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【リセッションは目の前に!】3日続落したナスダック市場は暴落するのか

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市場分析
こんなことがわかる記事

・4/5米国市場の値動き
・S&P500指数の展望
・米国経済に関するトピックス

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昨日の米国市場はこれまでの相場の巻き戻しが起きました。

これまで堅調だったハイテク株は下落、軟調だったディフェンシブ銘柄は上昇。

雇用が減少してサービス業の景気が縮小をはじめたことで、景気後退が意識されはじめたようです。

長期金利が急落する中でハイテク株が上昇できないって、いよいよリセッションが訪れるのでしょうか?

それでは4/5の米国市場を振り返り【リセッションは目の前に!】3日続落したナスダック市場は暴落するのかについて解説していきます。

リッヒ
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記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで

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4/5 米国市場の値動き

昨日の米国市場は、ハイテク株を多く含むナスダックが急落しました。

サービス業の景気指数と民間雇用が発表されたことが影響しているようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

景気後退が意識されはじめた米主要3指数

昨日の米国市場はナスダックを中心に下落しました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…▲0.58%
・ダウ…▲0.59%
・NASDAQ…▲0.52%

プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンするとダウが上昇する中でナスダックは急落していきました。

一時はナスダックが▲1.5%下落する場面もありましたが、その後はいくらかリカバリーして

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週末の雇用統計が怖いわね!

リッヒ
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ハイパーグロース株もズタズタや

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…▲4.25%
・COIN(コインベース)…▲3.68%
・CRWD(クラウドストライク)…▲7.23%
・DDOG(データドッグ)…▲5.91%
・DOCS(ドキシミティ)…▲3.51%
・MQ(マルケタ)…▲3.45%
・U(ユニティ)…▲7.78%

急落した長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.415から3.339に低下しました。

これまでも続落していた長期金利でしたが、昨日はさらに急落しました。

弱い経済が発表されることで利上げ観測が減速して、株価を上げてきた市場はもう存在しないようです。

今後はバッドニュースはすべてリセッション懸念につながり、債券が買われ株価を押し下げる要因になりそうです。

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、セクターごとに大きく反応が異なることがわかります。

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ディフェンシブ株が輝いてるわね!

景気に敏感なシクリカル銘柄の下落が目立ち、資本財やエネルギー、半導体や金融などが下げています。

特に工業系はCAT(キャタピラー)▲5.40%下落など、大きな売りが入りました。

それでも上昇している銘柄もあり、昨日のような相場でも買われている銘柄は、リセッションが意識される中でも底堅い値動きができるのかと考えています。

4/5上昇した銘柄

・AMZN(アマゾン)…+1.50%
・ADBE(アドビ)…+1.33%
・NKE(ナイキ)…+1.66%
・WBD(ワーナー・ブラザース)…+2.30%
・NOW(サービスナウ)…+2.49%
・T(AT&T)…+1.29%
・LLY(イーライリリー)…+1.11%

逆に、これまで買われてきた銘柄からは、資金が抜けやすい状況にあると言えそうです。

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち2セクターが上昇9セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・公益事業…+0.4%
・通信…+0.19%
・ヘルスケア…▲0.02%
・不動産…▲0.22%
・一般消費財…▲0.31%
・生活必需品…▲0.36%
・情報技術…▲0.63%
・金融…▲0.86%
・素材…▲1.45%
・エネルギー…▲1.62%
・資本財…▲2.17%

公益と通信がわずかに上昇しましたが、基本的には下落相場となりました。

特に資本財やエネルギー、素材セクターは1%以上の下落でした。

リセッションが意識されると景気敏感な工業セクターが嫌気されるようです。

リッヒ
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ディフェンシブも保有すべきやな

三尊天井が意識されるS&P500

昨日のS&P500は下落したことで、終値では4,100まで下げています。

直近のチャートを眺めると、ダブルボトムをつけて上昇しているようにも見えますが、逆にここから下落してしまうと三尊天井(ヘッドアンドショルダー)を形成してしまい、株価が急落する恐れがあります。

直近の株価が4,100で押さえつけられてしまうのか、前回高値の4,200を突破できるのかで2023年の株価が大きく左右されそうです。

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雇用統計がネックになりそうね!

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

予想を下回ったISM非製造業景気指数

昨日発表されたISM非製造業景気指数は、前回より予想を低下して予想をはるかに下回りました。

依然として50を上回ったことから引き続き活動拡大を示しましたが、景気の先行きに対する懸念の高まりが垣間見えます。

ISM非製造業景気指数

【3月】
結果…51.2(予想…54.4)
前回…55.1

リッヒ
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ISM非製造業景況感指数とは全米供給管理協会が算出する非製造業の景況感を示す指数のひとつで、毎月第3営業日に発表される。
50を分岐点として50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気後退を示す。

大幅に減少したADP雇用者数

ADPが発表した3月の民間雇用者数は、予想を下回り前月より大幅に減少しました。

賃金の上昇率は鈍り、労働需要の鈍化の兆候を示しています。

ADP雇用者数(前月比)

【3月】
結果…145千人(予想…210千人)
前回…242千人(修正値…261千人)

これまで1年かけてFRBが利上げを実施してきたことが、労働市場を圧迫しはじめていること示唆しました。

・娯楽・ホスピタリティーは急増
・貿易・運輸・公益、建設は増加
・製造業では減少
・金融や専門職・ビジネスサービスは大幅減少
・地域別で見ると南部地域のみが減少

これまではメガテックの大規模レイオフが目立ってきましたが、他セクターにも人員削減の波が広がっているようです。

ちなみに非転職者の賃金の伸びは前年比で+6.9%、転職者の賃金の伸びは14.2%。これでも『賃金上昇率は小幅』だそうです。

リッヒ
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日本で働くワイらはどうなるんや

ADP雇用統計とは、米国の給与計算代行サービス大手のオートマティック・データ・プロセッシング(ADP)社のデータを利用して、全米の非農業部門雇用者数の予測をするために開発された統計です。2006年5月から公表が始まったもので、米国雇用統計が発表される2営業日前に発表されます。

4月の注目イベントについて

4月も重要な経済指標の発表が続きますので、日程の確認をしておきましょう。

4月の注目のイベント

・4/ 5 ISM非製造業景気指数
・4/ 7 雇用統計
*4/12 消費者物価指数(CPI)
・4/13 生産者物価指数(PPI)
・4/14 小売売上高
・4/14 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・4/17 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・4/20 フィラデルフィア連銀景気指数
・4/25 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・4/28 PCEデフレーター
・4/28 シカゴ購買部協会景気指数(PMI)

今週は景気指数に続き雇用統計の発表があります。

4月も注目はインフレ関連となりますが、消費者物価指数(CPI)の発表が最重要ポイントとなると考えられます。

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まとめ

【リセッションは目の前に!】3日続落したナスダック市場は暴落するのかをまとめます。

まとめ

【4/5の米国市場の値動き】
・S&P500…▲0.58%
・ダウ…▲0.59%
・NASDAQ…▲0.52%
・長期金利は3.339に低下
【経済トピックス】
・予想を下回ったISM非製造業景気指数
・大幅に減少したADP雇用者数

昨日の米国市場は、連日の株価上昇にブレーキをかける結果となりました。

求人件数が減少してリセッション懸念が高まったようですが、元々は失業率の上昇を覚悟した上での金融引き締めですよね?

これだけ景気後退が意識されている中で、本当にリセッションって起こるんですかね?

バブルの崩壊とかって、誰もが浮かれている時に突然訪れるものですから、今回は株価が急落するような事態にはならないように考えています。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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