昨日の米国市場は大きく下落しました。
6月のFOMCでは金利据え置きとなりましたが、年内に利上げすべきといったタカ派議員が多かったことが市場の重しとなりました。
また、米国とイラン両国の大統領が署名した覚書の文面も公表されています。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
6/17 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく下落しました。
FOMCが開催されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲1.21%
・ダウ平均 …▲0.98%
・Nasdaq100…▲0.99%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は4.487%に急騰しています。
為替(ドル円)
為替は1ドル160円624銭と再びドル高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が下落したことが分かります。

マグニフィセント7はすべてが下落。META▲5.44%、MSFT▲3.79%、AMAN▲3.46%、GOOGL▲2.53%、TSLA▲2.05%と大きく下げています。
それでも半導体など一部の銘柄は大きく上昇しています。
・MRNA(モデルナ)…+11.55%
・HOOD(ロビンフッド)…+8.78%
・GEV(GEベルノバ)…+6.77%
・VRT(バーティブ)…+6.00%
・WDC(ウェスタン・デジタル)…+4.56%
・AMAT(アプライド・マテリアルズ)…+4.35%
・AVGO(ブロードコム)…+4.30%
・MOS(モザイク)…+3.78%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターすべてが下落した1日となりました。

・情報技術 …▲0.31%
・金融 …▲0.43%
・資本財 …▲0.91%
・ヘルスケア…▲1.00%
・エネルギー…▲1.35%
・公益事業 …▲1.37%
・素材 …▲1.86%
・生活必需品…▲2.09%
・不動産 …▲2.42%
・一般消費財…▲2.47%
・通信 …▲2.90%
完全リスクオフ相場で11セクターすべてが下げた1日となりました。
特に通信や一般消費財、不動産と生活必需品は2%を超える急落。
一方で、半導体がけん引した情報技術と、このところずっと強い金融の下げ幅は限定的でした。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲1.21%下落して、終値では7,420に下げました。
前日にも下げていたS&P500ですが、昨日の下落で2日連続の続落。
やはりタカ派なFOMCによって市場の楽観は打ち砕かれました。
一時は高値を目指せるところまで上げていたのですが、再び押し戻されています。
ただし、今は悲観するような状況ではないので、また近々高値を更新してくれる日がくると考えています。
FEAR&GREEDインデックスは39から33に下げましたが、まだFEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
6月FOMCは金利据え置きも年内利上げへ
16-17日両日で開催されたFOMCでは、4会合連続で政策金利は3.5-3.75%に据え置かれました。
3カ月おきに発表される今後の金利を予想したドットプロットでは、年内利上げの予想に転換しており、ウォーシュ新議長の下で方針転換した可能性があります。

ウォーシュ議長は金融政策の運営方法と情報発信のあり方を、抜本的に見直す野心的な改革に着手したようです。
米・イラン署名もトラ攻撃再開も警告
米国とイランは、両国大統領が署名した戦闘終結に向けた覚書の文面を公表しました。
トランプ大統領はイラン側が約束を履行しない場合は攻撃を再開し、イラン当局者を殺害すると警告しています。
今後60日間で恒久的な停戦に向けた交渉を行うことになりますが、このまますんなりと終決して欲しいですね。
米イラン合意の覚書14項目の全文
米政府はイランとの戦闘終結に向けた14項目にわたる覚書の文言を公表しました。
軍事行動の終了をはじめとした海上封鎖の解除や、イランの備蓄された濃縮物質の処分も含まれています。
この14項目が厳守されるようなら戦争は終結したことになるのですが、これ以上何を交渉するというのでしょうかね。
6月の注目イベントについて
6月も重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・6/25 PCEデフレーター
・6/30 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・6/30シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【6/17 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲1.21%
・ダウ平均 …▲0.98%
・Nasdaq100…▲0.99%
【経済トピックス】
・6月FOMCは金利据え置きも年内利上げへ
・米・イラン署名もトラ攻撃再開も警告
・米イラン合意の覚書14項目の全文
昨日の米国市場は大きく下落しました。
6月FOMCでは金利据え置きが発表されまいたが、年内利上げの観測が高まったことが株式市場の重しとなりました。
一方で、米イラン両国の署名が公表され、60日間の交渉がはじまります。
覚書には軍事行動の終了をはじめとした海上封鎖の解除が含まれていますが、このまま終戦となればいいですね。
金曜日はジューンティーンスで株式市場は休場となりますので、今夜が今週ラストの市場となります。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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