昨日の米国市場はハイテク株を中心に大きく下落しました。
S&P500指数が高値付近にあると、そろそろ調整が来るのではないかという投資家心理が働くようです。
また、トランプ大統領が鉄鋼とアルミ以外にも関税の対象を広げたことで市場に衝撃を与えました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky8/19 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく下落しました。
また関税に関するニュースが拡がりましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.59%
・ダウ平均 …+0.02%
・NASDAQ100…▲1.39%
プレマーケットからS&P500とナスダックは売られダウは買われていた相場は、マーケットがオープンしてもその差は広がっていきました。
その後日中はジリジリと下げる展開で、引けにかけても買い戻されることはありませんでした。

弱い1日だったわね!

ハイパーグロース株もボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲0.56%
・COIN(コインベース) …▲5.82%
・CRWD(クラウドストライク)…▲1.82%
・DDOG(データドッグ) …▲0.06%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲3.52%
・MQ(マルケタ) …▲1.62%
・U(ユニティ) …▲2.90%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.335から4.310に低下しました。
為替はヨコヨコが続いています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上げた銘柄の方が多かったように見えます。

メガテックが売られたわね!

マグニフィセント7はすべてが下落。NVDAが▲3.50%、METAが▲2.07%、TSLAが▲1.75%、AMZNが▲1.50%、MSFTが▲1.42%と大きく下げています。
メガテック以外には大きく上昇した銘柄も多かったようです。
・INTC(インテル)…+6.97%
・PLD(プロロジス)…+5.05%
・WYNN(ウィン・リゾーツ)…+4.33%
・PCG(パシフィック・ガス)…+3.31%
・JBHT(ジェイビー・ハント)…+3.30%
・BBY(ベスト・バイ)…+3.20%
・HD(ホームデポ)…+3.17%
・FRT(フェデラル・リアルティ)…+3.16%
一方で、大きく下げた銘柄は多かったようです。
・PLTR(パランティア)…▲9.35%
・COIN(コインベース)…▲5.82%
・ORCL(オラクル)…▲5.80%
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…▲5.71%
・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)…▲5.44%
・JBL(ジェイビル)…▲4.43%
・TTD(トレード・デスク)…▲4.40%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは4セクターが上昇、7セクターが下落した1日となりました。

・不動産 …+1.71%
・生活必需品…+0.84%
・公益事業 …+0.64%
・ヘルスケア…+0.36%
・資本財 …▲0.08%
・金融 …▲0.17%
・素材 …▲0.31%
・一般消費財…▲0.31%
・エネルギー…▲0.43%
・通信 …▲1.17%
・情報技術 …▲1.98%
不動産が大きく上昇しており、他にもディフェンシブセクターが買われた1日となりました。
一方で、メガテックが売られたことで、情報技術や通信といったセクターが急落しています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.59%下落して、終値では6,411に下げました。
前日にもわずかに下げていたS&P500ですが、昨日は比較的大きな下落となりました。
さすがに大きな買い材料がない中で上げ続けるほど甘い相場ではなさそうです。
これからジャクソンホール会合やインフレ指標の発表がある中で、上に行く展開は考えにくいのかも知れません。

そろそろ急落がありそうね!
FEAR&GREEDインデックスは65から60に下げましたがGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ベッセント財務長官が次期FRB議長と面談へ
ベッセント財務長官は9月1日付近にFRB議長候補11人と面会する予定だと明らかにしました。
以前、トランプ大統領は数人の候補と言っていましたが、どうやら実際には11人いるようです。
その後候補を絞り込んでトランプ大統領に提案することになりますが、最終的にはどれだけ大統領の言うことを聞くのかで議長が決まりそうですね。

操り議長が誕生しそうね!
鉄鋼・アルミニウム関税を拡大へ
トランプ大統領は鉄鋼とアルミニウムに課している関税を拡大し、バイクや食器など金属が含まれる製品400品目以上を新たに対象に加えました。
輸送中の商品も例外にはならず、米国内の通関業者や輸入業者が対応するための猶予もなく、追加関税は18日に発効したとのこと。

急すぎる展開やな
住宅着工件数が急増で5ヶ月ぶりの高水準
7月の住宅着工件数は前月より増加して、5ヶ月ぶりの高水準となりました。
変動の大きい集合住宅は10%近く増え、2023年半ば以来の高水準。一戸建て住宅の着工件数は2.8%増加。
これまでの高金利で買い控えが起きていましたが、利下げがない中でこれ以上待ってもしかたないと考える消費者が増えてきたようです。

日本とは大違いの高金利ね!
8月の注目イベントについて
8月になりましたので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*8/21~23 ジャクソンホール会合
・8/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・8/29 PCEデフレーター
・8/29 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【8/19 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.59%
・ダウ平均 …+0.02%
・NASDAQ100…▲1.39%
【経済トピックス】
・ベッセント財務長官が次期FRB議長と面談へ
・鉄鋼・アルミニウム関税を拡大へ
・住宅着工件数が急増で5ヶ月ぶりの高水準
昨日の米国市場はハイテク株を中心に大きく下落しました。
鉄鋼やアルミの関税が拡大され、物流市場に衝撃を与えています。
一方で、ジャクソンホール会合を前に、FRB次期議長に関する話題にも注目が集まっています。
パウエル降ろしが成功しない場合には、次期FRB議長に早急な利下げを求めるんでしょうね。
どちらにせよ関税が上がる中、米国市場がどこまでこの高金利に耐えられるのかというチキンレースになりそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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