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【長期金利の急騰で株価は下落】年内利上げがさらに不確実に

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市場分析

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昨日の米国市場は前日の上昇を打ち消す大きな下落となりました。

アームのIPOが相場に勢いをつけるかに見えたのも束の間、翌週に迫ったFOMCを警戒する市場関係者の方が多かったようです。

昨日は長期金利が急騰したことで株価を押し下げましたが、年内の利上げについても不透明性が増しました。

それでは9/15の米国市場を振り返り、【長期金利の急騰で株価は下落】年内利上げがさらに不確実にについて解説していきます。

リッヒ
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記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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9/15 米国市場の値動き

昨日の米国市場は大きく下落しました。

いくつか経済指標の発表がありましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

大きく下落した主要3指数

昨日の米国市場は大きく下落しました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…▲1.22%
・ダウ…▲0.83%
・NASDAQ…▲1.56%

プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしても下落していきました。

日中も値を戻すことなくナスダックを中心に売られ続け、引けにかけても買い戻されることはありませんでした。

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全体的な上昇は今後につながるわね!

リッヒ
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ハイパーグロース株はまちまちやな

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…+3.18%
・COIN(コインベース)…▲1.56%
・CRWD(クラウドストライク)…▲3.09%
・DDOG(データドッグ)…▲3.04%
・DOCS(ドキシミティ)…▲1.21%
・MQ(マルケタ)…▲1.53%
・U(ユニティ)…+1.71%

長期金利(米10年債利回り)

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値4.284から4.336に急騰しました。

前日までは何とか4.2%台で耐えていた長期金利ですが、昨日は一気に4.3%にブレイクアウトしました。

およそ半年間ほど上昇トレンドにあるりまわりですが、現行の水準は2007年10月以来といった高い位置にまで上がり続けています。

リッヒ
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こりゃ株式は耐えられんや

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下落したことがわかります。

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上昇は一部だったわ!

マグニフィセント7はすべて下落しており、前日大きく上昇していたアマゾンは▲2.99%の下げ、メタは▲3.66%、エヌビディアが▲3.69%、アップルは▲2.5%と大型株の急落が目立ちました。

他にも今年で最大級の下落をした銘柄が多かったようです。

昨日大きく下落した銘柄

・ADBE(アドビ)…▲4.21%
・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)…▲4.82%
・LRCX(ラムリサーチ)…▲5.08%
・LOW(ロウズ)…▲4.70%
・NUE(ニューコア)…▲6.11%

決算を発表したアドビはガイダンスの見通しの悪さが嫌気され、連日の下落となりました。

一方で、わずかながら上昇した銘柄もありT(AT&T)+1.13%、DIS(ディズニー)+1.30%、AXP(アメリカンエクスプレス)+1.22%などは買われました。

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは11セクター全てが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・素材…▲0.36%
・公益事業…▲0.37%
・金融…▲0.48%
・不動産…▲0.5%
・資本財…▲0.57%
・ヘルスケア…▲0.63%
・生活必需品…▲0.74%
・通信…▲0.97%
・エネルギー…▲1.06%
・一般消費財…▲1.38%
・情報技術…▲1.82%

前日は全セクターがプラスでしたが、昨日は一転して全セクターがマイナスでした。

特に情報技術と一般消費財、エネルギーセクターは1%を超える下落をしました。

比較的最近は好調だった公益事業や不動産ですら下げているところを見ると、完全にリスクオフ相場だったことが分かります。

リッヒ
リッヒ

テックの巻き戻しがひどいな

S&P500チャート分析

昨日のS&P500は大きく下落して、終値では4,450まで下げました。

前日には4,500の大台を超えていたS&P500ですが、昨日は3週間ぶりの大きな下落によって50日移動平均線を再び下に抜けてしまいました。

特に出来高を伴なった売りが集まったことから、大口投資家も株式から資金を抜いているようです。

やはり9月のFOMCでは年内もう一回の利上げを発表することを警戒したのでしょうか。

2週連続で下落となったS&P500は、8月に続き9月にも下落相場となってしまうのでしょうか。

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もう少しで買い場が来そうだわね!

