【FIRE計画の見直し】高配当株投資でFIREするのは思ったほど楽ではない

こんなことがわかる記事

・高配当株投資でFIREを目指している
・FIREできるまでの年数を知りたい
・FIREするまでの入金額を知りたい
・配当以外でのFIREの目指し方

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こんにちは!
FIREが少し遠のいた『ここ屋』よ!

昨年から注目を集めた『FIREムーブメント』も、2022年に入り米国株式市場の低迷によってその声を聞くことは少なくなりました。

とはいえ、若者を中心に将来的にFIREしたいと考える人は後を絶ちません。

特に、高効率な資産形成として株式投資が選ばれる中で、『高配当株投資』でFIREの達成を目指す人が多いようです。

しかし、その選択が正解かどうかがわかるのは数十年後であることから、間違った道を選んでしまっている人も散見されます。

そこで今回の記事では、【FIRE計画の見直し】高配当株投資でFIREするのは思ったほど楽ではないについて解説していきたいと思います。

リッヒ
リッヒ

高配当株投資以外の
FIRE方法も紹介しとるで

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高配当株投資でFIREするのは思ったほど楽ではない

高配当株投資でFIREするのは思ったほど楽ではありません。

ただし、この記事ではFIREを否定するわけでも、FIREを諦めさせるわけでもないことをご承知おきください。

少しでも、みなさんのFIRE達成のためのお手伝いができればと思って書いている記事だと思って、最後までお付き合いください。

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一緒にFIREを目指すわよ!

高配当株投資の現実を知るところから

高配当株投資でFIREを目指す場合、個別株で達成しようと考えると銘柄選定のハードルが高く、高配当株を狙うと大きな減配リスクが伴います。

現実的には高配当ETFを利用した投資法を選択するケースが多いと思いますが、どんなETFが適しているのでしょうか?

代表的な高配当ETF

・SPYD
・VYM
・HDV

代表的な高配当ETFの3銘柄を比較してみましょう。

ティッカーVYMHDVSPYD
運用会社VanguardBlackRockState Street
設定日2006/11/16 2011/03/31 2015/10/22 
ベンチマークFTSE
ハイディビデンド 
イールド指数
高配当米国株
モーニングスター
配当フォーカス指数 
S&P500高配当
配当上位80銘柄均等
経費率0.06%0.08%0.07%
直近配当利回り3.36%4.08%1.18%
純資産総額$43.518B$8.411B$6.060B
引用:Bloomberg

昨年は人気を博したSPYDに関しては、減配リスクも高く直近の配当利回りは1.18%と高配当とは思えない低配当となっています。

また、HDVに関してはハイイールド債を集めた、いわゆる『ジャンク債』のETFです。

そもそもの投資対象が高リスク商品です。

現在は4%を超える利回りですが、一年までは3.5%程度でした。

もっとも安定したパフォーマンスを見せるVYMですが、近年は4%を超える配当を出すことはなくなってきました。

インカムゲインでFIREを目指すであれば、3%強では少々心もとない配当率ですね。

高配当ETF『SPYD・VYM・HDV』について詳しくはこちら

FIRE必要な支出計画から逆算してみる

高配当ETFでFIREを目指すのであれば、必要とされる支出から逆算して投資シミュレーションをしてみましょう。

FIREシミュレーション

・毎月の支出は30万円とする(年間360万円)
・ETFの利回りは4%とする
 ⇩
投資額9,000万円x年利4%=360万円/年間

みなさん既にお気付きでしょうが、これには税金が考慮されていません。

では、インカムゲインに対する税金まで考慮すると投資金額はいくら必要になるでしょうか?

税金を考慮すると多額な投資金が必要

キャピタルゲインに対しては外国税(現地税)がかかり、米国の場合は10%が課税されます。

そこから更に日本において、およそ20%の課税がされますので手元に残る配当金は72%となります。
(2重課税は確定申告をすることで大半を取り戻すこともできます。外国税額控除)

28%が税金で引かれてしまうことを考慮すると、投資額は1億2,500万円を必要とします。

投資金額=360万円/72%(税引き後)x4%(年利回り)=1億2,500万円

積立投資で1億2,500万円を形成するなら

1億2,500万円といった大金を積立投資で形成する場合のシミュレーションをしていきます。

1億2500万円のつくりかた

・毎月20万円を高配当ETFに積立投資
・配当金は再投資する
(平均株価成長率は7%とする)
 ⇩
必要投資期間22年間

(*注意:VYMの設定日は2007年と歴史が浅いため、平均リターンは8.5%と高めとなっています。S&P500の平均成長率が7%程度のため、甘めの設定となっています。VYMといった高配当株はもう少し年次成長率は低くなると思われます。また、シミュレーションはあくまで過去実績をもとに算出したものですので将来の約束をするものではありませんのでご了承ください。)

毎月20万円といった金額を積立投資したとしても、22年間といった期間が必要となります。

25歳から投資をはじめたとして、達成するのは47歳です。

あなたなら、それまで毎月20万円の積立投資が継続できそうですか?

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20代で毎月20万円は厳しいわ!

