【年金運用のリターンがスゴかった】個人投資家が学ぶことは〇〇

こんなことがわかる記事

・年金運用のリターン
・積立金のポートフォリオ
・個人投資家が学ぶべきこと
・暴落時の最大ドローダウン

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こんにちは!
分散投資を見直してる『ここ屋』よ!

2022年2月4日に、年金積立金の『2021年度の第3四半期運用状況(速報)』が発表されました。

年金積立金とは、私たち日本人の年金を確保するために国が定めた機関が運用しているお金のことです。

3四半期分(2021年4月~12月)のリターンは6.59%と堅実な数値となりましたが、2020年度のリターンがスゴいと以前話題となりましたので、もう一度備忘録に残しておこうと思います。

2020年世界の株式市場は稀に見る好調さで、現在の投資ブームの発端とも言えます。

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年金の不足は『投資』によって補われている

われわれ日本人の年金は、これまでのようにもらえないといったような心配をしている人もいるのではないでしょうか?

『不足する年金問題』に対して、国はどのような対策をとっているのでしょうか?

年金積立は誰が何のためにやっているの?

われわれ日本人の年金は、GPIFによって運用されています。

GPIFとは、Government(政府) Pension(年金) Investment(投資) Fund(基金)の略で、公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人のことです。

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市場からは『クジラ』と呼ばれているわ!

受給世代の年金給付は、現役世代の年金保険料と国庫負担分によって支えられていますが、少子高齢化が進むにつれて年金が不足されることが懸念されてきました。

この不足を補うために厚生省は、GPIFによる積立金で補うこととしました。

積立金のポートフォリオは変更されたばかり

GPIFはどのようにして積立金は運用されているのでしょうか?

GPIFによる積立金の運用は2001年から行われていますが、当初のポートフォリオは非常に消極的なものでした。

2006~2009国内債券国内株式外国債券外国株式短期資産
資産構成割合67%11%8%9%5%
乖離許容幅±8%±6%±5%±5%

その後は徐々にリスクを取り始め、2020年4月1日よりGPIFによる年金運用のポートフォリオは以下のように変更されました。

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外国の株式や債券の割合が増えたの!

機関による運用額は莫大

年金積立金は、われわれ個人投資家と違って(当たり前ですが)莫大な金額を運用しています。

今回のポートフォリオ変更により、それぞれのアセットの金額は約50兆円となりました。

リッヒ
リッヒ

200兆円も運用しとるんか

国民の年金を確保するために、200兆円もの資産を運用するには大きなリスクは取れませんよね。

それでも50%は株式で運用しているところを見ると、株式投資の必要性をますます感じます。

どんな投資先で運用してるの?

では実際に、それぞれのアセットは何をベンチマークとして運用しているのでしょうか?

各アセットのベンチマークは以下に連動しているようです。

どのくらいの期待リターンなの?

『国内債券』『外国債券』『国内株式』『外国株式』それぞれ25%で運用した場合の期待リターンはどのくらいになるのでしょうか?

このポートフォリオの変更による期待リターン(名目リターン)と実質リターンは以下の通りになります。

実質的なリターンとは、名目リターンから賃金上昇率を差し引いたもので求められますが、賃金が毎年2.3%も上昇してる実感はありませんけどね。

2020年度の積立金運用リターンがスゴかった

2020年度の積立金運用リターンがスゴかったと話題になりましたが、知らない人もいると思いますので確認していきます。

リッヒ
リッヒ

50%も債券入れとるのに
25%のリターンってどないや

2020年度はコロナショックで30%下落するも、日本株も年間リターンは+18%と絶好調でした。

年金積立金から学ぶこと

年金積立金のリターンが25%を超えるパフォーマンス見せる中で、われわれ個人投資家は何を学ぶべきなのでしょうか。

資産は増やすのも大事だが減らさないことも大切

資産形成のために投資をはじめたまでは良いが、資産を減らしてしまったら本末転倒です。

現代の資産運用において株式はもっともパフォーマンスの良い投資先として、多くの投資家に利用されています。

しかし、ひとたび不況などによる下落相場が訪れると株式のリターンは多くの資産を減少させてしまうことになります。

資産を増やすことばかりに執着していると、逆に資産を減らしてしまう結果にもなりかねませんので、減らさないように留意することも大切となってきます。

攻守のバランスを考えたポートフォリオを組む

近年のような株式絶好調の時期に投資をはじめた人は、株式以外の投資先にあまり魅力を感じないでしょう。

しかし、下落相場でも資産の減少をマイルドにしてくれるアセットは非常に重要で、相場に長く居続けるためには必須とも言えます。

例えば株式以外のアセットといえば、以下のようなものが考えられます。

株式以外のアセット

・債券
・金(コモディティ)
・リート(不動産)
・暗号資産
・キャッシュ(現金)など

不況時のパフォーマンスも参考にしておく

株式市場にとって不況と呼ばれる▲30%近い下落といったリセッション局面は、10年に1度といったペースで訪れます。

近年でいえば2020年のコロナショックが記憶に新しい下落でしたが、その前であれば2008年のリーマンショック、2001年のITバブル崩壊といった暴落が起きています。

2008年のリーマンショックではS&P500のみに投資をしていた場合は、最大で▲48%もの下落に直面したことになります。

そんな下落局面でも株式以外のアセットにバランスよく投資していたら、大きなドローダウンを緩和することができたでしょう。

バックテストによって今後の暴落を緩和する

リーマンショックのような暴落期は、今後数年以内に訪れる可能性があります。

これは株式市場のサイクルや過熱感を考慮すると避けることができない事態です。

そんな状況でも暴落による資産減少を緩和できるように、過去の暴落を参考にポートフォリオを考えておきたいものです。

こちらはリーマンショック前の2007年から2016年までの10年間のバックテストです。

リーマンショック時のバックテスト

・ポートフォリオ1…株式(SPY)100%
・ポートフォリオ2…株式50%、債券(AGG)30%、金(GLD)10%、リート(IYR)10%
・ポートフォリオ3…株式25%、債券25%、金25%、リート25%

青のチャート株式100%の最大ドローダウンは50%を超え、債券や金などに分散したポートフォリオのパフォーマンスを抜くまでに10年もの歳月を必要としています。

一方で、黄色のチャートのポートフォリオ3は最大ドローダウンは27%に抑えられ、年間リターンも6%を維持できています。

赤のポートフォリオ2はバランスの良いリターンを出しており、最大ドローダウンも30%程度に抑えられています。

もちろん景気の良い時期では、債券や金に分散されたポートフォリオは株式100%に劣後することはありますが、資産を守るといった意味では分散投資が重要であることがわかります。

【年金運用のリターンがスゴかった】個人投資家が学ぶことは〇〇まとめ

【年金運用のリターンがスゴかった】個人投資家が学ぶことは〇〇をまとめます。

まとめ

・日本における年金は少子高齢により不足している
・不足を補うためにGPIFにって運用されている
・2020年のリターンは25%を超える
・積立金のポートフォリオは国内・海外の株式・債券に均等割り
・分散効果により暴落時の減資産を緩和することができる
・個人投資家もいつか訪れる暴落に備えて分散投資すべき

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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