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リセッションに備えて個人投資家がしておくこと【米国株の成長は終わらない?】

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投資理論
こんなことがわかる記事

・リセッションとは何か
・米国市場はリセッション入りするのか
・なぜリセッションを心配しているのか
・いつ頃リセッション入りするのか
・個人投資家が備えておくべきこと

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こんにちは!
リセッションに備え始めた
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!

米国市場のリセッションが懸念されるようになり、株式市場にも暴落が来るのではないかと心配する個人投資家も多いのではないでしょうか?

そもそもリセッションとは何か、米国市場はリセッション入りしてしまうのか、リセッション入りするのであれば個人投資家はどう備えておくべきなのかに焦点を当てて検証していきたいと思います。

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米国市場はリセッション入りするのか

株価の減速がみられる米国市場において、今後の株式市場が回復に向かうのか、このまま下落してしまうのかが気になるところです。

今後の米国市場を占ううえで、リセッション入りしてしまうのかどうかは非常に重要な要素となってきます。

リセッションとは

リセッションとは景気後退局面のことを指し、経済が減退するのに対して株式市場も大きく下落を伴うことから、多くの投資家に注目を集めています。

リッヒ
リッヒ

リセッション入りしたかどうかなんて
明確な基準とかあるんか?

ここ
ここ

米国市場におけるリセッションは
ちゃんとした基準で定められているのよ!

リセッションの定義

米国においては、全米経済研究所による実質国民総生産が対前年比で2四半期以上連続して減少した時をリセッションと定義しています。対して日本においては、経済成長率の鈍化までを含んでリセッションと呼んでいます。

どうしてリセッションを心配しているのか

経済の成長は、長期的に右肩上がりの米国と言えども、加速することもあれば減速することもあります。

過去数十年にさかのぼってみると、リセッションは10年に1度といったペースで訪れていることがわかります。

また、リセッションが発生すると必ずと言っていいほど株式市場は暴落してきたため、市場はリセッションに敏感に反応しています。

リセッション入りの前兆はあるのか

リセッションに入る前には必ずと言っていいほど、その前兆があります。

それが逆イールドカーブの発生です。

逆イールドカーブとは

イールドカーブとは、各期間の債券利回りをグラフ化したものです。通常は短期債よりも長期債の方が利回りが高いため、イールドカーブは緩やかに右肩上がりとなります。
逆イールドカーブとは、長短金利差が逆転することで起きますが、一般的に短期を2年債利回りとして長期を10年債利回りとすることで計測します。

下のグラフが現在の米国のイールドカーブを表していますが、長短金利差が少ないためフラットニング現象が起きています。

今年の3月末には逆イールドカーブが発生したことにより、市場にはリセッション入りの懸念が広がりました。

逆イールドカーブ発生は必ずリセッションを誘発するの?

過去50年で6度のリセッションを経験してきた米国市場ですが、そのすべてにおいて逆イールドカーブが発生しているようです。

以下のグラフは、米債券利回りの長短金利差と、リセッションを重ねたグラフになりますが、中央の水色の直線が長短金利差が0になる水準で、赤い帯がリセッションの期間を示します。

逆イールドが発生したあとに、少し期間をおいてリセッション入りしてきたのがわかります。

ここ
ここ

これまでのリセッションは
逆イールドが発生してから
半年から2年後に訪れているのよ!

リッヒ
リッヒ

じゃあ今すぐリセッション入りするワケじゃないんや

リセッションは株価暴落の後に発表される

先程の説明で、リセッションの定義とは国民総生産が2四半期以上減少した後に発表されると言われています。

リセッション入りが経済の後退が見られたのちに公表されるのに対して、株価というのは先見性を織り込む修正があります。

ですから、リセッション入りが発表されたころには、株価の暴落は終了しているなんてことになります。

現にコロナショックが発生した2020年には、3月までに株価の大底を付けたのに対して、リセッション入りしたことを発表したのは6月になってからのようです。

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リセッションに対して個人投資家が備えておくこと

株式投資において、投資家が相場を予測してタイミングを計るというのはナンセンスであると言われています。これは、株式市場は予測が不可能であると共に不確実性に賭けるというのは投機に他ならないからです。

とはいえ、リセッションにともない株価が暴落するのを指をくわえて見ているしかできないかと言えば、いくらかの対策を講じることはできそうだと考えられます。

インデックス投資家にはリセッションは関係ない

そもそもインデックス投資とは、相場の値動きを気にせず淡々と積立投資をすることであり、株価の乱高下により投資スタンスを変更するものではありません。

ましてや、ドルコスト平均法を実践していることで、市場の急落ではより多くの株数を購入できることから、下落相場は歓迎される事態とも言えそうです。

短期の売買には大きなリスクが伴う

現在のような下落相場でも、相場のうねりで利益を生むことができる投資法がいくつか存在します。

市場の下落を予想してベア型の指数を購入したり、オプション取引で売りポジションを立てたりなどがそれにあたります。

とはいえ、いつ大きく反転上昇するのかも予測できないことから、短期の売買には大きなリスクが伴うと言っても良いでしょう。

『ここまで下落したのであれば、後は上昇するだけだ!』と株価の値ごろ感だけでタイミング投資をすると、大きな損失を抱える結果となる可能性もあります。

暴落に備えてキャッシュポジションを高めるのが王道

個人投資家に対して、暴落の備えとしてよく言われるのがキャッシュポジションを高めることです。

これにより暴落時に総資産の減少をマイルドにするとともに、大きく値下がりした相場で買い向かうことができるからです。

とはいえ、どこが大底かもわからない下落相場で、個人投資家がどうして買い向かえるかには疑問が残ります。

下落するごとに投資金額を積み増していく

キャッシュポジションを高めておくことで、下落後の反転を利益に替えることができます。

アグレッシブに相場のうねりを取りに行きたいのであれば、市場が下落するごとに投資資産を積み増ししていく方法があります。

相場の大底で一括投資できればもっとも投資効率が良いのですが、大底を予想することは不可能ですから、市場が5%下がるごとに買いましていくなどの段階的購入をすることで、将来のお宝ポジションを作ることができる可能性があります。

素直にトレンドに乗っておく

現在のように不確実性が高い相場では、ボラティリティの高い資産よりも比較的値動きがマイルドな資産が好まれます。

生活必需品セクターやエネルギーセクターは、インフレや景気後退に強いセクターと考えられるため、資産の一部をトレンドセクターに移しておくことが、一つの投資戦略と言えるかもしれません。

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リセッションに備えて個人投資家がしておくこと【米国株の成長は終わらない?】まとめ

リセッションに備えて個人投資家がしておくこと【米国株の成長は終わらない?】をまとめます。

まとめ

・リセッション(景気後退局面)入りすると株価は暴落する
・逆イールドカーブ発生でリセッションを予測できる
・リセッションは株価暴落後に発表される
【個人投資家がリセッションに備える方法】
・キャッシュポジションを高める
・段階的に投資資産を買い増しする

今年に入り既に大きく下落してきた米国市場ですが、S&P500の下落率はまだ限定的で暴落と言うには小さいものとなっています。

ここからさらに10%20%と下落する可能性がある相場において、自分の資産が目減りすることに耐えられないようでしたら、今のうちにキャッシュポジションを高めておく必要がありそうです。

とはいえ、いつ上昇をはじめるかわからない相場環境ですから、コツコツと積立投資は継続したいところです。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

ここ
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