昨日の米国市場はハイテク株を中心に大暴落しました。
堅調な雇用統計が発表され利上げが意識されると、長期金利が急騰しています。
久しぶりに大きな下落に驚かれる投資家も多いでしょうが、さすがに上げ過ぎていましたから調整が入りましたね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
6/5 米国市場の値動き
昨日の米国市場はナスダックを中心に大きく下落しました。
雇用統計が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲2.64%
・ダウ平均 …▲1.35%
・NASDAQ100…▲4.77%

逆稲妻ね!
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は4.532%に急騰しました。
為替(ドル円)
為替は1ドル160円280銭と相変わらずドル高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇したことが分かります。

半導体はボコボコね!

マグニフィセント7はすべてが下落。TSLA▲6.56%、NVDA▲6.20%、META▲5.51%、AMZN▲3.06%と大きく上げています。
半導体が大暴落していますが、買われた銘柄もあったようです。
・COO(クーパー)…+8.58%
・FDXF(フェデックス)…+6.42%
・KMB(キンバリークラーク)…+6.28%
・CLX(クロロックス)…+5.03%
・KVUE(ケンビュー)…+4.92%
・ALL(オールステート)…+4.82%
・EG(エベレスト)…+4.67%
・PODD(インシュレット)…+4.65%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは4セクターが上昇、7セクターが下落した1日となりました。

・生活必需品…+1.60%
・不動産 …+0.57%
・公益事業 …+0.21%
・ヘルスケア…+0.13%
・金融 …▲0.39%
・資本財 …▲1.54%
・通信 …▲1.63%
・エネルギー…▲2.16%
・一般消費財…▲2.48%
・素材 …▲5.05%
・情報技術 …▲6.11%
半導体の暴落によって情報技術が6%を超える急落。
他にも素材や一般消費財も売られています。
一方で、生活必需品などのディフェンシブセクターにはわずかに買いが入りました。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲2.64%下落して、終値では7,383に下げました。
前日には反発していたS&P500は、昨日は今年一番の大きな下落となりました。
長い陰線をつけて大きく下げたため、およそ1ヶ月前の水準にまで戻しています。
そろそろ調整がくるんじゃないかと心配していたところですが、まさか1日でここまで大きな下げとなるとは考えてもみませんでした。

調整は1日で終わらなそうね!
FEAR&GREEDインデックスは54から42に下げ、NEUTRALから一気にFEARに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
5月雇用力強く増加で利上げ観測高まる
昨日発表された5月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が17万2000人増加し、市場予想を大きく上回りました。
失業率は4.3%と横ばいで、労働市場が勢いを取り戻しつつあることが確認されました。
FRBとしては強い雇用に支えられ、金利上昇といった選択肢も見えてきました。


年内にも利上げされるかもよ!
米軍がイラン無人機とレーダー施設を攻撃
米軍はホルムズ海峡に向けて発射されたイランの無人機4機を撃墜し、同国沿岸のレーダー施設を攻撃したと発表しました。
イラン側は厳しい条件を受け入れる以外に選択肢はないものの、強硬で誇り高いため譲歩して決断を下すまでには時間がかかるとの持論を展開しています。
まだ各地でお互いの攻撃は続いていますので、終戦までには時間がかかりそうですね。

お互い引けんくなっとるな
スペースXがグーグルから毎月9.2億ドルの複数年契約
ペースXはアルファベット傘下のグーグルと複数年にわたるクラウドサービス契約を締結したと発表しました。
グーグルは今年10月から2029年6月まで毎月9億2000万ドルを支払うことになるようです。
スペースXの企業価値は1兆7500億ドルに達する見通しで、米上場企業の時価総額トップ10入りとなりそうです。

いきなりのメガキャップね!
6月の注目イベントについて
6月になりましたので、重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*6/10 消費者物価指数(CPI)
・6/11 生産者物価指数(PPI)
・6/12 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・6/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
*6/16~17 FOMC
・6/17 小売売上高
・6/25 PCEデフレーター
・6/30 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・6/30シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね
まとめ
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【6/5 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲2.64%
・ダウ平均 …▲1.35%
・NASDAQ100…▲4.77%
【経済トピックス】
・5月雇用力強く増加で利上げ観測高まる
・米軍がイラン無人機とレーダー施設を攻撃
・スペースXがグーグルから毎月9.2億ドルの複数年契約
昨日の米国市場は大きく下落し、半導体を中心としたテック株は暴落しています。
強い雇用統計が発表されたことで、年内の利上げも視野に入ってきたことが市場の逆風になったようです。
4月から大きく上げてきた相場も、そろそろ大きな調整となりそうですね。
ただ、株式市場が完全に崩れるような景気後退ではないので、大きめな押し目が提供されるだけだと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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