昨日の米国市場は下落しました。
米中の首脳が電話会議を行ったことで、両国が合意に向けて一歩前進したことが好材料になるはずでした。
ところが、イーロン・マスクとトランプ大統領のケンカがはじまってしまったことで、マーケットは混乱しています。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky6/5 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落となりました。
話題の中心には常にトランプ大統領がいますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.53%
・ダウ平均 …▲0.25%
・NASDAQ100…▲0.80%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。
その後は何度か買い戻されていきましたが、引けにかけては売られていきました。

上がるはずの相場だったわ!

ハイパーグロース株はそこまで悪くないな
・AFRM(アファーム) …+2.54%
・COIN(コインベース) …▲4.61%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.52%
・DDOG(データドッグ) …+1.71%
・DOCS(ドキシミティ ) …+5.08%
・MQ(マルケタ) …+2.23%
・U(ユニティ) …▲4.87%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.357から4.391に上昇しました。
為替はジリジリ円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄が多かったことがわかります。

TSLAがやっちゃったわね!

マグニフィセント7は3銘柄が上昇、4銘柄が下落。MSFTが+0.82%上げた一方で、TSLAは▲14.26%と大きく下げています。
生活必需品などを中心に大きく下げた相場の中でも、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・DLTR(ダラー・ツリー)…+9.08%
・COO(クーパー)…+5.58%
・NCLH(ノルウェージャン・クルーズ)…+5.16%
・TSCO(トラクター・サプライ)…+4.28%
・WST(ウェスト・ファーマシューティカル)…+3.38%
・MKTX(マーケットアクセス)…+3.35%
・AES(エーイーエス)…+3.34%
・MU(マイクロン)…+2.94%
一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。
・BF.B(ブラウン・フォーマン)…▲17.92%
・PLTR(パランティア)…▲7.77%
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…▲7.61%
・COIN(コインベース)…▲4.61%
・ENPH(エンフェーズ・エナジー)…▲4.31%
・MRNA(モデルナ)…▲4.22%
・COST(コストコ)…▲3.89%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは4セクターが上昇、7セクターが下落した1日となりました。

・素材 …+0.31%
・エネルギー…+0.14%
・通信 …+0.12%
・ヘルスケア…+0.05%
・不動産 …▲0.06%
・金融 …▲0.09%
・資本財 …▲0.11%
・公益事業 …▲0.12%
・情報技術 …▲0.29%
・生活必需品…▲1.06%
・一般消費財…▲1.95%
素材やエネルギーなどが小幅な上昇。
一方で、TSLAの急落によって一般消費財が大きく下げており、COST中心に全体的に下落した生活必需品も1%を超える下げ幅でした。
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S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.53%下落して、終値では5,939に下げています。
今週は上昇傾向にあったS&P500ですが、昨日は下落に転じてしまいました。
本来であれば米中の貿易交渉が進んだことを受けて上昇する相場展開かと思ったのですが、トランプ大統領とイーロン・マスクの喧嘩が勃発したことでマーケットに不穏な空気が流れました。
一時的な下げであれば問題ありませんが、喧嘩がさらにエスカレートするようだと市場全体にも影響があるかもしれません。
チャート的には上げるために足をためているように見えますので、悲観するような相場ではないと考えています。

今夜は雇用統計ね!
FEAR&GREEDインデックスは54から58に上げNEUTRALからGREEDに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
米中電話会談で今後も協議続けることに合意
トランプ大統領と習近平国家主席が電話会談をして、両国がさらに貿易協議を実施することで合意しました。
レアアース輸出規制に関しては整理がついたとトランプ氏は示しています。
両国は今後さらに交渉を続けることになりますが、またどこかで大きな摩擦が生まれそうですね。

あの二人のことだからね!
トランプ、イーロンの喧嘩でテスラ14%下落
トランプ米統領はイーロン・マスク氏との連邦政府の契約や補助金を打ち切る考えを示唆しました。
両者の関係が決裂したことで、テスラの株価は1日で▲14.26%下落。マスク氏は1500億ドル失った計算になります。
EV税制優遇削減が引き金にはなりましたが、その後も両者はSNSでつばぜり合いがエスカレートしました。
いずれは決裂することが予想されていた2人でしたが、まさかここまで早く終わるとは思ってもみませんでした。

短期的にテスラは厳しいやろな
FRBクーグラー理事金利据え置きを支持
FRBののクーグラー理事は関税措置が物価上昇を招くリスクが継続する場合には、金利据え置きを支持する姿勢を明らかにしました。
関税の価格転嫁は比較的速く、高水準の関税が短期的にでも継続すれば、より大きな影響が間もなく表れると指摘しています。
このままだと数か月後にはインフレは再び上昇していくと考えている高官が多いようですね。

こればかりは見守るしかないわね!
6月の注目イベントについて
6月になりましたので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*6/ 6 雇用統計
*6/11 消費者物価指数(CPI)
・6/12 生産者物価指数(PPI)
・6/13 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・6/16 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・6/17 小売売上高
*6/17~18 FOMC
・6/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・6/27 PCEデフレーター
・6/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【6/5 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.53%
・ダウ平均 …▲0.25%
・NASDAQ100…▲0.80%
【経済トピックス】
・米中電話会談で今後も協議続けることに合意
・トランプ、イーロンの喧嘩でテスラ14%下落
・FRBクーグラー理事金利据え置きを支持
昨日の米国市場は下落しました。
懸念されていた米中の首脳会談は、無事に通過したことで好材料になるはずでした。
ところが、トランプ大統領とイーロン・マスク両者の決裂によって、テスラだけでなく市場全体が下落していきました。
ただでさえ不安定な相場ですから、材料ひとつでいつでも急落してしまう状況のようです。
今夜には雇用統計の発表がありますから、波風が立たないことを祈るしかないようですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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