昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
中東を訪問しているトランプ大統領は、カタールに乗り込み大規模な取引を成立させています。
これには大企業のCEOも同行させていますので、市場への影響も少なくないと考えられます。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky5/14 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
相変わらずトランプ大統領の言動によって相場が変動していますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.10%
・ダウ平均 …▲0.21%
・NASDAQ100…+0.57%
プレマーケットから買われていた相場ですが、マーケットがオープンしても大きな売買は確認されませんでした。
特にナスダックは買われていましたが、ダウには売り圧力が強かったようです。

大きな変動はなかったわね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+4.84%
・COIN(コインベース) …+2.53%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.97%
・DDOG(データドッグ) …+1.52%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲1.54%
・MQ(マルケタ) …+1.45%
・U(ユニティ) …▲1.87%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.447から4.542に上昇しました。
為替は再び円高に向かいはじめました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄の方が多かったことが分かります。

ヘルスケアが続落してるわね!

マグニフィセント7は5銘柄が上昇、2銘柄が下落。NVDA+4.16%、TSLA+4.07%、GOOG+3.68%と大きく下げています。
相場全体が弱かったなかでも大きく上昇した銘柄もあったようです。
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…+15.71%
・ENPH(エンフェーズエナジー)…+5.79%
・IP(インターナショナル・ペーパー)…+4.83%
・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)…+4.68%
・CMG(チポトレ)…+3.14%
・DELL(デル)…+2.94%
・DXCM(デクスコム)…+2.87%
・PODD(インシュレット)…+2.21%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・TECH(テクネ)…▲7.27%
・RVTY(レビティー)…▲5.88%
・IQV(アイキューヴィア)…▲5.88%
・MRNA(モデルナ)…▲5.77%
・ABBV(アッヴィ)…▲5.62%
・TMO(サーモ・フィッシャー)…▲5.34%
・BMY(ブリストル・マイヤーズ)…▲5.30%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは3セクターが上昇、8セクターが下落した1日となりました。

・通信 …+1.39%
・情報技術 …+0.80%
・一般消費財…+0.36%
・金融 …▲0.12%
・生活必需品…▲0.21%
・資本財 …▲0.24%
・エネルギー…▲0.42%
・公益事業 …▲0.43%
・不動産 …▲0.95%
・素材 …▲1.30%
・ヘルスケア…▲2.10%
売られたセクターの方が多かった1日となりましたが、強かったのは通信や情報技術、一般消費財といったセクターでした。
一方で、ヘルスケアが続落しており、1年間のパフォーマンスも▲30%を超えています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.10%上昇して、終値では5,892に上げています。
前日には年初来のマイナスを解消しているS&P500ですが、昨日の上昇で4月の底値から+18.26%上げています。
とはいえ、昨日は陰線でわずかな上げですから、そろそろ上値が重い展開となりそうです。
今はテクニカルよりもファンダが優先される相場ですから、市場のニュースによって投資判断すべきですね。

結局はトランプ大統領ね!
FEAR&GREEDインデックスは69から70に上げてGREEDのまま。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
トランプ大統領カタール訪問の成果2435億ドル
トランプ大統領はカタールとの総額2435億ドルを超える取引を成立させたとのこと。
例えば、カタール航空がボーイング機を960億ドルで購入する契約、防衛分野での連携を強化のための防御システム10億ドルなど。
今後も各国との貿易交渉の場には、航空、軍事などのディールが含まれてくることが予想されます。

まだまだ上昇の余地はありそうね!
FRB副議長 関税が経済成長鈍化を招く
FRBのジェファーソン副議長は、関税とそれに伴う不確実性が今年の経済成長を鈍化させ、インフレを加速させる可能性があるとの見解を示しました。
関税措置が物価上昇に及ぼす影響が短期的なものにとどまるのか、より持続的なものとなるかはまだ明確でないと語っっています。
FRB高官はパウエル議長をはじめとして、口をそろえて関税による経済への影響をネガティブに捉えていますので、当局内での利下げ観測は市場が思っているほど高くないのかもしれません。

今年2回も利下げしないかもな
AIによるエンジニア解雇の波拡がる
製品開発を担うソフトウエアエンジニアが削減される波が拡がっています。
先日にはマイクロソフトの社員が6000人削減されるとの報道がありましたが、今後もハイテク企業のエンジニアはAIの波及によって削減されることになりそうです。
一見するとネガティブなニュースにも見えますが、企業としては大幅に人件費を削り売り上げを伸ばすチャンスになります。

AIの波はこれからよ!
5月の注目イベントについて
5月も重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・5/15 生産者物価指数(PPI)
・5/15 小売売上高
・5/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・5/16 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・5/27 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・5/30 PCEデフレーター
・5/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【5/14 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.10%
・ダウ平均 …▲0.21%
・NASDAQ100…+0.57%
【経済トピックス】
・トランプ大統領カタール訪問の成果2435億ドル
・FRB副議長 関税が経済成長鈍化を招く
・AIによるエンジニア解雇の波拡がる
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
トランプ大統領の中東訪問では大規模なディールが続いていますが、市場はポジティブに捉えています。
一方で、関税による不確実性は高まったままですから、インフレや経済成長がどうなっていくのかに注視していく必要がありそうです。
どちらにせよ関税問題は底をついた感がありますので、押し目を待っていた投資家は指をくわえて待つしかない展開もあると考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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