了

イーロン・マスクによるツイッター買収劇はようやく終焉を迎えました。

昨年から長きに続いたツイッター買収劇ですが、イーロン・マスクが440億ドルで買収したことで新たな所有者となりました。

これにより10/28からツイッター株は取引停止となり、S&P500からも姿を消すこととなります。

ここ
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流動性がなくなったからね!

過度な利上げでリセッション懸念高まる

11月のFOMCで政策金利の0.75%引き上げが決まれば、4会合連続での急速利上げとなる。

この状況を見てストラテジストやファンドマネジャーはリセッション入りの公算が高まっていると警告しています。

インフレの減速が目に見える証拠がない限りFRBの積極姿勢が緩和されることがないとなると、政策金利は5%を超えるまで急速に引き上げられる可能性があります。

このまま急速な利上げが続くようなら、米経済が2年以内のリセッション入りは間違いないとのことです。

来年2月には5%に届こうとする米政策金利

昨日発表された注目決算

昨日も注目の企業決算が発表されましたが、市場に大きな影響を与えそうな決算についてピックアップしていきます。

昨日の注目決算

10/28(金)
・CVX(シェブロン)
・XOM(エクソンモービル)
・ABBV(アッヴィ)
・NEE(ネクステラ・エナジー)

中でも重要と思われる企業決算を解説していきます。

CVX(シェブロン)のQ3決算

米エネルギー大手のCVX(シェブロン)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を大幅にビートしました。

CVXのQ3決算

Q3結果
売上高…$66.64B(予想$57.03B)
EPS…$5.66(予想$4.83)

プレマーケットで決算発表のあったシェブロンの株価は、+1.17%とわずかに上昇しました。

相場の地合いが良かった割に株価が上昇しなかったのは、前期までと比較して売上高の伸びが減速したことが理由でしょうか。

ここ
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それでもエネ株の目線は上よ!

XOM(エクソンモービル)のQ3決算

米2大エネルギー企業のXOM(エクソンモービル)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を大幅にビートしました。

XOMのQ3決算

Q3結果
売上高…$112.07B(予想$107.24B)
EPS…$4.45(予想$3.67)

リッヒ
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こっちも大幅ビートやな

過去最高益を出したエクソンモービルの株価は+2.93%上昇しています。

リッヒ
リッヒ

シェブロンよりもいい決算やったな

ここ
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年初来株価もCVX+53.37%に対して
XOM+80.91%と圧勝してるわね!

ABBV(アッヴィ)のQ3決算

米大手製薬会社のABBV(アッヴィ)の決算は、EPSはクリアしましたがコンセンサス予想を下回りました。

ABBVのQ3決算

Q3結果
売上高…$14.81B(予想$14.93B)
EPS…$3.66(予想$3.58)
ガイダンス(通年)
EPS…$13.84ー13.88(予想$13.86)

売上高をミスしたアッヴィの株価は▲3.84%と急落しました。

4期連続で売上高をミスしたアッヴィですが、5%の増配を発表していますので筆者はホールドする予定です。

ここ
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何なら積み増しも検討するわよ!

その他銘柄の決算結果

昨日発表されたその他注目銘柄の決算結果と株価推移は以下の通りです。

NEEのQ3決算

ネクステラエナジーQ3結果
売上高…$6.72B(予想$5.96B)
EPS…$0.85(予想$0.79)
*株価は+4.72%と急騰

来週の注目決算

来週も米国市場では注目の決算発表が続きます。

重要と思われる決算についてピックアップしましたのでスケジュールの確認をしておきましょう。

来週の注目決算

10/31(月)
・ON(オンセミコンダクター)
11/1(火)
・LLY(イーライ・リリー)
・PFE(ファイザー)
・BRK-A(バークシャー・ハサウェイ)
・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)
・ABNB(エアビーアンドビー)
・DVN(デボンエナジー)
11/2(水)
・QCOM(クアルコム)
・CVS(CVSヘルス)
・FTNT(フォーティネット)
11/3(木)
・MRNA(モデルナ)
・AMGN(アムジェン)
・SBUX(スターバックス)
・PYPL(ペイパル)
・REGN(リジェネロン)
・MAR(マリオット)
・SQ(ブロック)
・WBD(ワーナーブラザーズ)
・DDOG(データドッグ)
11/4(金)
・BABA(アリババ)

山場を越えた決算シーズンですが、まだまだ予断を許さない米国市場において企業決算は重要なファクターとなります。

今後も引き続き企業決算はウォッチしていきたいと思っています。

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【米株式市場は全面高】アップルのひとり勝ちとなったGAFAMの決算 まとめ

【米株式市場は全面高】アップルのひとり勝ちとなったGAFAMの決算をまとめます。

まとめ

【10/28の米国市場の値動き】
・S&P500…+2.40%
・ダウ…+2.59%
・NASDAQ…+2.85%
・長期金利は再び上昇して4.010
・VIXは25.75に急落
【経済トピックス】
・PCEコアデフレータは予想を下回る
・ミシガン大学消費者信頼感指数ではインフレ鈍化見えず
・イーロン・マスクによるツイッター買収が完了
・過度な利上げでリセッション懸念高まる

昨日の米国市場は3指数そろって大きな上昇となりました。

特にアップルは決算が好感されて1日で7.55%と高騰しており、GAFMの中では唯一の上昇銘柄となりました。

来週にはFOMCが控えていますが、サプライズがない限り無事に通過できる公算が高まっています。

今後の相場の展開を予想するのであれば、しっかりと利益を出している企業に対して機関投資家の資金が流入するのではないかと考えています。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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