昨日の米国市場は上昇しました。
今年最後のFOMCが開催され、予想通り0.25%の利下げが発表されました。
3人が反対票を投じたとのことですが、2026年の利下げは1回のみといった予想は変わりませんでした。
警戒されていたFOMCも無事に通過したことで、年末のラリーにつながってくれるといいですね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky12/10 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
FOMCで政策金利が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.68%
・ダウ平均 …+1.05%
・NASDAQ100…+0.42%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンするとナスダックが下落するなかでダウは上昇していきました。
その後FOMCの声明文が発表されると大幅の上昇していきましたが、大引けには利確売りもありました。

無事通過してホッと一息よ!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+3.57%
・COIN(コインベース) …▲0.82%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.30%
・DDOG(データドッグ) …▲0.90%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲0.20%
・MQ(マルケタ) …+2.49%
・U(ユニティ) …+0.99%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.182から4.155に低下しました。
為替は1ドル156円00銭と少し円高に戻しました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇したことが分かります。

ヘルスケアが弱かったわね!

マグニフィセント7は4銘柄が上昇、3銘柄が下落。AMZNが+1.69%、TSLAが+1.41%と上げた一方で、MSFTが▲2.74%、METAが▲1.04%大きくと下げています。
ハイテク株はイマイチでしたが、大きく上昇した銘柄も多かったようです。
・GEV(GEベルノバ)…+15.62%
・WDC(ウェスタン・デジタル)…+7.32%
・LKQ(LKQ)…+7.21%
・DOW(ダウ)…+6.40%
・SNDK(サンデスク)…+6.11%
・AIG(アメリカン・インターナショナル)…+6.10%
・LYB(リヨンデルバセル)…+5.73%
・OMC(オムニコム)…+5.71%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・UBER(ウーバー)…▲5.51%
・DASH(ドアダッシュ)…▲4.21%
・NFLX(ネットフリックス)…▲4.14%
・HCA(HCAヘルスケア)…▲4.05%
・TMUS(Tモバイル)…▲2.99%
・APP(アップラビン)…▲2.94%
・VTR(ペンタス)…▲2.85%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは10セクターが上昇、1セクターのみが下落した1日となりました。

・資本財 …+2.05%
・素材 …+1.69%
・ヘルスケア…+1.35%
・一般消費財…+1.33%
・金融 …+1.23%
・エネルギー…+0.48%
・不動産 …+0.34%
・情報技術 …+0.32%
・通信 …+0.11%
・生活必需品…+0.05%
・公益事業 …▲0.16%
資本財が2%を超える大きな上昇。素材やヘルスケアなど5セクターが1%を超える上昇とリスクオン相場となりました。
一方で、公益事業が唯一のマイナスで、生活必需品や通信も上げ幅は限定的でした。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.68%上昇して、終値では6,886に上げました。
2日連続で下げていたS&P500ですが、昨日は反発して直近1ヶ月の中ではもっとも高い水準となりました。
これで10月末の高値までは0.06%にまで迫っており、今年36回目の高値更新までカウントダウンとなりましたね。
FOMCも無事に通過したことで、このままクリスマスラリーに入っていけるでしょうか。

今年中に7,000もあり得るわね!
FEAR&GREEDインデックスは32から36に上げましたがFEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
FOMCは0.25%利下げに3人が反対票
12月のFOMCが開催され予想通り0.25%の利下げで、政策金利は3.5-3.75%のレンジとなりました。
グールズビー総裁、シュミッド総裁、マイラン理事の3人が反対票を投じており、2026年の利下げ予想中央値は1回のみとなりました。
ドットプロットを見てもかなりばらけていることがわかり、次の利下げがいつになるのか不確実性が高まっています。

3会合連続で利下げしてきたFOMCですが、次の利下げは半年ほど来ないかも知れませんね。

これで少しは落ち着くわね!
メタがAI戦略を収益化重視に変更
メタのザッカーバーグCEOはこれまでのオープンソース戦略から、収益化可能なAIモデルに戦略を転換するとのこと。
コードネーム「Avocado」と呼ばれるAIモデルは、クローズドモデルとして投入される可能性がりそうです。
メタはこれまでメガテック他社からブレインを引き抜いていますから、戦略もかなり変わってくるかも知れませんね。

巻き返しくるかもな
DeepSeek密輸エヌビディアの高性能チップで開発
中国のDeepSeekが輸入禁止になっているエヌビディアの高性能AIチップ『ブラックウェル』を数千枚使って次期主力モデルの開発を進めていることがわかりました。
輸出が許可された国に送られたブラックウェル搭載サーバーの検査終了後に分解され、中国に輸出されているという悪質な方法です。
今年1月にはDeepSeekショックがありましたが、やはり嘘で固められた情報に踊らされたということになりますね。

やっぱり中国を信じちゃダメね!
12月の注目イベントについて
12月に入っていますので、経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・12/11 生産者物価指数(PPI)
・12/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
*12/16 雇用統計
・12/17 小売売上高
*12/18 消費者物価指数(CPI)
・12/20ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・12/23 PCEデフレーター
・12/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・12/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【12/10 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.68%
・ダウ平均 …+1.05%
・NASDAQ100…+0.42%
【経済トピックス】
・FOMCは0.25%利下げに3人が反対票
・メタがAI戦略を収益化重視に変更
・DeepSeek密輸エヌビディアの高性能チップで開発
昨日の米国市場は上昇しました。
12月のFOMCでは予想通り0.25%の利下げが発表されましたが、3人が反対票を投じるといった異例の会合となりました。
パウエル議長は雇用悪化の抑止力と十分なインフレ抑制水準の金利だと述べていましたが、今後の雇用統計でどのような影響が現れるのでしょうか。
また、DeepSeekがエヌビディアの高性能AIチップを利用していたことがわかりましたが、やはり中国は輸出規制をしても何らかの方法で入手してしまうでしょうね。
この際だからめっちゃ高い額で輸出してやればいいのにって思っちゃいますよね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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