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

予想外に拡大したNY連銀製造業景況指数

昨日発表された9月のニューヨーク連銀製造業景況指数は、市場予想を超えて経済活動の拡大を示しました。

ニューヨーク連銀製造業景気指数

【9月】
結果…1.9(予想…▲10.0)
前月…▲19.0

先行的な指数は将来の需要に対して楽観的な見方が強まっており、6ヶ月先の業況指数は2022年3月以来の高水準を示しました。

一方で、仕入価格と販売価格の指数が上昇していることで、インフレ継続を示唆しています。

しかし、NY連銀製造業景気指数は大きくブレており、そこまで重要視される指標ではないと考えていますが、価格が上昇している部分を切り取るとインフレの持続が懸念されますね。

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追加利上げが意識されるわね!

ニューヨーク連銀が発表する同州の製造業における景況感を示す経済指標。製造業約200社を対象にアンケート調査を実施して指数化したもの。
(分岐点は0でプラスなら好況、マイナスなら不況)

1年先インフレ期待下がるミシガン大学消費者信頼感指数

昨日は9月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)の発表もありましたが、1年先のインフレ期待が2年ぶりの低水準となりました。

ミシガン大学消費者信頼感指数

【9月】
□結果…67.7(予想…69.0)
 前月…71.2(修正値…69.5)
□1年先インフレ期待…3.1%
 市場予想…3.5% 前月…3.5%
□5-10年先インフレ期待…2.7%
 市場予想…3.0% 前月…3.0%

消費者は生活水準が低下だけでなく、食料品やガソリンの価格の上昇も圧力となっていると言及しています。

ただし、1年先のインフレ期待が低下したことはFRBにとっても喜ばしいことで、FedWatchの市場予想も年内の利上げ確立を下げています。

リッヒ
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これで利上げがあったら
株式市場は急落するやろな

ミシガン大学が毎月発表している指数で、300~500人を対象に実施したアンケート調査に基づいた経済指標。消費者マインドや将来のインフレ期待などがわかる。

全米自動車労組ストで自動車メーカーは痛手

全米自動車労組はストの範囲拡大を警告しており、職場放棄が長引けば自動車価格の上昇を招き、労使交渉後の賃上げによって自動車メーカーの利益を圧迫することになりそうです。

ここ2カ月余りでF(フォード)は▲18%、GM(ゼネラルモーターズ)は▲16%と、大手自動車メーカーは株価を下げていますが、次回決算ではさらなる痛手となりそうですね。

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サプライチェーン問題にまで
拡大しなければいいわね!

9月の注目イベントについて

9月にはFOMCをはじめとして重要な経済指標の発表が続きますので、スケジュールの確認をしておきましょう。

9月の注目イベント

*9/21 FOMC
・9/21 フィラデルフィア連銀景気指数
・9/29 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
・9/29 PCEデフレーター

今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。

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まとめ

【長期金利の急騰で株価は下落】年内利上げがさらに不確実にをまとめます。

まとめ

【9/15米国市場の値動き】
・S&P500…▲1.22%
・ダウ…▲0.83%
・NASDAQ…▲1.56%
・長期金利は4.336に急騰
【経済トピックス】
・予想外に拡大したNY連銀製造業景況指数
・1年先インフレ期待下がるミシガン大学消費者信頼感指数
・全米自動車労組ストで自動車メーカーは痛手

昨日の米国市場は大きな下落となり、週間ベースでもS&P500とナスダックは下落の週となりました。

経済指標では底堅い経済と共にインフレ圧力の高まりが示され、年内利上げについての不確実性が高まっています。

個人的には9月にエントリーポイントがあると考えていますから、そろそろ決断の時かと思っています。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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