【テスラ200万台にリコール】予想通りのCPIに市場は好感

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昨日の米国市場は消費者物価指数（CPI）の結果を受けて上昇しました。

個人的な理由ですが、早朝から出張だったため記事のアップがこんな時間になってしまいましたが、毎日の備忘録として昨日のマーケットも記録しておきます。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

リッヒ

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

12/12 米国市場の値動き

昨日の米国市場は4日連続の上昇となりました。

消費者物価指数（CPI）の発表が大きく影響したようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

続伸した米主要3指数

プレマーケットではほとんど値動きのなかった相場は、マーケットがオープンすると一旦下落を見せましたが、その後は上昇していきました。

消費者物価指数が影響したようですが、米国市場は4日連続の上昇となりました。

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次はFOMCね！

リッヒ

ハイパーグロース株はまちまちやな

長期金利（米10年債利回り）

昨日の長期金利（米10年債利回り）は、前日の終値4.235から4.210に低下しました。

前日には上昇していた長期金利ですが、消費者物価指数（CPI）の結果を受けて一時は4.25にまで上昇しました。

その後引けにかけて落ち着きを取り戻したことで、前日比でも低下となりました。

リッヒ

最近は急激な変動がなくてええな

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇していることが分かります。

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エネルギーだけが売られているわね！

マグニフィセント7はまちまちで、テスラとアルファベットは売られ、それ以外上昇しています。特にテスラは▲1.14％と比較的大きく売られています。

多くの銘柄が上昇する中で、半導体が連日の急騰を見せています。

一方で、エネルギー銘柄は連日大きく売られており、XOM（エクソンモービル）▲1.58%、CVX（シェブロン）▲1.28%、OXY（オキシデンタルペトロリアム）▲2.65%など大きな下落をしています。

また、ORCL（オラクル）が▲12.44％と急落しており、前日アフターマーケットの決算発表が失望されています。

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち6セクターが上昇、5セクターが下落した1日となりました。

指数の上昇の割にセクターのパフォーマンスは限定的でした。

もっとも上昇した情報技術セクターですら0.61％といった小幅な上昇で、半数近いセクターは下落しています。

また、最近ちょっとずつディフェンシブセクターのパフォーマンスが改善されていることにも注目しておきたいと考えています。

そして、相変わらずエネルギーセクターはズタボロですね。

リッヒ

ワイのエネルギーセクターETFも
ボコボコにされとる

S&P500チャート分析

昨日のS&P500は上昇して終値では4,643まで上げました。（+0.46%）

4日続伸となったS&P500は、前日に続き年初来高値を更新しました。

昨日のCPIの発表では、それほど株価が上がるような材料でもなかったにもかかわらず、市場に広がった楽観は株価を押し上げています。

RSIを眺めると73を超えており、完全に買われすぎの水準にまで上昇していますから、そろそろ調整が入ってもおかしくありませんね。

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FOMCには警戒した方がいいわ！

米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

予想と一致するも上ブレた消費者物価指数（CPI）

11月の消費者物価指数（CPI）の発表がありましたが、市場予想と一致するも前月よりも上ブレました。

特にFRBも注目するコア指数に関しては、前月比で0.3％と変わらなかったことはインフレ低下が滞っていることを示しており、市場が期待していた来年早々の利下げ観測が遠のきました。

・家賃や医療ケア、自動車保険は上昇
・中古車価格は5月以来の上げ
・衣料品と家具の価格は下げ
・住居費は0.4％上昇
・ガソリン価格は下げ

米消費者物価指数、11月は前月比0.1％上昇－前年比では3.1％上昇

米国の消費者物価は11月に上振れし、政策金利を当面高い水準で維持する連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の意図を補強する形となった。

www.bloomberg.co.jp

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今回のFOMCでも利下げの話題はお預けね！

グーグルがフォートナイトに独禁法で敗訴

グーグルがアプリストアをめぐり、人気ゲームの『フォートナイト』を手掛けるエピック・ゲームズとの訴訟で独禁法に違反しているとして敗訴しています。

グーグルが「フォートナイト」開発元に敗訴、独禁法訴訟で－連邦陪審

米カリフォルニア州の連邦地裁の陪審は11日、アルファベット傘下グーグルのアプリストアを巡りゲームソフトメーカーのエピック・ゲームズが提起した訴訟で、グーグル製基本ソフト（ＯＳ）「アンドロイド」を搭載したスマートフォン向けアプリの販売・支払市...

www.bloomberg.co.jp

エピック・ゲームズはグーグルに金銭的損害賠償は求めておらず、アプリストアのポリシー変更だけを要求しているとのこと。

同車はアップルのアップストアにも同様に訴訟していましたが、2年前には控訴を退けられていました。

リッヒ

今後はアップルにも影響ありそうやな

テスラが200万台にリコール

テスラは自社が販売した200万台を対象にリコールを届けました。

自動運転支援システム『オートパイロット』の誤用防止対策が不十分と判断したことによる自主回収です。

テスラが200万台リコール、自動運転支援システムの不具合修正

米電気自動車（ＥＶ）大手テスラは、200万台以上を対象とするリコール（無料の回収・修理）を届け出た。米運輸省道路交通安全局（ＮＨＴＳＡ）が同社の自動運転支援システム「オートパイロット」の誤用防止対策は不十分と判断した。

www.bloomberg.co.jp

リコールのニュースを受けてテスラの株価はプレマーケットで▲1.33％の下落をしています。

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なかなか上昇できないわね！

12月の注目イベントについて

12月も重要な経済指標の発表が続きますので、スケジュールを確認しておきましょう。

今後は経済指標次第で株価に大きな影響がありそうですね。

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経済指標を確認するのに
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まとめ

昨日の米国市場は連日の上昇となりました。

12月のFOMC直前のもっとも重要な経済指標、消費者物価指数（CPI）がおおむね予想通りだったことが市場に好感されたようです。

とはいえ、さすがに買われすぎた市場には、そろそろ調整が入ってもおかしくないと考えています。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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最後まで読んでくれてありがとう！
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