昨日の米国市場は上昇してS&P500、ダウ、ナスダック総合ともにそろって高値更新しています。
発表されたCPI(消費者物価指数)が予想通りだったことを受けて、来週のFOMCでの利下げが一段と確実なものになりました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
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Follow @RamTky9/11 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
重要なインフレ指標が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.85%
・ダウ平均 …+1.36%
・NASDAQ100…+0.60%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしてもダウを中心に上昇していきました。
その後も売られることなく横ばいが続き、3指数ともに高値更新を記録しました。

今週はイイ感じね!

ハイパーグロース株も悪くないな
・AFRM(アファーム) …▲4.08%
・COIN(コインベース) …+2.73%
・CRWD(クラウドストライク)…+2.00%
・DDOG(データドッグ) …+0.01%
・DOCS(ドキシミティ ) …+1.83%
・MQ(マルケタ) …+1.19%
・U(ユニティ) …+0.70%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.045から4.026に低下しました。
ドル円は長らくヨコヨコが続いています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇していることがわかります。

大型株がイマイチね!

マグニフィセント7は4銘柄が上昇、3銘柄が下落。TSLAが+6.04%の急騰、AAPLも+1.43%と大きく上げています。
全体的に買われた相場でしたが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・WBD(ワーナーブラザース)…+28.95%
・PSKY(パラマウント・スカイダンス)…+15.55%
・SNPS(シノプシス)…+12.98%
・CNC(センティーン)…+8.99%
・LRCX(ラム・リサーチ)…+7.66%
・MU(マイクロン)…+7.55%
・EFX(エキファックス)…+5.98%
・NCLH(ノルウェージャン・クルーズ)…+5.94%
ワーナーはパラマウントによる買収計画が発表されて爆上げしています。
一方で、一部ですが大きく下げた銘柄もありました。
・ORCL(オラクル)…▲6.23%
・NFLX(ネットフリックス)…▲3.54%
・BA(ボーイング)…▲3.31%
・CDW(CDWコープ)…▲2.95%
・AVGO(ブロードコム)…▲2.69%
・VST(ビストラ・エナジー)…▲2.47%
・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)…▲2.43%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは10セクターが上昇、1セクターのみが下落した1日となりました。

・素材 …+2.01%
・一般消費財…+1.87%
・不動産 …+1.75%
・ヘルスケア…+1.65%
・金融 …+1.42%
・資本財 …+1.20%
・生活必需品…+1.17%
・公益事業 …+0.56%
・通信 …+0.32%
・情報技術 …+0.19%
・エネルギー…▲0.17%
エネルギー以外が上昇するといったリスクオン相場。
特に素材や一般消費財、不動産屋ヘルスケアなどは大きく上げています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.85%上昇して、終値では6,587に上げました。
今週に入り4日連続で上昇しているS&P500ですが、今年24回目の高値更新となりました。
4月の安値からは+32.20%の爆上げで、完全にブルマーケット入りしています。
CPIが予想通りでしたので9月利下げが相場を後押ししているようです。

年初来でも+12%よ!
FEAR&GREEDインデックスは51から53に上げましたがNEUTRALのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
予想通りのCPIに市場は歓迎
昨日発表された8月の消費者物価指数(CPI)は、予想通りの結果となりました。
【総合CPI】
〈前年比〉
・結果…2.9%(予想…2.9%)
・前回…2.7%
〈前月比〉
・結果…0.4%(予想…0.3%)
・前回…0.2%
【コアCPI】
〈前年比〉
・結果…3.1%(予想…3.1%)
・前回…3.1%
〈前月比〉
・結果…0.3%(予想…0.3%)
・前回…0.3%
総合の前月比が上振れして、1月の0.5%に続いて今年2番目の高い水準です。
・中古車や航空運賃が大幅上昇
・住居費が今年最大の0.4%上昇
・医療ケアや娯楽、レンタカーが低下
トランプ関税の影響は長期的なモノになると予測されていますが、この辺りの水準で落ち着いていれば利下げしやすい環境と言えそうです。

上がっていかなければ成功よ!
失業保険申請件数が4年ぶりの高水準
先週の新規失業保険申請件数は大幅に増加し、ほぼ4年ぶりの高水準となりました。
雇用の伸びが減速している中で、レイオフの動きが強まっているようです。
雇用情勢への懸念が高まる中で、利下げを再開するとの見方が強まりました。

FOMC前の最後の雇用データやな
OpenAI非営利企業から脱出の可能性
OpenAIとマイクロソフト両社の提携を巡り暫定合意しました。
OpenAIは現行の非営利組織から、通常の利益を求める企業に再編する可能性もあるようです。
マイクロソフトは巨額の資金提供の見返りに、OpenAIのAIツールを自社製品に組み込む権利を持っていますので、OpenAIが利益を出すようなことになればマイクロソフトにも何らかの恩恵があると考えられます。

MSFTの株価も上がりそうね!
9月の注目イベントについて
今月の経済指標スケジュールも確認しておきましょう。
・9/12 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・9/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・9/16 小売売上高
*9/17~18 FOMC
・9/26 PCEデフレーター
・9/26 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・9/30 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・9/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【9/11 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.85%
・ダウ平均 …+1.36%
・NASDAQ100…+0.60%
【経済トピックス】
・予想通りのCPIに市場は歓迎
・失業保険申請件数が4年ぶりの高水準
・OpenAI非営利企業から脱出の可能性
昨日の米国市場はダウを中心に大きく上昇しました。
発表されたインフレ指標はが想通りとなったことで、9月FOMCの利下げが確実視されています。
また、雇用情勢への懸念も高まっていますので、今後も継続的な利下げが期待できそうです。
いよいよ本格的な金融相場のはじまりとなりそうですが、どこかで足元をすくわれないような警戒はしておきたいところですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

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