さらには、毎月10万円の積立投資しかできない場合は、30年以上の期間が必要となります。

そこまでガマンしたところで月に得られる配当金は30万円

シミュレーション通りに相場が右肩上がりだったとして、20年から30年間といった長期間をついやして積立投資を続けたとしましょう。

それで得られる配当金は、月に30万円です。

それであなたの求めていた生活ができるでしょうか?

30万円といえば、20代男性サラリーマンの平均月収程度です。

しかも、30年後は日本といえどもインフレが進行しているはずなので、現在の30万円の価値もないでしょう。

リッヒ
リッヒ

その前に心折れそうやな

配当生活ではなく取り崩しを考える

ここまでのシミュレーションで、FIREをあきらめそうになっている人に朗報です。

本記事では、『高配当株投資でFIREするのは思ったほど楽ではない』ことをお伝えしてきましたが、他の方法でFIREした方が楽だということを言いたいのです。

なぜ、配当生活でFIREを目指すのではなく、取り崩しによるFIREの方が楽なのかを解説します。

リッヒ
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現実的な方法を頼むで

①キャピタルゲインには外国税がかからない

先の章で、インカムゲイン(配当金)には10%の外国税(米国株の場合)がかかると記述しました。

しかし、キャピタルゲイン(売却益)に対しての外国税はかかりません。

先のシミュレーションでは、配当によるFIREを目指すであれば1億2,500万円の投資資産が必要と話してきましたが、キャピタルゲイン(売却益)でFIREを目指すであれば、必要資産額は少し減ってきます。

米国の代表的な株式指数であるS&P500に投資をした場合の期待リターンは7%程度です。

国内での課税(20%)を考慮しても、年間360万円を必要とした場合は必要投資額は6,500万円となります。

投資金額6,500万円x7%(取り崩し)x80%(税引き後)=364万円(年間)

②高配当株よりもインデックスの方が成長が早い

高配当株の多くは熟成企業が多いため、今後の成長性はインデックスのパフォーマンスに劣後します。

もちろん、今後の株式市場の動向は誰にもわかりませんが、過去の実績を見る限りインデックスファンドの方が、資産形成は早まると考えてよいでしょう。

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インデックス投資の方がメンタルにも優しいわ!

③取り崩し方に気を付ければさらに少額でもFIREは可能

配当金でFIREを目指した場合、毎月の支出は配当金の変動によって左右されてしまいます。

投資対象が減配した年などは、使えるお金も減ってしまうといったリスクがあります。

一方で、取り崩しによるFIREの場合は、取り崩し方に気を付ければさらに少額でもFIREを達成させることも可能です。

毎年定額を取り崩すといった出口戦略もありますが、暴落期の取り崩しは避けたいところです。

極力、株式市場が『割高』となった相場で多い金額を取り崩すことで、残資産を長持ちさせる効果につながります。

間違っても『毎月定額の取り崩し』などはしてはいけません。

逆ドルコスト平均法』が発動しちゃいますからね。

リッヒ
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損するパターンのやつやな

将来的に高配当株に乗り換える方法は悪手

投資初心者が考えがちな方法ですが『インデックス投資で資産形成してから、将来的に高配当株に乗り換える』というのは悪手です。

これによって『税の繰り延べ効果』を破棄してしまうからです。

高配当株についても、インデックス投資に対しても、長期投資をした場合に保有資産には多くの『含み益』が存在します。

これは、投資元本とは別の利益ですが、利益を確定した瞬間に税金が発生してしまいます。

例えば、1,000万円を元本に20年間の投資期間を経て、投資資産が4,000万円なったとします。(年利7.2%で実現する現実的な数字)
ここで高配当株に乗り換えようと思ったら、一旦株式を売却する必要があります。
その際の税金は、およそ600万円となります。(税率20%の場合)
すると、高配当株を購入したとしても3,400万円分の投資資産に目減りしてしまうのです。
それから配当金を得たとしても、ずいぶんと少ないインカムとなってしまうでしょうね。

リッヒ
リッヒ

それで得た配当にも税がかかるな

【FIRE計画の見直し】高配当株投資でFIREするのは思ったほど楽ではないまとめ

【FIRE計画の見直し】高配当株投資でFIREするのは思ったほど楽ではないをまとめます。

まとめ

【高配当株投資でFIREするのは思ったほど楽ではない】
・高配当株投資でFIREをする場合は外国税も考慮する必要がある
・高配当の個別株運用は投資上級者でも難しい
・高配当ETFの配当金はそれほど大きいものではない
・高配当株投資でFIREする場合の投資資金は1億2000万円を超える
・高配当株はインデックス投資にパフォーマンスが劣後する
【FIREの出口戦略を取り崩しで考える】
①キャピタルゲインには外国税がかからない
②高配当株よりもインデックスの方が成長が早い
③取り崩し方に気を付ければさらに少額でもFIREは可能

高配当株投資によってFIREする場合には、多額な投資資産が必要となります。

どちらかと言ったら『お金持ちの投資手法』といった印象を受けます。

長期間の積立投資を前提にFIREを目指すであれば、より成長速度の速い投資法が必須となります。

投資方法をあれこれ考えるよりも、入金力を高めることを考えた方が早いFIRE達成が見込まれるでしょう。

入金力を高めるためには、まずは固定費の削減をして、次に転職活動をすることをおすすめします。

無料で登録・相談ができる転職活動はノーリスクです。FIREへの一歩目を踏み出しましょう。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ!

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